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アクアテラリウム水槽の作り方は?初心者向けの作り方も|陸/滝/土台

更新:2019.06.21

インテリアとしても人気のアクアリウム。最近ではアクアテラリウムが人気となっていますが、今回は陸地や滝など土台の作り方からご紹介します。初心者にオススメの素材や作り方を一からご紹介しますので、お部屋の癒しのインテリアの参考にぜひご覧ください。

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初心者向けのアクアテラリウム水槽の作り方は?

アクアテラリウム・ハイドロテラリウムとは?

まず、アクアテラリウムのことを知りましょう。アクアテラリウムのことをご存知でしょうか?アクアテラリウムとは、1つの飼育槽(水槽)の中で【アクアリウム(水中)】と【テラリウム(陸地)】を合わせて動植物を育てる飼育スタイルのことです。また【ハイドロテラリウム】とも呼ばれています。

水陸を混在させた飼育スタイルを作る飼育槽(水槽)のことを造語の【アクアテラリウム】といいます。一言でいえば、アクアリウムとテラリウムのいいとこどりです。水陸を混在させているということで、主に淡水の水辺を表現することが多いのが特徴となります。

レイアウトを考える

アクアテラリウムのことを学んだので、次にレイアウトを考えていきます。実際に作る前に、どういった完成形にするのかとレイアウトを考えることが大事になります。考えずに作り出すと「あれ?こんなはずじゃなかったのに…」と後悔することもあります。

まずは『どれくらいの大きさにしたいのか』『どの植物を使うのか』『なんの飼育をするのか』などイメージを作りレイアウトを考えることにより、失敗や買い間違えなどを防ぐことが出来ます。水中と陸地のイメージをシッカリ作っておきましょう。

土台や水などをメンテナンスをしよう

そして定期的に必要になってくるのがメンテナンスです。アクアテラリウムの美しい水景を保つために定期的にメンテナンスや掃除をすることが大切となります。どうしてもコケが付いてしまったり、水をきれいに保つために入れ替えが必要だったりします。

大きなアクアテラリウムになればなるほど手入れは大変になりますので、その辺りも加味しながらテラアクアリウムを作ってみてください。

初心者には小さい水槽がオススメ

初心者がアクアテラリウムに挑戦するのであれば、やはり最初は小さい水槽やボトルなどを使ったアクアテラリウムがオススメです。最初から大きい水槽でやってしまうと途中で止めてしまったり、メンテナンスが大変だったりと中途半端になってしまいます。最初はやはり小さいものから作る喜びを知るのがオススメです。


アクアテラリウムだけでなく、水槽で熱帯魚や金魚などを買う方もいらっしゃいますよね。そんな時、どのように水槽をおしゃれにインテリアとして置くことが出来るのでしょうか?次の記事では水槽のおしゃれなインテリア実例をご紹介していますので、参考にご覧ください。

アクアテラリウム水槽の陸地の作り方は?

陸地の土台を作るのに必要な機材は?

アクアテラリウムの陸地や土台を作る際に忘れてはいけないのが機材です。美しい水景を保つためにも水をろ過してくれるろ過装置を設置する必要があります。基本的には外部フィルターや底面フィルターを使う方が多いです。

また水面が低いのがアクアテラリウムの特徴となりますので、分水器を使うと陸地部分の木や植物などを湿らせることも出来ます。上手に機材を使ってメンテナンスをしましょう。

石を使った陸地の作り方

アクアテラリウムの土台にもなる陸地部分の作り方からご紹介します。陸地部分には色々な素材がありますが、初心者にオススメなのは石を組み合わせて出来る作り方です。安定感のある溶岩石などを使えば、シッカリとした土台を作ることが出来ます。

作り方は簡単です。はじめに、お水を綺麗にするためのろ過装置をセットします。何処に置くか決まったら、一番底に砂を入れましょう。水中を明るくしたい場合には明るい砂を選ぶのがオススメです。ろ過装置の底が見えないようにするには5㎝程敷き詰めると見えにくくなります。その上に用意した石を積み上げましょう。

流木を使った陸地の作り方

もう1つ初心者のアクアテラリウムの作り方にオススメな材料が流木です。流木はアクアテラリウムに設置するだけで見栄えもカッコ良さもグンッとアップします。また積み上げやすいのも初心者にオススメなポイントです。作り方は簡単で、拾ったり買った流木を積み上げるだけなんです。

どうしても動いてしまう、思うように積み上げれないなんて時には水草用のビニタイを使って固定してしまうのも1つの手です。川や海などで見つけた流木を使いたい場合は寄生虫が居たり、汚れているかもしれないので、手洗いをして煮沸した後に真水に2日ほど浸けておくと使用することが出来ます。


ウールマットを活用しよう

ウールマットとは液体や来たいに混ざった異物などを取り除き、ろ過してくれるものです。飼育槽(水槽)の中に入れておくと、異物を取り除いてくれます。なので、石や流木の間に挟んでおくとろ過してくれる上にズレにくくもしてくれます。

また、ちぎって使うことも出来ますし、石や流木がガラス面に当たらないようにウールマットを使って防護する方法にも使えます。安価なウールマットもありますが、洗って使いまわすと繊維が切れてゴミに刺さりやすくなりゴミを取ってくれます。では、次のリストにて陸地部分の材料や作り方をご紹介します。

アクアテラリウムの陸地部分の材料

  • プラダン
  • 流木
  • 石や岩
  • 用土
  • 植物

アクアテラリウムの陸地部分の作り方

  1. 底にプラダンを敷く(底面式フィルターを使っても良い)
  2. ろ過器をセットし、砂を敷く
  3. 石や岩、流木などを組み上げる
  4. 用土を盛る
  5. 植物を植栽して陸地部分は完成

POINT

プラダンを使って分散!機材は先に準備する!

