【女子必見】兵庫の方言(兵庫弁・神戸弁)を一覧でご紹介!かわいい方言も
更新:2019.09.05
兵庫県特有の方言ってあるの??皆さんは近畿の人は関西弁しか使わないと思っていませんか。実は、関西弁以外にも大阪・京都・兵庫...各県によってそれぞれの方言があります。兵庫県だって特有のかわいい方言がいっぱい!今回はそんな関西弁の陰に隠れている、兵庫弁にスポットを当てご紹介したいと思います。
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INDEX
兵庫県の方言(兵庫弁)の特徴
兵庫県の方言(兵庫弁)の特徴①
まず最初に兵庫弁とはどのような方言なのか、その特徴についてご紹介します。兵庫弁=兵庫県なので、関西弁なんでしょ?なんでやねん!とかでしょ?と、ざっくり関西弁を想像する人が多いと思います。関西弁ということは間違いではないのですが、同じ関西でも大阪弁とは違う兵庫弁があります。
同じ関西弁とは言えど実際に聞いてみると喋っている単語は同じなのにイントネーションや語尾の伸ばし方などが特徴的です。「兵庫弁」という言葉は存在しませんが、方言の分類は本州で特に複雑と言われています。兵庫弁は大きく6つになり「神戸弁」「播州弁」「但馬弁」「丹波弁」「淡路弁」「摂津弁」に分類されます。
兵庫県の方言(兵庫弁)の特徴②
兵庫弁(神戸弁)は上記で述べた「語尾の伸ばし方の特徴」が特に目立った方言です。「~しとおー?」や「~ちゃうんー?」など比較的穏やか、おっとりした話し方です。お隣の大阪の人が聞くと、すぐに「神戸の人だな」と分かるくらい知れ渡っている神戸弁の代表のようなものです。
また、標準語で「すごく」という言葉を「めっちゃ」や「ばり」と表現します。関西なので「めっちゃ」は想像がつくかもしれませんが「ばり」は聞きなれませんよね。例文を出すと「ばりおもろいやん!」という感じですね。面白い表現では「荒ごみ」などがあります。「荒ごみ」=「粗大ごみ」や「不燃ごみ」のことを言います。
兵庫県の方言(兵庫弁)の特徴③
兵庫弁の一つである播州弁は、独特な言い回しが特徴的で関西の方言の中でも押しが強いと言われています。なので、他県の方から見ると「怒っている」「喧嘩している」というような印象を受けることが多いようです。上記で紹介した神戸から見ても怒っているように見えるそうですので、相当インパクトのある方言と言えます。
インターネットで検索する際に「播州弁」に続けて「怖い」と出てくるほどですので、それ程有名でもあるのでしょう。代表的な言葉は「~け」や「あっかい」という表現で、例文を出すと「これ食べていいの?」「あっかいや」=「これ食ってええんけ?」「だめや」になります。確かにインパクトは抜群ですよね。
同じ関西弁で同じ兵庫県でもこのように色々な違いがあるのは面白いですね。方言でも人気な関西弁ですが、有名な「なんでやねん」や「あかん」などの他にも特徴的な方言はたくさんあり、調べてみると面白いのでぜひ調べてみて下さい。以下の記事も関西弁について詳しく書かれているので一緒にチェックしてみて下さいね。
兵庫県の方言(神戸弁)頻出順ランキング一覧|10位~6位
兵庫県の方言(神戸弁)頻出順第10位:山側・海側
神戸では「北側」「南側」という表現ではなく「山側」「海側」という表現をします。「神戸駅の山側で待っとくわー」のように使い、「神戸駅の北側で待ってるね」という意味です。神戸は海と山に丁度挟まれた地形になっており、東西方向に線路が走っているので方角を指すときは「山側」「南側」となります。
また、「北側」を「上」と表現し「南側」を「下」と表現すこともあります。使い方は「もう一本上の道から行こ」=「もう一本北側の道から行こう」となります。駅など固有の場所があるときは「(固有の場所)の北側」固有の場所などはなく地理として使うときは「この上の道」という使い方といったところでしょうか。
