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五香粉(ウーシャンフェン)の効能・使い方は?料理のレシピ6選と代用品も

更新:2021.05.06

五香粉(ウーシャンフェン)はシナモンやチンピ、クローブを基調として数種のスパイスが配合された香辛料です。独特の香りや味わいがあり、中華風の味を手軽に作れます。今回は五香粉(ウーシャンフェン)の香りや効能、五香粉を使ったレシピや使い方、五香粉の代用品などをご紹介していきます。

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五香粉(ウーシャンフェン)とは?

独特でクセのある香り

五香粉(ウーシャンフェン)は数種類のスパイスを配合して作られたスパイスです。必ず配合されているスパイスはありますが、必ずしも5種類だけのスパイスが入っているというわけではありません。五香粉に必ず配合されているスパイスは、シナモン、クローブ、チンピの3種です。

そのほかは、地方によっても配合されているスパイスが異なるので香りも異なりますが、概ね独特なクセのある香辛料が配合されているため、香りもそれなりに特徴的なものです。お肉の臭み消しなどにも使用されますし、少量加えることで中華風な味付けにすることができます。

効能は新陳代謝を活発にして身体をあたためる

五香粉(ウーシャンフェン)の主な効能として知られているのは、身体をあたためる効果と、新陳代謝を活発にする効果です。五香粉のスパイスには身体をあたためる効果のあるものが多く、五香粉を食べることで冷えの改善に効果が期待できます。

また、身体を温めて新陳代謝を活発にする効果も期待できるので、老廃物を排出しやすくして疲れを取ったり、肥満を防ぐ手助けをする効果が期待できます。運動不足のときに摂取することで、身体の状態を良くすることができるでしょう。

五香粉(ウーシャンフェン)の作り方

五香粉(ウーシャンフェン)は5という数字が入っていますが、必ずしも5種類のスパイスが配合されているわけではありません。地方によっても配合や配合の比率は異なり、さまざまな味や香りの五香粉(ウーシャンフェン)が存在します。

必ず含まれているスパイスは、先ほどもご紹介しましたが、シナモン、クローブ、チンピの3種。それ以外は地方にやメーカーによって、八角が入っていたりフェンネルが入っていたりします。メーカーによってもスパイスの香りや味は異なるので、好みの五香粉が分かるようにしておくと便利です。

また、下記の記事はスパイスを入れるのに便利なボトルを紹介している記事です。おしゃれなボトルにも興味がある方は下記の記事もあわせて読んでみてください。


五香粉(ウーシャンフェン)を使った料理・レシピ6選|五香粉の使い方

チャーハンに五香粉を混ぜれば中華風料理に

チャーハンに五香粉(ウーシャンフェン)を混ぜるだけという使い方で、本格派の中華チャーハン料理の味付けに近づけることができます。使い方はいつもどおりにチャーハンを作って、仕上げにスパイスを適量加えるだけです。

スパイスを使う量はお好みで調節してください。そのほか中華スープに五香粉を加えてもスパイシーなスープを味わうことができます。中華風の味つけをお手軽に楽しみたいときには使いやすい香辛料でしょう。

麻婆豆腐に五香粉を混ぜれば本格的な味に

五香粉を麻婆豆腐に混ぜるという使い方でも本格的な香りや味わいが楽しめます。使い方はいつもどおりに麻婆豆腐を作って、最後に適量味を見ながら混ぜるだけです。コショウなどのスパイスも入っているので、辛味の強い五香粉を使うときは、入れすぎないように気をつけてください。

辛味とスパイスの香りで、夏の暑さで食欲がないときにも食べられるメニューです。辛さで食欲を出したいときにもおすすめの香辛料です。冷房で冷えた身体もポカポカになります。

五香粉の下味で中華風のから揚げに

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#鶏の唐揚げ#ウーシャンフェン#五香粉

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から揚げの下味に五香粉も混ぜるという使い方で、中華風のから揚げにすることができます。独特なスパイシーの香りが楽しめるうえ、お肉の臭みを消しやすいでしょう。五香粉を使用する場合は、お肉の臭みをとってくれるので生姜やにんにくの量は控えめにしてもいいかもしれません。


こちらも下味に混ぜるだけなので、お手軽に中華風のから揚げを味わうことができます。スパイスが食欲を刺激するので、こちらも暑さで食欲がないときにおすすめのレシピです。

五香粉で本格的な野菜炒めのレシピ

五香粉を野菜炒めに加えると、いつもとは一味違うアクセントの効いた野菜炒めにすることができます。いつも味が同じで野菜炒めに変化が欲しいときは、五香粉を加えてみてはいかがでしょうか。

