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パチュリ・パチョリってどんな効能・香り?おすすめ香水・アロマ10選

更新:2019.06.21

パチュリ(パチョリ)は香水では欠かせない香料の1つです。パチュリがどのように採取されているのか、さらに効果・効能やパチュリが使われているフレグランスをピックアップしています。またパチュリの香りだけを楽しみたい人にはアロマオイルがオススメです。パチュリを100%楽しむ方法をお伝えしますね。

パチュリ・パチョリってどんな香り?効能は?

パチュリ・パチョリとはどんな植物なの?

パチュリ(パチョリ)はシソ科の植物で、主に亜熱帯地方(インド・マレーシア・ミャンマー・インドネシア・エクアドルなど)で広く栽培されています。見た目はシソにそっくりで秋には写真のような淡い紫色の花をつけます。漢方ではパチョリのことを「霍香(かっこう)」と呼び、霍香正気散などに処方されます。

また葉は乾燥させると香りが強くなります。水蒸気蒸留法(蒸気で葉を蒸して精油を採取する方法)で採取しますが、1kgのパチュリの精油を採取するために33kgの乾燥葉が必要です。

どんな香り(匂い)がするの?

多くの人がパチュリ(パチョリ)の香りをかぐと「墨汁」をイメージすると言います。湿った土のような香りという人もいれば、カビのようだ(!)と表現する人もいるぐらいです。

数あるアロマオイルの中でも好き嫌いが別れる香りですが、アロマの世界に長く関わっている人はかえってこのパチュリの香りに魅了されるようです。実際にパチュリはフレグランスの調香には欠かせない存在で、この後ご紹介するパチュリを使用した人気の香水もたくさん登場しています。

またほとんどのアロマオイル(精油)は時間の経過とともに香りが劣化していきますが、パチュリは逆に時間が経てば経つほど香りの質が向上します。

主にメンタル面に効果・効能が期待できる

パチュリ(パチョリ)の効果・効能として、鎮静・抗うつなどメンタル面の安定に役立つことが知られています。心配・不安な気持ちや緊張を和らげてくれます。

また催淫(性欲を高める)に対する効果・効能もあるのでベッドルームの雰囲気作りにも役立ちます。ただしパチュリー単独では独特の香りが気になる人もいるので、ほかのオイルとブレンドする方法もあります(この後で詳しくお伝えします)。

そのほかの効果・効能

またインドでは衣類・カーペット・カシミヤ製品の保管のためにパチュリ(パチョリ)による防虫効果を利用していました。昔のシルクロードの商人たちも貴重なシルクを虫害から守るためにパチュリーを利用していたといいます。

実際にコットンにパチュリを数滴含ませて、衣類の引き出しの中に入れておくと効果的です。ただしパチョリの独特の香りに抵抗がある人もいるので、家族と同居している人は使いすぎないよう注意しましょう。

パチュリ・パチョリの匂いのおすすめ香水10選(前編)

ディプティックの50周年を記念する香水「テンポ(Tempo)」

2018年3月に発売されたディプティックの新作「テンポ」はパチュリの香りがメインです。3つの異なるパチュリーの香りとピンクペッパー・セージ・ベルガモットを加え、さらに奥の深い香りのフレグランスとなっています。

パチュリの育った亜熱帯の深い森の奥に住む精霊や動物たちをイメージしたラベルが印象的ですね。テンポはディプティックが最初にオードトワレを発表した1968年から今年で50年になるのを記念して、「フルールドゥポー」と同時に販売された香水です。

ティファニーの15年ぶりの新作香水「ティファニーオードパルファム」

ティファニーから15年ぶりに登場した新作「ティファニーオードパルファム」にもパチュリが使われています。香水自体はティファニーとゆかりの深いアイリスの花をイメージしたものとなっていますが、ラストノートのパチュリとムスクがセクシーな気分を引き立ててくれます。

ティファニーオードパルファムは、グリーンマンダリンがトップのホワイトフローラル系の香りがいい!と口コミでも評判です。口コミ・レビューではさわやかな香りという意見が多いので、パチュリの独特の香りはあまり気にならないようです。

ジョーマローンで一番人気の香水「イングリッシュペアー・フリージア」

ジョーマローンで一番人気の香水が「イングリッシュペアー&フリージア」です。フリージアが優しく包み込む洋梨(キングウィリアムペアー)の熟した官能的な香りを、パチュリ・アンバーなどの香りが引き立てています。かわいい・甘いフルーツというよりも大人の果実といった感じでしょうか。

