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「ご一緒する」の意味

「ご一緒する」の意味①:相手と行動を共にする

「ご一緒する」の意味①:相手と行動を共にする

「本日の会議にご一緒してもよろしいでしょうか?」「上司との飲み会にご一緒させていただく」など「ご一緒する」は、かなり使われる定番ワードですね。この「ご一緒する」というのは、行動を共にすることを意味する「一緒」に、丁寧な「御」をつけた表現なのです。

誰かとともに会議に同席したり、お伴したり、ついていくときに使うことができます。ビジネスシーンでもよく聞くワードですが、はなしてこの「ご一緒する」は正しい敬語なのでしょうか。

「ご一緒する」は敬語として使える?

「ご一緒する」は敬語として使えません

「ご一緒する」は敬語として使えません

「ご一緒する」は、「一緒」に丁寧な「御」をつけることで一見敬語として使えるような気がしますが、実は敬語として使うことはできません。なぜなら「ご一緒する」の「ご」を取ってみると「一緒する」になり、このような動詞は存在しません。「一緒に行く」を丁寧にした言葉というだけで、上司に使うのは失礼にあたります。

しかしながら、丁寧な表現であることは間違いないので、ビジネスシーンにおいて自分と同じ立場の人や部下などに使うことができます。それでは、状況別に「ご一緒する」の正しい使い方についてご説明していきますね。ぜひ参考にしてみてください。

「ご一緒する」の正しい使い方と例文(電話・会話編)

「ご一緒する」の使い方①「ご一緒させていただきます」に変えて使う

「ご一緒する」の使い方①「ご一緒させていただきます」に変えて使う

上司や目上の人に「ご一緒する」という意思を伝えたい場合は、「ご一緒する」を「ご一緒させていただきます」に変えて使うのがいいでしょう。「させていただきます」は、自分の行動に対して相手から許可をもらう表現になります。自己紹介の場面では「本日ご一緒させていただく◯◯です」と使うと良いでしょう。

「ご一緒する」の使い方②「お供させていただきます」に変えて使う

「ご一緒する」の使い方②「お供させていただきます」に変えて使う

一緒に行くことをより丁寧にした表現「お供する」に、先ほど紹介した「自分の行動に対して相手から許可をもらう」表現の「させていただきます」を付け加えた「お供させていただきます」は、ビジネスシーンでよく使われる定番ワード。そのためよく耳にする人も多いことでしょう。

「ご一緒させていただきます」ももちろん良いですが、「お供させていただきます」の方が言葉の使い方が正しいという印象を持つことができるため、おすすめです。というのも「ご一緒」はもともと同じ立場の人と共に行動すると指しているからです。

「ご一緒する」の使い方③「お供します」に変えて使う

「ご一緒する」の使い方③「お供します」に変えて使う 新規

「お供させていただきます」の他に、「お供します」にして使っても問題ありません。こちらも敬語のうちの一つですが、「お供させていただきます」より軽い表現のため「お供します」は身分が同じ立場の人に丁寧な表現をしたい時に使うのが良いでしょう。なお同僚間の同伴の申し出は「ご一緒したいです」でOKです。

「ご一緒する」の正しい使い方と例文(メール編)

「ご一緒する」の使い方①敬語「同行して参ります」に変えて使う

「ご一緒する」の使い方①「同行して参ります」に変えて使う

ビジネスメールで「ご一緒する」という表現を使いたいときはたくさんありますね。例えば上司とご一緒させていただく旨を他の方に報告しなければならないという場合があります。そんな時は「同行して参ります」を使うといいでしょう。「ご一緒する」を丁寧にするための一番簡単な変換方法かもしれません。

例えば「明日予定しております◯◯社で行われる会議は(上司の名前)と共に同行して参ります」など。もちろん話し言葉でも使えますが、メールなどの文書での報告の際に最適な表現でしょう。

「ご一緒する」の使い方②同僚や目下の立場の人に使う

「ご一緒する」の使い方②同僚や目下の立場の人に使う

「ご一緒する」は「ご一緒します」にし、同僚や目下の立場の人に使うことができます。もちろんこれも丁寧な表現です。しかし前述した通り、「一緒」は同じ立場の人に使うのが本来の使い方です。「ご一緒させてください」「ご一緒させていただく」「ご一緒したいです」「ご一緒しましょう」などは目上の方に使わないように!

「ご一緒します」は例えば、部下だけど年上の人に対しても使うことができますね。上手に使い分けることで「誰に対しても丁寧な対応ができる人」というイメージを獲得することができるでしょう。ビジネスシーンにおいては何事にも丁寧に接する力が求められますので、ぜひ有効活用してみてくださいね。

「ご一緒する」の使い方③「ご同伴」に変えて使う

「ご一緒する」の使い方③「ご同伴」に変えて使う

「ご一緒する」の類語「ご同伴」を使うのも一つの方法です。例えば、上司の奥様と一緒にパーティーに参加してほしいシチュエーションだったとします。その場合は、「当日は、奥様とご一緒してください」ではなく「当日は奥様ご同伴でお越しいただけたら幸いです」に変更するのがいいでしょう。

