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ウォリストの使い方や値段は?本棚のDIYや耐荷重も

更新:2019.06.21

柱と壁のDIYは賃貸だと壁を傷つけるので、できないと諦めている方も多いでしょう。そんな時はウォリストを使うとDIYの大変な作業が楽になり、壁を傷つけずに壁一面本棚や仕切り壁が作れます。ウォリストは耐荷重と強度が高く、初心者でも扱いやすいDIYグッズです。使い方や値段、DIY方法を紹介していきます。

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ウォリストの使い方は?

ウォリストの使い方・テレビでも紹介された柱DIYグッズ

ウォリストとは賃貸でも壁を傷つけないでDIYができる道具です。使い方は、木材の端にウォリストを付けて天井に突っ張り固定します。簡単に付けることができ、DIY初心者でも平行に立てることができます。

ウォリストは突っ張りジャッキ意外に、木材を束ねる「束ねる金具」や棚を簡単につけられる「棚受金具」もあります。棚を作れるようにウォリストがセットになった商品もあります。壁一面を本棚にできるセットや、収納棚とデスクが一緒になったセットもあります。ウォリストを初めて使う方はセットを使ってみてください。

ウォリストの使い方・耐荷重や強度をチェック

DIYをするときに気になるのは耐荷重や強度ですよね。ウォリストは数値で明記していません。なのでどこまで大丈夫だと明言できませんが、ウォリストで作った家具を見てみると基準がわかってきます。中には電子レンジをウォリストの棚に乗せている方もいます。

電子レンジの平均重量は15kgです。棚一枚は15kg耐えられる強度があることがわかりますね。耐荷重に不安がある方は棚に裏板をつけたり、木材を強度が高いものを使ったりして強度をプラスしてください。ウォリストシリーズの中に補強金具もあるので、補強金具で耐荷重と強度を補助することもできます。

ウォリストの使い方・ウォリストに使える木材

ウォリストはどんな木材でも使えますが、サイズに規定があります。2×4または1×4の木材がウォリストが使えるサイズです。ホームセンターでよくあるサイズなので使いやすいですね。2×4が38mm×89mmで、1×4が19mm×89mmです。

ほかのサイズだとウォリストが使えなくなるので購入の際は注意してください。高さはそれぞれ必要な高さにカットしないといけませんが、少しの高さ調整はできるのでミリセンチ単位で揃える必要がありません。

ウォリストの使い方・必要な道具


ウォリストで本棚などの家具を作る時に必要な道具を紹介します。ほかのDIYよりも簡単に少ない道具で作れます。特別な道具は必要ないのでDIY初心者の方でもすぐに取り掛かることができますね。

道具

  • 定規…木材の長さを測るとき、ねじの位置を決めるときに必要です。
  • メジャー…床から天井までの長さを測る時に必要です。
  • ドライバー…ねじを留める時に必要です。電動ドライバーがあれば短時間で作れます。
  • 鉛筆…印をつける時に必要です。

ウォリストの使い方・購入時の注意点

はじめてウォリストを購入する時に注意する点があります。ウォリストの突っ張りジャッキを使うときに木材のサイズは気をつけますが、よくある間違いにタッピングや棚受け金具のサイズ間違いがあります。タッピングはウォリストを木材に固定するものです。タッピングには1×4と2×4の2タイプあります。

またタッピングにはカラーもあります。ウォリストには白、黒、クロームの3色展開されていますが、タッピングにも3色出ています。タッピングのカラーを間違えると目立ってしまうので注意してください。同じように棚受け金具にもサイズとカラー違いがあるので、突っ張りジャッキと同じものを選ぶようにしましょう。

ウォリストの値段は?

ディアウォールの値段・強度

ウォリストのような木材を支えるDIY道具は他にもあります。そのひとつがディアウォールです。ディアウォールはネジがなくシンプルな見た目になっています。使い方はウォリストより簡単です。ウォリストはかっこよく、ディアウォールはかわいいイメージです。

かわいい見た目重視の方はディアウォールもおすすめですが、耐荷重と強度の面を見るとウォリストの方が強くなります。ディアウォールは中にバネが入っていて、バネの力で木材を突っ張ります。ウォリストのように突っ張る力がないので、強度が劣ってしまいます。

ディアオールの値段・強度

値段 1,380円(税込)
強度 ウォリストより弱い
カラー ホワイト│ライトブラウン│ダークブラウン│ブラック

ディアウォールをもっと知りたいと思った方は、こちらの記事をチェックしてみてください。ディアウォールを使った棚の作り方や、ディアウォールで作れる棚を紹介しています。


ラブリコの値段・強度

ウォリストとディアウォール以外にラブリコという突っ張り道具があります。見た目はディアウォールと同じでかわいらしいデザインになっています。使い方は木材にはめ込んでネジで突っ張らせるように固定して使います。

ウォリストと同じで突っ張り部分があるので強度も高いのではないかと思いますが、ウォリストよりも耐荷重、強度は低くなります。値段は店によって変わりますが、定価は3つの中で一番安いので費用を抑えたい方におすすめです。

ラブリコの値段・強度

値段 1,080円(税込)
強度 ウォリストより弱い
カラー オフホワイト│ブロンズ│ヴィンテージグリーン

ラブリコをもっと知りたいと思った方は、こちらの記事をチェックしてみてください。ラブリコの細かな説明や、使い方を紹介しています。おしゃれな棚アイデアもあるので、棚を作るときの参考にもなります。

ウォリストの値段・強度

ウォリストの特徴はバネとジャッキで突っ張るので強度が高いことです。シリーズの金具も多いのでいろいろな種類の棚を作ることができます。またジャッキがあることで木材の高さが少し足りなくても、ジャッキが補ってくれます。

