45歳独身女性の恋愛・婚活・結婚｜アラフォーの性欲・セックス&魅力は？

45歳独身女性の恋愛事情

45歳独身女性の恋愛事情①恋愛を凌駕するキャリア

45歳独身女性と聞くと、一昔前なら「結婚出来なかった」「負け組」というネガティブなイメージが強かったように思います。しかし1986年に「男女雇用機会均等法」が施行されて以降、女性の社会における役割は飛躍的に向上して行きました。

今までは男性の補助的な仕事に甘んじていた女性も、総合職に就き将来的に管理職を任されるようになり、言葉通り「男性と等しく働く女性」としての地位を確立して行きました。仕事にやり甲斐を感じ、脇目も振らず邁進した結果、働く女性が置き去りにしてしまったものもありました。「恋愛」と「結婚」です。

「頼れる45歳独身女性上司」として、恋人の耳元で甘く囁く代わりに部下の尻拭いとしてクライアントに謝罪の言葉を並べ、恋人の腕にしがみつき惰眠を貪る代わりに部下の腕を掴んで書類のミスを指摘する。人生においての比重が明らかに恋愛より仕事に置かれ、いつの間にか恋愛のほうが自ら遠ざかって行くのでした。

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45歳独身女性の恋愛事情②恋愛と結婚はセットになる

25歳までには結婚したい、30歳までには結婚したい、と未来予想図を描いて来たはずなのに気付けば45歳独身という骨太な肩書きが張り付き、恋愛や結婚とは無縁の生活にふと足を止めることもあります。女性として恋愛に興味がないわけではないのですが、若い頃のように無条件に恋愛にのめり込むパワーがないのです。

仕事にのめり込むように恋愛にのめり込むには色々な障害物が立ちはだかります。自然な出逢いを待って恋愛をしようとしてもそもそも出逢いの場所はありません。仮に映画のような出逢いがあったとしても、恋に落ちる前に世間体が重くのしかかり、どうしても結婚を意識しざるを得ないのです。

恋愛関係を維持したままパートナーと暮らして行けるのであれば、そこまで悩む必要もありませんが、45歳まで独身でいた女性の恋愛に周囲は興味津々です。当然結婚するものだとの思い込みもあります。そうすると恋愛と結婚がセットになり、45歳独身女性にとって恋愛は楽しめるものではなくなってしまうのです。

45歳独身女性の恋愛事情③ひとりでも生きて行ける

45歳独身女性という立ち位置はとても微妙なところにあります。妊娠や出産に期待する時期は過ぎてしまい、恋愛は即結婚に結び付きそうでイマイチ盛り上がれない。縋り付くには遅い気がするし、開き直るにはまだ早い気もする。仕事が恋人だと言えば聞こえはいいけれど、ひとりが寂しい時だってある。

色々考えているうちに究極の結論にたどり着きます。それは「今までだってひとりでなんとかして来たのだから、これからだってひとりで生きて行ける」という気楽な着地点。自分ひとりを養うくらいの経済力は当然ありますし、ありがたいことに仕事も忙しい。それなりの社会的地位があることも、ひとりに拍車をかけます。

45歳独身女性はある意味振り切った状態にあるので、「出逢いがあれば」「良い縁に恵まれれば」と恋愛は割と運任せの場合も多いでしょう。ひとりでも生きて行ける自信があるため恋愛や結婚に固執しなくても大丈夫だと思ってしまうのです。

45歳独身女性の結婚事情と婚活の現実

45歳独身女性の結婚事情と婚活の現実①失敗は許されない

45歳の女性の未婚率（独身割合）は平成27年国勢調査のデータによると17.4%となっています。逆に婚姻率は72.1%で、45歳の女性の約7割が既婚ということになります。そして45歳で結婚する未婚女性の割合はなんと0.7%で、一番結婚する割合の高い27歳の女性に比べ7.1%も低くなっています。

しかしまったく結婚を望んでいないのかというとそうではありません。日本結婚相談所連盟（IBJ）によると、結婚相談所を利用する独身女性のボリュームゾーンは36歳～45歳が一番多く、全体の5割近くを締めています。出会い系サイトよりは確実に婚活にいそしめるため、登録者も多いというのが現状のようです。

45歳の独身女性に失敗は許されません。適度な恋愛の末別れることにでもなれば、費やして来た時間が無駄になると考えてしまうからです。焦る気持ちはないけれど、結婚をするなら効率よく条件の良い相手とめぐり逢いたい。積極的に結婚相談所を利用した婚活が、45歳独身女性のライフスタイルに適っているとも言えます。

45歳独身女性の結婚事情と婚活の現実②身の丈をわきまえた結婚観

アラフォーというよりアラフィフに片足を掴まれている45歳独身女性ですが、先ほども触れた通りすでに結婚に焦りはありません。「なんとなく」で恋愛を続けることに価値を見出だせないため、するなら婚活をしてきちんと結婚したいと望んでいる方が多いのです。

