からすみのおいしい食べ方は?おつまみやメイン料理のレシピ10選と台湾料理も
更新:2019.06.21
高級珍味として知られるからすみは、台湾のお土産でいただくことも多い食材です。しかし、下ごしらえの仕方や食べ方がわからないという方も寡うないのではないでしょうか。そこで、からすみの下ごしらえや美味しい食べ方、おつまみやメイン料理のおすすめレシピをご紹介します。
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INDEX
からすみとは?
「からすみ」とは魚の卵巣を塩漬けして天日干ししたもの
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「からすみ」とは、高級珍味として日本でも愛されている食材です。ボラ、サワラ、ブリなど魚の卵巣を塩漬けして天日干ししたものです。日本料理に使われたり、日本酒のおつまみなどにも相性抜群です。日本では長崎のからすみが高級珍味として愛されています。
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魚卵特有のねっとりとした濃厚な味わいと塩加減で、日本酒と相性抜群で、お酒のおつまみとしても愛されています。また、イタリア料理でも用いられることが多く、雲丹やイクラのような濃厚さと表現する方もいるようですね。日本酒だけでなく、ワインに合わせてイタリア料理として楽しむ食べ方も人気です。
QUOTE
からすみ(唐墨、鰡子、鱲子)は、ボラなどの卵巣を塩漬けし、塩抜き後、天日干しで乾燥させたもの。名前の由来は形状が中国伝来の墨「唐墨」に似ていたため。 日本ではボラを用いた長崎県産のものが有名だが、香川県ではサワラあるいはサバを用いる。日本以外でも台湾やイタリアのサルデーニャ島(ボッタルガを参照)、スペイン、エジプトでも作られる。原材料として、ヨーロッパではボラ以外の海産魚の卵巣も用いられ、台湾にはアブラソコムツを使うものもある。 引用元:Wikipedia
イタリア土産や台湾土産でも知られる高級珍味「からすみ」
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日本では高級珍味の一つとして知られる「からすみ」ですが、「唐墨」、「鰡子」、「烏魚子」、「鱲子」など様々な漢字で表記されています。
台湾では「烏魚子(オーヒージー)」と呼ばれ、日本よりは比較的リーズナブルな価格で購入することができるため、喜ばれる台湾旅行のお土産としても人気です。またイタリアでは「ボッタルガ」と呼ばれパスタなどに用いられることも多い食材です。
からすみの食べ方|下ごしらえの仕方とは?
からすみの下ごしらえの仕方
お土産などで貰うこともあるからすみですが、多くの商品は真空パックになっています。また、食べる前には下ごしらえが必要です。まずは、真空パックのパッケージから出したからすみを日本酒に浸しておきます。その後、柔らかくなった薄皮を剥がせば下ごしらえは完成です。
少量でも味が濃厚なからすみは一度に食べきれないので、食べる分だけカットし、開封した後には残りは空気が入らないようにラップなどに包み冷蔵庫で保存しましょう。
また、風味は落ちてしまうものの、冷凍庫でも保存可能です。塩漬けの製品なので未開封であれば日持ちも長い印象ですが、やはりできるだけ早く食べたほうが良さそうですね。
からすみの食べ方
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からすみの食べ方としては、スタンダードなものとしては、薄くスライスして食べる方法が人気です。塩分がしっかりとした味なので、薄いスライスでも十分な味わいを楽しめます。
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また、そのままスライスしたり、軽く炙ったりして加熱する方法もおすすめです。また、すりおろしてからすみパウダーのようにして食べる方法も、料理の幅が広がりますよ。その塩加減を生かして、すりおろしたり、みじん切りにして料理に混ぜて味付けにも役立ちます。
からすみの台湾流の食べ方は?