深く甘みのある匂いが口コミやレビューでも好評ですが、中にはパチュリの香りがずっと残るといった声もありました。ジョーマローンで一番人気ということで購入する人もいますが、やはりパチュリの香りが気になっている人も少なくないようです。できれば香りを試してから購入することをおすすめします。

生きる喜びがテーマの香水・アニックグタールの「ローズポンポン」

「生きる喜び」をテーマにして誕生した香水がアニックグタールのローズポンポンです。ブラックカラント・ラズベリーなどのフルティーな香りに上品なブルガリアンローズが加わり、ラストノートにパチュリやホワイトムスクが香る、まさしく「喜び」が感じられるオードトワレです。

実際に愛用している人からは「イメージ的にはすごく甘ったるい感じがするけど、実際はふんわりと軽くやわらかな香り」という声もあります。また美しいボトルやパッケージにも注目が集まっています。

パチュリ好きにオススメのモンタル「パチュリ・リーヴ」

シストローズ・オーク・パチュリの3つが絡み合うことで生まれたのがモンタルのパチュリ・リーヴです。渋めのウッド系の香りに甘いバニラの香りがプラスされたような感じといった感じでしょうか。スプレー缶のようなボトルもおしゃれで気になります。

香水の名前になっているようにパチュリの香りがメインの香水です。パチュリ・リーヴならパチュリ本来の効果・効能も期待できそうで、パチュリ好きにはたまらない香水となっています。しかし口コミではむしろウッド系の香りや甘い香りの方が印象に残りやすいようです。

パチュリ・パチョリの匂いのおすすめ香水10選(後編)

大人の香水・グッチ「ギルティ(GUILTY)」

グッチのギルティ・アブソリュートの女性向けオードパルファムで、2018年1月に発売開始されています。深みのあるブラックベリーにウッディゴールド(天然のアラスカヒノキ由来)とブルガリアンローズ、さらにスイート・ダーク・アーシーの3つのパチョリが加えられ、地中海をイメージさせる香りとなっています。

一言で言うとスパイシーでセクシー、オリエンタルな大人の女性の香りです。レビューでは大人の雰囲気を出したいときに使う・寒い時期につけたくなるといった声が多く聞かれました。

トムフォードによる洗練されたパチュリの香水「パチュリ・アブソリュ」

現代的なパチュリをイメージさせると注目のトムフォードの「パチュリ・アブソリュ」は、都会的なクールさの中にも官能的なものを感じるミステリアスなフレグランスです。トップではベイリーフとローズマリー・モスが新鮮に、ミドルではパチュリとウッドがやさしさを添えて、最後にはムスクがの香りが残ります。

パチュリという名がついているので、パチュリ本来の香りを知っている人は墨の香りがメインのように思うかもしれませんが、実際にパチュリの独特の香りは一瞬、あとはベースの香りが残るといった感じです。女性の魅力を引き出す香りとは言い難いですが、都会的・クールな雰囲気の人に好まれる香りです。

キールズで根強い人気の香水「オリジナルムスク」

キールズのオリジナルムスクはムスクだけではなく、ネロリ・バラ・イランイランなどのフローラルに始まり、最後にパチュリ・ムスクの香りが残るフレグランスです。1963年に発売されて以来、現在に至るまで多くの人に愛用されてきた香りです。

使っていて通り過ぎた時などに人から「いい香りがする!」とよく言われるといった口コミもあります。ベースにパチュリが使われていますが、パチュリ独特の香りはほとんど気にならないようです。

口コミでも人気の香り!ジバンシィ「アンジェ・デモン・シークレット」

グリーンティーリーフやイタリアンウィンターレモンなどから始まり、最後にはパチュリとホワイトムスクが香ります。「アンジェ・デモン」という名の通り、天使のような清純さ・無邪気さと官能的な香りが一体となっている魅力的なフレグランスです。

天使と悪魔というネーミングにも関わらず、しつこくない・強い主張がなく使いやすいと口コミでも評判です。また美しいボトルのデザインや、甘いのにさわやか、清純なのに官能的といったギャップも人気の理由の1つとなっています。

英国王室御用達のフローリス「パチュリ(PATCHOULI)」

英国王室御用達のフローリスにもパチュリのフレグランスがあります。トップノートにはココナッツミルクとバイオレットリーフが、さらにパチュリやシダーウッド・イランイラン・ローズといったミドルが香り、最後にフランキンセンス・ミルラなどが残ります。

パチュリの香りよりもむしろココナッツミルクなどの甘い香りの方が強いという口コミ・レビューがありました。パチュリ独特の香りは気にならないけれども他の香りの方が目立っているといった感じでしょうか…。フローリスのパチュリに関しては新宿伊勢丹・阪急メンズ東京のみで限定販売となっています。

パチュリ・パチョリのアロマオイル・精油のおすすめの使い方は?

