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殻付き生牡蠣の美味しい食べ方は?洗う手順と下ごしらえやマナーも

更新:2019.06.21

より美味しい生牡蠣の食べ方をご紹介します。殻付き生牡蠣の美味しい食べ方、スーパーの生牡蠣を洗うなど、美味しくする下ごしらえの方法、電子レンジでの調理の仕方、レモンの使い方、食べる時のマナーなど、生牡蠣をより美味しく食べる方法をお届けします。

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殻付き生牡蠣の美味しい食べ方とは?

殻付き生牡蠣の美味しい食べ方|殻付き生牡蠣の開け方

殻付きの生牡蠣の開け方は、最初は少しコツが入りますが、慣れればそんなに難しいことではありません。殻付き生牡蠣の美味しさの最大のポイントは鮮度ですので、生牡蠣を最も美味しい食べ方をするためにも、さっと開けて、しっかり冷えた状態でいただけるようにしましょう。

牡蠣の殻はゴツゴツしており、さらに刃物も使いますので、牡蠣の殻を開ける際は必ず軍手を着用しましょう。使うのは、牡蠣を開ける専門のナイフ牡蠣ナイフを使うと最も開けやすいですが、ない場合は、魚用や肉用のナイフでも代用することができます。包丁や果物ナイフなどは危険ですのでやめておきましょう。

牡蠣の殻を開けるポイントは、貝柱だけを上手に取るために、殻にしっかりとナイフを沿わせて動かすことです。殻にナイフを沿わせておくことで、肝心の身には傷をつけずに牡蠣を開けることができます。

殻付き生牡蠣の美味しい食べ方|殻付き生牡蠣の開け方

  1. 台の上に布巾やタオルを敷いておきます。
  2. 台の上に平らな方を上にして牡蠣をおきます。
  3. 牡蠣の殻の開いている部分の1/3程度のところに貝柱がありますので、そこを目指してナイフを入れます。
  4. 上の平らな殻にナイフを沿わせるようにして、そっとナイフを入れます。
  5. ナイフを少しずつ動かしながら、少しずつ入れていきます。
  6. ナイフがある程度入ったら、平らな方の殻から貝柱をこそげとるイメージでナイフを動かします。
  7. 少しずつ殻が開いていきます。
  8. 少し殻が開いてきたら、牡蠣を立てて中を確認しながら、貝柱だけをナイフでこそげ落とすようにします。
  9. ナイフで殻を抑えながら、牡蠣の殻を開けます。
  10. 下の殻にナイフを沿わせて滑らせるようにして下の貝柱も外します。
  11. 身と殻を水で洗い、入っていた状態をひっくり返して殻に戻します。
  12. ひっくり返すと牡蠣の身がふっくらしてより美味しそうに見えます。

殻付き生牡蠣の美味しい食べ方|しっかり冷やす

殻付き生牡蠣の美味しい食べ方のポイントは、しっかり冷やしていただくことです。殻開け作業をのんびりしていると、鮮度も温度も変わってしまいますので、なるべく早く開けられるようにしましょう。時間がかかってしまいそうな時は、開けるギリギリまで冷蔵庫に入れる、氷水を用意しておくなどしておくと良いでしょう。

また、殻を開けて洗うときに氷水を使う、開けた後一旦冷蔵庫で冷やした後で、冷やしたお皿などに盛り付けるなどの工夫をすることで、美味しい状態でいただくことができます。冷蔵庫に入れる際は、乾燥を防ぐためにラップをかけることを忘れないようにしましょう。

殻付き生牡蠣の美味しい食べ方|レモンなどと共にシンプルに

殻付きの生牡蠣の殻を開け、水で洗ってよく冷やしたあとは、そのままが最も美味しい食べ方です。最初の一つは何もかけずに食べる食べ方がおすすめですが、その後は、レモン、ポン酢、カクテルソースなどをかける食べ方もおすすめです。


生牡蠣とレモンはぴったりの組み合わせですが、レモンがない場合には、こちらの記事のような代用品を使うこともできます。新しい美味しさが見つかるかもしれません。

スーパーで買った生牡蠣の美味しい食べ方は?