からすみは台湾のお土産でも人気
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日本からも短時間で気軽に週末旅行などでも行きやすい台湾は女子旅などにも人気ですよね。最近ではアジアへの海外旅行も格安航空・LCCでも行きやすいですよね。日本と台湾は時差も1時間、飛行機で3〜4時間で行くことができます。そんな台湾のお土産でもからすみは人気です。
からすみにネギと大根が串で刺してあるものなどは、台湾観光の定番である夜市の屋台などでも食べることができます。お酒好きな方は是非、台湾ビールと一緒に楽しみたいですよね。台湾旅行で夜市で食べ歩きを楽しみたい方は、是非、「烏魚子(オーヒージー)」もチェックしてみて下さいね。
からすみの台湾流の食べ方
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からすみの台湾流の食べ方でポピュラーなのは、スライスしてそのまま食べる方法です。表面の薄皮を剥がして酒を塗り、フライパンやトースターなどで加熱するのもおすすめです。
この時に、中心部分にはからすみ特有のねっとりとした食感を残すように加熱するのが特徴です。火入れの加減を間違えるとパサパサとして印象になってしまい、食感を損なうので注意しましょう。
日本では、「からすみ大根」や大根のスライスで挟む「からすみサンド」などがポピュラーな食べ方ですが、台湾流では、生ニンニクのスライスと食べる方法もあるようです。
台湾流からすみチャーハンも人気!
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からすみの台湾流の食べ方としては、そのまま食べる他に「台湾流からすみチャーハン」もおすすめです。スライスやみじん切りにしたからすみを食材としても使え、また味付けにも役立ってくれます。チャーハンの卵に、すりおろしたからすみを入れるのもおすすめです。
からすみの食べ方|おつまみのレシピ5選
からすみのおつまみでの美味しい食べ方・レシピ①からすみ大根
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からすみのおつまみでの美味しい食べ方・レシピ1つ目は、「からすみ大根」です。日本酒のお店や立ち飲み店などでもメニューにあることの多い、定番の食べ方です。
「からすみ大根」は作り方も非常にシンプルで、自宅でも日本酒のおつまみとしてすぐに真似できる食べ方ですね。難しい作り方やコツもないので、ホームパーティーやおもてなしに取り入れるのもおすすめです。
からすみ大根
- 薄皮を剥いたからすみを、薄切りスライスにする。
- からすみと同じくらいの厚みと大きさに大根もスライスする。
- からすみと大根を交互に挟んで盛り付け完成です。
「からすみ大根」は日本酒のおつまみとしても非常にポピュラーで相性も抜群!からすみの濃厚な味わいを、大根のみずみずしく淡白な味わいで中和させて食べやすいと人気です。「からすみ大根」の他にもおすすめの日本酒に合うおつまみについては、以下の記事でご紹介していますので、合わせて参考にしてみて下さいね。
からすみのおつまみでの美味しい食べ方・レシピ②からすみ餅
View this post on Instagram診療待ち時間にうっかり#和久傳 を通りかかってしまい#からすみ餅 まだあったのかと思った瞬間買ってたよね。炙って一口齧った瞬間活性原酒#雪っこ 開けてなみなみ注いだよね。最高の通院休暇だよね。
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からすみのおつまみでの美味しい食べ方・レシピ2つ目は、「からすみ餅」です。「からすみ餅」は、割烹や予約の取れない有名な日本料理屋、名店・紫野和久傳などでもメニューに入っていることもある、人気の食べ方です。シンプルなのにとっても美味しい、おすすめの食べ方です。
お店でオーダーしたり購入すると決して安くはない「からすみ餅」ですは、自宅での手作りなら、そのまま食べたり、お澄ましのお雑煮に入れたアレンジ料理に楽しんだり、様々な食べ方ができますね。
からすみ餅
- 薄皮を剥き、スライスしたからすみを柔らかくした餅の間に挟む。
- うっすら焦げ目がつくまで、トースターやフライパンで焼く。
からすみのおつまみでの美味しい食べ方・レシピ③からすみカプレーゼ
からすみのおつまみでの美味しい食べ方・レシピ3つ目は、「からすみカプレーゼ」です。からすみはチーズとも相性抜群なので、お手軽に作れる定番の前菜・カプレーゼにアレンジするのもおすすめです。
からすみカプレーゼ
- トマト、モッツァレラチーズ、バジル、オリーブオイルのシンプルなカプレーゼを作る。
