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座椅子カバーの作り方は?手作りの簡単な工夫アイデアとゴムの付け方も

更新:2019.06.21

おうちでのくつろぎタイムに欠かせない座椅子。今回は初心者の方でも簡単に手作りできる座椅子カバーの作り方をご紹介します。汚れやキズ、インテリアに合わないなどの悩みもカバーがあれば解消できますよ。手作りならではの工夫やアイデアもたくさんお伝えしますので、是非お気に入りを作ってみてくださいね。

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座椅子カバーの作り方は?

簡単!基本の座椅子カバーの作り方

座椅子カバーの作り方は非常にシンプルです。座椅子って大きいし、曲がるし、カバーなんてなんだか作るのが大変そう…という気になりますが、要は大きなフィットシーツ(ゴムで布団の四隅にかぶせるタイプ)だと考えていただければ、気楽に取り組めそうですね。まずは最も使用する布が少ない、簡単な作り方をご紹介します。

作り方の手順を確認

  1. 好きな布を用意し、床に広げて座椅子を置きます。
  2. 座椅子から3㎝の部分にチャコペンシルなどで線を引きます。
  3. 線に沿って布を裁ちましょう。
  4. 端がほつれないよう三つ折りにして縫います。
  5. 四隅に平ゴムを縫い付けます。

それでは、作り方の詳細を確認していきましょう。まずは使いたい布を用意します。薄手の布、レース状など引っ掛かりの多い布は強度的にはおすすめできません。厚めの布は丈夫なのでミシンを使う場合はおすすめですが手縫いの場合は重ねて縫う際に大変なので、初めての方は一般的な厚みの布を選ぶのが無難です。

座椅子をフラットな状態にして布の上に置き、合わせてみましょう。最低でも一回り(3㎝程度)以上大きな布を用意し、座椅子から3㎝の部分にチャコペンシルなどで線を引いておきます。線が引けたら座椅子を移動させ、線に沿って布を裁ちましょう。

布の端の処理をしましょう

座椅子カバー用に裁った布の周囲を1㎝幅の三つ折りにし、端がほつれないようにするため三つ折りにした部分を縫います。面倒でなければ、一度アイロンでおさえておくと後の作業がキレイかつ楽に行えますよ。

ミシンがあれば早くできますが、手縫い(並縫い)でも十分です。針を使わない方法だと、ほつれ止め液、テープなどを使うやり方もありますので、手芸店や100均の手芸コーナーをのぞいてみてくださいね。洗濯できなくなるとカバーの意味が半減してしまいます。必ず洗濯可能の表示があるものを選びましょう。

バイアステープをお持ちの場合は、端の処理をする際に使うと見た目も良く、強度も上がりますので、使用することをおすすめします。もし布の強度に自信がない場合は、同じ大きさの2枚の布を両表に重ねてベースを作っても良いでしょう。アイデアとして、別布にすればリバーシブルにも使えます。

ずれ防止のためのゴムをつけましょう


次は座椅子カバーの背中側にずれ防止のためのゴムをつける作業です。座椅子の四隅に斜めにゴムをつけますので、その程度の長さのものを4本用意しましょう。ゴムの幅は2㎝程度のものが安定感があるのでおすすめです。

用意したゴムを、布の四隅に縫い付けます。体の重みでずれる際に負担がかかる場所ですので、ここは頑張ってしっかり縫いましょう。(手縫いであれば必ず返し縫いをします。できれば1箇所ではなく、2箇所行います。)これで簡単座椅子カバーの完成です!

手作り座椅子カバーの工夫アイデア・アレンジは?

袋状の座椅子カバーの作り方

先ほどの座椅子カバーの作り方はフィットシーツ状のものでしたが、座椅子の設置場所によってはどうしても背面が丸見えなのが気になる!ということもあると思います。そこで、次は袋状で背面もしっかり隠せるタイプの座椅子カバーの作り方です。大きな枕カバーやクッションカバーをご想像いただければ分かりやすいでしょう。

作り方の手順を確認

  1. 好きな布を用意し、床に広げて座椅子を置きます。
  2. 座椅子から3㎝の部分にチャコペンシルなどで線を引きます。
  3. 同じ大きさ(できれば縦方向にプラス10㎝)のものをもう1枚用意します。
  4. 中表にして縫い合わせます。
  5. 端の処理をします。
  6. 裏返して完成です。

では、細かい作り方を説明していきます。先ほどと同様にして、お手持ちの座椅子プラス3㎝程度の余裕をもって布を裁ちましょう。袋状のカバーの場合はこれが2枚必要です。2枚のうち1枚は縦方向に10㎝ほど長めに用意しておき、かぶせる部分を作るようにしておくと見栄えよく作成できます。

柄布の場合、柄に向きがある場合は出来上がりを考えながら注意して裁ってくださいね。布の長さや幅があるなら、1枚で布を裁っていただいても勿論構いません。足らなければ別布を用意して、リバーシブル仕様にするのも素敵ですね。

縫い合わせて袋状にしましょう


座椅子カバー用に裁った2枚の布を中表で合わせます。座椅子に合わせて布を裁った際に、おそらく座椅子の構造上背面側の幅が狭く、座面側の幅が広くなっていると思いますので、向きなど注意して合わせてください。座面側の方が幅広で座椅子カバーをかぶせやすいため、入れ口は座面側に作ることをおすすめします。

