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雲レジンの作り方は?空を作る練り消しなどの材料や夕焼けの作品例も

更新:2019.06.21

レジンの中に練り消しを封じ込めて作る雲レジンは、青空、夕焼け、夜空など、様々なアレンジが可能です。また、出来上がった雲ジレンは、アクセサリーやインテリア雑貨などに加工ができます。美しい空を封じ込めたような雲レジンの作り方をお届けします。

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雲レジンとは?

美しい空を封じ込めた雲レジン

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大人レジン講座、生徒さんの作品です。 ・ 7月は「夏をつかみとれ!雲レジン講座」今大人気の雲レジンの作り方をレクチャーしました。 ・ こちらはIさん。 雲の作り方に一番興味津々で、楽しんでもらいましたね! 初めはコツがつかめなくて苦戦していましたが、コツをつかんだら、こんな繊細な空ができあがりました! ・ ブローチとペンダント、同じ青空ですが、微妙に色を変えているので雰囲気も違います。 ペンダントの方が濃くいのは正解だと思います!ミール皿に入れることで、とても深い世界が広がっています。 ・ まじまじと見てしまう作品です♡ ・ 夏の空を閉じ込め雲レジン講座、 最終日は 7月22日(日)13時半から 残席1名様となっています。 ・ お申し込みはメッセンジャーや 森のこみちのアトリエ教室LINE@、 ブログのメールフォームから お申し込みください。 ・ 幻想的な空を一緒に作りませんか? お待ちしています! ・ #森のこみち #森のこみちのアトリエ教室 #レジン #UVレジン #ハンドメイド #兵庫県 #赤穂市 #森 #森レジン #photooftheday #happy #cute #resin #UVresin #accessorize #handmade #森ガール #ガーリー #習い事 #雲レジン #ブローチ #ペンダント #幻想的 #大人レジン

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雲レジンとは、人気のUVレジンを使い、美しい空を表現したハンドクラフトです。透明感のあるブルーの空に、白い雲を表現しています。雲レジンは、同じアイテムは2つと作ることのできないアイテムですので、オリジナリティのあるアクセサリーやインテリア雑貨としても人気です。

雲レジンの基本的な作り方は、他のUVレジンアイテムと同じで、UVレジンを型に入れてUVライトや太陽光で硬化させて、他のパーツなどを作って仕上げていきます。雲レジンは厚みを出して作る方がきれいに仕上がりますので、アクセサリーなどにする場合も、それらを考えてパーツを準備すると良いでしょう。

雲の正体はUVレジンの中の練り消し

雲レジンの中に作られる雲の正体は、文房具の「練り消し」です。練って少し伸ばした練り消しの繊維のふわふわした感じが、空の雲を表現するのにぴったりです。難しそうに見えますが、案外簡単に本格的なものができあがるのも嬉しいところです。

雲レジンは、材料であるUVレジン、練り消し、ドーム型、ピンセットや着色料などは、すべて100均でも揃えることができますので、ちょっとやってみたいという気持ちで始めやすいハンドクラフトです。その上で、様々なところにこだわりを持って作ることもできますので、奥の深いハンドクラフトでもあります。

UVレジンを固めるためのUVライトは、通信販売などで数千円ほどで購入することができます。UVライトを使わずに、太陽光の紫外線を使っても、かなり時間がかかりますが、UVレジンを固めることは可能です。その場合は、天気が良い日中に作業すると良いでしょう。

雲レジンの材料は?

雲レジンの材料|UVレジン

UVレジンは、紫外線を吸収することで固まる「紫外線硬化樹脂」です。最初は粘り気のある液状化で、紫外線を当てることで、しっかりと固まりますので、様々なものを作ることができ、またできあがりも本格的になることから、人気のハンドクラフトアイテムです。


UVレジンは、様々なアイテムを作る際、作ったものにツヤや光沢を出す場合、立体感を出す場合など、多くのシーンで使われます。UVレジンは、100均などでも買うことができ、クリアタイプ、カラーのついたタイプ、ラメなどが入ったタイプなどを選ぶことができます。

雲レジンの材料|練り消し

練り消しは、元々はデッザンなどをする際の消しゴムとして使われる画材の一つです。普通の消しゴムと違い、柔らかく、練って形を変えることができます。文房具店や100均などで購入することができます。

雲レジン作りでは、練り消しをどんどん練っていくことで劣化させて、柔らかく伸びていた練り消しが細かく千切れるようにして使います。劣化した状態の練り消しをそっと伸ばすと、細かく分かれてふわふわの雲のような状態になります。

雲レジンの作り方は?

