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京都の方言の特徴

京都の方言の特徴①

京都のイメージ

京都といえば、古都の街並み。世界文化遺産のお寺や神社が沢山あります。京都の方言は京都弁、京言葉といい、平安時代から江戸時代中期まで、日本の都があった京都は、その頃の標準語であったとも言われています。

京言葉は、御所やお公家さんが使っていた御所ことばと、民衆や職人が使っていた町方ことばがあり、年月をかけて、混ざり合ったようです。しかしながら、純粋な京言葉を話しているのは、舞妓さんや、80歳を超えたご年配の方になります。若者たちは、受け継いでいる所もあったり、全く話さない京言葉もあったりします。

京都の方言の特徴②

お寺

関西地方に属している京都の方言は、兵庫、大阪、滋賀、奈良などのイントネーションとほぼ変わりません。「やな」「やし」「やで」「さかい」を語尾につけて話します。特に大阪は隣接しているせいか、あまり方言に違いがありません。ただ、大阪の方言と、京都の方言は話し方に差がでるようです。

一番の違いは母音を伸ばすところです。語尾は「やなぁ」「やしぃ」「やでぇ」となり、単語も「歯=はぁ」「血=ちぃ」となります。「〜したはる」と話すのも京都の方言の特徴です。相手に対して丁寧で、尊敬表現のように聞こえるため、京都の方言は「かわいい」「品がある」と高評価を頂けるのでしょう。

京都の方言の特徴③

京都の方言の3つ目の特徴は、「褒め言葉」と「批評する言葉」が表裏一体になっていることがあります。「えらい」という京言葉は「えらいお人どすな」=「偉い、尊敬できる人」と使う反面、無神経な人の事も「えらいお人どすな」と言う事もあります。どちらの意味で使っているかは、その場に居ればなんとなく伝わります。

そんな怖い意味を持つ京言葉もありますが、今回はご紹介させて頂く京言葉は、舞妓さんが使う濃い京言葉ではなく、比較的一般人にも馴染みやすく、普段使いしやすい、かわいい京都の方言を集めてみました。

京都の方言(京言葉)頻出順ランキング

京都の方言(京言葉)頻出順第10位:ぎょうさん

京都の方言(京言葉)頻出順第10位は「ぎょうさん」です。「よーさん」「ようき」とも言います。意味は「たくさん」「いっぱい」という方言です。人混みなどで行った際に「たくさん人が居るね」という標準語を京言葉に変換すると、「ぎょうさん(よーさん)人が居てはるわ」となります。

京都の方言(京言葉)頻出順第9位:いちびる

京都の方言(京言葉)頻出順第9位は「いちびる」です。「調子に乗る」「ふざける」という意味です。幼い子に対して使う方言です。小学校や公共の場で、ふざけている子に対して「おまえ、いちびってんなや!」と言ったりします。

この「いちびる」は先程説明した「褒め言葉」と「批評する言葉」が表裏一体になっていることに当てはまります。「調子に乗るな」という意味と、いい成績をとった子に対して「いちびってんなや」「調子に乗っていると痛い目にあうよ」という批評を込めた二つの意味を込めて使う事が出来ます。

京都の方言(京言葉)頻出順第8位:ぶっちゃけたはなし

京都の方言(頻出順)第8位は「ぶっちゃけたはなし」です。「ほんとうのところ」という意味です。この「ぶっちゃけ」というのは聞いた事ありませんか?

最近、若者やテレビ番組などで「ぶっちゃけ」と略されて使われる事が多いです。今回初めて京都の方言だった事を知りました。親しい人に対してこっそり「ぶっちゃけたはなし、あそこのお店あんまりおいしないな」といった感じに使います。

京都の方言(京言葉)頻出順第7位:わらける

京都の方言(京言葉)頻出順第7位は「わらける」です。「笑ってしまう」という意味です。例えばお笑い番組などを見ていて「何かわらけるわー」と言ったりします。標準語に変換すると「ついつい笑ってしまうね」となります。

京都の方言(京言葉)頻出順第6位:きばる

京都の方言(京言葉)頻出順第6位は「きばる」です。「がんばる」という意味です。京言葉で「ようきばってるな」。標準語では「よく頑張ってるね」となります。

舞妓さんがよく使っている「おきばりやす〜」と同じです。かわいい舞妓さんに「おきばりやす」と言われたら、ついついはりきって頑張れる男子はぎょうさん居るんでしょうね!

