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手作りカトラリーケースの簡単な作り方|必要なものは?
必要なもの①裁縫道具
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カトラリーケースを作るのに必要なものの1つ目は裁縫道具です。裁縫道具といっても、本格的なものでなくて構いません。基本的なもの、針、糸、裁ちばさみ、糸切ばさみ、針山、チャコペンシル、メジャーなんかがあれば大丈夫です。
昔、学校の授業で使ったものでも構いませんし、今は100円ショップで買うことができますので、この機会に一揃えしてもいいかもしれません。これから裁縫道具を使用する機会は増えてくると思います。
必要なもの②布
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カトラリーケースを作るのに必要なものの2つ目は布です。幼稚園によってはダメなところもありますが、子どもが好きなキャラクターものだと喜んで幼稚園の準備もしてくれそうです。
素材としてはコットンオックス(綿のやや厚地)生地やキルティング生地を使うと、しっかりしたものが作れます。カトラリーケースは毎日使い、毎日洗濯するものなので、乾きやすさや丈夫さも選ぶポイントです。
必要なもの③バイアステープ
カラトリーケースをつくるのに必要なものの3つ目はバイアステープです。端の縁取りに使用するもので、無地のものもあれば、柄、色など種類もたくさんあるので、メインとなる布との組み合わせを考えるのも楽しいです。バイアステープを使わない作り方もありますが、使うことでオシャレ度やクオリティーが上がります。
バイアステープは生地を斜めに裁断したものです。斜めに裁断することで、伸縮性を持ち、カーブや角などの縁取りに適しています。市販品を使うのが1番簡単で早いですが、市販品に気に入ったものがなければ、自分で好きな布を使って1から作ることも可能です。
バイアステープはカトラリーケースだけでなく、他の入園グッズのバッグやナフキン、スモッグなどを作る時にも使えるので、お気に入りの色や柄を用意して、揃えて作ると統一性も出てくると思います。上手に縫えるようにこちらの記事も参考にしてみてください。
必要なもの④面ファスナー
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カトラリーケースをつくるのに必要なものの4つ目は面ファスナーです。面ファスナーという言葉はあまり聞きなれないかもしれません。一般的に知られている名称では「マジックテープ」のことです。
目立たないように布と色を合わせておくのがオススメです。マジックテープの中には裏面がテープになっていて「貼るだけのタイプ」もありますが、「縫い付けタイプ」を購入してください。「貼るだけタイプ」の面ファスナーは洗濯回数が多くなってくると剥がれてしまうことがあります。
面ファスナーの欠点としては、表面に糸くずなどが付着しやすいことです。定期的に取り除いたり、付け替えたりするのが面倒であれば、スナップなどもオススメです。
必要なもの⑤平ゴム
カトラリーケースを作るのに必要なもの5つ目は平ゴムです。細いものではなく、平ゴムのような少し幅のあるものを用意します。こちらも今は色々な種類のゴムがありますので、こだわって用意してあげると、見た目がかなり違ってきます。100円ショップでもかわいらしい色柄ものが置いてあります。
手作りカトラリーケースの簡単な作り方の流れ
カトラリーケースの作り方①準備するものの確認(採寸・裁断)
準備物の確認
- 布①(本体部分たて30㎝×よこ20㎝)2枚
- 布②(折りたたみ部分たて10㎝×よこ10㎝)4枚
- バイアステープ100㎝
- 面ファスナー3㎝
- 平ゴム10㎝
表地裏地を違う布にしたい場合は布①②の用意枚数の半分ずつの枚数を表地、裏地で用意してください。あくまでも参考の大きさ、長さなので、使いたいカトラリーによって大きさや長さを変更する必要があります。
他に布に合わせた糸を用意します。直線が多いので手縫いでも簡単にできますが、逆に言えばミシンを使えば直線縫いが多いので短時間で仕上げることができます。ミシンを使う場合は忘れずにボビンを用意してください。
カトラリーケースの作り方②本体部分の裁断・縫製
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本体部分の裁断・縫製
- 本体部分の布2枚を用意して、四隅をカーブにカットします。布は表地、裏地で変えても構いません。その場合は表地1枚、裏地1枚の計2枚で用意します。
- 出来上がりサイズになっているので、きちんとカトラリーが収まるか最終確認をします。端はバイアステープで処理するので、三つ折りなどで処理する必要はありません。
四隅はカーブにカットせず、直角のままでも大丈夫です。バイアステープを巻く時に、直角の方がやりやすい、カーブの方がやりやすい等あるかと思いますので、好みで変更してください。また、裏地はラミネート生地(ビニールコーティングされている生地)を使うと、汚れにくくてオススメです。
