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炊飯器の洗い方(外釜・内釜・蓋)と手入れ方法は?重曹/クエン酸

更新:2019.06.21

今回は、「炊飯器の洗い方について外釜・内釜・蓋」それぞれについて見ていきます。炊飯器の手入れや掃除方法を知りたい、という方は案外多いと思います。また、臭いが気になるという時におすすめの重曹を使ったお手入れ方法も見ていくので参考にして下さい。

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炊飯器(内釜)の洗い方・掃除方法は?

炊飯器(内釜)の洗い方・掃除方法①台所洗剤を使用する

炊飯器の中でも特に重要な内釜ですが、その洗い方について詳しく知っている方はどのくらいいるのでしょうか?内釜を洗う際に、台所洗剤を使用してはいけない、と思っている方も多いと思いますが実際の所、台所洗剤を使用すること自体は問題ありません。フッ素加工のしてある内釜が主ですが、中性洗剤での影響はありません。

しかし、炊いたご飯が洗剤の臭いがする、という場合もあります。その場合には、ほとんどが洗い方に問題がある、洗剤の洗い残しなどが原因です。しっかりとすすがなければ洗剤が洗い落とされない、という事もありますので注意が必要です。また、炊きこみご飯などは洗剤で油汚れをしっかり洗い落としましょう。

炊飯器(内釜)の洗い方・掃除方法②スポンジの柔らかい方を使用する

食器専用のスポンジを使用する洗い方の場合でも、物によっては鍋などの焦げ落としにも使用できる堅いスポンジと柔らかいスポンジの両面使えるスポンジというのが存在します。しかし、このスポンジを使った洗い方で注意が必要なのが、決して堅い面で内釜を洗ってはいけないという事です。

炊飯器の内釜には、フッ素加工がしてあるのでスポンジの堅い面でゴシゴシとこすってしまえば当たり前ですがフッ素加工の塗装が取れてしまう可能性があります。また、内釜の中でお米を砥ぐというのも同様の事が考えられますのでザルなどを使って、お米を砥ぐのは内釜以外の場所で行いましょう。

ここに、炊飯器で作るケーキの詳しい作り方について載せた記事がありますのでこの記事を参考に、ぜひ挑戦してみて下さい。きちんと炊飯器の洗い方をマスターすれば長く使えるだけでなく、様々な用途によっても使い分ける事ができるのでぜひ、活用してみて下さい。


炊飯器(外釜)の洗い方・掃除方法は?

炊飯器(外釜)の洗い方・掃除方法①台所用洗剤を薄めたものを使用する

炊飯器の本体の外側は、台所用洗剤を薄めてキッチンペーパーに含ませて拭き上げていきましょう。そして、最後に乾拭きすれば完了です。しかし、台所洗剤を使用するという事に少し抵抗がある、という人もいると思います。そういう方におすすめなのが、酢酸水や重曹を使用するという掃除方法です。

また、拭き上げる時の力加減にも注意が必要です。あまりに強い力で拭いてしまうと、塗装が剥がれてしまう原因にもなってしまうので優しく、丁寧にをモットーにして下さい。外釜は水に濡れてしまうと故障の原因になってしまうので、必ず乾拭きで行うのが外釜の洗い方のポイントです。

炊飯器(外釜)の洗い方・掃除方法②爪楊枝や竹串を使う

先ほど、外釜部分は塗れると故障の原因になるとお話しましたが、そうは言っても米粒の塊や汚れが気になった場合には多少なりとも水分を含んだもので掃除をしたい、という人もいるはずです。そういう時におすすめなのが、爪楊枝や竹串です。米粒が付着して取れない場合には、爪楊枝を使って取ると簡単です。

また、綿棒なども便利です。綿棒を軽く湿らせて細かい部分を掃除すれば臭いの原因となる米粒の残りなどもしっかりと取る事ができるのでおすすめです。また、炊飯器の裏側も実は見逃しがちです。裏側には、吸気口と排気口があり埃が溜まりやすいだけでなく、故障の原因にもなってしまいます。

その為、湿らせた綿棒でしっかりと埃を除去していきましょう。そうすれば、常に外釜を清潔に使用する事ができるだけでなく、故障の原因を取り除く事にも繫がります。ここに、一人暮らしの家電選びについての記事がありますので、この記事を参考に自分に一番合ったものを選びましょう。


炊飯器(蓋)の洗い方は?

