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千日紅のドライフラワー・押し花の作り方6選!簡単アレンジ・飾り方も

更新:2020.10.30

丸い形がかわいらしい千日紅は水分が少なく、ドライフラワーや押し花に適しています。今回は千日紅を使ったドライフラワーや押し花の作り方はもちろん、飾り方やそれを使った雑貨の作り方もご紹介します。どれも簡単なアレンジ方法なので、ぜひやってみてくださいね。

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千日紅のドライフラワー・押し花に必要な材料は?

千日紅を使ったドライフラワーに必要な材料12選!

千日紅は比較的乾燥しているので、ドライフラワー向けの植物でもあります。色の鮮やかな花に見える部分は苞(ほう)と呼ばれていて、中に種を内包しています。乾燥する過程でそのまま吊るしておくだけでも十分可愛らしいインテリアになります。

千日紅のドライフラワーを作るのに必要なもの

  • 千日紅(苞や葉も含む)
  • <吊るす場合>
  • 輪ゴム
  • クリップ
  • 紐(麻紐がおすすめ)
  • <シリカゲルで作る場合>
  • 乾燥したシリカゲル
  • 密閉容器
  • スプーン
  • ピンセット
  • <電子レンジで作る場合>
  • 電子レンジ
  • キッチンペーパー
  • 耐熱容器

千日紅を使った押し花に必要な材料9選!

丸い形がかわいらしい千日紅ですが、押し花にしてもそのかわいらしさは引き立ちます。苞が崩れてしまってもその独特な形をレジンに閉じ込めて美しいアクセサリーを作る事ができます。

千日紅の押し花を作るのに必要なもの

  • 千日紅(苞や葉も含む)
  • <自然圧縮で作る場合>
  • 乾燥紙
  • ティッシュペーパー
  • 重しになるもの
  • <電子レンジで作る場合>
  • 電子レンジ
  • クッキングシート
  • ダンボール
  • 輪ゴム
  • <アイロンで作る場合>
  • クッキングシート
  • アイロン

千日紅を使ったドライフラワーの作り方3選

千日紅のドライフラワーの作り方①日陰に吊るす

茎や葉と一緒に1週間ほど日陰に吊るしておくだけで出来上がります。そのまま吊るしておくままでも可愛いインテリアになります。花のみの場合は乾燥させる前ににワイヤーを通しておくと後で加工が楽になります。

日陰に吊るす作り方

  1. 摘んで来た千日紅をきれいに洗う
  2. 茎も使う場合は束ねたものをゴムやひもで結う
  3. 花のみの場合は、ワイヤーを切った花首の下から貫通させる
  4. 風通しのいい日陰に吊るしておく
  5. 乾燥した事を確認して完成

千日紅のドライフラワーの作り方②シリカゲルで吸水

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シリカゲルを使って水分を抜く方法です。水分の少ない千日紅ですが、シリカゲルを使う事でより確実に水分を抜く事ができます。花をそのままつかう予定の場合は花に残ったシリカゲルを払う際、筆などを使ってくずさないように気を付けましょう。


シリカゲルを使っての作り方

  1. 密閉容器の底にシリカゲルを入れて、その上にピンセットで花を並べる
  2. 花を崩さないようにシリカゲルを入れていく。隙間が無いように気を付ける
  3. 容器を密閉して2週間置いておく。日付を書いておくと忘れません

千日紅のドライフラワーの作り方③電子レンジで手っ取り早く

電子レンジで水分を抜く方法もありますが、苞は水分が少なく乾燥しやすく、葉は水分がありますが薄く縮れやすいので、様子を見ながら加熱しましょう。1分ずつの加熱になりますが、目は離さないようにしましょう。

電子レンジを使用した作り方

  1. 耐熱容器の上にシリカゲルを敷く
  2. その上に花を置く
  3. その上にシリカゲルを敷く
  4. レンジで1分ずつ加熱する
  5. 乾燥しているのを確認して完成

千日紅を使った押し花の作り方は?コツ・保存方法も

千日紅の押し花の作り方について!

