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スピーカースタンドをレンガで代用する方法は?発泡スチロール/下敷き

更新:2019.06.21

スピーカースタンドの代用にレンガを使用する方法は知られていますが、他にもDIYで自作したり、発泡スチロールやコンクリートブロックなどを使用する方もいます。レンガを代用する場合の置き方や、他にもあるおすすめの代用品についてを、ご紹介していきます。

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スピーカースタンドをレンガで代用する方法は?

スピーカースタンドをレンガで代用する方法①レンガを購入する

スピーカースタンドの代用としてレンガを使うことがある理由は、振動によるノイズを抑えるためです。重い物で振動を減らす原理を利用する方法で、レンガは1つでなかなか重いため、振動によるノイズを減らしたい時のスピーカースタンド代用品に向きます。

レンガは、ホームセンターにて販売しています。ネットでも購入可能です。1つ100円未満もあり、費用的にはそんなに高くはありません。しかし重たいので、持ち運ぶ際は気を付けましょう。また、触ったり動かしたりすると、表面の破片がポロポロ取るため、その辺も注意してください。

スピーカースタンドをレンガで代用する方法②置き方

スピーカースタンドをレンガで代用する際の置き方は、下からゴムシート→レンガ→インシュレーター→スピーカーの順になります。ゴムシートは、レンガのザラザラ感により下が傷付かないようにする目的で使用しています。

置き方については、安定感のある場所に置くことも大事です。また、スピーカーの位置は耳の高さに合わせた方が良いとも言われています。置き方によりスピーカーの聴こえが変わることもあるので、たかが置き方されど置き方で、置き方にも注意を払いましょう。

スピーカースタンドをレンガで代用する方法③音を聴く

レンガを代用品として用いたスピーカースタンドが完成したら、音の聴こえを確かめます。振動が軽減されいれば、音の聴こえが良くなっているはずです。高音〜低音で、様々な音を出してみましょう。聴こえが悪い音・聴こえない音があった場合は、手直しが必要になります。

スピーカースタンドを自作・DIYする方法は?

スピーカースタンドを自作・DIYする方法①使用する木材を選ぶ


スピーカースタンドを自作する際に重視すべきことは、振動の軽減力・安定感・耐久性です。木材はその3つの要素にまあまあ優れていると言われているため、スピーカースタンドを自作する際は木材DIYをする方が多いとされます。

木材DIYでスピーカースタンドを自作する際の作り方やデザイン性は人それぞれですが、まず始めに木材を選びます。振動軽減のことを考えると、木材は重たい方が良いそうです。

スピーカースタンドを自作・DIYする方法②ヤスリがけと養生

木材が決まり、さてDIYを始めるぞ!となってから初めの工程になるのは、ヤスリがけと養生(保護作業)です。木材はヤスリがけを行うことで、色や肌触りが良くなります。ヤスリなら何でも良い?という方もいますが、ヤスリがけする物に合わせたヤスリが販売されているので、木工用ヤスリを選びましょう。

養生(ようじょう)は、作業中に木材の破損などが起きないようにするために行います。しかし、自作スピーカースタンドをDIYする際は、接合部分や塗装部分以外に付かないようマスキングを貼る作業を指します。

スピーカースタンドを自作・DIYする方法③塗装

塗装は、塗装して、その後4時間程待機を3回繰り返します。待機時間は作業場所の温度などによって多少変動しますが、4時間を3回とすると12時間なので、自作スピーカースタンドをDIYする時には、最低でも1日は要すると考えておきましょう。

スピーカースタンドを自作・DIYする方法④接合

塗装パーツ全てが完成したら、接合(くっつけること=組み立てること)をしていきます。まずは、底と柱を接合します。接合できたら、天板部分(スピーカーを乗せる所)を床に置いて、底と同じように柱(底が付いていない方の面)に接合します。これで乾いたら、スタンド自体は完成です。


問題なのは、デザインです。人それぞれの環境や求める音響に合わせて、デザインは考える必要があります。そのため、1回で満足のいくスピーカースタンドが自作できないかもしれません。とにかく言えることは、各資料を参考にしながら、ちゃんと計画立てて作ることです。

レンガ以外のおすすめスピーカースタンド代用品7選

下敷きにおすすめの代用品①発泡スチロール製ブロック

おすすめの代用品その1は、発泡スチロール製ブロックです。コンクリートブロックの形で作られていますが、発泡スチロール製なのでかなり軽いです。

無いよりはマシなようですが、軽い=振動軽減力が低いということになるため、発泡スチロール→スピーカーの置き方だけだと思うように軽減できないかもしれません。発泡スチロール製ブロックは100均でも入手できますが、少し工夫が必要になるでしょう。

発泡スチロール製のブロックは、100均でも販売されています。他にも、色んな使い方(DIYなど)があるようです。興味がある方は、以下の記事が参考になります。

下敷きにおすすめの代用品②コンクリートブロック

おすすめの代用品には、コンクリートブロックもあります。塀や駐車場のはどめなどで使用されているものです。発泡スチロール製ブロックでは軽さから振動軽減の面で心配があるため、コンクリートでできた本物のブロックを使おう!ということです。

原理はレンガと同じく、重いもので振動を減らす方法になります。サイズにもよりますが、レンガより重たい場合もあるため、振動軽減力はかなり期待できるでしょう。しかし、素材的に響きが悪くなりやすいデメリットがあります。

下敷きにおすすめの代用品③木材


おすすめの代用品として、木材を用いることもあります。レンガをスピーカースタンドの代用にする方法の項目で少し触れましたように、具体的にはインシュレーターの代用ということになります。

