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栽培した唐辛子の収穫方法は?鷹の爪・青唐辛子・トウガラシの干し方も

更新:2019.06.21

唐辛子(トウガラシ)は、鷹の爪がなじみ深いと思いますが、麻婆豆腐や炒め物、パスタやピザ、漬物など、毎日の食卓に欠かせない身近な香辛料の一つです。簡単にご家庭で栽培出来る作物で、収穫方法や乾燥・保存方法も簡単です。自分で育てた唐辛子は一味違うかも。ぜひ幅広い料理で楽しんでみてくださいね。

唐辛子(トウガラシ)を栽培したい!唐辛子の育て方は?

唐辛子の栽培について

唐辛子(トウガラシ)は中南米が原産のナス科の野菜です。鷹の爪が有名ですが、日本国内どの地域でも栽培することが可能で、プランターでも簡単に栽培でき、収穫方法も簡単な初心者向けの野菜です。

唐辛子の種まき・植付け

唐辛子(トウガラシ)は、日本国内どの地域でも栽培することが可能ですが、冷涼地では、種まきは、3月下旬から4月中旬、植付は、4月下旬から6月上旬、中間地は種まきを3月中旬から4月上旬、植付を4月中旬から5月下旬、暖地では、種まきを3月いっぱい、植付を4月上旬から5月中旬に行うとよいでしょう。

苗からの育て方は簡単ですが、種から苗まで育てるのは時間もかかり、ちょっと苦労するかもしれません。植付時期になると、ホームセンターなどで苗を販売していますので、初心者の方は、購入してきた苗を植えるのもいいと思います。

唐辛子の育て方

唐辛子(トウガラシ)の生育適温は、22度~30度と高めです。高温にはかなり強い作物ですが、寒さには非常に弱いので、植付け時期には注意してください。育て方は、植付けてから、収穫まで2か月半~3か月程度と期間が長いので、肥料や水が切れないように注意してください。

プランターで育てる場合は、唐辛子は加湿を嫌うので、水はけの良い深型のプランターを選ぶといいですよ。連作障害もある作物ですので、同じ場所で栽培する際は、3年以上間隔を空けるようにしてください。

栽培した唐辛子(トウガラシ)の収穫方法・収穫する時期は?

青唐辛子の収穫方法・収穫時期

青唐辛子は、鷹の爪等の赤唐辛子の赤くなる前の状態の唐辛子です。青唐辛子の収穫方法は、開花後、20~30日ほど経過した頃のまだ青い状態で、4~5cm程度の長さの実を収穫します。開花順に徐々に実っていきますので、ちょうどよい状態になった順番にヘタのすぐ上をハサミで切り取ります。

赤唐辛子(鷹の爪)の収穫方法・収穫時期

唐辛子は、青唐辛子の時期を過ぎると、徐々に実が赤く熟していき、開花後、50~60日ほどで、実全体が赤く熟し、この状態が赤唐辛子になります。日本の主要な唐辛子の一種である鷹の爪もこの状態です。

赤唐辛子の収穫方法は、赤く色づいたものから順番に収穫してもいいですし、枝ごと切り離してもかまいません。すべての実が熟してから株をそのまま引き抜いて収穫することもできます。唐辛子の種類によっては、刺激が強いものもありますので、手袋をして作業した方がいいでしょう。

葉唐辛子の収穫方法・収穫時期

葉唐辛子の収穫方法は、実がまだ青くて小さいうちに、葉を収穫します。夏になると、葉が茂ってくるので、剪定を兼ねて収穫するのがおすすめです。葉唐辛子はスーパーにはなかなか並ばないものなので、家庭菜園ならではの味わいです。

収穫した後の唐辛子(トウガラシ)の乾燥・保存方法は?

唐辛子の乾燥方法(干し方)

唐辛子(トウガラシ)の乾燥方法は、自然乾燥が簡単で一般的です。干し方は、摘み取った実を一度水洗いをして、水気をしっかり拭き取ります。その後、通気性の保てるザル等にキッチンペーパーを敷いて、唐辛子を並べ、数日間陰干し乾燥させます。

枝で剪定したものや株ごと引き抜いたものは、軒下などに吊るして乾燥させます。どちらも数日乾燥させて、水分が抜けて、表面にしわが出来て、実を振るとカラカラと音がするようになったら完成です。

乾燥が不十分だと、カビや変色の恐れがあります。また、直射日光で乾燥させると、唐辛子の表面が赤黒く変色してしまうので注意してくださいね。

唐辛子の保存方法

唐辛子(トウガラシ)を生で使用する場合は、冷蔵庫で保存して、1週間程度で使い切りましょう。長期間使用しない場合は、冷凍保存も可能です。冷凍焼けしないように、真空パック等に包んで冷凍しましょう。1本ずつラップで包んで保存すると、使用する時に必要な分取り出せるので便利です。

