フリース・ボアの洗濯|ジャンパーの手洗いや洗濯機での洗い方は?
更新:2021.07.26
フリースやボアの洗濯はおしゃれ着洗剤を使ってやさしく洗うのが基本です。洗い方は洗濯機のドライコースと、手洗いとがあります。今回はフリースやボアのジャンパーがふわふわのままの洗い方や、乾燥機は使っていいのかどうかなどについてご説明していきます。
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INDEX
一般的なフリースの洗濯・クリーニングの頻度は?
フリースは2~3週間に1度は洗濯する洗い方
フリースは日常使いではそれほど汚れがたまらないように見えますが、日常的に着用しているだけでも汗や皮脂などで汚れが蓄積されています。蓄積された汚れは、フリースの保温性などを損なう恐れがあるので、2~3週間に1回程度は洗濯するようにしましょう。
フリースで汗をかいたら適宜洗濯を
フリースやボアの洗濯の頻度は、使用したら洗濯が基本ですが汚れがひどくない場合は2~3週間に1度程度の洗濯でも大丈夫でしょう。ただし、汗を多くかいたり汚れが激しい場合は洗濯するようにしてください。
フリースやボアに汚れがたまった状態だと、フリースやボアの保温性などの機能が低下しやすくなります。汚れがたまらないように、正しい方法で適宜洗濯するようにしましょう。
フリースの洗濯方法・洗い方|洗う前の準備・注意点は?
フリースやボアの大きなゴミを取り除く
洗濯機などで洗濯をする前に、フリースやボアについている大きなゴミやホコリを取り除いておくと、より綺麗に汚れを洗い流すことができます。コロコロや衣類用のブラシなどを使って取ると、効率的にゴミを取り除くことができるのでおすすめです。
洗濯機の前にフリースの色落ちの確認をしておく
色柄がついたフリースやボアを洗濯するとき、色落ちしてフリースの色が他の衣類に移ってしまうことがあります。色柄が濃いフリースの場合は、事前に色落ちの確認をしておくと安心です。
色落ちの確認方法は、使用する洗剤の液をフリースやボア衣類の目立たないところに直接つけて、5分ほど放置します。洗剤をつけた部分をいらない布などで押さえて、色がついてくるかどうか確認してください。色が布につくようであれば、色落ちする衣類なので単独で洗濯するようにしましょう。
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フリースの洗濯方法・洗い方・汚れ落としの手順
フリースやボアは洗濯ネットに裏返して入れる
フリースやボアは摩擦に弱い衣類なので、洗濯をするときは洗濯ネットに入れてから洗濯してください。また、表面のふわふわしている部分が直接洗濯機に当たるなどして摩擦を受けると、毛玉の原因になります。
フリースやボアの衣類を洗濯ネットに入れるときは、衣類を裏返してから洗濯ネットに入れるようにすると傷みが少なくすみます。裏返して畳んだ衣類をサイズの合った洗濯ネットに入れましょう。
ジャンパーのファスナーやボタンをしっかりしめる
フリースを洗濯ネットに入れるときは、ファスナーやボタンなどをしっかりとしめることが大切です。洗濯機の中で生地が暴れると、摩擦の原因になるためフリースのふわふわの状態をキープしにくくなります。
洗濯機で洗う洗い方はドライコースで洗う
洗濯機でフリースを洗濯するときは、ドライコースや手洗いコースで洗うようにしてください。通常の洗濯コースで洗濯をすると、フリースには摩擦が強すぎるため生地が傷む原因となります。
手洗いで洗う洗い方はやさしくもみ洗い
洗濯機を使わない場合は、たらいなどに水をためて手洗いする方法もあります。ゴム手袋をはめて洗剤を入れ、やさしく衣類をもみ洗いしてください。あまり熱いお湯はよくありませんが、30度から40度のお湯で洗うと皮脂汚れなどが落ちやすくなります。
中性洗剤を使うとフリースがふわふわに
フリースは丈夫な衣類で普段使いに便利ですが、表面の起毛をふわふわに保つためには摩擦を避けて優しく洗う必要があります。このとき洗浄力の強い洗濯洗剤や、蛍光剤や漂白剤が入ったような種類の洗剤を使うと、生地を傷めてしまうので気をつけましょう。
フリースのふわふわを保つのには、洗浄力はそれほど強くありませんが生地にやさしい中性洗剤がおすすめです。なお、中性洗剤とはおしゃれ着用の洗濯洗剤のことです。フリースはおしゃれ着洗いで優しく洗うとふわふわを保てます。
柔軟剤を使うと静電気防止になる
フリースのジャンパーを洗濯するときは、柔軟剤も一緒に使うとより肌触りの良い仕上がりになります。ふわふわになるだけでなく、生地が絡んで静電気を発生する機会を減らすので冬場のバチン!という不快な現象を避けやすくなるでしょう。
洗濯石鹸を使う場合はすすぎをしっかりと
フリースのジャンパーを洗濯するときに洗濯石鹸を使う場合は、洗剤が衣類に残らないようにしっかりとすすぎを行うようにしましょう。洗剤が衣類に残ることで保温性を損なうだけでなく肌荒れの原因になることもあります。
また、粉状の洗濯石鹸を使用する場合は水やお湯でしっかりと溶いてから使うと、すすぎ残しをなくすことができるのでおすすめです。
きれいに保ちたいならクリーニングという方法も
フリースのジャンパーを綺麗なふわふわの状態に保ちたいなら、クリーニング業者にクリーニングを依頼する方法もあります。専門の業者にクリーニングをお願いすることで、上質な仕上がりが期待できるでしょう。機能性や保温性を最高の状態に保っておきたい場合も有効な方法です。
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フリースの洗濯におすすめな洗剤・柔軟剤は?
