帽子・キャップの汗染みの取り方・洗い方8選!臭いを落とす洗濯方法から予防方法も
更新:2019.06.21
帽子は紫外線予防からオシャレまで、日常に欠かせないアイテムです。でも気づいたら汗染みができてしまっていた…なんてこともあると思います。洋服と違い洗濯方法もわかりにくいですよね。そこで今回は帽子・キャップについた汗の臭いの取り方や洗い方、そして汗染み予防の方法をご紹介します!
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INDEX
手洗いによる帽子・キャップの汗染み(汗ジミ)の取り方・洗濯の手順は?
帽子が水洗い可能かどうか確認する
最初にすることは、帽子が水洗いが可能かどうかのチェックです。タグの表示を見てみましょう。ドライクリーニングと記載されているものは基本的に水洗い不可です。ハットピンや缶バッチなど、錆びる可能性のある飾りも忘れずに取りましょう。ハットやキャップなどの型崩れが心配される形の帽子は手洗いがおすすめです!
手洗いに必要なものを用意する
手洗いの必需品
- 洗面器
- 中性洗剤または固形石鹸
- タオル
- ざるまたは帽子スタンド
洗面器は洗面台に栓をして代用することも可能です。大きい帽子で洗面器からたくさんはみ出してしまう場合は、洗面台を使った方が洗いやすいと思います。
中性洗剤はおしゃれ着用がおすすめですが、食器用でも大丈夫です。手荒れを防ぐためにも、日ごろから使用している洗剤や石鹸を使うようにしましょう。
ざるや帽子スタンドは、帽子を乾かすときに型崩れを防止するために使用します。特に心配がない形状の帽子でしたら必要ありません。
正しい洗い方で帽子・キャップを手洗いする
手洗いの手順
- 1.洗面器に30~40℃くらいのぬるま湯を張り、少量の中性洗剤か固形石鹸を溶かして洗濯液を作る 。
- 2.1に帽子を浸して全体を軽くもみ洗いし、汗染みの部分を手でこする。
- 3.汚れが落ちたら帽子をタオルで包みこむように拭く。ざるや帽子スタンドがあればそこに被せて干す。ない場合は内側にタオルを詰めて乾かすと、型崩れ予防になります。
汗染み(汗ジミ)を取る洗い方のコツは、帽子を洗濯液にしっかり浸してからその部分をよくこすることです。まだ染みができていない場所にも汗は染み込んでいる可能性があるため、よくもみ洗いしておきましょう。
そして水ではなく、必ずお湯を使ってください。お湯を使うことによって、石鹸が良く溶けるばかりではなく、布に染み込んだ汗の皮脂を浮かすという効果があります。
洗ったあとの乾燥も大切です。生乾きは雑菌を繁殖させてしまい、臭いの原因になります。タオルでできるだけ水分を拭き取ってから、日影でよく干しましょう。しっかり乾いた帽子は汗の臭いもすっかり消えて、石鹸の良い香りがします!
POINT
必ずタオルを使うこと!
靴などを乾かすときに新聞紙を中に入れる方法がありますが、濡れている帽子に入れるとインクが溶け出して色移りしてしまう可能性があります。白など薄い色の場合は特に注意して、できるだけタオルを使うようにしてください。
洗濯機による帽子・キャップの汗染み(汗ジミ)の取り方・洗濯の手順は?
帽子が洗濯機で洗えるかどうか判断する
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手洗いと同様に、水洗いが可能かどうかタグの表示をチェックしましょう。OKの場合、その帽子に型崩れの不安があるかないかが判断基準になります。二つに折り畳んでも大丈夫だったり、洗濯機の中でもまれても平気なようでしたら洗濯機で洗いましょう。
洗濯機で洗うのに必要なものを用意する
洗濯機の必需品
- おしゃれ着用の洗剤
- 洗濯ネット
- タオル
- ざるまたは帽子スタンド
洗濯ネットは帽子がすっぽり入るサイズのものにしましょう。ざるや帽子スタンドは、乾かす際に帽子を被せることによって、型崩れを防いでくれます。そのため型崩れの心配がない場合は必要ありません。洗濯バサミを使用すると、挟んだ部分に跡が残ったり、生地が伸びる原因にもなるので気をつけてください。
洗濯ネットは100円ショップでも売られています。大きさや形の種類がとても多く、帽子にもぴったりの洗濯ネットが見つかると思います。おしゃれで可愛いデザインのものもあるので、ぜひチェックしてみてください!