炊飯器(蓋)の洗い方①歯ブラシを使って水洗い

炊飯器の内蓋が取り外せるタイプであれば、おすすめの蓋の洗い方は歯ブラシなどを使用して水洗いするものです。炊飯器によっては取り外せない事もありますが、ほとんどの物が着脱可能となっています。また取り外した後の蓋の後ろにも米粒や汚れが付着している事もありますので、濡らした布巾で拭き上げるのがおすすめです。

取り外す事ができるのであれば蒸気口も洗っておきましょう。蒸気口には、炊飯する際に水が溜まる場所でもありますので清潔に保つ、という意味でもしっかりと洗っておくというのも大事な事です。洗う際には、しっかりと洗剤を洗い流し、水気を残さないようにする事も内蓋の洗い方のコツです。

炊飯器(蓋)の洗い方②蒸気口の掃除も忘れずに

蒸気口自体も取り外し可能な場合も多いので、蓋を取り外す際に一緒に洗うというのもおすすめです。スポンジと洗剤を使用して洗いましょう。蒸気口が汚れたままになっていると、お米を炊いた時の嫌な臭いの原因にもなってしまいますので蒸気口を清潔に保つ、という事が美味しいご飯が炊けるかどうかに繋がります。

また、ふきこぼれや蓋を開けた際に、水が垂れてしまう可能性もありますので使う度に洗っておけば万が一、水が垂れてしまったとしても安心して使用できますよね。ここに、健康におすすめの酵素玄米の記事がありますので併せて読んでみて下さい。


炊飯器の手入れの仕方(臭い対策)は?

炊飯器の臭いをクエン酸で取るお手入れ方法

炊飯器に付いた嫌な臭いは、クエン酸を使用して対策する事ができます。炊飯器を分解しても隅々までしっかりと掃除できない、というのも事実です。クエン酸自体、食品に使用しても安全なものなので安心して使用できるというのもポイントです。一人暮らしの人というのは、滅多にごはんを炊かない、という人も多いと思います。

その時にカビが生えてしまったという事もあるでしょう。クエン酸の働きには、殺菌効果というのがありますのでクエン酸で掃除すればカビを安全に退治してくれます。使い方も簡単です。内釜にクエン酸20gと水を7~8分目まで入れます。臭いが強い場合には、水ではなくお湯にするというのもポイントです。

後は、そのまま炊飯メニューで通常通り炊飯ボタンを押すだけです。炊飯が終わったらすぐに保温ボタンを切りましょう。そうすればあっという間に嫌な臭いも取れてしまいます。ここに、クエン酸を使用した消臭スプレーの作り方を載せた記事がありますので、併せて読んでみてください。

炊飯器の臭いを重曹で取るお手入れ方法

安心、安全なだけでなく、掃除のお供には万能と呼び声高い「重曹」を使った方法でも炊飯器の嫌な臭いを取る事はできます。重曹には、クエン酸のような殺菌効果はありませんが、酸性の汚れや臭いを中和して落としてくれる効果が期待できます。クエン酸との併用でより、高い効果が期待できるので併用がおすすめです。

重曹で嫌な臭いを取る方法は、まず内釜の中に1~2合のラインまで水を入れ、重曹を小さじ半分入れます。炊飯スイッチを押して、炊飯が終わって保温になった時点ですぐに保温ボタンを切りましょう。炊飯器の温度が下がったら、パーツを取り外して台所洗剤を使用してそれぞれ洗い、乾燥させたら完了です。

重曹を使うタイミングは、特にお肉料理などを炊飯器を使用して使った場合です。酸性の汚れに対して効果を発揮する重曹は、油汚れをしっかりと落としてくれますよ。炊飯器で作る肉料理のレシピを載せた記事がありますので、この記事を参考に炊飯器で作る肉料理に挑戦してみて下さい。その後は重曹でしっかり掃除しましょう。

炊飯器の臭いは保温が原因の事が多い

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炊飯器のメーカーが推奨している保温時間というのは、12時間です。保温時間が長くなれば当たり前ですが味が落ちてしまいます。その為、保温時間はなるべく5~6時間を目安とし、食べきれなかったご飯はラップに適量ずつ分けて包んで冷凍保存して保存しておきましょう。その後は、通常通りの洗い方で清潔に保ちましょう。

炊飯器は使う度に臭い対策も同時に行いましょう

今回は、「炊飯器の洗い方やお手入れの方法」をテーマに、内釜や外釜、蓋などパーツ別にご紹介してきましたがいかがでしたか?人数が多い家庭などでは、毎日使用するという人も多いと思いますが、使う頻度が多いほどお手入れにも気を遣っておかなければ嫌な臭いが付いてしまう可能性が高くなってしまいます。

また、重曹やクエン酸など食品を扱う家電に使用しても問題ないようなアイテムを使用してのお手入れ法が一番おすすめです。これらの洗剤を水で溶かして炊飯するだけであらゆる炊飯器の臭い対策にも功を奏すと言えますので、なるべく口にしても大丈夫なものを使ってお手入れしたいものですよね。

今回紹介したお手入れ法をヒントに、ぜひ炊飯器を清潔に保つ努力をして下さい。そうすれば、炊飯器の嫌な臭いとも無縁な生活があなたを待っているはずです。炊飯器は、ご飯だけでなく調理にも使用できるので併せて、今回紹介した炊飯器で調理するレシピをヒントにあらゆる使い方・洗い方をマスターしてくださいね。

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