- みじん切りにしたからすみを合えるか、仕上がり後にからすみパウダーをふりかける。
からすみのおつまみでの美味しい食べ方・レシピ④からすみのポテトサラダ
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からすみのおつまみでの美味しい食べ方・レシピ4つ目は、「からすみのポテトサラダ」です。作るのが簡単で、じゃがいもの大量消費メニューでも人気のポテトサラダですが、ついつい味付けがマンネリ気味になってしまいがちですよね。
そこでおすすめなのが、大人な味わいの「からすみのポテトサラダ」です。「からすみのポテトサラダ」は、ワインのおつまみにしたり、サンドイッチにアレンジしたりと楽しめますね。
からすみのポテトサラダ
- じゃがいもの皮は剥き、芽を取り除いておきます。カラスミは皮を剥いておきます。
- じゃがいもを一口大に切り、水と一緒に耐熱容器に入れ、電子レンジで加熱します。
- 加熱したじゃがいもにバターやお好みでマヨネーズを和えながらマッシュします。
- 細かく刻んだからすみとパセリなどお好みの食材を加えて完成です。
からすみのおつまみでの美味しい食べ方・レシピ⑤からすみブルスケッタ
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からすみのおつまみでの美味しい食べ方・レシピ5つ目は、「からすみブルスケッタ」です。イタリアンレストランなどでも人気のブルスケッタは、作るのも簡単で人気のメニューです。そんなブルスケッタもからすみをプラスすれば、芳醇な味わいが増してくれますね。
からすみブルスケッタ
- トーストしたバゲットにニンニクで香りづけをします。
- サイコロ状にカットしたトマト、バジルの千切り、カットしたからすみ(からすみパウダーでも可)をボールでまぜあわせ、塩胡椒、オリーブオイルで味を調える。
- バゲットの上に具材をのせて完成です。
からすみの食べ方|メイン料理のレシピ5選
からすみのメイン料理での美味しい食べ方・レシピ①からすみパスタ
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からすみのメイン料理での美味しい食べ方・レシピ1つ目は、「からすみパスタ」です。日本酒のおつまみとして人気のからすみですが、実はメインの料理にも大活躍してくれます。
イタリアではボッタルガという名前で親しまれているからすみを使ったパスタは、日本でも本格的なイタリアンレストランなどでは定番メニューとして親しまれています。
味付けは、シンプルなペペロンチーノやボンゴレ。クリームパスタなどのアレンジでも良いのですが、からすみの塩加減を考慮した味付けに注意しましょう。
からすみパスタ
- パスタをたっぷりのお湯で茹でる。この時、塩加減はいつもより少なめでも可。
- お好みの味付けのパスタに、食材としてからすみを入れる。
- 和風パスタなどの場合には、からすみの塩加減を考慮して醤油や塩加減を調整すると美味しく仕上がります。
からすみのメイン料理での美味しい食べ方・レシピ②からすみのリゾット
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からすみのメイン料理での美味しい食べ方・レシピ2つ目は、「からすみのリゾット」です。白いご飯と相性抜群なからすみですが、リゾットとしての食べ方もおすすめです。イタリアではボッタルガという名前で親しまれるからすみは、イタリア料理など洋風な味付けとも好相性です。
からすみのリゾット
- フライパンにオリーブオイルとにんにくスライスを入れて火にかけ、途中で弱火にし、オイルににんにくの香りを移します。
- 玉ねぎのみじん切り、カットしたマッシュルームを塩で軽く炒める。その後、生米を入れて全体に油がまわるようにさっと炒める。
- スープストックを米がかぶるまで注ぎ、弱めの中火で炊く。
- 途中15分を過ぎたときくらいに、生クリーム、バター、粉チーズを加え、フライパンを揺すって混ぜ乳化させる。
- 芯が残っている状態になれば、アルデンテの食感のリゾットの完成です。
- 最後にチーズ、すりおろしたからすみをたっぷりと散らして、ドライパセリを飾って完成です。
からすみのメイン料理での美味しい食べ方・レシピ③からすみ蕎麦
からすみのメイン料理での美味しい食べ方・レシピ3つ目は、「からすみ蕎麦」です。非常にシンプルですが、ミシュランの星付きレストランなどでもメニュー入りしている食通にファンの多い食べ方です。からすみの塩加減を生かし、つゆをつけずに塩で蕎麦を食べる方法同様に、蕎麦本来の味わいを楽しめます。
彩りとして、カイワレなどをトッピングするのもおすすめです。お好みでからすみ蕎麦に岩塩やわさびなどを蕎麦につけて食べても美味しいですよ。