スーパーで買った生牡蠣の美味しい食べ方|「生食用」と「加熱用」

スーパーでは、地域や時期によって、稀に殻付きの生牡蠣が売っている場合もありますが、大体の場合は、生牡蠣はパックなどになって売っています。パックになった生牡蠣には、生食用と加熱用の2種類があります。生食用は、その名の通り、生でいただくことのできる牡蠣です。加熱用は、加熱してから食べる用です。

スーパーで販売されている牡蠣の「生食用」と「加熱用」の違いは、鮮度などではなく、採れた海域または出荷の方法の違いです。生食用は出荷前に、滅菌洗浄を行います。そのため安全に出荷されますが、滅菌洗浄の間、断食状態になりますので、その分身がしぼんでしまうことがあります。

加熱用は、断食の時期がありませんので、生食用より味が濃く、栄養素をたくさん含んだ状態で出荷されます。加熱して食べる場合は、加熱用を使った方が美味しい場合があります。生食用を加熱して食べることは可能ですが、加熱用を生で食べることは危険ですので絶対にやめましょう。食べ方によってしっかり分けましょう。

スーパーで買った生牡蠣の食べ方|調味料で味アレンジ

スーパーで買った生食用の生牡蠣は、塩、大根おろし、片栗粉などでしっかりともみ洗いし下ごしらえをすることで、美味しく生で食べることができます。殻付きの生牡蠣の食べ方と同じく、シンプルにそのままで、レモン、ポン酢、カクテルソースなどを添えても美味しくいただけます。

スーパーで買った生食用の生牡蠣の美味しい食べ方は、もみじおろしやネギを添えたり、アボガドやトマトとあえた生牡蠣カクテルなどにしても美味しくいただけます。殻付きの牡蠣より手に入れやすいスーパーの生牡蠣は、色々な味付けの食べ方を楽しんでも良いでしょう。自宅でマナーを気にせず美味しくお召し上がりください。

生牡蠣の美味食べ方|美味しい下ごしらえとは?


生牡蠣の美味食べ方|塩で洗う下ごしらえの仕方

スーパーで買った生牡蠣の下ごしらえの仕方の1つ目は塩を使って洗う方法です。生食用の生牡蠣をざるにあけ、多めの塩をかけます。洗い流しますので、多めでも大丈夫です。生牡蠣を痛めないように優しく手でもみ洗いをします。

生牡蠣のヌメリが取れてきたら水でしっかりと流します。案外たくさんの汚れが落ちて、驚くかもしれません。最後に氷で洗うと、さらに美味しくいただくことができます。スーパーで買った生食用の生牡蠣は、そのままでも美味しく食べられますが、塩でさっと洗うだけで、随分美味しさが変わります。

生牡蠣の美味食べ方|大根おろしで洗う下ごしらえの仕方

スーパーで買った生牡蠣の下ごしらえの仕方の2つ目は大根おろしを使って洗う方法です。生食用の生牡蠣をボウルなどに入れ、大根おろしを汁ごと入れます。身を崩さないように優しくもみ洗いをし、その後5分ほど放置します。

大根おろしが灰色になるほどしっかりと汚れが落ちますので、水でしっかりと洗い流し、最後に氷で洗って下ごしらえの完了です。身がより一層ぷりっぷりになりますので、ぜひ試してみてください。

生牡蠣の美味食べ方|牡蠣そのものの味わいを楽しむ

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#殻付き生牡蠣#美味しい#生牡蠣

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生牡蠣を美味しく食べるためには、まずはしっかりと下ごしらえをします。殻付きの生牡蠣は、殻をあけてそのままでも十分美味しいですが、スーパーで買った生牡蠣と同じように、塩、大根おろし、片栗粉などでしっかりと洗うことで、独特の臭みやヌメリを取ることができ、より一層ぷりっとした牡蠣を味わうことができます。

生牡蠣の食べ方で最も美味しいのは、よく冷やしてそのままつるっといただくことですのです。一つは何もつけないそのままの食べ方で食べることがおすすめです。ぜひ牡蠣本来の味を楽しんでください。

生牡蠣の食べ方とは|電子レンジの調理法は?


