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Twitterでネトストする人の心理5選|ネトストの意味や対策方法も

更新:2019.06.21

現在の情報をリアルタイムに共有するのに欠かせないのがTwitter。しかし、一部のユーザーによるネトストの被害により、心が傷ついてしまうこともあります。ネトストの意味とは何なのか?なぜネトストをしてしまうのか?少しでも早くネトストをやめたい方に、ネトストする人の心理と対策方法について説明します。

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ネトストの意味とは?

ネトストとはインターネットでストーカーをする行為

ネトストとは「ネットストーカー」を略した言葉で、「サイバーストーカー」とも呼ばれいます。インターネットを利用して、対象者に執拗につきまとうことで存在感を対象者に植え付ける悪質な行為です。ネトストは一人の空間で行い、誰にも邪魔をされることがありませんので、罪悪感がないのが特徴です。

始まりは接点を持つことから

相手のことを調査するために

Twitterでのネトストは、対象者とのコミュニケーションを図るために接点を持つことから始めます。特定した対象者のアカウントのプロフィール、ブログやFacebookなどのSNSを訪問し、過去のツイートを全て読み、画像を検索するなどをして情報収集を行うことで対象者を「知る」ことで心を満たすのです。

ネトストする人の心理5選

ネトストする人の心理①全てを知ることができるなら時間も体力も使う

必死に画面を見ます

インターネットは情報の宝庫であるため、ネトストする人はあらゆる手段を使って特定の相手に関する情報収集に必死になります。ネトストは「相手の全てを知るため」に集中力を費やすので時間や体力、場合により睡眠時間を削ってまで日々の日課として全力を注ぎ、「相手を知るこそ意味があるのだ」と勝手に自覚します。


そして相手の情報を一つでも得ると、その達成感は快感となり「成功体験」として、ネトスト行為そのものがやめられなくなってしまうことがあります。次から次へと相手の最新情報を得ることで積み重ねるネトストは「成功体験」を繰り返すことで欲求を満たそうしますが、残念ながら満たされることはないループに陥ります。

ネトストする人の心理②共通点を探すことで繋がりを強化する

些細な情報も欠かさず調べます

相手の情報は常にタイムラインで届くため、ネトストはその都度最新情報を取り入れます。恋愛感情を持つ相手に面識が無い場合、相手の近況を把握することに努めますが、限定された情報だけでは満たされなくなります。そのため、相手の勤務先や学校の交友関係、趣味などを徹底的に調べ上げ、共通の心理を分析します。

相手との趣味が同じ場合、情報交換をすることもあるかもしれません。しかし、相手が全く別の趣味を持っている場合は、相手に合わせるかのようにその趣味を新しく始めることもあります。そして共通の趣味仲間を調べ、仲間と交流することにより相手との距離を更に縮めようとすることで、意味のある行為だと錯覚に陥ります。

ネトストする人の心理③自分の存在をアピールする

見えない「目」で存在をアピール

インターネットで得た相手に関する全ての情報のみで、相手との恋愛を妄想で膨らませることにより、恋愛に関する欲求を間接的に満たしますが、その欲求もいつかは満たされなくなり、ネトストは「モザイクアプローチ」を使った行動に出ます。

「モザイクアプローチ」とは、相手が投稿した文言や画像を元に、情報を組み合わせて相手の居場所を特定するネトスト行為です。実際に特定した場所に直接訪ねたり、手紙などを送るなどをして、相手に自分の存在をアピールすることで直接コンタクトを取ろうとします。

「モザイクアプローチ」により居場所を特定された相手は怯え続けることになります。しかし特定をしたネトストは相手の気持ちを理解しようとせず、一方的な想いを伝えるのです。この時点で相手から拒絶を告げられ、恋愛感情はやがて怒りや憎悪に変わり、相手に対する執着心を強くしてしまうのです。


ネトストする人の心理④相手に拒絶をされると攻撃に出る

心は壊れます

歪んだ行為で一方的な恋愛感情を伝えたことで相手に拒絶をされるとパニックに陥り、相手と繋がろうと色々な手段を使います。Twitterをブロックされると新しいアカウントで相手をフォローして相手とコンタクトを取り、謝罪や復縁を求めたり、恨みによる誹謗中傷、卑猥な画像や動画を投稿し攻撃を始めます。

やがて相手への攻撃では気が済まなくなり、その矛先は相手の友人関係、新しい交際相手など相手に関係する人物に向けられ、相手の情報を求めます。当然ですが相手を守るためにネトストの要求は拒否をされますので誹謗中傷、意味不明の言葉や画像、動画で訴えたりして荒らします。

