内弁慶な大人の心理3つ|小心者な性格の治し方や外面がいい意味や原因も
更新:2020.02.09
あなたは、内弁慶という言葉を聞いたことがありますか?この記事では、内弁慶な大人の心理とともに、小心者な性格の治し方・治す方法や外面がいい意味、内弁慶になる原因もご紹介します。内弁慶な自分を何とかしたい人は、ぜひ読んでみてください!
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INDEX
内弁慶とは?意味は?
内弁慶の意味:家では威張るが外ではおとなしい人
内弁慶とは、家の中では威張るけれども外ではおとなしくなってしまう人を意味します。家の中では家族に対して偉そうな態度を取り、よくしゃべるというのが特徴です。外に出ると借りてきた猫のようにおとなしくなったり、主張が強くない人というイメージを持たれている場合が多くあります。
内弁慶の語源・由来:家の中でだけ弁慶のように強く振る舞うこと
内弁慶の語源・由来は、家の中でだけ弁慶のように強く振る舞うことからきています。弁慶というのは、源義経に仕えたことで有名な豪傑です。強い人の代名詞としてよく用いられる存在ですね。内弁慶は、家の中でだけ威張っている様子を弁慶にたとえた言葉です。
内弁慶になる原因は?
内弁慶になる原因①我慢のしすぎ
内弁慶になる原因の1つ目は、我慢のしすぎが考えられます。家の中と外で態度にギャップがあるということは、外で素を出せていないことを意味します。外で無理をして我慢している分、家の中でストレス発散をしてしまうのです。
家族の誰かが内弁慶であった場合、外でのストレスを家庭内で撒き散らすことが考えられます。家族と言えど人間ですから、八つ当たりされたらたまったものではありません。エスカレートすると、家庭内暴力に発展する危険性もあります。外での我慢を減らす必要があると言えるでしょう。
内弁慶になる原因②社会に馴染めない
内弁慶になる原因の2つ目は、社会に馴染めないことが考えられます。子供の頃から学校などの社会に馴染めなかった場合もありますが、大人になってから馴染めなくなって内弁慶になることもあります。
いじめられた経験がある人などは特にですが、内弁慶な人は目立たないように無難にやり過ごそうとする傾向があります。自分の意見は言わず、周りに合わせ、当たり障りなく過ごすのです。しかしそれは、外で緊張感を持って過ごしていることを意味し、リラックスできていないということです。
内弁慶になる原因③外面がいい
内弁慶になる原因の3つ目は、外面がいいことが考えられます。内弁慶だから外面がいいのか、外面がいいから内弁慶になるのかは、どちらのパターンもあるでしょう。親の外面がいい場合、子供は親の真似をして過ごしているうちに、自分の感情を表に出せなくなったということも考えられます。
外では本当の自分が出せていないので、それがストレスになり、家の中では威張ったり偉そうにしたりという態度に出ます。外面のいい人の中には、家庭内でも穏やかな人もいますが、そういう人は内面と外面のギャップがないため、外でも無理なく自然体でいるのでしょう。
内弁慶な大人の心理3つ
内弁慶な大人の心理①小心者
内弁慶な大人の心理1つ目は、小心者であることが挙げられます。人に嫌われるのが嫌で自己主張ができないのは、小心者だという証拠です。家の中では威張るのに外では威張れないというのは、家族から見たら頼りないですよね。小心者ならば家の中でもおとなしくしていてほしい、というのが家族の本音でしょう。
また、失敗することを恐れて行動に出られないという心理もあります。外で目立つことすら嫌なのに、恥をかくなんてもってのほかだと思っています。心配性であり、先々のことまでネガティブな方向の想像をしてしまうため、なかなか行動ができません。
最悪の事態を想定しておくのは、慌てないために必要なことですが、ポジティブな可能性も視野に入れたいところです。小心者や臆病な人の特徴や心理・克服法については、下記の関連記事もご参照くださいね!
