
ディップアートの作り方は?アメリカンフラワーで蝶や花を手作り!100均材料も
更新:2019.06.21
ディップアート(アメリカンフラワー)の作り方をご存知ですか?ワイヤーで形を作り、専用の液体にディップすることで、花や蝶、鬼灯(ほおずき)、紫陽花など、ステキな手作りのアート作品になるんです!100均で買える材料もご紹介しますので、ぜひ作ってみてくださいね。
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INDEX
ディップアート(アメリカンフラワー)とは?
ディップアート(アメリカンフラワー)とは①手作りアートフラワー
ディップアート(アメリカンフラワー)とは「手作りアートフラワー」です。ワイヤーで形を作り、ディップ液(合成樹脂液)につけて、薄く透明感のある膜をワイヤーの輪郭内に作ります。出来上がったとても繊細で美しい作品は、アクセサリーなどに加工して使用します。インテリアとして飾ってもステキですよ!
ディップアート(アメリカンフラワー)とは②アメリカ生まれのアート
ディップアート(アメリカンフラワー)とは「アメリカ生まれのアート」です。40年以上前にアメリカで生まれたアートで花のモチーフの作品が多いため、ディップアートはアメリカンフラワーとも呼ばれています。様々な作り方が考案されて、立体の作品もあります。あなたのアイデアでステキな作品を作りましょう!
ディップアート(アメリカンフラワー)とは③マニキュアでも出来る!
ディップアート(アメリカンフラワー)とは「マニキュアでも出来るフラワーアート」です。先程、専用のディップ液(合成樹脂液)につけて作るとご紹介しましたが、手軽に手に入るマニキュアでも、ディップアートは出来ます。身近にある材料で、手軽に始められるのは嬉しいですね。
ディップアート(アメリカンフラワー)をする際に必要な道具は?
ディップアート(アメリカンフラワー)に必要な道具①ディップ液
ディップアート(アメリカンフラワー)に必要な道具の1つ目は「ディップ液(合成樹脂液)」です。ディップ液の中にかたどったワイヤーを入れて、表面張力を利用して膜を作ります。
ディップ液には、たくさんのカラーがあります。混ぜて使うことも出来ますし、完全に混ぜないでマーブル模様にしたり、グラデーションを作ることも可能です。練習して上手に膜を作れるようになったら、様々な技法にチャレンジしたいですね!興味のある方は、上記Amazonをご覧ください。
ディップアート(アメリカンフラワー)に必要な道具②ステンレスワイヤー
ディップアート(アメリカンフラワー)に必要な道具の2つ目は「ステンレスワイヤー」です。作品の形を作ります。初心者の方は、加工しやすい細めのもので、小さな作品から手作りしてみましょう。作り方に慣れてきたら、太いワイヤーに変えて大きな作品にチャレンジしてみてください。
このワイヤーをカットするニッパー、加工するやっとこも必要になります。細いワイヤーであれが手で加工することも出来ますが、細かい作業が多くなりますので、出来るだけやっとこを使用してください。先端にギザギザのついたペンチは、ワイヤーを傷つけますので、つるんとした先端のやっとこを使用しましょう。
ディップアート(アメリカンフラワー)に必要な道具③スポンジ・スチロール
ディップアート(アメリカンフラワー)に必要な道具の3つ目は「スポンジ・発泡スチロール」です。ワイヤーをディップ液につけたものは、乾燥させる時間が必要です。動かさないでキレイに乾燥させるために、ワイヤーを刺して置いておけるスポンジや発泡スチロールを用意しましょう。
目の粗いスポンジなどは、ワイヤーをさしたときに倒れてしまうこともあります。作品を乾燥させる前にワイヤーを刺してみて問題ないか確認するといいでしょう。乾く前に触ってしまうと指紋がついて台無しになってしまうので、乾燥させている間はじっと我慢ですよ!
100均で手に入るディップアートの材料は?