京都の方言(京言葉)頻出順ランキング

京都の方言(京言葉)頻出順第5位:べべた

京都の方言(京言葉)頻出順第5位は「べべた」です。「最下位・最後・ビリ」という意味です。「べべたこ、べったこ」ともいうそうです。運動会などで競技をしてビリだったり、テストでビリだったりした時に、京言葉で「べべたやったわー」。標準語では「ビリだったよ」となります。

京都の方言(京言葉)頻出順第4位:あがる

京都の方言(京言葉)頻出順第4位は「あがる」です。京都では北方向に向かって進む事を「あがる」と言います。反対語で「さがる」もあり、「さがる」は南へ向かって進む事です。京都の住所の中にも「上ル」「下ル」と表記されている住所も存在します。

この言葉は京都市内で使われている言葉で、京都のほぼ中心地にある御所(天皇が住んでいたところ)を基準に「あがる」「さがる」を使います。例:「堀川通をあがって行ったところにあるカフェはええで」

京都の方言(京言葉)頻出順第3位:こうた

京都の方言(京言葉)頻出順第3位は「こうた」です。「買う」「買った」という意味です。「こうたげる」=「買ってあげる」と上目線に使う場合もあります。京言葉で「これかわいい服で欲しかったからこうたった」。標準語では「この服かわいくて欲しかったから買ったよ」となります。

京都の方言(京都弁)頻出順第2位:ほかす

京都の方言(京言葉)頻出順第2位は「ほかす」です。「捨てる」という意味です。京言葉で「これゴミ箱にほかしといて」。標準語では「これをゴミ箱に捨てておいてね」となります。調べていくと広島弁も「捨てる」は「ほかす」と使うみたいですよ。

京都の方言(京都弁)頻出順第1位:どんつき

京都の方言(京言葉)頻出順第1位は「どんつき」です。「どんつき」だけ聞くと、何の事だかわかりませんね。「突き当たり」という意味になります。例えばお店までの道を聞かれて、「この道をどんつき左に曲がったら、あのお店がありますよ」といった感じに使います。

筆者は関東でも通ずる言葉だと思い、タクシーに乗った際に「あ、そこ。どんつき右でお願いします。」とお願いすると「ど?どつき?」と何回も聞き返される事が度々ありました。通じないわけでした。

京都のかわいい方言(京言葉)ランキング

京都のかわいい方言(京言葉)第10位:いけず

さてここからは京都弁(京言葉)のかわいい方言をご紹介します!よくある女の子のかわいい方言第1位に選ばれるだけあり、魅力的な方言がたくさんあります。

まずは10位!「いけず」です。「意地悪」という意味です。例えば男性とイチャイチャしている時に「も〜!ほんまいけずやわぁ〜」と甘えた感じに言ってみてはいかがでしょうか。「も〜!意地悪!」も十分かわいいんですが、京言葉の「ほんま」と「いけず」のセットで使うとほんまにかわいい京言葉に変身します。

京都のかわいい方言(京言葉)第9位:あかん

京都のかわいい方言第9位は「あかん」です。関西の芸人がよく「あかーーん!!」と使っていますね。「駄目」という意味です。使う時は彼氏を怒る時に「もう〜あかんで。」「あかんしなぁ。」と甘く叱ってみると、「かわいいな」と思ってもらえて、喧嘩もせずに済みそうですよ!

京都のかわいい方言(京言葉)第8位:ほな

京都のかわいい方言第8位は「ほな」です。「では」とか「じゃあ」という意味の言葉は、関西ならではの言い回しの方言になります。「ほな、またなぁ」というと「またすぐ会おうなぁ」というかわいいニュアンスで伝わり、親近感が湧くような気がするので筆者もよく使います。

京都のかわいい方言(京言葉)第7位:〜しはる・〜してはる

京都のかわいい方言第7位は「〜しはる」「〜してはる」です。こちらもメジャーな京言葉で「〜している」という意味です。「今日はなにしたはったん?」という風に質問すると、きついこと聞いていても、柔らかくて上品な印象をつける事ができます。ある意味、とてもお得感のある、かわいい方言です。

京都のかわいい方言(京言葉)第6位:どないしたん

京都のかわいい方言第6位は「どないしたん」です。「どうしたの」という意味です。例えば、悩んでいる男性に「どないしたん?なんか悩みでもあるん?」とかわいく聞いてみてはいかがですか?優しい雰囲気を醸し出してくれるこの方言に、男性は和んで、打ち明けてくれるかもしれません。

京都のかわいい方言(京言葉)第5位:いややわぁ

京都のかわいい方言第5位は「いややわぁ」です。ご存じの通り「嫌だわ」という意味です。かわいく甘える時に使う言葉ですね。「そんなん言われても。もう〜いややわぁ〜」とかわいい笑顔で言われたら、男心に揺さぶりをかけれること間違いなし!

京都のかわいい方言(京言葉)第4位:かなんなぁ

京都のかわいい方言第4位は「かなんなぁ」です。「困る」という意味です。突然雨が降り出して、傘を持ってなくて、「雨降ってきたわぁ。かなんなぁ、傘ないねんな。」とかわいい京言葉を使う女性が隣に居たらさっと傘を差し出してあげたくなりませんか?