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内弁慶な大人の心理②自信がない
内弁慶な大人の心理2つ目は、自分に自信がないということが挙げられます。何かを達成したり成功したりした経験が少なく、自分に自信がないという人は多くいるでしょう。しかし、自信のない人が全員内弁慶というわけではありません。
自分に自信がないことにより、他人に同調したり、自己主張ができないことがストレスとなって、内弁慶となるのです。他人に同調していても、何もストレスを感じない人も存在します。内弁慶な人は、本当は外でも自分の気持ちを表現したいという願望を持っていると考えられます。
内弁慶な大人の心理③対人関係が苦手
内弁慶な大人の心理3つ目は、対人関係が苦手であることが挙げられます。一人で過ごすのが好きだったり、賑やかな場所が苦手だったりする場合、自分のコミュニケーション能力に自信が持てないのは無理もないことでしょう。過去に対人関係でトラウマを抱えた場合も、内弁慶になりやすいと言えます。
本人が苦手意識を持っているだけで、コミュニケーション能力に問題がない場合もあります。自信がないことからくるストレスですので、自信をつけることが必要になります。また、家族以外でも気を許した相手にはよくしゃべるという特徴を見せることも多いと言えるでしょう。
内弁慶の治し方・治す方法3つ
内弁慶の治し方・治す方法①自分の意見を言う
内弁慶の治し方・治す方法1つ目は、自分の意見を言うことです。内弁慶な人は、外で言わないだけで、自分の中に確固たる意見を持っています。意見を言うと嫌われるのではないか、悪い印象を持たれるのではないかといった心理が、黙っているという無難な選択をさせるのす。
内弁慶を治すためには、「嫌いたい人は嫌えばいい」という割り切りが必要です。万人に好かれる人間などいないのですから、離れていく人がいても、離れていかない人もいます。万人ウケを狙うと八方美人と言われ、嫌ってくる人もいます。確固たる自分の意見があるのなら、言った方が好かれる場合もありますよ。
周りの意見に合わせて自分の言うことを変えていると、人からの信頼を得ることが難しくなります。薄っぺらい人間だという印象も与えることになるでしょう。自分の意見を言わないことは、無難なように感じられるかもしれませんが、実はリスクも結構高いのです。
内弁慶の治し方・治す方法②失敗は成功の基だと捉える
内弁慶の治し方・治す方法2つ目は、失敗は成功の基だと捉えることです。失敗することを恐れる人は多くいますが、失敗しないと学べないこともたくさんあります。人前で恥をかくのは、誰だって嫌です。しかし、失敗を恐れて踏み出さないでいたら、ずっとそのままです。
本当に恥じるべきなのは、家の中でしか威張ることのできない自分だということに気づきましょう。成功体験が少ないことも、内弁慶になる原因となっています。このことからもわかるように、失敗を恐れず一歩踏み出すことが内弁慶の治し方と言えるのではないでしょうか。
内弁慶の治し方・治す方法③人と接する機会を増やす
内弁慶の治し方・治す方法3つ目は、人と接する機会を増やすことです。内弁慶を治すためには、ある程度人と接する機会を設け、慣れることが必要なのではないでしょうか。集団の中にいることに慣れていないと、その場の空気を読むのが難しいと感じます。一種の慣れでなんとかなることも多くあります。
最初のうちは「こんなところにいたくない」「早く家に帰りたい」と思うかもしれません。しかし、人間は人付き合いを避けて生きることはできません。避けて通れないのなら、内弁慶の治し方を考えて行動した方が、後々楽になれます。苦手意識が薄れてくれば、対人関係で悩むことも少なくなるでしょう。
過去に対人関係でトラウマを抱えた人にとっては、荒っぽい治し方とも言えるでしょう。しかし、対人関係でなくした自信は、対人関係の中で取り戻していくしかないのです。ハードルが高いと感じるかもしれませんが、慣れるまでの辛抱です。
内弁慶な子供への上手な接し方4つ
内弁慶な子供への上手な接し方①感情的にならない
内弁慶な子供への上手な接し方1つ目は、感情的にならないことです。頭ごなしに否定するような叱り方をするのは、よくありません。子供が大人の顔色を伺って、怒られないように行動するようになってしまうからです。内弁慶の始まりとも言えますね。
子育てをしていると、どうしてもイライラする場面は出てきます。しかし、子供の心理面の発育を考えると、身近な大人が感情的になるのはマイナスでしかありません。親が子供にぶつけた感情を、子供が友達にぶつけるなどして、問題行動となる可能性もあります。
自分が感情的になるにも関わらず、子供に対して「感情的になるな」などと言っても、説得力がないのは明らかです。まずは、自分が感情コントロールをできるようになりましょう。感情的にならない方法については、下記の関連記事も併せてご覧ください。
内弁慶な子供への上手な接し方②理論的に伝える
内弁慶な子供への上手な接し方2つ目は、理論的に伝えることです。理不尽な怒り方をされると納得できない感情のやり場に困るのは、大人も子供も同じです。子供に対して叱る時は、理論的になぜそういう行動がいけないのか、説明する必要があります。
理解力が成熟していない子供を相手に理論的な説明をするのは、労力のいることです。疲れるけれども、大切なこととも言えます。身近な大人が根気よく子供と接することによって、子供も簡単に諦めたり流されたりしない性格になるでしょう。
内弁慶な子供への上手な接し方③急かさない
内弁慶な子供への上手な接し方3つ目は、急かさないことです。内弁慶な子供に「どうしてお友達と仲良くできないの?」と叱っても、できないものはできないのです。一つのことを治すのにかかる時間は、人それぞれです。その子にはその子のペースがあります。
自分なりに治し方を考えている時に急かされると、「もういいや」と投げやりな気持ちになってしまいます。大人は仕事や家事に追われていて忙しいのは確かですが、だからといって子供のペースを乱す理由にはなりません。相手が子供であっても、尊重するという考えが必要です。
内弁慶な子供への上手な接し方④どうしたいのか聞く
内弁慶な子供への上手な接し方4つ目は、どうしたいのか聞くことです。内弁慶な人が、自分の意見を言うのが苦手だと先ほど述べました。子供の頃から「あなたはどうしたいの?」と気持ちを聞き出すようにしましょう。そうすることで、自分の気持ちや意見を口に出す習慣がつきます。
「その意見だと○○ちゃんが困ってしまうよ?どうしたらいいと思う?」というように、客観的な視点からの感想を言えると良いのではないでしょうか。頭ごなしに否定したりせず、気持ちや意見を受け止めた上で、自分の感情や意見を言うことは悪いことではないと教えましょう。
内弁慶は自信をつけて治そう!
内弁慶な大人の心理・内弁慶になる原因とともに、小心者な性格の治し方・治す方法について見てきました。自信のなさからくるものが大きいということが、おわかりいただけたのではないでしょうか。
自分に自信をつけ、外でも自分の意見を言えるようになることで、無理に人に合わせたり人に同調することなく、外でのストレスを減らしましょう。そうすれば、家の中と外とのギャップが小さくなり、内弁慶とは呼ばれなくなりますよ!
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