からすみ蕎麦
- せいろ蕎麦(ざる蕎麦)の作り方で蕎麦を茹でる。
- すりおろしたからすみをたっぷりとかける。
からすみのメイン料理での美味しい食べ方・レシピ④からすみの焼きおにぎり
からすみのメイン料理での美味しい食べ方・レシピ4つ目は、「からすみの焼きおにぎり」です。白いご飯とも相性抜群なからすみですが、焼きおにぎりもおすすめです。ご飯に混ぜ込めば、表面は炙ったからすみの食感や味わいを楽しめ、内側はねっとりとしたからすみの濃厚さを味わえます。
からすみの焼きおにぎり
- すりおろしたからすみを和えたおにぎりを作る。お好みでゴマや大葉などを混ぜるのもおすすめです。
- からすみの塩分を生かした味付けなので、塩や醤油などはお好みで少量。
- フライパンやグリルなどで焼けば、完成です。
からすみのメイン料理での美味しい食べ方・レシピ⑤ホタテのグリル
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からすみのメイン料理での美味しい食べ方・レシピ5つ目は、「ホタテのグリル・からすみ添え」です。実はホタテとからすみは好相性。いつものお家ごはんをレストラン風にランクアップさせるのにもからすみはおすすめです。有名イタリアンレストランの味を真似してみましょう。
また、グリルの他に、からすみパウダーとオリーブオイル、レモン汁と塩胡椒で作るホタテのカルパッチョもおすすめです。簡単なのにレストランのようなおしゃれな一品に仕上がります。
ホタテのグリル・からすみ添え
- 綺麗に下ごしらえをしたホタテをオリーブオイルで中火で焼き色がつくまで加熱する。オリーブオイルの代わりにバターでソテーするのもおすすめです。
- 加熱前に白ワインや塩胡椒で味付けをしておいても良いですが、からすみの風味をきわ立てるには味付けはしないでも大丈夫です。
- 焼きあがったホタテのグリルに、すりおろしたからすみを添えれば完成です。
手軽なコストコの「ボッタルガ(からすみ)パウダー」も大人気!
コストコの「ボッタルガ(からすみ)パウダー」が話題!
コストコで購入できるからすみパウダー「ボッタルガ・ムジネ」は、SNSで話題です。高級食材からすみはなかなか手が出せない、下ごしらえの仕方に自信がない、といった方にはからすみパウダーがおすすめです。そんな便利な食材、からすみパウダーは実はコストコでも購入することが可能です。
高級スーパーやこだわりの食材店などでもラインナップされることのあるからすみパウダーですが、やはり少しお値段は高め。そこでおすすめなのが、コストコのからすみパウダー「ボッタルガ・ムジネ」です。以下の記事の、コストコで上手に買い物をするコツもチェックしておきましょう。
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手軽に惜しみなく使えてお家ごはんにも高級感!
View this post on Instagram迪化街の専門店で買ったからすみで * からすみパスタとからすみ大根 * 美味しかった😋 * お酒もすすんだ🍶 * pasta with mullet roe
A post shared by makoto (@streamakoto) on
もちろん、コストコのからすみパウダー「ボッタルガ・ムジネ」は、良心的なコストコ価格なので手の届きやすい価格帯です。そのため、惜しみなく贅沢にレシピに取り入れることができますね。
友人を招いてのホームパーティーなどでも、メニューに取り入れればレストランのような高級感のある料理に見えて、高みせしてくれる優秀食材です。
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コストコのからすみパウダー「ボッタルガ・ムジネ」は、150gの大容量でコストパフォーマンスに優れているので、いつものメニューにプラスして、少しリッチなアレンジ料理を楽しむのにもおすすめです。ラピュタパンやおにぎりなどの朝食メニューも、グレードアップさせることができますね。
おすすめの食べ方で高級食材からすみをもっと身近に楽しもう!
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高級珍味やお酒のおつまみの印象の強いからすみは、馴染みが薄いので食べ方や下ごしらえの仕方がよくわからないといった方もいますが、実は様々な料理にも取り入れやすいようですね。
台湾・台北旅行の際には是非、お土産に購入したいですね。また、からすみと合わせてチェックしておきたい、おすすめの台湾の人気のの土産については、以下の記事もチェックしてみて下さいね。
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