生牡蠣の食べ方とは|電子レンジの調理法①殻付きの牡蠣の調理

殻付きの生牡蠣は、電子レンジで軽く加熱することで、生牡蠣とは一味違った美味しさを味わうことができます。殻付きの生牡蠣は、殻を開けるのが少し大変な作業です。電子レンジでそのまま加熱することで、殻が開きますので、食べやすくもなります。

殻付きの生牡蠣を皿に乗せ、軽くラップをかけて電子レンジに入れ、生牡蠣1個につき1分ほど加熱します。電子レンジから出すと、牡蠣の殻が1cmほど開いているはずですので、そこから牡蠣用のナイフなどを差し込んで、殻をあけましょう。レモンや醤油などを加える場合は、加熱後すぐにたらすと良いでしょう。

生牡蠣は、加熱することで、牡蠣の美味しいスープをたくさんいただくことができます。レモンを絞っても美味しいですし、加熱した牡蠣には、醤油を垂らしても美味しくいただけます。

生牡蠣の食べ方とは|電子レンジの調理法②スーパーで買った生牡蠣の調理

スーパーなどで購入した殻をむいた状態の生牡蠣も、電子レンジで調理することができます。生食用の生牡蠣は塩、大根おろし、片栗粉などで洗ったのち、軽くラップをかけて電子レンジで1個につき1分加熱します。美味しいスープがたっぷり出ますので、深さのあるさらに入れて加熱しましょう。

加熱用の生牡蠣を調理する場合は、少し注意が必要です。加熱用の生牡蠣は、生牡蠣の中心部が90℃以上の状態を90秒以上続けないと食べてはいけません。加熱用の生牡蠣は、お鍋などで煮る時と同じように、牡蠣がひたひたに浸るくらいの水を入れた容器に牡蠣を入れ、電子レンジで水が沸騰するまで加熱します。

牡蠣を入れて加熱した水は、薄めの出汁になりますので、別の料理に使うことでさらに美味しい食べ方をすることができます。加熱用の生牡蠣を電子レンジで調理する場合は、しっかりと加熱できたことを確認することが重要ですので、注意して行いましょう。

生牡蠣を食べるときのマナーとは?

生牡蠣を食べるときのマナー|レストランなどで食べる時

レストランなどで生牡蠣を食べるときのに気をつけたいマナーは、きちんと手で殻を抑えながら牡蠣をすくうなどする、牡蠣の殻に残ったスープも殻から飲んで良いとされています。マナーが気になる場合は、同席している方などに確認するなどの配慮をすると良いでしょう。

高級なレストランや料亭で牡蠣を食べる場合も、マナーが特別に決まっていることがあるわけではありませんが、マナーがわからない場合、気になることがある場合はスタッフなどにこっそりと聞くと良いでしょう。特に高級店などでは、その場の雰囲気などが重視されますので、その場で確認するのが一番確実でしょう。

生牡蠣を食べるときのマナー|オイスターバーなどで食べる時

オイスターバーで生牡蠣を食べるときに気をつけたいマナーは、牡蠣のスープを音を立ててすすったりしなければ、常識の範囲内でそんなに堅苦しく考えることはありません。美味しい牡蠣のスープまで、殻から飲んでも大丈夫です。オイスターバーはおしゃれで入りにくい場合もありますが、ぜひ牡蠣を楽しみに行ってください。

オイスターバーは、元はニューヨークにあるレストランの名前でしたが、今では、牡蠣を多数扱っている専門のレストランのようなイメージになっています。複数の種類の牡蠣が用意されており、食べ方やソースなども多数用意されていて、牡蠣好きにはたまらないお店です。

つるっとした喉越しで、どんどん食べられる牡蠣を、もっと食べたい場合は、牡蠣の食べ放題のお店に行ってみるといいでしょう。こちらの記事もチェックしてみてください。

正しい食べ方で殻付き生牡蠣をより美味しく食べましょう

生牡蠣は、ぷるっとしてつるんとして、なんとも言えない喉越しが大変美味しく、また海のミルクと言われるほど栄養も豊富です。殻付きの生牡蠣はその中でも特に人気で美味しいので、殻の開け方をマスターして、新鮮な生牡蠣を美味しく食べましょう。

殻付き生牡蠣はなかなか手に入りにくいものですが、スーパーを上手に利用することで、もう少し手軽に生牡蠣を食べることもできます。スーパーで買った生食用の生牡蠣でも、上手に下ごしらえして食べることで、十分に美味しく食べることができます。

生牡蠣は怖いイメージを持っている方もいるかもしれませんが、きっちりと処理をし、気をつけて管理することで、美味しく食べることができます。正しい下ごしらえをして、ますます美味しい生牡蠣をいただきましょう。

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