3つの中で1番耐荷重と強度が高い理由に、素材も関わってきます。ディアウォールとラブリコはプラスチックですが、ウォリストは金属です。強度はもちろん耐久度も金属の方が優れています。

ウォリストの値段・強度

値段 1,680円(税別)
強度 3つの中で最も高い
カラー 白│黒│クローム

ウォリストのDIY方法3選

ウォリストのDIY方法①壁一面本棚


ウォリストで作るDIY家具の中で定番の本棚です。ウォリストのセットの中にいろいろな種類の棚がつくれるセットがあります。壁一面の本棚はかっこいいので家具に取り入れたいけれど、価格が高かったりリフォームの必要があったりとなかなか手が出せないですよね。しかしウォリストがあれば好きなサイズで簡単に作れます。

ウォリストの束ねる金具には1枚用~4枚用まであります。4枚用は356mmになるので4枚木材を使って本棚を作ると本を奥と手前に重ねて収納できます。本棚の中に作業台や勉強台を作るときにも便利ですね。ウォリストには床につく部分はカバーがなく、キズ・ズレ防止シートがあるので床を傷つけないため敷いてください。

ウォリストのDIY方法②ディスプレイ棚

ウォリストでディスプレイ棚も作れます。ディスプレイ棚は既製品もありますが、賃貸などで壁を傷つけたいない時は枠のある棚になりますよね。しかし枠があると窮屈に見えてしまいますよね。そこでウォリスト使うと壁掛けラックのようなディスプレイ棚が作れます。

2本の木材にウォリストの突っ張りジャッキをつけて壁に取り付けます。取り付けた木材にリーフ棚受けをつけるだけで完成です。ウォリストの棚受け金具はコの字型になっているので、ディスプレイだなの棚にはリーフ棚受けがおすすめです。リーフ棚受けはそのまま高さ調整ができる優れものです。

ウォリストのDIY方法③テレビラック

ウォリストでテレビラックを作ると、デッドスペースも有効活用できます。大きなテレビラックは収納力抜群です。家によって天井に柱の突起がある場合があるので、ウォリストを使えば高さ調節ができてデッドスペースが生まれません。ラックが大きくなってくると強度に不安がある方は、補強金具を使ってみてください。

ウォリストのテレビラックのいいとことは、裏面が開いているところです。テレビを置く場所にはコードがつけられる穴が開いているテレビラックが多いですが、他の棚部分には無いですよね。すべての裏面がないとスピーカーやゲーム機などいろいろなコードを最短で裏に通す使い方ができます。家電が多い方におすすめです。

壁作りのDIY方法3選

壁作りのDIY方法①カウンターキッチン・キッチン目隠し

壁作りは素人ではなかなかできないDIYですよね。しかしウォリストで柱をつけて板をつければ簡単に壁が作れます。ウォリストでつくる壁は、釘やネジを木材につけているので家の壁を傷つけません。賃貸でも簡単なリフォームができますね。おしゃれなカフェ風のカウンターキッチンもウォリストで作ってみましょう。

カフェ風のカウンターキッチンは、調味料や調理道具がおしゃれにディスプレイされていますよね。カウンターキッチンにウォリストでディスプレイできる壁を作ると、おしゃれなカフェ風キッチンになります。棚の数や幅を調整できるのもウォリストDIYの良さですね。

キッチンのリメイクDIYを考えている方は、こちらの記事もチェックしてみてください。キッチンのリメイク、リフォーム例を箇所ごとに紹介しています。理想のキッチンをDIYで作ってみましょう。

壁作りのDIY方法②壁掛け収納

一人暮らしなど収納が限られている時に壁掛け収納は使い勝手がいいですよね。賃貸だと壁に釘やネジを打てないので壁掛け収納を諦めていた方は、ウォリストを使って壁掛け収納をつけてみましょう。ウォリストに使える木材は89mmあるので、壁掛けラックや物を掛けるフックを簡単に取り付けられます。

一面の壁を作るわけではないので、壁紙が見えて開放感もあります。ウォリスト壁掛け収納の棚を付けるときは、リーフ棚がおすすめです。板を挟むだけの簡単設置で、高さ調整ができます。リーフ棚受けとリーフ棚支柱も白、黒、シルバーと3種類あるので、カラーの組み合わせを変える楽しみがあります。

壁作りのDIY方法③壁掛けテレビ板

テレビラックを使わず、テレビを壁に設置する方法は部屋を広く見せてくれて憧れますよね。しかし壁に穴を開けるちょっとしたリフォームが必要になるので、簡単に手が出ない方は多いですよね。そんな方はウォリストで壁を作ってみてください。テレビをつけたい場所にウォリスト付き柱を2本つけて、板を取り付けるだけです。

板の裏にコードを隠せてリビングがすっきりします。アレンジとして一面壁にせずにテレビを取り付ける部分だけ板を取り付け、空いている部分に棚を取り付けるとレコーダーやスピーカー置き場にできます。この方法を使えば部屋の仕切り壁や、来客に見られたくない場所の目隠し壁もウォリストで簡単に作れますね。

ウォリストで自分好みの家具を作ろう!

ウォリストはDIYの幅を広げてくれる魅力的なグッズですね。ホームセンターで木材をカットしてもらえば家にある工具で作れます。使い方も簡単なのでDIY初心者の方でも使ってみてください。木材に色を塗ったり独特な形の棚を作ったりアレンジも楽しみましょう。

ウォリストを使うときにアレンジとして使えるのが、100均のリメイクシートです。木目がインテリアと合わないとき、ペンキで塗るのが難しいときに貼るだけでいいのでとっても便利です。こちらの記事でいろいろな種類の100均のリメイクシートが紹介されているので、チェックしてみてください。

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