上司やお客様に対して、「誰かとご一緒していただいてかまいませんよ」「ぜひ連れてきてください」と言いたい場合はこの表現が最適ですね。

「ご一緒する」を使うときの注意点

「ご一緒する」を使うときの注意点①:目上の人や上司に使わない

「ご一緒する」を使うときの注意点①:目上の人や上司に使わない

「ご一緒する」は何度かご説明させていただいたとおり、同等の立場の人に使うのが正しい使い方です。そのため、上司や立場が上の人に使うのは避けましょう。ついつい使ってしまうと、「上から目線な人」「態度が大きい人」などという印象を持たれてしまう可能性があります。十分注意してくださいね。

もし「ご一緒する」というワードをついつい使ってしまった場合は、「ご一緒します」「ご一緒させてください」とすぐさま言い換えるといいでしょう。

「ご一緒する」を使うときの注意点②:お客様に使わない

「ご一緒する」を使うときの注意点②:お客様に使わない

これも同様に同等の立場ではないため、お客様に使うことは避けましょう。接客業で「ご一緒する」という言葉を使うシチュエーションはなかなかありませんが、もし使わなくてはならないシチュエーションが来た時は、ぜひ「お供します」「ご一緒させてください」などに変更して使ってみてくださいね。

「ご一緒する」の類語

「ご一緒する」の類語①:「付きそう」

「ご一緒する」の類語①:「付きそう」

「ご一緒する」の類語の一つに「付きそう」があります。一緒に行動するという意味もありますが、「ご一緒する」とは少し違い、「世話などをするためにそばについている」というシチュエーションの時にも使うことがあります。「母親の体調が悪いので、今日は付きそう」などの使い方があります。

「ご一緒する」の類語②:「同行する」

「ご一緒する」の類語②:「同行する」

「ご一緒する」の類語の一つに「同行する」があります。「一緒に連れ立って行くこと」を意味します。ビジネスシーンでは、「同行」だけで使用することも多いです。例えば、「(会社の同僚や上司の名前)同行にて訪問致します」などがあります。この表現は会話や電話よりもメールなどの文書の時に最適です。

「ご一緒する」の類語③:「ついて行く」

「ご一緒する」の類語③:「ついて行く」

「ご一緒する」の類語の一つに「ついて行く」があります。「ついて行く」は丁寧な表現ではないので、ビジネスシーンで使うことはできませんが、カジュアルな会話やメール(友達・恋人)などのときに使える定番ワードです。「これから友達の買い物について行く」など様々な表現がありますね。

「ご一緒する」の類語④:「ご相伴する」

「ご一緒する」の類語④:「ご相伴する」

「ご一緒する」の類語の一つに「ご相伴する(ごしょうばんする)」があります。相手の行動に付き合って従うことなどを意味している丁寧な表現なので、こちらもビジネスシーンで活用するこができます。「本日ご相伴いたします、◯◯と申します」のように挨拶としても使用することが可能です。とても使い勝手のいい表現です。

「ご一緒する」の類語⑤:「連れ立つ」

「ご一緒する」の類語⑤:「連れ立つ」

「ご一緒する」の類語の一つに「連れ立つ」があります。「連れ立つ」とは一緒に行くという意味です。あまり聞きなれない表現ではありますが、「友達と連れ立って映画を見に行く」といった表現で使うことができます。

こちらももちろん敬語ではありません。そのため、ビジネスシーンで使うのは避けましょう。とてもカジュアルな表現ですので、仲良くなった相手などに使える表現です。

「ご一緒する」と間違えやすい単語

「ご一緒する」と間違えやすい単語①:意味が似ている「同道する」

「ご一緒する」と間違えやすい単語①:「同道する」

「同道する」は「ご一緒する」とよく間違えられる単語の一つです。「ご一緒する」とは違い、「同道する」というのは「自分が誰かを連れて行く」という意味で主体が自分になるため、同等の立場の人に使うのも、本来ならば少し失礼になってしまう可能性があります。

よくビジネスシーン(特にメールなどの文書)で、「ご同道します」という表現を見たりするかもしれません、しかし、上司や目上の人に対して使ってしまうと大変失礼になってしまいます。くれぐれも使い方には注意してくださいね。

「ご一緒する」と間違えやすい単語②:意味が似ている「帯同する」

「ご一緒する」と間違えやすい単語②:「帯同する」

「帯同する」も「ご一緒する」の類語ではありますが、①でご説明した「同道する」と同じく、主体が自分で「人を連れて行く」という意味で使用されます。「帯同する」という表現はあまり使われませんが、間違えて報告書などに「上司と帯同した」と書いてしまう人がいるそうです。くれぐれも使い方には注意してくださいね。

使い方としては「技術者を帯同して現地へ出張に行く」などがあります。自分がメインとなってどこかへ連れて行く時に使用することができるということを頭に入れておけば、上手に使いこなすことができるでしょう。

「ご一緒する」は立場が同じ人に使う丁寧な表現

いかががでしたか?今回は「ご一緒する」の意味や例文・正しい使い方や類語もご紹介しました。「ご一緒する」は丁寧な表現ではありますが、目上の立場に使えるような敬語ではありませんでしたね。しかし、「一緒に行く」を丁寧な表現にして「ご一緒しましょう」などを同じ立場の人に使うのは問題ありません。

ぜひ今回ご紹介した類語や、状況別の使い方を参考にして、ビジネスシーンで有効活用してみてくださいね。正しい使い方を身につけることによって、あなたの印象がぐっと変わることでしょう。ぜひ明日からチャレンジしてみてくださいね。

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