かぶせる部分用に長めに取った10㎝分の布は入れ口側に来るように合わせて、その部分以外を端から1㎝ほどのところで縫い合わせていきます。ミシンの場合は、縫い終わった後に端ミシンをかけてください。手縫いの場合は返し縫いをし、端の処理はほつれ止め液などを使うのが手軽です。これも、洗濯可のものを選びましょう。

かぶせる部分の布の端は上記の「簡単な作り方」を参照して3つ折りにして縫う、もしくはバイアステープでくるんで処理してください。裏返し、これで袋状の座椅子カバーの完成です。下記は手作りクッションカバーのページですが、作り方の基本は同じですので参考になさってみてくださいね。

手作り座椅子カバーの作り方アレンジ編・参考画像7つ

手作り座椅子カバーの参考画像①しっかり固定したい時の作り方

1つ目の手作り座椅子カバー参考画像です。上記の作り方よりさらにしっかり固定したい場合は、かぶせ部分を作る際ボタンやマジックテープをつけて止めるようにすると、ずれる心配がなくなってより快適に。裁縫に慣れた方なら、かぶせ部分は無しでファスナーで開閉できるようにすると確実ですね。

手作り座椅子カバーの参考画像②自作ならでは!細部にこだわりアレンジ

2つ目の手作り座椅子カバー参考画像です。フィットシーツ状の座椅子カバーの場合も、ゴムではなく紐やリボンで結んで固定するアレンジができます。ゴムは着脱が楽なものの生活感が出て嫌…という場合は、余った共布で紐を作り、2~3か所、固定する部分を作ってみましょう。お好みのリボンなどを使うのも素敵です。

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生活感はあるけれども、やはり座椅子カバーはゴムで着脱する作り方が楽でいいという方には、カラーや柄入りの個性的で可愛い平ゴムを使うというアイデアも。手芸店やネットで多くの種類がありますので、是非こだわりのものを探してみてください。おしゃれなアクセントになりますよ。手作りの醍醐味ですね。

手作り座椅子カバーの参考画像③実用性のある工夫・アイデア

3つ目の手作り座椅子カバー参考画像です。こちらは背もたれにポケットを付けた、実用的なタイプの座椅子カバー。読みかけの雑誌や新聞を入れたり、リモコンやスマホを入れる場所を作ったり…様々なカスタマイズが可能です。自分の使いやすいようにアレンジできるのは、自作ならではの一番のメリットですね。

手作り座椅子カバーの参考画像④季節感のある布アレンジ・冬

4つ目の手作り座椅子カバー参考画像です。季節によって座椅子カバーに使う布を変えると、ますます快適になります。冬場であれば、フリース素材がおすすめ。ミシンがあって厚めの布が縫える場合は、ファー生地やニット生地に挑戦してみるのも良いですね。冬らしく、インテリアのポイントにもなる素敵なものが作れそうです。

手作り座椅子カバーの参考画像⑤季節感のある布アレンジ・夏

5つ目の手作り座椅子カバー参考画像です。汗ばむ季節には、タオル地の座椅子カバーがおすすめ。お手持ちの大きめのバスタオルや、小さめのタオルケットなども利用できます。何度も洗えてすぐ乾きますし、何枚か洗い替えに作っておきたいですね。ニーズに合ったものが作れるのも手作りならではのメリットです。

ハワイアンキルトでリゾート気分、サッカー地や浴衣地のリメイク、処理が少し難しいですが見た目も涼しいゴザなど、夏らしさを感じられる素材は身近にたくさんあります。ひと手間かけた分、一気に季節感のある重要なインテリアアイテムに大変身します。是非一度、一味違った生地のカバーにも挑戦してみてください。

手作り座椅子カバーの参考画像⑥大好きなキャラクターと一緒

6つ目の手作り座椅子カバー参考画像です。大好きなキャラクターを座椅子カバーにしてしまった、何とも可愛いアイデア。お子さんたちの取り合いになりそうな、特等席の出来上がりですね。好きなキャラクターの布を使ってさりげなくお気に入りを取り入れてみては?デザインを選べば、大人っぽいインテリアにもなじみます。

手作り座椅子カバーの参考画像⑦インテリアに合わせた布でアレンジ

7つ目の手作り座椅子カバー参考画像です。座椅子カバーに使う布地を、こちらの画像のようなパッチワークデニムに変えると作り方は同じでもガラリと印象が変わりますね。おうちのインテリアに合った布で作れば、世界に一つの手作りインテリアの誕生です。

下記のページでは、実際の手作り座椅子カバーのインテリア実例がたくさん掲載されています。目指したい雰囲気がより具体的に分かりますので、是非参考にしてみてくださいね。

手作り座椅子カバーでおうちインテリアをもっと快適に!

使用頻度が高いほどキズや汚れも気になってきますが、手作り座椅子カバーがあれば、そんな悩みも解決!自分の好きなテイストに合うものがなく困っていても、アイデアと工夫次第で好みにぴったりのものが作れるのは最高ですね。生活感の漂っていた座椅子も、インテリアの主役になれそうな存在に大変身します。

最初は実用的な簡単な座椅子カバーの作り方を紹介しましたが、慣れてくれば是非、ご紹介したような様々なバリエーションの作り方にもチャレンジしてみましょう!自作したことで愛着がわくこと間違いなしです。ますます、お気に入りのくつろぎの場所になりますね。

皆様も是非、今回の簡単座椅子カバーの作り方や工夫・アイデア記事を参考に、手作りインテリアを楽しんでいただけたら嬉しいです。

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