インシュレーターはスピーカー下面の四隅に置くので、木材もそのように置きます。500円玉くらいの四角い木材を4つ用意するだけですが、振動軽減面を考えて、金属製のスパイクインシュレーターを組み合わせることが多いそうです。

余った木材などはアレンジを加えれば収納箱などにリメイクすることもできます。DIYの方法などは以下の記事を参考にしてみてください。

下敷きにおすすめの代用品④ゴムシートとスポンジ

おすすめの代用品には、ゴムシートとスポンジの組み合わせもあります。振動を抑えるためには、硬い素材と柔らかい素材を交互に置く置き方が効果的だと言われています。硬い素材=ゴムシート・柔らかい素材=スポンジとして、組み合わせます。

しかし、スポンジは柔らかいタイプだとすぐ潰れるので、硬めを選びましょう。下からゴムシート→スポンジ→ゴムシートという置き方をして、完成になります。手軽にスピーカースタンドを自作したい方におすすめです。

下敷きにおすすめの代用品⑤ゴムシートと10円玉

インシュレーターの代用品としては、10円玉もおすすめです。ゴムシートの四隅に10円玉を1枚ずつ置き、その上にスピーカーを設置します。硬貨は40円ほど使いますが、低コストです。100円玉など、他の硬貨でも良いのか?という疑問が出てきますが、もちろん問題ありません。

100円玉は10円玉より0.3gほど重たいのですが、0.3gの違いでスピーカーには何の効果もないでしょう。40円使うか、400円使うかで言ったら、40円を選ぶ人が多いものです。

重さで言えば、最も重たいのは500円玉です。500円玉は7gあるため、10円玉よりも振動軽減力が比較的に高いと考えられます。しかし、500円玉を4つ使うとなると、計2000円です。代用スピーカースタンドが完成しても、少し虚しくなるかもしれません。

下敷きにおすすめの代用品⑥インシュレーター

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【再入荷のお知らせ】 インシュレーター SH-2007シリーズ 品名 SH-2007B 素材 工業用真鍮 寸法 直径 20mm × 高さ 7mm 価格 4pcs ¥3,600 ※全て税別価格です。 当社独自の「無理数応用設計」 デザインパテントを取得した無理数を応用した比率のことで、素材の特定共 振を理論的に押さえ込むことが可能です。 そのため、非常に力強くダイナミック ですが、潤いやヌケが素晴らしく、モニタリング用途にも重宝いたします。本製品は、強度と非共振性を重視して制作されており、力強さと、抜けが増す設定です。 徹底した高強度仕様 オーディオ用のインシュレーターは高い強度が要求されます。 強度が足りない場合は、力強さや定位感などが定まらず醍醐味を体感できなくなってしまいます。 素材に高強度2000系合金(非マグネシウム系)を採用した「SH-2007A」はマグネシウムに比較して強度が約200%。 工業用真鍮を丸棒から切削した「SH-2007B」 においては約300%と大変高強度仕様になっています。 選択肢が広がるマルチサウンドシステム 本製品ではサウンドの選択肢を広げるべく、マルチサウンドシステムを採用しました。 マルチサウンドシステムとは素材と製品の向きによってサウンドの傾向が変化し、組み合わせによってお好みのサウンドに仕上げられます。 #アースケーブル#record#vinyl#sl1200#プラグ#ラインケーブル #ターンテーブルシート#ターンテーブル#タンテ#電源ケーブル#コンセントプレート#コンセント#オーディオ #PAエンジニア #レコーディングエンジニア#オーディオ #アナログ #ハイレゾ#ライブ#インシュレーター#スパイク#スパイクベース#レコード

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レンガの項目でもご紹介しましたが、インシュレーターは振動を軽減・吸収する台座のことです。スピーカースタンドを購入するなら必要ない場合も多いのですが、自作する・代用品を使う場合にはあった方が断然良いとされるアイテムです。

スピーカーは直に接すると、振動がそのまま響いてしまいます。振動がそのまま響かないようにするためには、直に接しないように、スピーカーと土台となる下部分の間に何かを置く必要があります。安定感があれば何でも良いと言えばそうですが、用品であるインシュレーターをおすすめします。

振動軽減は音質向上につながるので、音響にとって大切なことです。インシュレーターの材質はゴム製や木製など様々ですが、金属製が最も優れています。また、形状も多様です。

下敷きにおすすめの代用品⑦ナット

ナットは、インシュレーターの代用品です。インシュレーターは金属製が最も優れていると言われていますが、ナットも金属製なので、インシュレーター代用品に使えるとされます。しかし、インシュレーターほど効果は無いかもしれませんので、工夫は必要になるでしょう。

スピーカースタンドは自作や代用が可能!しかし工夫は必須である

スピーカースタンドは割と高価なこともあって、代用品を用いたり、DIYなどで自作しようする人も多くいます。おすすめの代用品はレンガ・発泡スチロール製ブロック・コンクリートブロック・ゴムシート+スポンジor10円玉・インシュレーターなどですが、それぞれメリット・デメリットはあります。

この中で振動軽減において最も優れていると言えるのは、金属製インシュレーターであり、他代用品と一緒に用いられることも多いです。また、音響全体に関しては置き方も重要なことになります。自作するのも代用品を用いるのも自由ですが、いずれの物でも工夫は必須です。

インシュレーターは振動を軽減・吸収する台座のことで、スピーカースタンドには必須とされていますが、用品なのでボルトや四角い木材などの代用品を用いることもあります。

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