プラダンや底面式フィルターを底に敷くことで、石や流木などの重さを分散して水槽などの容器が割れることを防いでくれます。また骨組みを作る際に機材を用意しておくことにより、陸上部分にも給水出来るようにしましょう。

アクアテラリウム水槽の滝の作り方は?

アクアテラリウム内に滝を作るには?

アクアテラリウム内に滝を作るには石を積み上げたり、流木を組み上げたものに水を流すことによって滝を作ることが出来ます。作り上げた滝の土台によって、流れ落ちる滝にも染み出す滝にも変化します。滝を作り上げるのに必要なのが水中ポンプや循環装置が必要となります。

なので滝を作るのであれば、土台を作る際から装置のセットが必要になります。そして、どこに水を流すのかをイメージして決めた上でポンプ・塩ビ管を設置しましょう。

石を使った滝の作り方


アクアテラリウムに滝を作る1つ目の方法が石を使って滝を作る方法です。石をくっつけるのであれば、石材専用の接着剤を使うことをオススメします。大きい石を土台に段を作るように接着剤でくっつけていきます。周りにも石をくっつけることで高さもあり、装置も隠せる滝を作り上げることが出来ます。

滝を作る際はいかに水が出ている口を隠し自然に見せるかが大事となります。石をくっつけるのであれば、2液混合タイプのエポキシ系の接着剤かシアノアクリレート系のゼリー状のものがオススメです。次の動画にて石を使った滝の作り方をご紹介していますので、参考にご覧ください。

流木を使った滝の作り方

アクアテラリウムに滝を作る2つ目の方法が流木を使った滝の作り方です。流木を使う際には接着剤以外にも木ネジなどを使うことでシッカリとした流木の滝を作ることが出来ます。またビニタイでも固定も出来ますし、くっつけることも出来ます。

土台を組み立てるのと同時進行で流木で滝を作り上げていくことで、イメージ通りのレイアウトを組み上げることが出来ます。流木であれば、細い管を使うことで流木に巻き付けて好きなところから水を流すことも出来ます。動画では流木で崖をイメージした滝の作り方をご紹介しています。

拾ってくるだけでなく、木材は100均でも販売されているので手軽に手に入れることが出来ます。木材にも色々な大きさがありますし、インテリアコーナーには流木も販売されているのでアクアテラリウムにも使うことが出来ます。

アクアテラリウム水槽の参考例5選

アクアテラリウム水槽の参考例①熱帯魚も飼える

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300x300x200/500☆ 何の魚入れよう😋

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アクアテラリウム水槽の参考例の1つ目は熱帯魚も飼えるアクアテラリウムです。石と水草をたくさん使ったアクアテラリウムはリビングに設置することで、緑の効果でとても癒されます。また水草を使っていることで水面は低くても熱帯魚を飼うことも出来るので、リビングに置くこともオススメです。

アクアテラリウム水槽の参考例②コケ

アクアテラリウム水槽の参考例の2つ目はコケを使ったアクアテラリウムです。アクアテラリウムは作り上げたことで完成ではなく、飼育を続ける楽しさもあります。最近ではホームセンターでも手軽に手に入ることから、コケをアクアテラリウムに使用し育てながら手入れをする方も多いです。

アクアテラリウム水槽の参考例③世界遺産をイメージ

アクアテラリウム水槽の参考例の3つ目は世界遺産をイメージしたような幻想的なアクアテラリウムです。流木や水草、コケを使うことで幻想的なアクアテラリウムを作り上げることが出来ます。家に居ながら、幻想的な雰囲気を味わうことが出来るのです。

アクアテラリウム水槽の参考例④階段

アクアテラリウム水槽の参考例の4つ目はホームセンターでも手軽に入る階段を使ったアクアテラリウムです。自然の石や流木と既製品のものを組み合わせることで一味違ったアクアテラリウムを作り上げることが出来ます。

アクアテラリウム水槽の参考例⑤発泡スチロール

アクアテラリウム水槽の参考例の5つ目は発泡スチロールを使ったアクアテラリウムです。発泡スチロールは自由自在の飾りを作れるので、オリジナルのアクアテラリウムを作り上げることが出来ます。形だけでなく色も自由自在なので、世界に一つだけのアクアテラリウムが出来ます。

発泡スチロールも100均に販売されています。板タイプの発泡スチロールだけでなく、発泡スチロールブロックや発泡スチロールレンガなども販売されていますので、次の記事を参考に選んでみてください。

アクアテラリウムは初心者でも作れる!

アクアテラリウムの定義や作り方などをご紹介いたしました。陸地や滝、土台の材料や作り方もご紹介しましたが、作ってみると意外とはまってしまうくらい楽しいんです。今回の作り方を参考に、まずは小さな水槽を使ってオリジナルのアクアテラリウムを作ってみてください。

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