兵庫県の方言(神戸弁)頻出順第9位:~わいや
この方言の意味は「~よ」となります。使い方としては「知らんわいや」=「知らないよ」や「言われんでもやるわいや」=「言われなくたってやるよ」という風に使います。兵庫弁の特徴もあってか可愛いと思う人も多いようですが、この方言はキツめに吐き捨てるように使い事が多いので、少しイメージが変わりますね。
このように、「かわいい兵庫弁」のイメージとは結び付きにくいような方言も多々あり、他県の人が聞くと神戸のイメージが先行して「神戸のお嬢様がそんな言葉づかいしていいの?」と思う方も多いようです。
兵庫県の方言(神戸弁)頻出順第8位:だぼ
「だぼ」とは「あほ」「ばか」などの最上級の言葉で「どあほ」が語源と言われています。また「くそっ」「畜生」など悔しいときや腹が立っているときに独り言として使うことも多いです。「うわっ、皿割ってもたやんけダボ」のように使います。割と攻撃的な言葉で、他県の人が言われると相当へこむ言葉です。
神戸人同士では、本気で怒って言っているのかはニュアンスやその場の空気などで判断します。「お前、ほんまダボやなあ~」などは本気ではなくその場を盛り上げるためや話の流れのノリで言っているので神戸人同士では問題ありません。
兵庫県の方言(神戸弁)頻出順第7位:いける
この表現は「大丈夫」や「できる」という意味で、使い方は「この肉、もういける?」=「この肉、もう焼けてる(煮えてる)?」のように使います。「できる」という意味を込めて使うときは「これ、しとって欲しいねんけどいける?」=「これ、してて欲しいんだけどできる?」というように使います。
こちらの方言も上記の「だぼ」と同じように神戸人同士のニュアンスで使い分けます。また。お酒をたくさん飲める人に対して「こいつは、酒いける口やで」というように「いける口」と言う事もあります。このように神戸に限らずとは思いますが、その土地特有のニュアンスで使い分けているのです。
兵庫県の方言(神戸弁)頻出順第6位:ほかす
こちらは、大阪の人も使うようですが「捨てる」ことを「ほかす」と言います。「それもういらんから、ほかしといて」=「それもういらないから、捨てておいて」というように使います。「ほかす」を過去形にすると「ほかした」「ほった」となります。
また、「ほっといて」と言うのは、同じ「捨てておいて」という意味でも使われますが「放っておいて」という意味でも使われますので注意が必要です。ここでもまたニュアンスでの使い分けですね。聞き慣れると、違いは分かると思います。
兵庫県の方言(神戸弁)頻出順ランキング一覧|5位~1位
兵庫県の方言(神戸弁)頻出順第5位:やんなあ
この方言は標準語でいう「だよね」の言葉になります。「そうやんなあ」の略語で、話している相手に相槌の意味も込めて「やんなあ」と使います。もしくは「これちゃうやんなあ?」=「これちがうよね?」と使います。この方言の変化形で「~してんやんかあ」というのもあります。
「~したんだけどね」「~したんだけどさ」という風に略します。「昨日飲みに行ってんけどさあ~…」というように、話の冒頭に使うことが多いです。上記の文面を例にすると「昨日飲みに行ってんけどさあ、めっちゃ飲み過ぎて頭痛いわ」というように続きます。
兵庫県の方言(神戸弁)頻出順第4位:~しよった
「~しよった」は関西弁で、特に大阪や京都などで使われますが神戸の人が使うと少し意味が変わります。大阪、京都では「~しよった」と言うと「〇〇さんが~した」というニュアンスなり、「〇〇さんがこけよった」と言うと「〇〇さんがこけた」という意味で自分ではない他の人がこけたという事になります。
しかし神戸では「〇〇さんがこけよった」と言うと、こけたのではなく「〇〇さんがこけかけた」となり、「~しかけた」という意味になります。同じ言葉ですが、全く逆の意味になりますのでご注意を。また、「昨日~しよったら」と表現することもあり「~していたら」と使うこともあります。