雲レジンの作り方|美しい雲を作る手順

雲レジンの作り方、美しい雲を作る手順で必要な道具は、シリコンモールドなどの型、ピンセットです。雲を美しく作るためには、非常に細かい作業になりますので、ピンセットを用意しておくと良いでしょう。お箸などで代用することもできますが、細かい作業をしたい場合は、ピンセットの方が向いています。

また、雲レジンは、立体感が重要ですので、何度も硬化を繰り返します。そのため、太陽光を使っての硬化をする場合は、非常に時間がかかり、作業と作業の間も長くなります。UVライトを用意しておいた方が、良いかもしれません。

雲レジンの作り方|美しい雲を作る手順

  1. 練り消しをしっかりと練っておきます。
  2. 練り消しを伸ばして、細かい雲状にして準備しておきます。
  3. UVレジンを小分けし、色付けしておきます。
  4. 用意した型に少量のクリアのレジンを入れて広げ、硬化させます。
  5. 練り消しを少量、雲の形になるように入れます。
  6. 少量のクリアまたは薄い色をつけたレジンを入れて広げ、硬化させます。
  7. 練り消しを入れる、レジンを入れて硬化させるを繰り返します。
  8. メインとなるカラーをつけたレジンを型に満タンになるように入れ、硬化させます。
  9. 型から取り出し、余分な部分は切り取ります。
  10. 表面に薄くレジンを塗り、硬化させて表面にツヤを出します。
  11. 余分な部分を切り取ってできあがりです。

雲レジンの作り方|美しい雲を作るコツ①練り消しをしっかり練る


雲レジンの作り方のポイント、美しい雲を作るコツは、まずはしっかりと練り消しを練って、しっかりと劣化させて繊維を細かくすることです。様々な方向から伸ばすことで、より細かくふわふわした雲状の練り消しを作ることができます。伸ばした時に、パラパラと細かく分かれるくらいまでしっかりと練りましょう。

また、雲レジンで使う練り消しの量は、ほんの少しですが、練る段階から量を少なくし過ぎてしまうと、作るのが難しくなってしまいますので、最初のうちは、少し多めの練り消しを練っておくと良いでしょう。多めの練り消しを伸ばすことで、様々な形の雲を選んで取り出すことが可能です。

作っていると、ついついたくさんの雲を入れようとしてしまうかもしれませんが、雲の量も、あまり多くせず、少しずつバランスを見ながら入れるようにすると良いでしょう。特に最初のうちは、ついつい雲を入れ過ぎてしまいますので、完成図などを作っておくと良いかもしれません。

雲レジンの作り方|美しい雲を作るコツ②奥行きを意識してカラーを使う

雲レジンは、何層にも分けてレジンと練り消しを加えていきますので、レジンのカラーは、一番下にするもの以外は、薄い色にしておきましょう。途中に濃い色のついたレジンを入れると、その下の層が見えなくなってしまう場合があります。複数の色を付ける場合も、色の濃さには注意しながら作ると良いでしょう。

雲レジンは、上の方は薄い色または透明、奥に行くにつれて濃い色にして行くことで、奥行きを出すことができます。濃さを調整した1色でもきれいにできますが、ブルーの場合でも、ロイヤルブルーやターコイズなどを少し混ぜることによって、より奥行きのある出来栄えにすることができます。

雲レジンの作品例6選

雲レジンの作品例①雲レジンのカボションリング

雲レジンの作品例1つ目は、雲レジンのカボションリングです。カボションカットと呼ばれるドーム型に青空と白い雲のレジンを作り、飾りのついたかわいいリングをつけています。

星の形のゴールドの枠をつけることで、雲レジンは、青空にも見えますし、地球にも見えてきます。特に夏の暑い時期に活躍しそうな爽やかなカラーのおしゃれアイテムです。

カボションとは、宝石のカットの1つで、半円形のツルッしたカットの仕方です。アクセサリーなどに人気の形で、雲レジンにもよく使われる形です。最近ではクリアカボションと呼ばれるアクセサリーパーツが売っていますので、こちらの記事もチェックしてみてください。