洗濯機を使った正しい洗い方で帽子・キャップを洗う
洗濯機の手順
- 1.帽子を洗濯ネットに入れる。
- 2.洗濯機の一番水流が弱いモードで洗濯する。
- 3.脱水が完了したらタオルで包みこむように拭く。ざるや帽子スタンドに被せて陰干しする。
一番水流が弱いモードはそれぞれの洗濯機によって名称が違いますので、お使いの洗濯機をよく見てください。名称は手洗い、ドライ、ソフトコースなどがあります。
帽子は水分を含みやすいため、洗濯機の脱水だけではすべての水気を除去することは難しいです。濡れている状態のまま使用すると雑菌が発生しやすく臭いの原因にもなるため、完全に乾かすようにしてください。汗の臭いの取り方のコツは、タオルでしっかりドライしてから日陰で干すことです。
ニューエラの帽子の洗い方は?
ニューエラシールは取って洗う
ニューエラのベースボールキャップといえば、ツバの部分についたブランドのシールです。あえて外さずに使用している人も多いのではないでしょうか?
大切なシールは洗う前に必ず外しておいて、なくさないようにしましょう。洗濯後はキャップが完全に乾いてから再びシールを貼ってください。もし粘着力が弱まってしまったら、衣類用の接着剤を使うと良いです!
必ず手洗いにする
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水洗いが可能かどうかタグの表示で確認したら、上記の手洗いと同じ洗い方で汗染みを落としましょう。色落ちが心配なようでしたら、薄めた洗濯液を帽子の一部に軽くつけてみて、様子を見て判断してください。水洗い不可の素材でしたら、ガムテープなどの粘着テープで軽く叩いたりして汚れを取ってください。
乾かし方にも気を使う
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水洗いをして汗染みが取れたら最後は乾燥です。帽子の形を守るため、洗濯バサミで挟んだりせずに、ざるや帽子スタンドにきちんと被せて乾かしましょう。場所は風通しが良くて陰干しできるところがベストです。
それでも落ちない汗染みや臭いにはどうすればいいの?
歯ブラシを使って汗染み(汗ジミ)を取る
手でこすったり洗濯機に入れても落ちないような汗染みには、歯ブラシを使って対処しましょう。歯ブラシの代わりに洗濯ブラシでもかまいません。なぜブラシが良いのかというと、ブラシの毛が生地の細かい繊維まで洗濯液を刷り込んでくれると同時に、汚れをかき出してくれるからです。
固形石鹸を使用している場合は、頑固な汗染みの部分に良く塗りこんでから、泡立てるようにこすると良いです。むやみに力を入れるのではなく、汚れに石鹸が染みこむように洗うことがコツです!
重曹を使って洗う
さまざまな用途があって人気な重曹ですが、布の汗染みや黄ばみにも大変良く効きます。洗い方はとても簡単で、気になる部分に重曹を適量ふりかけて、歯ブラシでこするだけです。しっかりもみこんで黄ばみを落としましょう。
ここで一つ注意点があるのですが、重曹を使うときは必ず手洗いで洗うようにしてください。洗濯機にもよりますが、重曹を入れるとで機械の故障につながる可能性があります。
キツイ汗の臭いにはクエン酸を使う
上記の重曹も消臭効果があるのでおすすめですが、もう一つ効果的な方法はクエン酸を使うことです。クエン酸による汗の臭いの取り方は、手洗いを済ませてすすいだあと、水にクエン酸を混ぜて軽くつけおくだけでOKです。
クエン酸は水に溶けやすい粉末状のものが適していますが、お酢でも代用可能です。お酢を使用する場合は、重曹と合わせて一緒にもみこみましょう。
クエン酸には漂白効果もあります。白っぽい生地にはもってこいの品ですね!帽子に模様が入っていたり、色落ちが気になる方は、少し試してから使用することをおすすめします。
帽子・キャップを洗濯する時間がない時の対処法は?