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#押し花 #アリッサム

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丸い形が魅力的な千日紅は、押し花にしても可愛いです。押し花では厚みのあるものはスライスして使うのが基本ですが、そのまま押してもいいでしょう。市販のキットを使う場合は説明書に従いましょう。

重しをする作り方

  1. 乾燥紙の上にティッシュペーパーを敷く
  2. 洗って水分を切った千日紅を並べる
  3. ティッシュペーパー、乾燥紙の順に重ねる
  4. 上から重しをして1週間ほど置く
  5. 乾燥した事を確認して完成

レンジを使う作り方

  1. ダンボールをレンジに入る大きさに2枚切りだす
  2. ダンボールの上にクッキングシートを敷く
  3. 花を重ならないように置いていく
  4. クッキングシート、ダンボールの順で重ねる
  5. 輪ゴムで固定する
  6. レンジで一分ずつ様子を見ながら加熱する
  7. 煙が出たらすぐやめる
  8. 火傷に気を付けながら取り出し、ゴムを外して確認
  9. 乾燥していたら出来上がり

アイロンを使う作り方

  1. アイロンを低音に設定する
  2. クッキングシートの上に花を重ならないように置く
  3. クッキングシートをもう一枚重ねて、20~30秒アイロンを当てる
  4. しばらく冷ましてからアイロンを10秒当てる
  5. 3~4回繰り返し、冷めてから剥して確認
  6. 乾燥していたら完成。でなければ、もう一度アイロンを当てる。

千日紅を押し花にする際のコツ・注意点について!


苞は水分が少ないのでレンジでの加熱は避けた方がいいでしょう。葉のみであれば、レンジやアイロンで押し花にした方がきれいに仕上がります。ただし、どちらの場合でも加熱しすぎないように、かつ目は離さないようにしましょう。

千日紅の押し花の保存方法について!

日光に当たるとすぐ変色してしまうため、暗所保存が基本です。四辺を1cmほど折り曲げたコピー用紙に乗せ、乾燥剤と一緒にジッパー付きの袋に入れて保存するのが一般的です。

千日紅のドライフラワー・押し花の飾り方7選!

千日紅のドライフラワー・押し花の飾り方①吊るしておくのが最も簡単

最も簡単で様々なアレンジの楽しめる飾り方です。麻ひもなどで結ってドライフラワーになるまでも楽しめますが、ドライフラワーになってからもそのまま壁際に吊るして楽しめます。包装紙やリボンなどを使ってブーケにしてもいいでしょう。

必要なもの

  • 千日紅のドライフラワー
  • 必要に応じて他の花のドライフラワー
  • 輪ゴム
  • 包装紙やレースペーパー
  • お好みでリボン、毛糸、麻紐など

ブーケの作り方

  1. 使うドライフラワーをバランスよく束ねる
  2. 輪ゴムで結っておく
  3. 包装紙などで巻いたり、リボンで結ったりして見た目を整えて完成

千日紅のドライフラワー・押し花の飾り方②アレンジ自在なリースに仕立てる

丸い形のかわいい千日紅は、他の花と一緒にリースに仕立てると、その存在感を引き立ててくれます。リースの土台は100均でも手に入りますが、自作する方法もあります。下記は古新聞と毛糸、ワイヤーを使用した作り方の例です。毛糸を巻きつける手順は、新聞紙が見栄えのする雰囲気であれば飛ばしてもいいでしょう。

リースを作るのに必要なもの

  • 千日紅のドライフラワー
  • 必要に応じて他の花のドライフラワー
  • 工作用ワイヤー
  • 古新聞
  • 工作用アルミワイヤー
  • かぎ針
  • 毛糸(もこもこしたタイプがおすすめ)
  • グルーやボンド
  • グルーガン(グルーを使う場合)

リースの作り方

  1. アルミワイヤーを芯にして新聞紙を巻く
  2. 新聞紙をねじってワイヤーに密着させる
  3. アルミワイヤーの両端をカギ状に曲げる
  4. 中のワイヤーを曲げながら輪にして、カギ状にした部分を引っ掛けて固定する
  5. 毛糸を鎖編みにする
  6. 鎖編みにした毛糸を新聞紙の上から隙間のないよう巻いていく。グルーで所々固定すると上手に巻ける
  7. バランスを見ながら、ドライフラワーを飾っていく。ワイヤーやグルーガンを使うと簡単

千日紅のドライフラワー・押し花の飾り方③ボタニカルキャンドルの彩りに

苞が重なった状態の千日紅の押し花は、ボタニカルキャンドルにも最適です。模様の主役にしたり他の花に添えたりなど花の飾り方によってさまざまな表情を楽しめます。プレゼントにも喜ばれそうです。使う鍋とボウルは料理に使うものではなく、工作用に用意してくださいね。

ボタニカルキャンドルを作るのに必要なもの

  • 千日紅の押し花
  • 必要に応じて他の花の押し花
  • アロマオイル
  • パラフィンワックス
  • お好みで蜜蝋など
  • ろうそくの芯
  • ろうそくの型(小さいサイズと一回り大きいサイズ)
  • 割りばし
  • 湯せん用のボウル

