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潔癖症の特徴8つ|原因や克服法は?性格あるあるやチェックも!

更新:2019.09.02

みなさんの周りに潔癖症と思われる方はいませんか?もしくは自分が潔癖症かも?と思っている方もいると思います。今回は潔癖症の方の特徴や性格、原因、あるあるや潔癖症の克服法などもご紹介します。上手に付き合っていけるように参考にしてみて下さい。

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潔癖症とは?

【潔癖症とは?】①潔癖症の読み方と意味

潔癖症の意味を調べる人

潔癖症は、”けっぺきしょう”と読みます。潔癖には、汚い様や正しくない様を嫌うといった意味があります。潔癖症は主に、汚いものを極端に嫌ったり、バイ菌、細菌などを怖がる症状、特徴、性格のことを指すのが一般的です。

【潔癖症とは?】②潔癖症はどんな症状?性格なの?

潔癖症の性格とは?

几帳面かつ、バイ菌、細菌などに対して異常なまでに恐怖を持つ性格、特徴の人は潔癖症であると言えます。ちなみに、潔癖症自体は性格の1つであるとも言えますが、あまりに過剰や度を越している場合は、強迫性障害や恐怖症といった心の病にも該当する場合があるので、注意が必要でもあります。

潔癖症の性格や特徴・行動あるある8選|潔癖症診断・チェック

【潔癖症の特徴とあるある】チェック①電車のつり革が触れない

電車を待つ人

あるあるの1つが電車のつり革です。普通の人は、安全が第一なので電車のつり革にはしっかりつかまって電車にのりますよね。そんな、電車のつり革が怖くて触れない、その原因であるつり革が汚いものだと思っている人は潔癖症の特徴で疑いがあります。

自分の安全性よりも、不特定多数の人が触ったことによりつり革に対して汚さや不潔感、付着菌の恐怖を感じる人は、潔癖症であるといってもいいでしょう。また、それ以上に人との密着率が高い電車やバスなどの、公共交通機関自体が嫌いであるという人もまた、潔癖症の疑い大です。

よく、潔癖症と聞くとつり革やドアノブなどが触れない!というイメージありませんか?実はこれは本当なんです。不特定多数の人が触る電車のつり革。一体どんな菌や汚れが付いているのか気になってなかなか触れない!こんな人は潔癖症である可能性があります。

【潔癖症の特徴とあるある】チェック②握手やキスハグなどの接触が嫌

握手が苦手

社会生活を送るなかで、とくに営業職の人は商談相手やクライアントと接触する機会も多いと思います。握手や名刺交換など、自分以外の他人と触るのがとにかく嫌だ!そんなケースもまた、潔癖症あるあるの1つです。

また、意外なことに潔癖症の人のなかには恋人や結婚相手などのパートナーであっても、潔癖症の性格、特徴、症状を発揮してしまう人がいます。キスやハグなどの普段のちょっとしたコミュニケーションすら、苦手であるという人も多いものです。

パートナーが潔癖症の場合、原因がわからないまま自分もそのクセが移ってしまうなんてことも潔癖症の身の回りあるあるなので、潔癖症の性格、特徴、症状についてしっかり把握して行動することも大切な要素です。

【潔癖症の特徴とあるある】チェック③除菌アイテムが手放せない


除菌アイテム

最近は、持ち歩き用のアルコール除菌スプレーや、ジェルタイプの除菌アイテムなども豊富に販売されていますよね。外出先、どうしても手を洗うことができないときや風邪やインフルエンザなどの季節に使用するなんてことは、みなさんも普通にあることだと思います。

実際、お子さん連れのお母さんたちの間でも、これらの除菌アイテムはお出かけの際のマストアイテムとして、とても重宝していることでしょう。小さなお子さんの食事前やちょっとした遊びのあとのケアにも最適ですよね。

しかし、潔癖症の性格、特徴、症状がでている人の場合、除菌アイテムの使用頻度が非常に高いのが特徴です。とくに、除菌タイプのウェットティッシュはもちろんのこと、除菌スプレー、除菌ジェル、空間除菌アイテムなどを常にたくさん携帯している人は潔癖症の特徴であり、潔癖症あるあるの1つであること間違いありません。

【潔癖症の特徴とあるある】チェック④トイレは極力外では我慢

トイレが苦手

潔癖症の人は、とにかく不特定多数の他人が使うものを嫌う傾向にあります。そのなかでも圧倒的に嫌がるものの代表がトイレです。駅のトイレや公衆トイレなど、原因となるトイレに対し不潔感を覚えるため絶対に近寄らないというあるあるがあります。

また、仮に入ったとしても古かったり清潔感がなかったり、便座用除菌スプレーが常設されていないトイレの場合、思わず立ち去ってしまうなんてこともよくあることでしょう。そのため、ちょっとした外出程度なら極力家までは我慢するなんて人もなかにはいるようです。

ちなみに、職場や学校などでどうしてもトイレを利用しなければいけない場合、自分専用の除菌アイテムをトイレに持ち込んで、念入りに拭いたりしてから用を足す、なんて几帳面な性格の人もなかにはいるようです。

