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やられたらやり返す人の心理10選|仕返しせずに相手にしない方がいい理由も

更新:2019.06.21

心理学で「やられたらやり返す」は「復讐」と同じ心理だと言われています。復讐というとなんだか怖いイメージですが、言葉のニュアンスが違うだけで、恨みや嫉妬を抱いているのと同じことです。「やられたらやり返す」人と仕返しする人の心理と対処法についてまとめました。

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やられたらやり返す人の心理前半

やり返す人の心理①常に他者と比較する

憂鬱

やられたらやり返す人の心理には、常に他者と比較し優劣をつける心理があります。劣っていると思う人に言われたさりげない言動や行動でもやり返す人の心を大きく傷つけ衝撃的な事実へと変化してしまいます。それが継続的に心を傷つけその思いが仕返しをしたくなる行動へと繋るのです。

やり返す人の心理②原因が他者にあると思う自己防衛の心理

守る

やられたらやり返す人の心理は、原因が他者にあると思う自己防衛の心理が働きます。やられた内容の大小よりもやられた事実をうまく対処できず「悪いのは自分では無く相手である」と考えます。原因を相手に置くことで安心感を得て自分で事実を受け入れて対処しようとします。それができない時仕返しをする芽が生まれます。

やり返す人の心理③自分が基準

奢り

やられたらやり返す人の心理には、自分が基準であると考えています。自分に基準を置くことで他者を尊重することができず、やられたことも到底受け入れ難く気持ちが収まることはないのです。やられた人を観察すれば、その経験や知識はある一部分に特化しているだけであるとわかるのですが本人が気づくことはありません。

やり返す人の心理④感情の抑制

感情

やられたらやり返す人の心理には感情の抑制が関係します。やられた時の悔しさや惨めさは、その時々に身近な物や人に八つ当たりしても恨み辛みが収まる事はありません。感情の抑制ができないので日を追う毎に倍増していきます。次第に仕返しを考え実行を考えるようになっていきます。

やられた人の心理⑤自分を正当化して仕返しする

怒る

やられたらやり返す人の心理では、自分を正当化することがあります。例えば、他の職員がいる前で上司から注意された場面では、他の職員の前で恥をかかされた事に腹を立て上司に恥をかかせるような仕返しをする。それは自分が注意された内容は棚に上げ恥をかかせた上司を懲らしめるという自己を正当化する行為なのです。

やられたらやり返す人の心理後半

やり返す人の心理⑥対象により倍返しになる心理

好き

やられたらやり返す人の心理で、対象者により変化する心理があります。対象が好きな人又は大切な人であれば、許すことができても受け入れ難い人であれば倍返しの可能性も否定できません。逆に、対象者が好きな人や大切な人でも許せないことが強いときは1000倍返しにだってなることがあるんです。

やり返す人の心理⑦不安定な生活環境が影響する

整理整頓

やられたらやり返す人の心理に影響する要素に、不安定な生活環境があります。経済、家族関係、家庭環境などがあります。以前穏やかであった人も生活環境が不安定になるとそれが心に影響し些細な出来事も必要以上に大きく捉えて感情的になり抑制が効かなくなります。仕返しも考えるような心理が生まれていくのです。


やり返す人の心理⑧愛を感じられないことで卑屈になる

愛

やり返す人の心理に、愛を感じられないことで卑屈になることがあります。そのような時の口癖は「どうせ私なんて・・」です。悲観的な考えを持ちますので周囲に愛が溢れていてもそれを感じる事ができません。心を広げ周囲を見渡せば愛してくれる人が必ずいます。

やり返す人の心理⑨仕返しの裏にあるメッセージ

愛

やられたらやり返す人の心理に、仕返しの裏にあるメッセージがあります。やられた相手とうまく接することができない為に仕返しを重ねてしまう。嫌なら相手にしないのが一番良いのになぜか応戦してしまう、本当は仲良くしたいと訴えるSOSメッセージなのです。

やり返す人の心理⑩承認欲求を持つ人は何人

承認

承認欲求を持つ人は何人居るでしょう。それは全員です。マズローは人間誰しも持つ欲求であると述べています。承認欲求は、身近な人に対して向けられます。自分が思うような承認が得られられない時、悔しい感情がそのまま行動や言動となり承認しない身近な人に仕返しをすることで承認を得ようとするのです。

やられたらやり返す人と相手にしない人の心理の違いは?