兵庫県の方言(神戸弁)頻出順第3位:ばり
これは「すごく」という意味で使い方としては「ばり寒いなあ」=「すごく寒いね」と使います。関西弁で「すごく」という意味で知られているのは「めっちゃ」で、神戸人も普段は「めっちゃ」を使いますが良いときも悪いときもテンションが上がると、いつもは「めっちゃ」を使っていても、ついつい「ばり」が出てきます。
ただし、比較的「若者言葉」であり老人くらいになると使われることはありません。しかし「ばり熱い」「ばり疲れた」「ばりデカい」「ばり眠たい」という風によく耳にする言葉で、老人は使わなくても意味は伝わるので本物の「まじ卍」などのように伝わらないほどの若者言葉ではありません。
兵庫県の方言(神戸弁)頻出順第2位:あかん
こちらは、宮川大輔さんがネタとして「あか~ん!」と言っていたりするので有名ですね。関西弁で「なんでやねん」の次くらいに有名ではないでしょうか。皆さんも知っているとは思いますが、意味は「だめだよ」という意味です。例文を出すまでもないかもしれませんが「それしたらあかんし」=「それしたらだめだよ」です。
しかし、大阪と神戸で「あかん」は意味も使い方も同じですが語尾に少し違いがあります。大阪では「あかんやろ」と言いますが、神戸では「あかんし」となります。神戸でも「あかんやろ」は使いますが、確信がないときに「あかんやろ」、確信があるときには「あかんし」を使います。ニュアンスによって微妙な違いはあります。
兵庫県の方言(神戸弁)頻出順第1位:~とお、~とん
兵庫神戸弁の代名詞「~とお」は「今何しとお?」「仕事しとお」「アイス食べとお」と使います。他の関西弁では「何しとるん?」「仕事しとる」「アイス食べとる」になり、京都だと「何してはるん?」となります。NHK朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」でも、この神戸弁「~とお」が使われていました。
「見とお」「聞いとお」「言うとお」「知っとお」「分かっとお」と、語尾に「~とお」が付くのが神戸の最大の特徴なので、第1位になりました。「~とん」は「何しとん?」「もう宿題しとん?」になり過去形では「~しとった」や「やっとった」になります。「しておる」→「しとる」→「しとん」という転訛です。
また、おしゃれでおおらかな兵庫県民ですが方言だけでなく兵庫県の県民性も見てみると面白いものがたくさんあります。住んでいる地域が違うだけで県民性まで違うのが面白いですね。以下の記事では男女別に県民性を解説してあり、兵庫県民と相性の良い県悪い県も紹介されてありますのでチェックしてみて下さい。
兵庫県のかわいい方言(神戸弁)ランキング一覧|10位~6位
兵庫県のかわいい方言(神戸弁)第10位:なんでやねん
「なんでやねん」は芸人などが使うイメージでキツそうですが、実際には照れ隠しなどで使うこともあり、その時の「なんでやねん」はかわいい印象ですので状況によって使いこなしたいですね。
兵庫県のかわいい方言(神戸弁)第9位:あかん
これは「だめ」という否定的な言葉ですが、特に男性が聞きたいと思うワードの一つです。聞きたいというのは、まさに「行為」の最中で我慢しきれず口から漏れてしまった「あかん・・」は男性にとって「かわいい・・」と夢のようだそうです。
兵庫県のかわいい方言(神戸弁)第8位:思っとってん
兵庫神戸の方言を最大限に引き出した言葉ですね。異性から「前から付き合いたいと思っとってん」など言われたら、もう堪りませんよね。男性が言ってもかわいい系として最高です。
兵庫県のかわいい方言(神戸弁)第7位:何しとん?
「今何しとん?めっちゃ会いたいから会いに行っていい?」などのように異性に言われた時には男女ともにかわいいですよね。何かしていても「何もしてない」と言ってしまいそうです。
兵庫県のかわいい方言(神戸弁)第6位:いける?