ボタニカルキャンドルの作り方

  1. お湯を沸かして、湯せんでワックスを溶かす。ろうそくを溶かす場合は芯を取り除き、使う分伸ばしてアルミホイルの上に置いておく
  2. ワックスにアロマオイルを数滴投下する
  3. 芯になるろうそくを作る。小さい型に芯を挟んだ割りばしを渡し、中に芯が通るようにする
  4. 型にワックスをそっと流し込んで固める
  5. 固まったら型からそっと取り出し、大きめの型に入れる
  6. 芯のろうそくと大きな型の間に配置を考えながら、押し花や入れたいものを埋め込む
  7. ワックスをそっと流し込み、固める
  8. 固まったのを確認して、取り出して完成

千日紅のドライフラワー・押し花の飾り方④素材をそのままアクセサリーに

レジンを使わずに他の花やアクセサリーパーツと組み合わせてアクセサリーにする事もできます。苞の集まった構造の花部分は元々崩れやすいので、取り扱いには十分気を付けましょう。動画はブリザーブドフラワーでのコサージュの作り方ですが、こちらと同様にアレンジしてもいいでしょう。

必要なもの

  • 千日紅のドライフラワー
  • 必要に応じて他の花の押し花やドライフラワー
  • ビーズ
  • ワイヤー
  • アクセサリーパーツ
  • アクセサリーの土台パーツ(ワイヤーで組み立てるならシャワー金具がおすすめ)
  • 裁縫針
  • ボンド
  • グルー
  • グルーガン
  • 好みでリボンやひも

必要なもの

  1. そろえたパーツなどの配置イメージを決める(写真にとっておくと比較しやすい)
  2. グルーガンやワイヤー、場合によっては針と糸で組み立てていく
  3. 花は苞が崩れやすいので、最新の注意を払って組み立てる
  4. 全体を整えて完成

千日紅のドライフラワー・押し花の飾り方⑤苞で幻想的なアクセサリーに

レジン液の中に苞を散らすように配置すると、幻想的なアクセサリーになります。これで模様を描いても素敵ですね。時間と共に退色するので、真っ白、もしくは褐色になっても見栄えのするデザインにするといいでしょう。また、下の動画のように押しピンにしても素敵ですね。

必要なもの

  • 千日紅の押し花
  • 必要に応じて他の花の押し花
  • レジン
  • 型(おゆまるなどでの作成も可)
  • アクセサリー用パーツ

作り方

  1. おゆまるなどを使って型をつくる
  2. 中に押し花やドライフラワーを配置して配置を決める
  3. 中に配置したドライフラワーが動かないように注意してレジンを流し込む
  4. UVライトで硬化する
  5. 仕立てたいアクセサリーにして完成

千日紅のドライフラワー・押し花の飾り方⑥丸ごとレジンに閉じ込めて

ドライフラワーにした丸い形の千日紅をそのまま利用したアクセサリーも可愛いですね。こちらも白や褐色でも見栄えのするデザインにすると、長く使えるでしょう。レジンは一気に注がず、ゆっくりと少量ずつ流し入れましょう。

必要なもの

  • 千日紅のドライフラワー
  • レジン
  • レジン用の型
  • やすり
  • アクセサリー用パーツ

作り方

  1. 球体用の半球の型に(ない場合はおゆまるとビー玉などで自作)ドライフラワーを入れて、レジンを少量ずつ注ぐ
  2. UVライトで硬化する
  3. 型から取り出し、レジンを注ぎ、返した状態で花を埋める
  4. UVライトで硬化する
  5. やすりで余分な部分を削る
  6. アクセサリーに仕立てる
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千日紅のドライフラワー・押し花の飾り方⑦空き瓶に詰めてインテリアに

デザインの豊富な空き瓶に、テラリウムのように詰めて飾るのも素敵ですね。他の花や葉を一緒に詰めるだけで、部屋の中に彩りを添える事ができます。植物と専用のオイルを入れるとハーバリウムになります。

必要なもの

  • 千日紅のドライフラワー
  • 必要に応じて他の花や葉のドライフラワー
  • <ハーバリウムにする場合>
  • ハーバリウム用オイル

瓶詰の作り方

  1. まずはデザインを考える
  2. 考えた通りに配置する
  3. ハーバリウムにする場合は、花が中で動かないように注意しながら専用オイルを注ぐ
  4. フタをして完成

華やかな千日紅のドライフラワーや押し花を楽しもう!

丸い形がかわいらしく、色も鮮やかな千日紅はドライフラワーにするのも可愛いですが、そのまま押し花にしても可愛らしいですね。吊るしたりリースにしたりするのも素敵ですが苞をばらしてレジンで固めても素敵なアクセサリーになります。

上記の飾り方以外にも、インテリアとしてのおしゃれな飾り方も合わせてチェックしましょう。以下の記事では、インテリアとしてのドライフラワーの飾り方を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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