妬みを抱く心理9選|気づいた時の対処法&妬まれない予防法も!
更新:2019.06.21
ふと気づいた時に、他人に妬みを抱くことがあります。妬みを抱いてしまう自分の心理にうんざりしたり、浅ましいと自己嫌悪に陥ることもあります。それでは妬みとは一体どういった心理から生まれるものなのでしょうか。また、そういった心理を持ってしまったときの対処法もご紹介します。
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INDEX
妬みを抱く心理9選
1.羨ましいから妬みを抱く
妬む心理を持っている人は、妬む相手に対して羨ましいといった感情を持っています。持ち物や行動パターンや交友関係、また言動や容姿や性格といったさまざまな部分で、自分より良いのではないかと相手の存在を認めています。そして、そういった人のことを羨望のまなざし見てしまいます。
その羨望が憧れや真似をするなどポジティブな方向にいけばいいのですが、どうしてもそちらにいかずにネガティブな方向にいってしまい、その感情が妬みになってしまいます。羨ましいを通り越して、憎しみなどの悪い感情を抱くこともあります。
2.自分に自信がない
人を妬む人は、他人が自信満々に生きていることに対して妬みを生じます。なぜならば、自分に自信がないからです。自信がないため、自分は自信満々に生きることができません。自分とは違って自信のを持っているように見える人に対して、羨ましいよりも腹立たしい心理が先にたち、妬ましい感情を持ってしまいます。
自分に自信があれば、あまり他人のことは気にならないものです。しかし、自信がない故に他人と比較を必要以上にしてしまい、余計に自信を無くしてしまいます。自分が思うほどダメな人間ではないのに、周囲が感じる以上に劣等感に苛まされている人もいます。
3.優位に立てない心理
人は多かれ少なかれ、他人と自分を比較して生きています。そして自分が相手より優位に立っている部分を探しがちです。優位な部分があると、少しだけ安心できるからです。しかし、妬む人は相手に対して、性格や頭脳や容姿などにおいて優位な部分が一つもないと勝手に感じています。そして勝手に苛立ちを持っています。
そのため、全てにおいて自分より優れていると考えて相手を問答無用に妬んでしまいます。相手が自分に悪いことをしていないにもかかわらず、勝手に比較して自分の至らなさや容姿の悪さを嘆いて妬む姿は、全くプラスにはならない心理だといえます。
4.充たされていない人は妬みがひどい
充たされていない人は自分自身に不満足さを抱えています。自分だけではなく、自分を取り巻く環境や自分の置かれている立場など多くのことに不満足さを感じ、充たされていない状況です。そういった人から見ると、充たされている人は非常に輝いて見えます。そのため歪んだ感情を持ってしまい、妬ましくなってしまいます。
自分も他の人と同じように恵まれた環境があればもっと良い人生があったはずとか、恵まれた容姿があればもっと楽しい人生を送っているはずだと願望ばかりを考えてしまうので、充たされる環境や状況になかなか目指して進めない人も多くいます。
5.幸せな人が妬ましい
あまり自分に幸せな実感がない場合、幸せを満喫している人を見ると妬ましく感じる心理が働きます。「自分は不幸続きなのに、どうしてあの人だけ」と一度感じると、嫉妬を感じると同時に羨望も感じます。自分が幸せになることを考えるのではなく、その他の人が不幸になることを願ってしまうのです。
幸せを実感できる尺度は、人によって異なります。少しのことで幸せを感じることができる人もいれば、多くの良いことがないと不幸としか感じられない人もいます。こういった心理を持っている人は、呪うことや妬むことをすれば自分に結局跳ね返ってくることが理解できていません。
6.損をしていると感じる心理
妬みの強い人は、他人ばかりが得をして、自分は損ばかりしていると感じています。自分にはラッキーなことが舞い込んでこないと考えたり、もっと根本的な生まれが裕福でないとか美人に生まれていないなど、自分は人生において理不尽な立場に置かれていて、損ばかりしている心理になってしまっています。
得をしている人が何故他人であって自分ではないのかと、非常にずるくて卑怯だと考えています。そのため、自分が得な人間なれるようにするべき努力を怠りがちです。
7.他人に流されやすい
他人に流されやすい人は、意見や主義主張を他人に左右されることが多くなります。左右されるということは、自分個人の価値観を確固として持てないため、他人と自分を比べがちになってしまいます。そうなると自分より優れているなどと優劣で物事を考えるようになってしまい、結果他人を妬むことが多くなってしまいます。
そういった自分をあまり持てない人は、周囲が誰かを妬むと一緒になって妬んでしまうところもあります。自分の目で自分の価値観で物事をはからないため、周囲の人の言っていることを鵜呑みにしたり迎合したりしがちな傾向も強くあります。