【潔癖症の特徴とあるある】チェック⑤惣菜類はあまり購入しない

総菜類が苦手

不特定多数の人が手に触るものが嫌、苦手である場合潔癖症の特徴の1つですが、意外なところがスーパーなどの総菜コーナーにもあります。とくに、量り売りのセルフで取り分ける方式をとっている総菜コーナーの場合、取り分けるトングすら触れないというのも、潔癖症あるあるの1つですね。

また、口にする総菜がオープンケースに入れられていることも、敬遠したい理由の1つのようです。外気や他人の呼気にさらされていると考える原因から、思わずゾッとする性格の人も。これも潔癖症あるあるの1つといって間違いありません。

さらに、過度の潔癖症ともなるとお店の人が目の前で調理してくれるのを見ただけで、その料理を口にすることができなくなるなんていう深刻なケースもあるようです。このような病的なまでの潔癖症症状がある人は、強迫性障害等を患っている可能性もあるので、注意が必要です。

【潔癖症の特徴とあるある】チェック⑥袋入りの衣類しか購入しない

衣類の購入も要注意

ハンガー掛けの衣類は、不特定多数の人が購入するために手にしてみたり試着してみたりします。しかし、購入に至らなかった場合、またハンガーに戻されてしまいます。この流れと原因をしっかりよく見ているのも潔癖症の人の特徴とあるあるです。

誰かが手にした、誰かが着てみたという事実が気になり、なかなかハンガー掛けの衣類や袋から出ている衣類を購入するのに抵抗がある人は、潔癖症であるといっても過言ではありません。ただし、購入後にしっかり洗濯すれば大丈夫だという余裕がある人なら、潔癖症の度合いも低いと言えるでしょう。


ただし、購入後の洗濯は2回も3回も行ってみたり、クリーニングに出してから着ると言う場合は例外です。この場合は、明らかに潔癖症だと言えます。

【潔癖症の特徴とあるある】チェック⑦温泉や銭湯などが苦手

温泉や銭湯がなどが苦手

レジャー施設の王道、温泉や銭湯などの共同入浴施設が嫌い、苦手な人もまた潔癖症であることが伺えます。自分以外の人が入ったお湯に、自分も浸かるなんて考えただけでゾッとする人も多くいます。これもまた、潔癖症あるあるです。

またそれと同様に、潔癖症を発揮する原因となる砂風呂やサウナ、プール、ホットヨガや岩盤浴などにおいても、自分以外の人が利用するために嫌いであると思っている場合は完璧に潔癖症であると言ってもいいと思います。

せっかくの恋人や親友、家族との旅行なのに、部屋や個室のシャワーで済ませてしまうなんて人は、もしかしたら共同風呂や温泉に対して恐怖心を持っているからなのかもしれません。

【潔癖症の特徴とあるある】チェック⑧手作りのものが苦手

せっかくの手作り料理も時として苦手

恋人やパートナーがせっかく作ってくれた手作りのお弁当。無理して食べているなんて人はいませんか?好きな人が作ってくれたものなのに、手作りであると分かったとたんに食欲がわかなくなるといった原因を持つ人も潔癖症の人の中にはいるようです。

とくに多いのが、おにぎりです。コンビニや自分、または母親が作ったおにぎり以外は食べることができない人もたくさんいます。学生時代、合宿先で用意してくれたおにぎりを食べるのが嫌だった…そんな経験を持っている人も少なくないでしょう。

そんな、他人が作ったものが嫌だなと感じた些細なことが、成長するにつれて大きくなっていくと潔癖症にも繋がることがあります。とくに、食べ物などの口にするものはより一層潔癖症にも直結しやすいようです。

潔癖症になる原因は?

【潔癖症になる原因】①性格的な問題

潔癖症に悩む人

潔癖症の人は、几帳面な人がなりやすい傾向にあるようです。これは、自分の身の回りがしっかり整っており、清潔であることが当たり前であり、そうでないことが極端に嫌であるためです。

几帳面といえば、A型の人に多いイメージですが、血液型に関係なく潔癖症になる場合もあります。例えば、散らかっていたとしても、自分なりの秩序がそこにあり、それを乱されるのが嫌な人もまた潔癖症になる場合があります。自分のテリトリーを侵されることで、汚れや不潔感を感じる場合があるためです。

この場合、性格的なものが転じて潔癖症へと繋がったことが原因として考えられます。そのため、幼いころからきれい好きだったり、自分のテリトリー意識が強い人は、潔癖症になりやすいとも考えられます。几帳面な性格の人については、下記の記事も参考にしてみましょう。


【潔癖症になる原因】②菌に恐怖を感じる

菌が怖い人

菌には色々な種類のものがあります。自分の家や職場、飲み物や食べ物、自分の体にすら菌は存在します。しかし、その菌が怖いと感じる人は潔癖症であると言ってもいいと思います。確かに菌のなかには、人間を死に至らしめるような危険なものもありますが、普段の生活のなかにありふれている菌は無害なものも多くあります。

菌恐怖症の場合、こうした内容よりも先行して菌=汚いというイメージを持ってしまうようです。そのため、菌が怖いもの、汚いものであると感じてしまうのです。そのため、普段から除菌アイテムをたくさん携帯しており、自分の身の回りはもちろん、自分が触るところを徹底的に除菌してしまうこともあるようです。

菌が怖いと感じる菌恐怖症は、潔癖症はもちろんのこと悪化すると強迫性障害を引き起こすことにもつながります。過度な菌への恐怖を感じている人は、専門クリニックへの通院も視野に入れるのがよいでしょう。

潔癖症を克服する方法は?