「明日会いたいねんけど、いける?」のように使います。人によっては、上から目線のように捉えられてしまうこともあるようなので状況を見て使いましょう。
兵庫県のかわいい方言(神戸弁)ランキング一覧|5位~1位
兵庫県のかわいい方言(神戸弁)第5位:~よった
「あかんわ、今の好きになりよった」という風に相手の行動に対して好意を持った時に使います。言われた相手は、その気がない相手でもドキッとするでしょう。
兵庫県のかわいい方言(神戸弁)第4位:どう思っとん?
「あたし(俺)のこと、どう思っとん?」などのように使うとドキッとさせること間違いなしです。「逆に、あなたはどう思ってるんだろう?」「なんでそんなこと聞くんだろう?」と、こちらも気になりますね。
兵庫県のかわいい方言(神戸弁)第3位:やんなあ
これは異性など関係なく同性から見てもかわいい方言だそうで兵庫神戸特有のスローペースで話す言葉の一つです。テンションが高ぶった時は「やんな!やんな!」と少し早口で言ったりもします。
兵庫県のかわいい方言(神戸弁)第2位:いやや
標準語でいう「嫌だ」という意味ですが、兵庫神戸人が使うと「いややあ」となり、小さい子供が駄々をこねている様子に見えるので男性からすると守ってあげたくなるほどかわいいのでしょう。
兵庫県のかわいい方言(神戸弁)第1位:ばり好きやねんけど
いきなり異性から「ばり好きやねんけど」と言われると「え?どういう意味の好き?」とドキドキしますよね。LikeなのかLoveなのか、どっち???と翻弄されそうです。
ここでは兵庫のかわいい方言を紹介してきましたが、同じ関西で言えば「安田美沙子」さんが話していてかわいいと人気の京都弁も人気ですよね。以下の記事には、京都弁が解説されていますので是非ご覧ください。
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その他紹介しきれなかった方言
ちょー
意味は「ねえねえ」や「ちょっと」という意味で、「超」という意味ではなく呼び掛けたりするときに使います。【例】ちょー聞いてやあ/ちょー何しとんよ
~しんかー
意味は、「~したら?」という意味です。変化形では「~せんかー」となります。【例】早く宿題しんかー/さっさと風呂入りんかー
チャリキ
これは、「自転車のカギ」という意味で「チャリンコのキー」の略語です。関西弁ですが比較的若者言葉です。【例】チャリキ取って/チャリキなくした
日番
学校での「日直」の意味です。兵庫の神戸特有の言葉ですが、神戸人は当たり前に使うので他県の人に言って通じないことに驚く人も少なくありません。
ほんなら
「それじゃあ」という意味です。ただ、挨拶での「それじゃあ、また」という風に使うことは少なく、挨拶として使うときは「ほな」になります。【例】ほんなら、こうした方がいいやん/ほんなら、できるやん
かしわ
これは「鶏肉」という意味です。「鶏天ぷら」を「かしわ天」と言ったりします。【例】今日のご飯、かしわの天ぷらやで/かしわ買いに行かなあかん
へんこ
「へんこ」とは「変わった子」という意味で使われますが、兵庫県神戸では相手を批判するために使うわけでもありません。むしろ「変わってて面白い子」という少しプラスの印象で使われます。【例】あんた、ほんまへんこやなあ/俺の彼女へんこやからな
このように、他県でも当たり前に話されていると思っていた言葉でも案外伝わらない言葉はたくさんあります。小さな違いでも伝わらないなんて方言ってすごいですね!以下の記事は、その「小さな違い」について紹介されていますので是非チェックしてみて下さい!
かわいい兵庫の方言・兵庫弁
いかがでしたか?このように同じ関西弁でも、大阪、京都、兵庫と少しづつ違いがあり面白いですね!ここでは、兵庫の中でも特にかわいい神戸弁をメインで紹介しましたが播州弁はインパクト大で某人気テレビでも方言を取材されていたので是非調べてみて下さい。調べだすと止まらないくらい面白い方言がたくさんありますよ。
以下の記事で女子の可愛い方言がランキング形式で紹介されています。あなたの地元はランクインしているか、どうぞチェックしてみて下さい!方言は、話している本人は自覚はなくても意外と「これ、方言なんだ!」という言葉はたくさんありますので調べてみて下さい!
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