8.自己顕示欲が強い
自己顕示欲が強い人も、妬みの心理が強い人といえます。人よりも目立ちたい、他人よりも認められたいと考えているので、自分よりも目立ったり認められる人が許せないと考えてしまいます。そういった人を見ると「自分の方が優れているのに」と妬む感情を抱えてしまいます。
こういった自己顕示欲の強い人は、自分が妬んでしまう人よりもより目立とうとして無理してしまいがちです。加えて、自己顕示欲の強さから、相手を貶めるなど手段を選ばないところもあります。他の誰よりも、自分が一番になりたい人とも言えるでしょう。
9.自分を受け入れられない人は妬みが大きい
自分に自信がないだけではなく、自分をあまり好きになれない人、つまりは自分を受け入れていない人は他人を妬むことが多くなってしまいます。自分が好きで、自分を大事にしてい受け入れてあげている人は、他人と自分をそれほど比較しなかったり、比較しても自分を下に見るといった考え方をしません。
しかし、自分を受け入れられない人は、自分をとことんまで下に見てしまいがちです。下に見て自分はダメだと思い込み、自分から見ると立派に見える他人に対して勝手に妬みを抱きます。そういった心理になると、余計に自分を嫌な人間だと考えて嫌いになり、輪をかけて受け入れられなくなります。
あまりに自分の人を妬む心理が強ければ、悪影響しかありません。そうならないために、少しは自分を好きになってあげる必要があるでしょう。人への妬みがひどすぎるのか否かを確認して、もしそうであれば上手く付き合っていく方法を考えなければなりません。こちらのサイトで確認してみてください。
妬みや嫉みの心理と上手く付き合おう-臨床心理士が解説①妬みを持っている人の行動・言動あるある
絶対褒めない
他人に対して強い妬みを持っている人は、相手を絶対褒めません。周囲の誰もが褒めている状況でも、意地でも褒める言葉は出さず、話を聞いていないふりをしたり話に参加しようとしません。褒められている相手が羨ましく、非常にくやしい感情を抱いています。
誰かに「〇〇さんすごいよね」などと話しかけられても、「そう?」と真顔で興味なさげな対応をすることが多くあります。とは言え、他人に妬んでいると気づかれるのはプライドが許さないので、顔に妬みが出ないように必死で頑張る傾向にあります。
張り合う心理
強い妬みを持っている人は、相手を褒めないだけではなく、時々張り合ってきます。誰かが褒めそやされていると、自分はもっとすごいとアピールをしたり、自慢にならない自慢をしたり、時々は嘘を含む誇張をしたりして張り合います。張り合うことで、他の人の羨望を何とか自分に集めようと試みるのです。
張り合われた人や周囲は、その態度に呆れたり引いたりとさまざまです。少なくとも、あまり良い印象は持たれません。「ああいった人にならないように気をつけよう」と考える人もいます。関わると面倒だと感じ、避ける人も出てきたりします。周囲に嫌われないように、張り合うことをやめるような対処法を勉強しましょう。
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妬みという感情を利用して感情をなくす方法7選
1.妬みが出たら思考停止する
自分が妬みを感じていると気づいた時点で、思考停止の状態に持っていきましょう。何も考えず、何も聞かず、心と頭を無にすることで妬みという感情を取り払うことができます。もし仕事をしている最中であれば、仕事以外のことは思考停止をして入れないように心がけます。
2.妬みは恥と自覚する
誰かに妬みを感じたら、人を妬むことは恥だと考えてください。妬みは人の気持ちを汚れさせ、浅ましくさせます。そんな気持ちになる自分は恥ずかしい人間だと、自分にきちんと言い聞かせましょう。自分が恥ずかしい人間だと思えば、感情を出すことを我慢できるようになります。
3.妬ましい人は無視する
妬ましいと感じさせる人は、周囲の視線を集中させます。ついつい姿を目に入れたり声を耳に入れてしまい、妬ましいと思ってしまいます。なので、意識しないようにしてみましょう。最悪無視する形でも構いません。自分が妬ましいと感じるタイミングで存在を無視する練習をすれば、その人に対して無感情になれます。
4.人は人自分は自分と考える
妬ましいと感じることがあっても、人は人自分は自分と考えるように考え方を変えてみましょう。いくら人を妬んでも、自分はその人になることはできません。自分はそのままなのに、妬みを持って余計に卑屈になって性格がひねくれていくよりは、自分の気持ちの持っていきようを変えていく方が自身にとって良いことです。
5.ひたすら妬む
妬みの感情はなかなか消せないと考える人は、とことんまで突き詰めて妬むこともおすすめです。毎日毎日妬んでしまう相手を目で捉えて、どれだけ自分より美人でどれだけお洒落でどれだけ恵まれているかを実感し、ひたすら妬んでみましょう。