幼児用のお箸のサイズはだいたい14㎝~16㎝で販売されています。2㎝の差は小さいようですが、手作りの箸袋やスプーンフォーク入れでは大きな差となりますので、面倒にならずきちんと確認してください。
カトラリーケースの作り方③折りたたみ部分の裁断・縫製
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折りたたみ部分の裁断・縫製
- 折りたたみ部分の布4枚を用意します。表地と裏地で布を変える場合は表地で2枚、裏地で2枚の計4枚を用意します。裏地と表地を中表(内側に布の表面がくるよう)に合わせて、これを2セット用意します。
- 中表にセットしたら、3辺を端から5㎜のところを縫っていきます。残り1辺は開口部で縫う必要はありません。開口部から表に反しておきます。
折りたたみ部分も角をカーブにして、本体の形と合わせてもかわいいです。コの字縫いは端から5㎜のところを縫うとなっていますが、確実に5㎜である必要はありません。だいたいでいいので、丁寧に縫うことがポイントです。
カトラリーケースの作り方④本体と折りたたみ部分を合わせて縫製
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本体部分と折りたたみ部分を合わせて縫製
- 作り方③と④で作ったものを組み合わせて、縫っていきます。1番下に本体表地を裏面が上になるように置きます。その上に本体裏地の表面が上になるように置きます。つまり、本体部分が中裏の状態です。
- 上に折りたたみ部分をのせていきます。表地が上、開口部が本体の縦ライン側にくるように置きます。本体部分縦ライン中心と折りたたみ部分開口部ライン中心が重なるように置きます。
- 重ねたら、周囲をバイアステープで包んでいきます。バイアステープは手間はかかりますが、慣れるまでは1度仮止めをしてから、本縫いをした方がきれいに縫うことができます。
ここが作り方の中で最大の山場になります。まずは絶対に重ねる順番、重ねる方向を間違えていないか縫い始める前に確認してください。せっかくきれいにバイアステープを縫い付けられても、間違っていて、やり直しになってしまったら残念で仕方ありません。
バイアステープの縫い付けは慣れるまで難しく感じるかもしれませんが、ゆっくりやればきれいにできます。やり方のコツなどを説明した動画などはYouTubeなどでも紹介されていますので、参考にしてみてください。
カトラリーケースの作り方⑤面ファスナーと平ゴムを縫い付ける
面ファスナーと平ゴムを縫い付ける
- 面ファスナー平ゴムを各場所に縫い付けていきます。完成形をイメージしながら、どこに縫い付ければいいか、間違えないように気を付けてください。
作り方はイメージできましたか?カトラリーケースや箸袋、スプーンフォーク入れと聞いてしまうと難しく感じてしまうかもしれません。でも作り方が多少間違ってしまっても、愛情を持って手作りしてあげることが大切ですので、頑張ってみてくださいね。
他に使えるカトラリーケース
袋タイプの箸袋・スプーンフォーク入れ(子供用にはオススメ!)
使いやすいのがこの袋タイプです。適当に袋に入れて、面ファスナーかスナップを一か所だけ留める形にしておけば、子どもも簡単に出し入れできるので子供用としてはオススメです。ただし、食べかすなどが袋内の角などに溜まりやすいので、衛生面や洗濯面を考えると、マイナス面もありそうです。
仕切りありタイプ箸袋・スプーンフォーク入れ(幼稚園ママに人気!)
幼稚園のカトラリーケースで多く見かけるのがこのタイプです。たしかに、仕切りがあり、挿すだけなので簡単に出し入れすることができます。ただ、このタイプも食べかすなどの心配や生地の重なりなどから乾きやすさの面も心配になります。
巾着タイプ箸袋・スプーンフォーク入れ(手作り初心者も簡単!)
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ママにも子どもにも優しいカトラリーケースです。ママにとっては巾着なら難しく考える必要はないですし、慣れてしまえば洗い替え用なども余裕をもった枚数分手作りで用意できそうです。子どもにしても巾着なので食べたらポイッと入れて、紐を絞るだけなので、きちんとしまってきてくれそうです。
手作りカトラリーケースで幼稚園生活を楽しく
カトラリーケース・箸袋・スプーンフォーク入れといっても様々なタイプがあります。お子さんのやる気や能力に合わせて用意してあげると、幼稚園に行く意欲に繋がったりします。ただ幼稚園の準備品ではサイズや形など指定が多くなります。用意するのは幼稚園からの指示があるまで待ちましょう。
新しい環境に慣れるまで、子どもたちの心の中は不安だらけかと思います。ですが、そこで自分の好きなキャラクターのカトラリーケースをみたり、ママが手作りしてくれたカトラリーケースや箸袋、スプーンフォーク入れをみたら、少し心が安らぐかもしれません。
ぜひ以下の記事も参考にして、いろいろな手作りにチャレンジしてみてください。新しい環境で頑張る子どもを喜ばせてあげましょう!
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