いつもの味付けに、五香粉を適量加えるだけなので簡単に野菜炒めを中華風に仕上げることができます。身体がポカポカになる効能も期待できるので、夏の冷房で冷えたときにもおすすめのレシピです。

五香粉とパンでお手軽バインミー

五香粉は中国だけでなくベトナムなどの東南アジアでも広く使われているスパイスです。独特な香りとクセのある味わいは、東南アジアでよく使われる香味野菜とも相性がバッチリ。サンドイッチに振り掛けるだけで、ベトナムのサンドイッチバインミー風にすることができます。

ナンプラーなどを使うとさらにバインミー風に近づけることができますが、辛いものやクセの強すぎるものが苦手な場合は、野菜サンドに五香粉を振りかけただけでも十分エスニックな香りを堪能できるでしょう。

五香粉でぽかぽかお粥という使い方

中国や東南アジアの一部地方では朝ごはんにお粥を食べる習慣があり、お粥に香辛料やナッツ、香味野菜などを加えて食べます。日本のお粥に五香粉を振り掛けることで、お手軽に大陸風のお粥風味のすることができます。

五香粉には身体が温まるスパイスが配合されているので、朝から身体がポカポカと温まるでしょう。もっと東南アジア風にしたい場合は、ナンプラーやテンメンジャンなど中国や東南アジアの調味料を加えてみても美味しいです。


また、下記の記事は麻婆豆腐のカロリーと糖質について詳しく書かれた記事です。ダイエットにも向いている麻婆豆腐のことをより詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせて読んでみてください。

五香粉(ウーシャンフェン)の代用品は?

ガラムマサラで代用

ガラムマサラはインド料理を作るときに欠かせない香辛料です。五香粉に配合されているスパイスも多く配合され、10種類以上のスパイスで構成されています。五香粉と成分はかぶりますが、辛味が強いので五香粉と同じような風味は再現できません。

五香粉の風味を出したい場合は、やはり五香粉単体で使用した方がいいでしょう。ただしスパイシーな香りで肉料理などガツンとしたものを調理するときは代用できます。ガラムマサラでもスパイスの風味や味を楽しむことができますし、お肉もおいしくいただけます。

シナモンとジンジャーパウダーなど

五香粉をわざわざ買うのも大変で、他のスパイスは種類豊富に揃っている場合、自分で配合して五香粉風の香辛料を作ってもいいでしょう。シナモン、チンピ、クローブを加えて、そのほかジンジャーや八角などを配合してみましょう。

五香粉を買うよりも手間がかかるうえ、失敗もあるかもしれませんが、自分好みのスパイスが出来上がるかもしれません。スパイスをたくさん持っていて失敗しても大丈夫な人はぜひ挑戦してみてください。

チリペッパーで代用

チリペッパーは唐辛子をベースにクミンやオレガノなどのスパイスを配合した香辛料です。主に食材に辛味をつけるときに使います。五香粉のような独特な香りやクセ、五香粉独特の甘味や清涼感はありませんので、辛い味をつけたいとき用として使うといいでしょう。

五香粉のような独特の香りやクセを味わいたい場合は、やはり五香粉を単体で購入した方が満足感がアップします。ただし辛くてスパイシーなものならOKというのであれば、チリペッパーで問題ありません。

七味唐辛子で代用

七味唐辛子は、日本の代表的な香辛料のひとつです。唐辛子をベースにゴマやチンピなどが配合されています。7という数字は入っていますが、五香粉と同じく7種類の材料が使われているとは限りません。いろいろな材料が使われていますよという意味での「七味」です。

辛さや爽やかな香り、ゴリゴリとした食感を味わうことができますが、五香粉のような独特な清涼感や甘味、香りはありません。やはり別のものなので七味唐辛子の辛味や清涼感、食感でも大丈夫というケース以外は五香粉を購入した方がいいでしょう。

また、下記の記事はハーブを料理に使うブーケガルニの作り方とそのレシピを紹介した記事です。スパイスのほか、ブーケガルニについても興味がある方は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。

五香粉(ウーシャンフェン)は独特な香りで使い方もさまざま

五香粉(ウーシャンフェン)はシナモン、チンピ、クローブを基調として、数種類のスパイスが配合された香辛料です。独特の香りとクセのある味で、ほのかな甘みや清涼感もあります。調味料としてチャーハンやから揚げに加えると、本格中華風の味わいを楽しめます。

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