対象人物を攻撃することにより相手が孤立すれば、ネトストは喜びます。そして相手が自分の元に戻ってきてくれるという期待を膨らませます。攻撃をされる側はネトストに対して「なぜ、意味のわからないことをするのか?」疑問を抱くことがあるかもしれませんが、心理を知ることでネトスト側の立場を理解できるでしょう。

ネトストする人の心理⑤自分は悪くない悪者になりたくない

まるで子どものように

ネトストは加害者でありながら「相手に自分の想いを伝えたのに、相手から拒絶された」という被害者意識があります。自己中心的でプライドが高い性格の人が相手から拒絶されることにより、そのプライドが一気に崩れ落ちることから、自分の存在そのものが否定された被害者だと主張するのです。

「こんなふうになってしまったのは、あなたのせいだ!」「責任を取れ!」など、相手に訴えることで被害者意識を植え付けますが、自分は悪くない、悪者にはなりたくないという心理を貫くかのようにネトストを正当化します。

ネトストの対策方法5選


ネトストの対策方法①情報を含めたTwitterアカウントを作らない

最初が肝心

TwitterやInstragramなどのSNSを利用したいときは、個人情報がばれることを避けるために本名ではなくハンドルネームを使い、生年月日などの情報を含むアカウント名を作成しないようにします。そして自身の顔写真をプロフィール画像にするの控えるなどの対策を心がけてください。

ネトストの対策方法②ネトストを刺激させずに証拠を集める

いつでも・どこでも・冷静に

ネトストが最も嫌うのは相手からのブロックにより拒絶をされることです。フォローした場合は直ちに解除し、ネトストのTwitterアカウントをミュートすることで、ネトストから解放されるのは一時的であることを頭に置いておきます。ネトストは相手に放置されていることを悟るとあらゆる手段を使います。

最初にネトストの被害に遭っていることを証明するために必要な証拠を集めることです。ネットの文言や画像をスクリーンショットで保存・コピーをします。そして不快にさせる動画や音声は動かぬ証拠になります。削除される前に録音・録画をその都度しておき、日付を記して保存します。

POINT

ネトストを喜ばせない!

ネトストから嫌われようとしたり、反撃するツイートはネトストを喜ばせてしまうため逆効果です。

それでも証拠が不十分ならば、弁護士や探偵にネトストの裏付け調査を依頼することで証拠が更に増えることは期待できますが、電話やメール、手紙や動画を通して脅迫された場合は、直ちに最寄りの警察に証拠を提出し、ネトストの被害を相談してください。

ネトストの対策方法③心の回復に努めることに意味がある

抱え込まないで

一人で悩まずに友人や家族、専門家や医療機関に助けを求めましょう。ネトストより受けた深い心の傷を癒やし、立ち直るためには時間が掛かりますので、専門医によるカウンセリングを受けることをお勧めします。

そして、自身の心が回復するまでしばらくの間、Twitterなどのアカウントを削除をして、インターネットから少し距離を置くことも大切です。

ネトストの対策方法④ばれるのが嫌ならばあきらめよう

あきらめることで道は開けることも

恋愛が終わってしまうのは何か理由があります。しかし未練を断ち切れずに元交際相手のTwitterなどを見て、近況を把握した後に落ち込んでしまうこともあるでしょう。その苦しさから「いつかは必ずばれるのだから、もうやめたい」という気持ちに切り替わった時点で、ネトストをやめる方法を探しましょう。

ネトストの対策方法⑤ネトストをやめたいならば徹底的に学ぶ

紙に書き出してもよいでしょう

ネトストなどのストーカー行為はリスクを伴うことを踏まえ、やめたい方にお勧めしたいのはストーカー行為を中心に特集しているテレビ番組、インターネット、新聞や雑誌、書籍を通して加害者や被害者の心理を第三者から見て学ぶことです。

当事者の声、専門家の解説を通して、ストーカーの意味や心理などの知識が身につきます。そして、ストーカー行為が女々しく悪質であるかを自覚することにより、ストーカー行為そのものをやめるきっかけにもなることがありますので活用しましょう。

自分も大切な人も守るために

人間関係を保つために

Twitterなどのネトストをして恋愛や友人関係は成立しません。ネトストは必ずばれますので、何かの形で大きな代償を払うことを避けることはできません。自分も相手も傷つけてしまう行為であることを自覚しましょう。自分と大切な人を守ってあげること、そしてネトストの被害が少なくなるように願う気持ちも込めて!

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