消毒用のアルコールによる汗染みの取り方
消毒用のアルコールをハンカチなどの布に含ませて、汗染みの部分を軽く拭いたり叩いたりしましょう。アルコールは汗に含まれる皮脂などの油汚れにも効果があるそうです。ただしアルコールのつけ過ぎは色落ちの原因にもなるので気をつけてください。
ガムテープを使った汗染みの取り方
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できたばかりの汚れや、汗と共についた埃に有効なのがこの手段です。汚れの取り方はとても簡単で、該当部分をガムテープで軽く叩くだけです。粘着部分を強く当て過ぎて、布を傷めないように注意してください。この方法は堅い素材を使用したキャップにおすすめです。
除菌・抗菌スプレーを使った汗の臭いの取り方
気になる箇所を中心にスプレーしましょう。汗の臭いは汗そのものではなく、そこから生まれる雑菌が原因です。除菌や抗菌スプレーは汗の臭い取りに最適な上、時間もかからないお手軽な方法です。上記にあるガムテープを使った汚れの取り方と、除菌・抗菌スプレーを、定期的に合わせて行うと良いです!
帽子・キャップの汗染み(汗ジミ)を作らない方法は?
汗染みを予防してくれるグッズ
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洗濯をするのには労力や時間がいります。始めから汗染みができないのが一番良いですよね。大切な帽子だからできるだけ汚したくない、という人もいると思います。そんな人におすすめなのが汗染みを予防できるグッズです。
下記でご紹介する商品は帽子に貼ることによって、汗の付着を防いでくれます。汗がつかなければ汗染みの心配もありません。手間もほとんどかからない上、値段もお手ごろなのが嬉しいですね!
汗取りパッド
パットの裏が粘着テープになっているため、帽子の内側に簡単に貼るだけで汗染み予防になります。吸水性に優れていて1本で約200ccの水分を吸収してくれます。帽子を被っていると頭が暑くなりがちですが、このパットはキシリトールが配合されているので、爽やかな涼感が得られることも魅力です!
汗・ファンデーション付着防止シール
帽子にファンデーションが付着するのを予防するためのテープですが、同時に汗や皮脂がつくのも防止してくれます。極薄なので帽子の形が崩れないところもポイントです!1巻き3mもあるので好みの長さに調節することもできますし、気軽に張り替えられるので毎回清潔な状態でいられるところも良いですね。
消臭・制菌ライナー
この商品の最大のポイントは水洗いが可能なため、何度でも使えることです!買い替える必要がないので、大変コストパフォーマンスに優れています。帽子を洗濯するのは少々面倒ですが、こちらは小さなテープなので洗うことも楽ですね!
帽子・キャップの洗い方まとめ
帽子やキャップにとっては避けられない汗染みや臭いの悩みですが、きちんと洗濯すれば清潔な状態を保つことができます。帽子を被っているときに良い香りに包まれていたら幸せですよね。以下に帽子の洗い方の手順を簡単にまとめました。それぞれの帽子に合った正しい汗染みの取り方・洗い方で、汚れとさよならしましょう!
帽子の洗い方手順
- 1.帽子が水洗い可能かどうか調べる。
- 2.水洗いが可能で型崩れの不安があるなら手洗い、ないなら洗濯機で洗う。
- 3.ざるや帽子スタンドに被せて、風通しの良い日陰でしっかり乾かす。
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