京都のかわいい方言(京言葉)第3位:うち

京都のかわいい方言第3位は「うち」です。この方言もよく知られていますね。「わたし」という意味です。筆者は使わないのですが、自分の事を「うち」「うちな」という、かわいい京都の女子は結構多いです。周りにも居ました。京言葉で「うちのこと好き?」と告白されたりしたら、男性はキュンキュンしますね!

京都のかわいい方言(京言葉)第2位:かいらしい

京都のかわいい方言第2位は「かいらしい」です。意味は「かわいい」です。「いや〜、その犬、ほんまにかいらしいなぁ」と愛嬌たっぷりで言われたら、犬の飼い主さんは、犬に嫉妬してしまうんではないでしょうか。

京都のかわいい方言(京言葉)第1位:かんにんなぁ

京都のかわいい方言第1位は「かんにんなぁ」です。よく耳にする言葉だと思います。「ごめん」という意味です。こんなかわいい方言で、「これ、あんたのやったん!?ほんまかんにんなぁ」と謝られたら、許すしかなくなります。

「かんにん」は「堪忍袋の緒が切れた」(これ以上許す事が出来ない)の「堪忍」からきています。「これ以上は堪忍してくださいね」と相手に許しを求めて使う言葉になります。

その他紹介しきれなかった方言

「さぶいぼ」

これまで京言葉の頻出方言ランキングと、かわいい京言葉ランキングをご紹介してきました。それだけでは紹介しきれなかった、京言葉もたくさんあったので、少し紹介させて頂きます。

1つ目は「さぶいぼ」です。「鳥肌が立つ」という意味です。寒くなってきて、ブルっと体が震えた時に使います。例「さぶいぼ出たわ」この言葉は、別の意味でも使います。面白くない事を言われた時にも「面白くない!」と突っ込みを「寒い」と表現するように「さぶいぼ出たわ」と使うこともあります。

「いらち」

2つ目は「いらち」です。「落ち着かない人」「イライラしやすい人」という意味です。家族でお店に食べに行っても、自分が食べ終わると、早く帰りたがる人。家族で出掛ける時は、早々と用意して、一人玄関で待っている人は「いらち」の仲間入りです。例:「あの人いらちやからはや行こう」

「さらぴん」

3つ目は「さらぴん」です。「さら」ともいいます。「新品」の事を言います。新品の洋服を、お母さんが用意してくれた時などに使います。例:「さらぴんの洋服こうといたで」

「にぬき」

4つ目は「にぬき」です。「かたゆでたまご」の事です。「煮抜き玉子」の略語からきています。筆者はこれが京言葉とは知りませんでした。例:「このたまご、にぬきにしといたで」

「しまう」

5つ目は「しまう」です。何となくわかるかもしれませんが「片付ける」という意味です。「その服しまっときやー」=「その服片付けておいてね」といった感じに使います。

「こちょばい」

6つ目は「こちょばい」です。「こそばい」ともいいます。「くすぐったい」という意味で使います。例:「足、こちょばすのやめてー」この「こちょばい」は違う意味でも使います。自分の事を褒められた時に、照れて恥ずかしい事を表現するのに使います。例:「なんやこちょばいな」

「おはようおかえり」

最後にご紹介する京言葉は「おはようおかえり」です。朝、玄関から出掛ける時に使う方言で「早く帰ってきてね」という意味です。初めて聞く人は、何故「おはよう」と「おかえり」が合体しているのだろうと思いますね。

この言葉は、「出掛け先から、早く無事に帰ってきてくださいね」という気持ちを込めた方言なのだそうです。筆者のおばあちゃんも、学校に行く私に向かって、よく「おはようおかえり」と言ってくれていました。今回、そうゆう思いの込められた方言だったのだと、初めて知ることが出来ました。

京都の方言のかわいい京言葉を使ってみましょう

京都の方言(京言葉)は、女子が使うかわいい方言ランキング1位に選ばれるだけあって、メジャーなかわいい方言が多かったでしょうか?京言葉を話すだけで、柔らかくて上品なイメージがするのは、京都の方言のとてもお得なところです。

ただし、京言葉自体は柔らかく聞こえますが、京都の女性は、芯が強くて、とても厳しいのでご用心を。筆者も、その一人です。有名な「ぶぶ漬けの喩え」の話があります。京都の友人のお宅にお邪魔して、「ぶぶ漬けでも食べまへんか?」と言われたら「早く帰って欲しい」という意味というお話です。

柔らかい京言葉で、空気を読み取ってほしい事を、相手に強要するところがあります。この気の強さが、男性をぐっと惹きつけ、夢中にさせてしまうんでしょうね。是非、かわいい京言葉をマスターして、男性の追われるより追いたい野生的な恋心をくすぐってみて下さい!

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