45歳ともなると、20代の頃のような自然な出逢いはほぼ期待できません。仮に出逢いがあったとしても無条件で恋愛を楽しむには周囲の目が気になり過ぎますし、どうしても「結婚を前提としたお付き合い」を考えてしまいます。結婚を前提とするならば、積極的に婚活に乗り出した方が効率が良いという結論になるのです。

そして45歳の独身女性は身の丈をわきまえています。高学歴・高収入・高身長の白馬に乗ったイケメンの王子様がこの世にいないことも身に沁みてわかっているため、結婚をするなら見栄を張らず、張り切り過ぎない条件の中で婚活に励み、相手を見付けたいと思っています。

45歳独身女性の結婚事情と婚活の現実③おひとりさま上等

恋愛をするくらいなら結婚相談所に登録するなどきちんと婚活をして堅実に結婚を望む45歳独身女性ですが、やはり根底には「ひとりでも生きて行ける」という気持ちがあります。45歳まで独身でいたからにはある程度のことはひとりで完結してしまうので、誰かに頼りたいという気持ちが薄れているのです。

一昔前は結婚・出産を経験して初めて女性として認められ、こどもを産み育てることこそが女性としての幸せだとされていました。しかし今は女性も外で働くことが当たり前になりつつあり、結婚や出産は必ずしも経験しなくてはいけないことではなくなりました。そこで仕事を選択した結果、婚活は後回しになったのです。

妊娠・出産に期待できる30代ならもう少し焦りもあったかもしれません。しかしすでに45歳。ショッピングにも映画にも旅行にもひとりで行けますし、ひとり鍋にもひとり焼き肉にも抵抗なく挑めるお年頃なのです。自分の人生においてもはや婚活も結婚も必然ではなく、あったらいいな程度のオプションとなっています。

45歳女性のセックス・性欲・性生活

45歳女性のセックス・性欲事情①アラフォーのセックスは二極化する

45歳の女性、つまりアラフォーのセックスはホルモンバランスの関係によって二極化して行きます。45歳前後になるとエストロゲンという女性ホルモンの分泌が減少し、いわゆる「更年期障害」が始まります。膣粘膜が薄くなり潤いが不足するのでセックスの時に痛みを感じることもあり、次第にセックスレスになって行きます。

そしてこの時期、エストロゲンの減少に伴い男性ホルモンであるテストステロンが相対的に増えた状態となります。そうすると今までと違い、「男性的な性欲」が高まるようになり、心理的な愛情よりも肉体的な愛情を求める傾向が強くなるのです。ホルモンの関係によってアラフォーの性欲は二極化して行きます。

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45歳女性のセックス・性欲事情②パートナーの存在が鍵

セックスに対し二極化するアラフォー女性ですが、どちらに傾くかはそれまでの性体験によって異なります。女性の性欲は男性の「生理的欲求」とは異なり、「心理的欲求」によって起こります。今までどのような経験をして来たのかで、セックスに対するイメージが決まっていると言っても良いでしょう。

女性の性欲はただ「排泄したい」という欲求とは異なり、「愛されたい」「必要とされたい」という気持ちの部分から始まります。その部分が満たされないままのセックスでは感じることがないのです。感じることがないので身体は開発されることもなく、セックスが苦手な女性は苦手なままになってしまいます。

パートナーに愛され、セックスに対する快感を得て来た女性ほど、身体の成熟と共に性欲が高まる傾向にありますが、気持ち良いと思えなかった、彼のために我慢していた、という経験が多い女性はセックスに対して消極的になって行きます。パートナーがどれだけ理解を示し愛してくれたのかが、二極化の鍵と言えるでしょう。

45歳女性のセックス・性欲事情③女性の性欲はなくならない

若い頃のがむしゃらな恋愛を経て、20代～30代の子育て期間も一段落し、アラフォーの女性は性欲のピークを迎えると言われています。今までの性経験によって開発され成熟した身体はセックスの良さを知っているからです。ホルモンバランスによって潤いが不足することはあるでしょうが性欲は失われません。

セックスを覚えたばかりの頃は快感よりも羞恥心が勝り、相手にただ委ねるだけでその良さがわからなかった女性も、経験を重ねることで自ら質の良いセックスを求めるようになって行きます。既婚女性の中には「夫とはセックスしたくないけど性欲はあるから外に彼氏がいる」という方もいるほどです。

もちろん男性ホルモンが相対的に多くなっていることも関係していますが、女性は性経験が充実していればいるほど性欲が強くなります。そして男性のように物理的にセックスが出来ないという状態にはならないので、大袈裟な言い方をすれば生涯現役であると言えるでしょう。