そして、他のことも考えられないほど妬み尽くすと、自分の心の中で「もういいや」という感情が生まれてくる可能性があります。そういった感情にまで行き着くと、最後はどうでもよくなっていき、妬みの感情をなくすことができる可能性もあります。
6.自分の境遇を憐れむ
誰かが羨ましくて、自分ではない誰かになりたくて、妬ましくて仕方がないと感じる時は、自分の境遇を憐れみましょう。どうして自分はこういった性格なのか、このような容姿なのか、こういった状況に陥っているのかを、憐れんで悲しんで落ち込みましょう。
そうして冷静に分析してみると、今までみえなかったことが見えてきます。性格や容姿は意外にまずくないことに気づきます。自分が置かれている状況も、意外に打開策があることがわかります。そうすれば自分がこれからどのように進むべきなのかが理解できます。大袈裟なほど憐れんでみて下さい。
7.素敵になる努力をする
他人を羨んだり、妬んだりしているだけでは何も解決しません。自分が妬んでしまう人にはなれなくても、同じように素敵な女性になれるように努力をしてみてください。妬んでしまう相手も、持って生まれたモノだけで勝負をしているわけではありません。間違いなく隠れて努力をしているはずです。
同じように、それ以上に努力をしてみましょう。化粧を練習する。ダイエットをする。お洒落を勉強する。読書をたくさんする。仕事に打ち込む。資格を取得する。どういったことでも構いません。努力は自分を磨くことに必ずプラスになります。そうすれば、妬む感情はなくなってしまうでしょう。
妬まれる人に多い特徴
外見が目立つ
妬まれる人の特徴はとしては、まず第一に外見が人より目立つことが挙げられます。美人である、スタイル抜群である、モデルのようにお洒落であるなど、女性として羨ましがられる要素を備えている人が多くいます。本人にその気がなくても、妬みを持つ人からは非常に激しい嫉妬を受けることもあります。
仕事ができる
社会人になると、仕事ができる女性も妬みの対象になりがちです。同僚よりも先輩の社員から妬まれることが多くなるでしょう。仕事ができることが重要であって、外見や性格が妬まれる要素がなくても全て込みで妬まれることもあるでしょう。
他人から妬ましいと思われないような対処法
自慢しないように気をつける
他人を妬ましいと考えるのも面倒くさいことですが、他人から妬ましいと思われるのはもっと面倒くさいことです。他人に妬まれないためには、まず不要な自慢は避けるようにしましょう。自慢をしすぎると羨ましがられるだけではなく、嫉妬も持たれかねません。また、感じが悪いと陰口を叩かれることにもなります。
相手の目線で話す
他人と違うことばかりするのではなく、相手の目線で物事を考えたり行動したりするように心がけてみましょう。妬む人は目線が違うと勝手に考える傾向が強くあります。そのため、自分に悪意がなくても妬む対象にされることはいくらでもあるでしょう。「レベルが低い」「価値観が違う」と感じても、相手に合わせてみて下さい。
妬みを持たれている相手によって対処法を変える
妬まれないようにすると一言で言っても、妬んでくる相手の性格によって対処法も変わってきます。張り合ってくる人に自慢することをやめても、目の敵にして些細なことでも張り合われます。そういう人は逆に褒めちぎるなどの対処法が有効です。また、妬んで嫌がらせをしてくる人には仕返しをしたくなります。
妬まれがちな人は、何らかの理由で他より目立つのは事実です。そういった場合、自分ばかりが苦労をするのも疲れてしまいます。苦労するのではなく、それなりの対処法をいくつか身につけておいて、相手によってそれを使い分けられるようにしておくことが自分を助ける方法になります。
嫉妬される女性の特徴と対処法! 周囲の人を敵に回さないための注意点とは?醜くなりたくなければ妬みは捨てよう
妬みは心を醜くします。他人に醜いと感じられるだけではありません。自分自身の心を劣等感でいっぱいにし、他人を歪んだまなざしでしか見れなくさせます。また、間違いなく視野を狭めます。心だけではありません。妬みの感情は、自分の顔つきも歪ませて、口角が下がったり、眉間のしわを増やしたりします。
人間の醜い感情は、間違いなくその人の全てに表れてくるものです。そうなってしまう前に、妬みの感情を捨ててしまいましょう。取り返しがつかなくなる前に、冷静に自分を見つめて「自分もそれなりにいけている」「悲観するほどひどくない」ということに気づいてください。そう考えることが、美しくなる第一歩です。
妬みを捨て、自分を受け入れて初めて素敵な人へのステップを上がることができます。醜い人より素敵な人になりましょう。醜い人生よりも、素敵な人生を送る努力をしてみてください。
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