【克服法】①自分が潔癖症であることを認識する

認識した人

実際に自分が潔癖症の症状があるかもと感じている人は、自分が他人に比べて潔癖症であることをまずは一度認めましょう。潔癖症あるあるをチェックし、そのうえで、許容範囲を認識します。例えば、食べ物に対しては大丈夫だけれど、つり革やトイレは苦手だなとか、自分が敬遠しやすい項目をリスト化していきます。

リスト化していくと、おのずと自分が苦手な分野が見えてくるので、対処の仕方や克服の仕方にも色々なアプローチ方法があることに気付いていきます。

潔癖症の人は、意外と自分が潔癖症であることを認識しています。しかし、中には自分が潔癖症であることに気づいていないという人もいます。その場合、他人に自分の潔癖範囲を押しつけているなんてこともあります。

【克服法】②潔癖症になった原因を追及する

考える人

潔癖症であることを認識したら、どうして自分が潔癖症になってしまったのかその理由を考えてみましょう。幼いころに感じたささいなことから、実際に経験したことを頭の中で掘り起こしてみることで、原点を見つけることができます。

そして、潔癖症になってしまった原点がわかったら、それに対して様々なアプローチ方法を考えます。例えば、他人が作ったものが食べられなければ、自分の近しい人が作ったものを少量ずつ口にするよう試してみたり、除菌アイテムの携帯が必須な人は、アイテムを減らしてみたりと、自分なりの方法を探しましょう。

ちなみに、潔癖症になった原因がどうしてもわからない場合は、逆に潔癖症であるデメリットをリスト化してみるのも1つの手です。そのうえで、対処法を考えていけば、潔癖症を治すことが自分にとってよいことであることを認識することができます。

【克服法】③少しずつからだを慣らす

徐々にからだをならす人

潔癖症は精神的な問題を持ちます。精神的な問題は、非常にデリケートで一歩間違えば心にダメージを負いかねません。そうならないためにも、克服したい人は慎重かつ長期間の余裕をもって克服していくべきです。

最初は自分ができる範囲のところから少しずつ少しずつ行っていき、徐々にその範囲を広げていきましょう。そして、できたことが増えたら、自分をほめてあげましょう。また、できなくてもそれは仕方がないことです。

家族や恋人、パートナーがいる人は、協力を仰ぎながら一緒になって克服していくと、強力なサポートを受けることができるでしょう。また、自分の力だけではどうしようもないと言う人は、クリニックに通院するのも恥ずかしいことではありません。専門家の協力のもと、あせらずゆっくりと慣らしていきましょう。

潔癖症の人と上手に付き合う方法は?

【上手な潔癖症の人との付き合い方】①克服を無理強いしない

見守る人

絶対にやっていはいけないことの1つが、克服の無理強いです。もしかしたら、潔癖症の人本人は、潔癖症であることをデメリットではないと感じている場合があります。その場合は、無理をして克服させる必要はありません。また、克服が必要な場合でも、相手を見守ってあげることが一番です。

【上手な潔癖症の人との付き合い方】②自分も潔癖症にならないようにする

自分も潔癖症にならないようにする

恋人、パートナーが潔癖症であると、思わずそれを自分も引きずってしまうなんてことがあります。潔癖症の人の価値観や意見をすべて受け入れるのではなく、尊重しつつも自分なりの価値観や意見をしっかり持つことで対処することが可能です。人は人であることを意識しましょう。

【上手な潔癖症の人との付き合い方】③結婚相手が潔癖症のメリットを探す

結婚指輪

潔癖症は絶対に悪いものであるとは一概に言えません。度合いにもよりますが、きれい好きであることはとてもよいことです。そのため、特段克服が絶対急務である場合を除けば、潔癖症は克服すべきことではないのかもしれません。自分も一緒になって掃除を楽しむなど、コミュニケーションの1つだと認識するのもいいことです。

潔癖症はデリケートな問題!

潔癖症はデリケートな問題

潔癖症は、こじらせると心や体に深いダメージを負うことにもつながります。そのため、自分の患う潔癖症がどの程度の度合いであるかをしっかり見極めましょう。そのうえで、克服すべきかメリットとして活かしていくべきかをしっかり見定めます。

自分はもしかしたら潔癖症なのかな?最近潔癖症の度が越えてきたなと感じたらぜひ、今回紹介したい克服法を参考にしてみたり、専門クリニックの受診をしたりして、自分を縛る潔癖症から脱出してみましょう!

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