パチュリ・パチョリのアロマオイル・精油のおすすめの使用方法

パチュリ(パチョリ)のアロマオイル(精油)の効果・効能を一番引き出すのは芳香浴です。アロマポットに3滴程度落とし、香りが弱くなったら数滴追加します。また入浴でもおすすめでソルト(またはバスオイルなど)に数滴混ぜてからバスタブに入れるようにします。

パチュリ単独で芳香浴や浴用に使用することもできますが、次にご紹介するようなほかのアロマオイルと組み合わせることで、一味違ったパチュリを楽しむこともできます。

パチュリ・パチョリとブレンドの相性がいいアロマオイルは?

パチュリ(パチョリ)とブレンドした際に相性の良いアロマオイル(精油)としては、ラベンダー・ローズ・クラリセージ・ゼラニウム・ネロリ・オレンジスイートがあります。またパチュリと同じく催淫の効果・効能のあるイランイランとの組み合わせもオススメです。関連記事も参考にして組み合わせてみましょう。

パチュリ・パチョリを使う場合の注意点

先ほどパチュリ(パチョリ)の効果・効能のところで触れましたが、パチュリは非常にクセのある香りです。人によって好き嫌いがハッキリわかれるので、使用するシーンには注意する必要があります。

また衣服にパチュリの香りが移るとなかなか取れません。さらにアロマオイル(精油)も衣類に着くとシミとなってしまうので、色の淡いハンカチに使用する場合などは気を付けましょう。

パチュリ・パチョリでオススメのアロマオイル(精油)

ニールズヤードレメディーズ「パチュリー・オーガニック」

ニールズヤードのアロマオイルはすべて厳しい規格をクリアしたオーガニックのアロマオイルです。最低でも2年間は農薬を使用していない土地から収穫された植物が原料なので安心して香りを楽しめます。

ニールズヤードレメディーズのアロマオイルは全国のニールズヤードの各店舗、Amazonや楽天にも公式ショップがあるので、オンラインからでも購入が可能です。さらにアロマケアに興味がある人はアロマ講座や、表参道本店のサロンでトリートメントを受けてみてはいかがでしょうか?

生活の木のパチュリ精油

生活の木で扱っているパチュリの精油は3ml~1000mlまで取り揃えており、アロマテラピー初心者や香りを楽しむだけの目的なら3mlでも十分です。原料となっているパチュリの葉はインドネシアで栽培されたものです。

生活の木は全国展開しているアロマショップで世界各国のさまざまな精油やハーブ関連商品を取り扱っています。アロマテラピーを楽しみたい人から、セラピストまで幅広い人に利用されています。

ミュウプロフェッショナルズのパチュリオーガニック精油

ミュウプロフェッショナルズは2005年にできたブランドで、高品質の精油がリーズナブルな価格で手に入ることからアロマ愛好者から人気です。AEAJ(公益法人日本アロマ環境協会)が認定している精油なので安心して利用できます。

ミュウプロフェッショナルズのパチュリはインドネシア原産のパチュリから精油を抽出しています。オーガニックなのに良心的価格なのでおすすめです。全国のロフト各店・カリス成城・東急ハンズ(一部)で取り扱っています。

パチュリ・パチョリの香りに癒されながらハリのある生活を

パチュリ(パチョリ)は心の穏やかさを取り戻す作用やベッドシーンにも一役買ってくれるアロマオイル(精油)です。ただしパチュリの独特の香りは人によって好き嫌いが別れるところでもあります。実際に使用する前に家族・パートナーに香りの好みをチェックしておくといいかもしれません。

またパチュリのアロマオイルをそのまま使用するよりも、ほかのアロマオイルと組み合わせることをオススメします。独特の香りを和らげ、さらに加えたアロマオイルの効果・効能も加わります。またアロマオイルではなくここでピックアップしたフレグランスを使って香りを楽しむこともできます。

パチュリの効果や効能・注意したい点などを知ることで香りを上手に生活に取り入れて、癒しや雰囲気づくりに役立ててみましょう。

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