やられたらやり返す人と相手にしない人の心理の違い①やられた後の行動


助ける

やられたらやり返す人と相手にしない人の心理の違いはやられた後の行動にあります。やられたら悔しい、怒る、恨む、疑う、などさまざまな感情が出ます。しかし、相手にしない人は、受け流す、聞き流す、くよくよ考えない、相手のことも思いやり時間をかけても自分で消化していく行動を起こしていくのです。

やられたらやり返す人と相手にしない人の心理の違い②自己の確立

凛

やられたらやり返す人と相手にしない人の心理の違いには、自己の確立にあります。自己の確立に努力する人は心豊かで些細な事にも喜びと幸せを感じ感謝して生きています。仕返しを考える隙がなくその種が根を下ろすことはありません。常に自分と向き合って自己を高める努力をしているからです。

やられたらやり返すよりも相手にしないほうが良い理由

やられたらやり返すよりも相手にしない方が良い理由①心を破壊する因となる

素敵

やられたらやり返すよりも相手にしない方が良い理由に自分の心を破壊する原因を作ることがあります。人間関係も周囲の環境もそれまでのあなたの評価も悪くします。その結果自分の善き心も壊し今ある全てを破壊する事に繋がってしまうのです。

やられたらやり返すよりも相手にしない方が良い理由②自己確立を阻害する

自信

やられたらやり返すよりも相手にしない方が良い理由に自己確立の阻害があります。心豊かに些細な事でも喜びを感じていたのに、仕返しを考えてそれを正当化しているうちにやり返す心に支配されてしまいます。心を律するよりも堕落する道の方が遙かに楽なのですから注意が必要です。

やられたらやり返すよりも相手にしない方が良い理由③仕返しにかかる費用

お金

仕返しをするために費やす時間と労力はいくらでしょう。仕返しを考える時間だけでも一日2時間だとします。時給1000円であれば2000円の損失です。1週間だとしたら14000円です。悔しくて夜も眠れず一日考えていれば24000円の損失です。そして健康や仕事にも影響が出るので損失は増え続けます。

やられたらやり返すよりも相手にしない方が良い理由④倍返し

孤独

仕返しがうまくできたとしてその結果どのような成果になるでしょう。やり返された方は倍返しを考えるでしょう。それは終わることができなければ更に増幅しお互いに大きな痛手を受けることになります。周囲の人もあなたに近づかなくなり孤立していくでしょう。

やられたらやり返す心を克服して強くなろう!

どうしたら仕返ししたくなる心を克服できるのか。それは人は皆尊貴な存在であることを認める勇気を持つことです。その勇気が優しさとなりあなた自身の心を強くできるのです。敵に「塩」を送るのではなく「花」を送り、「北風」ではなく「南風」を送ることであなたは多くの信頼を得ることでしょう。

仕返しを考えるよりも相手にしない方が良いことで得るものは多くあります。心理は心の動きと関係し幾通りにも変化します。縁(原因)に触れる良き縁であれば前向きになります。自分と向き合い思慮深く行動することで悪い縁を回避し相手にしないことでやられた相手と少しだけ仲良くなれることもあります。

現代は、災害や事故、病気等、元気で生きることが難しく、存在することが奇跡のような時代です。毎日を感謝の思いで過ごす人の周囲には仕返しする人は近寄れません。清らかで温かい心はその人の言動や行動に表れるからです。今日から一つでも実践することであなたの周囲に変化が現れあなた自身が輝いていくことでしょう。

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