モテる45歳女性の魅力

モテる45歳女性の魅力①絶対的な経験値と包容力

45歳の女性の魅力といえば、やはり社会での経験によって培われた社交性や柔軟性ではないでしょうか。コミュニケーション能力に長けている女性は話し上手でもあり、また聞き上手でもあります。身に付けた知識にも裏打ちされた経験があるため、上滑りするようなこともなく周囲を納得させます。

感情的になり過ぎず、でしゃばることもありません。何に対しても「過ぎる」ということがないのです。必要以上に女性であることをアピールすることもなく、相手への気遣いもさり気なくこなします。経験を積んだという自負もあるため、簡単に周囲に流されない芯の強さも魅力のひとつと言えるでしょう。

また、精神的にも自立しているため、相手に依存し過ぎることもありません。優しいだけではなくときには厳しく諭してくれるオトナの女性は、悩み事を相談する相手としてもその魅力を発揮し、安心感を与えてくれます。

モテる45歳女性の魅力②セルフブランディングする力

45歳の女性は20代の頃のように「何もしなくてもきれい」という状態ではいられません。やはり年齢を重ねた分だけお肌に疲れも出てきますし、体型の変化も無視できなくなってきます。しかし若い女性と張り合うことの無意味さも知っているので、どうすれば自分を美しく魅せられるのかを研究しているのです。

若く見える服ではなく似合う服を選び、髪型より髪質の美しさにこだわります。肌のハリやツヤを保つためのお手入れも欠かさず、何よりも清潔感を大切にしています。流行を追うのではなく、いかに自分の魅力を引き出すかを考え「自分というブランド」を確立して行きます。自然体の美しさが45歳女性の魅力と言えるでしょう。

モテる45歳女性の魅力③理想的なオトナの余裕

45歳の女性は物事にガツガツすることもありません。多少のことでは動じることなく自分でなんとかできるという余裕があるからです。何も知らなかった若い頃のように、闇雲に不安になったりすることがないため、付き合うひとに対して追い詰めるような言動を取ることもありません。

LINEが既読になったのに返事をくれない、仕事が終わったら連絡するって言ったのにいつまで経っても連絡が来ない。この程度のことでは45歳の女性はビクともしません。「何か事情があるのだろう」と気持ちを切り替え、相手からのアクションを待つだけの余裕があるため、付き合う相手を不安にさせることもないでしょう。

45歳女性の仕事・転職・平均年収

45歳女性の仕事の状況

45歳女性の就業状況ですが、経済協力開発機構（OECD）が発表した「OECD加盟41か国の女性就業率ランキング2017」によると日本の女性の就業率は41か国中26位でした。世界的に見るとまだまだ女性が働きやすいとは言えない状況のようです。

しかし国内に目を向けると女性の就業率は1986年（男女雇用機会均等法が施行された年）には53.1%だったのが、2016年には66%と13%上昇しています。子育て世代で落ち込んでいた就業率も、近年ではその落ち込みはゆるやかになっており、結婚・出産で離職する女性は少なくなっていることがわかります。

45歳女性の転職事情

45歳女性が転職を考えるときは、少々慎重にならざるを得ません。企業が45歳の女性を雇用したいと考えた場合、「長期に渡る社会での人生経験を活かし、業績アップに貢献する即戦力」を求めていることが多いからです。転職したい理由は様々でしょうが、前職での経験を活かせる職場を選ぶことが重要となります。

しかし必ずしも同業界である必要はないのです。身に付けたスキルを活かせるのであれば異業界への転職も可能です。もちろん中には異業界の異業種へと転職する方もいます。簡単ではありませんが、転職する目的が明確な場合は意欲や熱意を買われることもあります。

漠然と転職したいと考えるなら、資格を取得することも視野に入れてみましょう。実務経験はなくとも資格があれば企業側からの信用度が上がります。最初から正社員を希望せずにパートからの正社員登用制度を利用するという方法もありますので、事前に色々調べてみてください。

45歳女性の平均年収

45歳女性の平均年収は企業規模や雇用形態によって様々ですが、2016年に内閣府が行った賃金構造基本統計調査によれば、大企業では351万円、中企業では287万円、小企業では244万円（いずれも正社員）で、企業全体での平均年収は294万円となっています。

男性に比べると100万円以上の差がありますが、これは管理職に就いている女性の人数がまだまだ少ないことも理由のひとつです。とはいえ、女性の平均年収は前年度と比べると上昇傾向にあり、また女性管理職もゆるやかではありますが、年々増加傾向にあります。

45歳の女性は期待し過ぎず諦めない

45歳の独身女性はおひとりさまを楽しむ余裕があり、結婚に対しての焦りはありません。とはいえ、ひとりでいたいと思っているわけでもないので、結婚を考えるようになると真面目に婚活を始めます。独身女性も既婚女性も、女としてはまだまだ現役。濃厚、でも余裕のある恋を楽しみたいなら45歳の女性は狙い目です！