エマール(洗剤)
エマールは花王が販売しているおしゃれ着洗濯洗剤です。中性洗剤なので、汚れ落ちはそれほど強くありませんが、繊維にやさしいので衣類が傷みにくく、繊細なおしゃれ着にも使用することができます。
洗濯機のドライコースにも、手洗いにも使えるのでどちらの洗濯方法にもおすすめの洗濯洗剤です。フレグランスもいろいろな種類が出ているので、お好みに合わせて選べます。
アクロン(洗剤)
アクロンはライオンから販売されているおしゃれ着洗濯洗剤です。エマールと同じく中性洗剤で、衣類をやさしく洗い上げます。洗濯機のドライコースにも、手洗いにも使える洗剤です。
いろいろな種類のフレグランスが出ているので、好みの香りを選ぶことができます。毛玉を防ぐ成分が配合されているので、着用中の摩擦によりできる毛玉も有る程度おさえることができるでしょう。
ボールド(洗剤・柔軟剤)
ボールドはP&Gから販売されているおしゃれ着洗濯洗剤です。ほかのおしゃれ着洗剤よりも香りが強いのが特徴で、香りを楽しみたい場合はおすすめのおしゃれ着洗剤でしょう。ドライでも手洗いでも使うことができます。
ダウニー(柔軟剤)
ダウニーはP&Gが販売している柔軟剤です。香りが続く柔軟剤として、長年人気のある柔軟剤となっています。代表作のエイプリルフレッシュのほか、さまざまな香りが販売されているので、お好きな香りを選ぶといいでしょう。
ファーファ(柔軟剤)
ファーファはNSファーファ・ジャパンが販売している柔軟剤です。柔軟剤だけでなく洗濯洗剤、食器用洗剤なども販売しています。さまざまな香りを販売しているので、好みに合わせて好きなタイプの商品を購入することができます。
ランドリン(柔軟剤)
ランドリンはランドリン東京が販売する柔軟剤です。良い香りにこだわる柔軟剤で、香水のようにずっと香り続けます。おしゃれ着を良い香りで着こなしたい方は、こちらの柔軟剤がおすすめです。
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フリースの洗濯が終わった後の干し方|乾燥機はOK?NG?
大きめのハンガーで陰干しが基本
フリースの基本的な干し方は、型崩れをしないようにやや大きめのハンガーに吊るして、風通しの良い日陰に干します。また風で飛んでいったりしないように、ファスナーを閉めておくか洗濯ばさみで止めておくかしておきましょう。
乾燥機は基本使わない
乾燥機を使うと、フリースの繊維が縮んでしまう可能性がありますので使わないようにしましょう。乾燥機を使ってどうしても早く乾かしたい場合は、仕上げとして短時間かけるだけにしてください。
また乾燥機を使う場合は、一度にたくさんの洗濯物を詰め込まないようにしましょう。乾燥機の中に衣類がいっぱいの状態になると温度がさらに上がりやすくなりますので、衣類が傷んでしまう可能性があります。
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フリースの洗濯・洗い方の失敗例とその対策は?
洗濯機で洗ったらゴワゴワになった
洗濯機で洗濯ネットにも入れずに、通常の洗剤で洗うとフリース本来のふわふわした感触が失われていきます。また繊維が絡んで毛玉になりやすいので、手触りもザラザラと不快なものになるでしょう。
ゴワゴワになってしまったら、洗濯ネットに入れてドライコースで洗濯をしなおしてください。洗剤は中性洗剤を使い、柔軟剤もあわせて使用するといいでしょう。できてしまった毛玉はハサミなどで慎重に切り取ってください。
乾燥機で乾燥させたら縮んだ
フリースはナイロンでできていることが多いので、乾燥機の熱に長時間さらすことで縮みが起こりやすくなります。フリースを乾燥させるときに、基本的に乾燥機の使用はNGです。
フリースを乾燥させるときは、大き目のハンガーに吊るして風通しの良い日陰に干すようにしましょう。また型崩れを防ぐためにチャックやボタンを閉めておくといいです。乾きが悪いようなら、前の部分を洗濯ばさみで閉じておくと乾きやすくなります。
干しているときに型崩れした
フリースやボアのジャンパーは脱水が十分でないと、水分を吸い込んで重くなってしまいます。重いままのフリースジャンパーをハンガーにかけて干すと、重さにひっぱられて型崩れしてしまうこともあるでしょう。
あまりしっかりした脱水をすると摩擦で繊維が傷んでしまうので、軽く脱水するか軽く手で絞ってから陰干しするようにしてください。あまり重量があるようなら、平らなところにバスタオルなどを置いて、その上に平らに干すという方法もあります。
熱いお湯で手洗いしたら縮んだ
熱い方が皮脂などが取れやすいと、40度以上の熱いお湯でもみ洗いしてしまうと今度は生地を傷めてしまうことになります。フリースやボアを洗うときの水温は10度から40度程度が適温です。あまりに冷たい水の場合は生地を傷めてしまうので、注意が必要です。
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フリースやボアのジャンパーは中性洗剤でやさしく洗いましょう
フリースやボアのジャンパーは、アウターなのでそれなりの強度はありますが、ふわふわとした表面は摩擦に弱いので洗濯をするときはやさしく洗うようにしましょう。ふわふわの布に摩擦をかけないように、洗濯ネットに入れてドライコースで洗います。
また、繊維にダメージを与えないようにおしゃれ着用の洗濯洗剤で洗うようにしましょう。また柔軟剤を使うことでよりふわふわな仕上がりになる上、静電気も防止しやすくなるのでおすすめです。
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