乾燥させた唐辛子は、湿気を嫌うので、密閉容器に乾燥剤と一緒に入れて保管します。枝ごと切り取ったものや株ごと引き抜いて乾燥させたものは、キッチンに逆さに吊るしておくと、インテリアとしても素敵ですし、使用したい時にすぐに取って使えるので便利です。

食材として保存する方法は、上記のとおりですが、よく乾燥させた赤唐辛子は、インテリアとしてもかわいく活用できます。こちらの記事を紹介しますので、飾り方の参考にしてみてください。

唐辛子(トウガラシ)の栄養及び効果

唐辛子とは

唐辛子(トウガラシ)は、その辛さが特徴的な香辛料です。一味唐辛子や七味唐辛子として、和食でもおなじみの香辛料ですが、ラー油や豆板醤、タバスコなど、中華料理や韓国料理、イタリアンなど、世界中で用いられている香辛料です。

日本では、鷹の爪がよく知られていますが、海外では、青唐辛子の代表格であるハラペーニョやハバネロ、ジョロキアなど、辛みの強い唐辛子も有名です。

唐辛子(トウガラシ)の栄養と効果

唐辛子は栄養価が高い食品で、ビタミンAやビタミンE、ビタミンB群、カリウムや鉄分などのミネラルを豊富に含んでいる食品です。また、辛み成分であるカプサイシンを含んでいることが特徴的です。

唐辛子は、大量に摂取するものではないので、大量に食べてビタミン類を摂取するものではありませんが、カプサイシンは少量でも効果があると考えられており、特に血行不良や冷え性の方、コレステロールが気になる方や疲労回復、便秘、むくみの解消などに効果的です。

ダイエットに良いとブームになったこともありますが、過剰摂取は問題がありますので、適量を摂取することで、料理のアクセントになるとともに、健康維持のサポートにもなる優れた食品です。

唐辛子を使った調味料の作り方

青唐辛子の醤油漬け

唐辛子をホールのまま、そのまま醤油に漬け込むだけでOKですが、輪切りにして漬け込むと早く完成します。唐辛子自体も辛みのある薬味としても使用できますし、醤油も調味料として活用できます。冷ややっこ等かけるとおいしいです。ニンニクやネギなど、他の食材と一緒に醤油漬けにすることで様々な料理に活用できます。

オイル漬け

収穫した赤唐辛子を1週間ほど陰干しします。表面がシワシワになって乾燥したら、ヘタを切り落とし、フライパンで乾煎りし、余計な水分を飛ばします。乾煎りした唐辛子をビンに入れて、オリーブオイルを注ぎ、1週間程で完成。ピザやパスタ等にかけるとおいしいです。ハーブやニンニクと一緒に漬けるのもお勧めです。

青唐辛子味噌

冷奴やキュウリに付けたり、ご飯に載せて食べるなど、あると便利な万能調味料です。みじん切りにしたニンニク、ショウガをごま油で炒め、香りが出たらみじん切りにした青唐辛子を投入。味噌、砂糖、みりんを入れて、焦げないように混ぜながら火を通して完成。粗熱を取ったら消毒した瓶に入れて冷蔵庫で保存します。

一味唐辛子

赤唐辛子を良く洗い、ざるに洗った赤唐辛子を並べ、カラカラになるまで陰干しします。乾燥した唐辛子のヘタと種を取り除き、ミキサーで粉砕したら出来上がり。種が入ると辛みが増すので、好みに応じて種を取り除いてくださいね。また、粉砕した唐辛子は刺激が強いので、ゴム手袋やマスクを着用した方がよいでしょう。

料理に合わせて必要な調味料を全部そろえておくのは大変だし、全部使い切る前に悪くしてしまうこともあるけど、唐辛子があると、別の調味料を作ることもできます。こちらの記事で紹介されているので、参考にしてみてくださいね。

唐辛子を自宅で栽培・収穫し活用しよう

唐辛子は、一味唐辛子や七味唐辛、鷹の爪を入れたお漬物など、毎日の食卓で大活躍の調味料です。和食以外にも中華料理やイタリアンなど幅広く活用され、なくてはならない食品となっています。

乾燥した赤唐辛子はホールや輪切りの状態でスーパーなどで入手することが出来ますが、ご家庭でプランター等で簡単に栽培することが可能です。青唐辛子や葉唐辛子など、唐辛子の成長に合わせた収穫方法も簡単ですし、その時期ならではの料理も楽しめます。長期間の保存も可能ですので、ぜひ栽培してみてください。

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