雲レジンの作品例②雲ジレンのアクセサリートレイ

雲レジンの作品例2つ目は、雲ジレンのアクセサリートレイです。アクリルのトレイの底に、空と雲と天の川を描いた美しいアクセサリートレイです。雲レジンと宇宙塗りの組み合わせで、空と宇宙の美しい組み合わせです。アクセサリートレイ以外にも、コースターなどを同様にして作ることができます。

アクセサリートレイの底に作る雲レジンは、カボションカットの雲レジンなどに比べて厚みが少ないので、雲独特の奥行きを出すのが少し難しい作品ですが、色々なものシーンに使えるアイテムです。

雲レジンで作った夜空は、同じくUVレジンで作った宇宙塗りとも相性ぴったりです。神秘的な美しさの宇宙塗りも合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。宇宙塗りも100均で材料を揃えて楽しむことができますので、こちらの記事もチェックしてみてください。

雲レジンの作品例③夕焼けの雲レジン

雲レジンの作品例3つ目は、夕焼けの雲レジンです。青空を思わせるブルーのレジンをベースに作ることの多い雲レジンですが、ベースをオレンジにすることで、夕方の空のような雲レジンを作ることができます。青空とは一味違った印象になり、秋冬の装いにも合いそうなペンダントに仕上がっています。

雲レジンは、丸型やカボションカットが多いですが、四角い型でもかわいく作ることができます。景色や空の色にあう形を選ぶのも楽しいでしょう。四角い形でも作り方は同じで、UVレジンと練り消しの層を作っていきますが、向きを変えるなどして、ランダムな形に層を作ると、きれいにできあがるでしょう。

雲レジンの作品例④マジックアワーの雲レジン

雲レジンの作品例4つ目は、マジックアワーの雲レジンです。球形の中に、ブルー、ピンク、イエローなどのレジンと白い練り消しの雲を作ったキーホルダーです。夕暮れの一瞬マジックアワーと呼ばれる時間の空のような美しい作品です。

雲レジンの作り方は、いくつかの層に分けて、練り消しとUVレジンを硬化させていきますが、その際、色をつけたレジンを使うことで、このように美しい色合いの雲レジンを作ることが可能です。あまり濃い色にしないで、色の範囲も小さめにしておくことが美しく作るコツです。

雲レジンの作品例⑤夜空の雲レジン

雲レジンの作品例5つ目は、夜空の雲レジンです。ロイヤルブルーからターコイズへのグラデーションを使うことで、夜空のイメージを作ることができます。青空とは一味違った魅力的な雲レジンです。

雲レジンは、同じ作り方でも、レジンの色を濃いものにしたり、練り消しにも色をつけて作ることで、例えば雲の部分を、森にする、花にするなど、全く違った印象のアイテムを作ることができます。様々なアレンジが楽しめます。

色をつけた練り消しの作り方は、パステルなどを削って練り消しに混ぜ、よく練り込むだけです。雲レジンでは、練り消しを細かい繊維上で取り出しますので、そこそこ濃い色にしないと見えないかもしれませんので、しっかりと色をつけたい場合は、濃い目に着色すると良いでしょう。

雲レジンの作品例⑥海の底風雲レジン

雲レジンの作品例6つ目は、海の底風雲レジンです。底にパールを並べ、その上にブルーのレジンと雲を入れることで作られた、海の底のような雲レジンです。そこの近くには、海底を思わせる白とグリーンも入れることで、より一層海底の雰囲気が出ています。

雲レジンで世界に一つだけのオリジナルアイテムを作りましょう

雲レジンは、美しい空を手元に置いておけるような雰囲気が人気のハンドクラフトです。同じものは2つとして作ることはできませんし、カラーや形など、バリエーションも楽しめます。ぜひ、自分だけのオリジナルの雲レジンを作ってみてください。

雲レジンは、ただ練り消しをUVレジンに入れるだけでもそれらしくすることはできますが、本物のような美しい形にするためには、手間暇をかける必要があり、練習も必要です。簡単に楽しむこともできますが、奥が深く、追求することも楽しむことができるハンドクラフトですので、興味がわいたら、ぜひ挑戦してみてください。

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