100均で手に入るディップアートの材料①ワイヤー
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100均セリアでは0.2mmのワイヤーネイルや0.38mmの細いアクセサリーワイヤーを取り扱っています。また、100均ダイソーにも0.28mmの細いワイヤーから3mmの太いカラーワイヤーまで豊富に揃っていますので、作りたいものに合わせて細さや色を選びましょう。
100均で手に入るディップアートの材料②デコレーションチャーム
100均セリアではデコレーションチャームが販売されています。種類はドロップ、サークル、トライアングル、スクエアの4種類で、大きさの異なるチャームが5個から7個程度封入されています。ドロップ型のチャームを5個組み合わせてお花の形にしても可愛いと思います。
100均で手に入るディップアートの材料③クリア系マニキュア
ディップ液の代わりに、100均のクリア系マニキュアを使用してディップアートを作ることも出来ます。ディップ液よりも安く手に入るので、色んな色が揃えやすいですよね。マニキュアで作る場合は、平らな容器にマニキュアの中身を移してから使用するようにしましょう!
クリア系マニキュア以外にも100均で購入できるマニキュアに興味があるという方は、以下の関連記事もぜひご覧になって参考にしてくださいね!
簡単なディップアート(アメリカンフラワー)の作り方は?
簡単なディップアートの作り方①花・クローバーの作り方
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簡単なディップアートの作り方の1つ目は「花・クローバーの作り方」です。写真のような均等な形を作りたい場合は、ペンなど丸いものに巻き付けてから成形するとキレイに仕上がります。ポイントは隙間を作らないことです。詳しい作り方は、以下の手順や動画をご覧ください。
ディップアート花・クローバーの材料
- ディップ液(マニキュアでも可)
- ワイヤー(28番)
- ゲージ(1.5センチ)ペンなど筒状のものであればOKです。
- 丸やっとこ・ニッパー
- ストレンスナー(強化液)なくてもOKです。
- スポンジ・発泡スチロール
ディップアート花・クローバーの作り方手順
- ゲージにワイヤーを4回巻きます。
- ワイヤーの端を溝に通してねじります。
- 形を整え広げます。丸いままであれば花に、ハート型にして広げれば写真のようなクローバーになります。
- ディップ液につけます。膜が出来たらスポンジに刺して乾燥させます。
- ストレンスナー(強化液)につけて乾燥させたら出来上がり!
簡単なディップアートの作り方②紫陽花の作り方
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簡単なディップアートの作り方の2つ目は「紫陽花の作り方」です。細かい花をたくさん作って組み合わせることで、紫陽花になります。こちらはディップ液ではなくマニキュアを使用した作り方をご紹介します。ラメなどを上手に使って、ステキに仕上げてくださいね!
ディップアート紫陽花の材料
- マニキュア
- ワイヤー(0.3ミリ)
- やっとこ・ニッパー
- ペン
- 定規
- スポンジ・発泡スチロール
- パールビーズ
- ピンセット
- 手芸ボンド
ディップアート紫陽花の作り方手順
- ワイヤーの端を10センチほど残し、ペンに4回巻き付け花弁を作ります。
- 元をねじって、花を垂直にします。
- やっとこを使用して、先を少し尖らせた形に整えます。
- マニキュアを塗ります。(容器に移してディップしてもOKです。)
- 2度塗りしたり、ラメを塗ります。トップコートで仕上げます。
- スポンジに刺して乾燥させます。
- 中心にボンドを付けてワイヤーを通したパールビーズを付けます。
- 同じものをたくさん作って束ねたら、紫陽花の出来上がり!
簡単なディップアートの作り方③ピアスの作り方
簡単なディップアートの作り方の3つ目は「ピアスの作り方」です。ディップして作った花を、アクセサリーに加工しましょう。プレゼントにも喜ばれる、可愛いアクセサリーが出来ますよ!以下の手順と動画をご覧ください。金具を変更して、イヤリングやネックレスなども作れますので、工夫してぜひ作ってみてくださいね!
ディップアートピアスの材料
- ディップアートの花2つ
- ピアスパーツ(皿付きタイプ)
- 手芸ボンド
ディップアートピアスの作り方手順
- ディップアートの花を2つ作り、ワイヤーを根元でカットします。
- 中心にボンドを付けて、ピアスパーツを付けます。
- 揺れるタイプのピアスにしたい場合は丸カンを上下につけて、ピアス金具を付けます。フラワーの裏のワイヤーが危ないので、ビーズなど貼り付けて隠しましょう。
- ボンドが乾燥したら出来上がり!
ディップアート(アメリカンフラワー)の蝶の作り方は?
ディップアートの蝶の作り方①ワイヤーで蝶形を作る
ディップアートの蝶の作り方の1つ目は「ワイヤーで蝶形を作る」です。先程ご紹介した花弁の作り方とほぼ同じです。蝶の羽の上の部分は大きめの輪で作りましょう。やっとこを使用して、超形を整えましょう。図鑑などで蝶の形を見ながら整えると上手に作れますよ。2つの輪を重ねて成型すると、左右対称に出来ます。
蝶の触角を付けたい場合は、余分なディップがつかないようにするために、ディップが終わって乾燥後につけるようにしましょう。蝶のモチーフが好きだという方は、以下の記事もぜひ読んでみてください。折り紙でも蝶を作れます。リアルな蝶の折り方もありますので、ぜひチャレンジしてみてください。
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ディップアートの蝶の作り方②ディップ液につける
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ディップアートの蝶の作り方の2つ目は「ディップ液につける」です。ここで蝶の羽のグラデーションを付けるのは高度な技術となります。最初は、薄めのカラーで通常のディップを行いましょう。写真のようにリアルな模様を付けたい場合は、薄いカラーの上から、後から描いていきます。
蝶の模様はマニキュアで描いてもOKですし、細かいアートを施したい場合は、アクリル絵の具もおすすめです。ただしアクリル絵の具で描いたものは透明度はありませんので、クリアな作品にしたい時には注意してください。
ディップアートの蝶の作り方③中心にビーズを付ける
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ディップアートの蝶の作り方の3つ目は「中心にビーズを付ける」です。写真のように蝶の体をイメージして、上手にビーズを乗せていきましょう。先程ご紹介した紫陽花の作り方のように、ビーズにワイヤーを通して付けてもいいですが、ネイルストーンなど、底が平らなものをボンドで付けると簡単なのでおすすめです。
最後は、ストレンスナー(強化液)やトップコートで仕上げましょう。作品が壊れないように保護するのはもちろん、蝶に描いた模様をキレイに保ってくれます。ディップアートの蝶の詳しい作り方は、以下の動画を参考にしてください。
ディップアート(アメリカンフラワー)の鬼灯の作り方は?
ディップアートの鬼灯の作り方①ワイヤーを立体に
View this post on Instagramまた新しい 世界に てを出してしまった⚡ #dip #art #ディップアート #アクセサリー #初めて #なのに大物依頼来た!💦 #頑張る!!
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ディップアートの鬼灯の作り方の1つ目は「ワイヤーを立体にする」です。ゲージにワイヤーを巻き付け、端を入れ込みねじるまでは花の作り方と同じです。ハートの形を作ったら、ワイヤーを広げるときに立体に重なるように広げます。鬼灯の実に見立てて、中にビーズを入れてもステキです。写真を参考にしてください。
ディップアートの鬼灯の作り方②ディップ用のワイヤーを作る
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ディップアートの鬼灯の作り方の2つ目は「ディップ用のワイヤーを作る」です。立体の形に作った鬼灯のワイヤーを、そのままディップしてはいけません。そのままディップ液につけると、写真下のようなスターフルーツの形に仕上がります。内側に膜が出来てします、外側にキレイに膜がつきません。
そこで必要なのが、鬼灯の外側に膜を付けるための道具です。鬼灯がすっぽり入るくらいの、金魚すくいのようなワイヤーを作ってください。そのワイヤーを使用して、鬼灯の外側に膜を付けましょう。
ディップアートの鬼灯の作り方③ワイヤーを使いディップする
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ディップアートの鬼灯の作り方の3つ目は「ワイヤーを使いディップする」です。先程作った、金魚すくいのようなワイヤーをディップして膜を付けてください。その膜の中に、ワイヤーの鬼灯をゆっくり入れます。そうすることで、ワイヤーの内側ではなく、外側に膜が出来ます。
詳しい方法は、以下の動画を参考にしてください。中の鬼灯の実にみたてたビーズがきれいに見えるように、クリア系のディップ液を使用しましょう。この方法を使えば、ほかの立体の作品も作れますので、ぜひチャレンジしてくださいね!
ディップアートでステキな作品をたくさん作ろう!
いかがでしたでしょうか。ディップアート(アメリカンフラワー)のクリアな美しさにうっとりしますよね!あなたが作ってみたいディップアートはありましたか?この記事を参考にあなたのアレンジを加え、ステキなディップアートをたくさん作ってくださいね!
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