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【100均】ダイソー・セリアの樹脂粘土をご紹介!使い方や作り方も解説!

更新:2020.12.18

フェイクスイーツやフィギュア作りに人気の「樹脂粘土」ですが、実は100均でも、豊富な種類の樹脂粘土が買えるのはご存知ですか?今回は、100均で買える樹脂粘土をご紹介します。店舗別にまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください!

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100均で人気の樹脂粘土の特徴とは?

①樹脂がベースになっている

粘土を成形している人

1つ目は「樹脂がベースになっている」という特徴です。樹脂粘土の主な成分は、酢酸ビニル樹脂エマルジョンと呼ばれる、木工用ボンドに入っている成分となっています。他の種類の粘土と比べて、比較的弾力があるため、手や型などで簡単に成型できる点が魅力です。

②自然乾燥でしっかり固まる

乾燥中の器

2つ目は「自然乾燥や熱でしっかり固まる」という特徴です。多くの樹脂粘土は、風通しの良い場所で自然乾燥させることで、簡単に硬化できます。また、100均で買える樹脂粘土のなかには「オーブン樹脂粘土」と呼ばれるタイプも存在します。オーブン樹脂粘土は、オーブンで加熱することで硬化できる点が特徴です。

固まった後も弾力があるため、彫刻をしたり、ちぎったりなど、様々なアレンジを加えられる点が魅力です。大きく変形させたい時にも、水を加えるだけで柔らかくなります。他の粘土に比べて、比較的頑丈で光沢があり、プラスチックのような質感に仕上がります。特にフェイクスイーツや、フィギュア作りにおすすめですよ。

③着色も簡単にできる

カラフルな粘土

3つ目は「着色も簡単にできる」という特徴です。100均の樹脂粘土は、ベースとなる白色だけでなく、様々な色の粘土が展開されています。単色で作品を作るだけでなく、少量のアクリルを加えてこねることで、よりカラーバリエーションを増やせる点も魅力的です。

【ダイソー編】100均で買えるおすすめの樹脂粘土一覧!

①ビビットカラー樹脂粘土

1つ目は「ビビットカラー樹脂粘土」です。ダイソーで買える樹脂粘土のなかでも、豊富なカラーバリエーションが揃っています。使用感は比較的硬めでひび割れにくく、光沢があるため、フィギュア作りにおすすめです。

②おゆプラ


2つ目は「おゆプラ」です。100均で買える樹脂粘土のなかでも、珍しいプラスチック系樹脂粘土となっています。水あめを思わせる透明感があり、お湯に浸すことで柔らかくなる点が特徴です。型にはめることで、レジンのような、半透明の宝石パーツにもアレンジできますよ。

③パステルカラー樹脂粘土

3つ目は「パステルカラー樹脂粘土」です。柔らかい色味が特徴的な、ダイソーで人気の樹脂粘土となっています。ダイソーの樹脂粘土のなかでは、比較的ソフトな使用感が特徴です。淡い色味に着色されているため、フェイクスイーツ作りにおすすめできます。

【セリア編】100均で買えるおすすめの樹脂粘土一覧!

①手工芸用樹脂粘土

1つ目は「手工芸用樹脂粘土」です。ビビット系の色味が特徴的な、セリアで買える大容量の樹脂粘土となっています。色味がはっきりとしているため、絵具などで着色する必要がなく、そのままフィギュア作りに使える点が魅力です。

②エンジェルクレイ

2つ目は「エンジェルクレイ」です。紙粘土のような使用感が特徴的な、ビニル系樹脂粘土となっています。乾燥させた後も、スポンジのような質感になるため、スクイーズ作りにおすすめです。

③オーブン樹脂粘土

3つ目は「オーブン樹脂粘土」です。オーブンで加熱することで硬化できる、セリアの樹脂粘土となっています。落ち着いた色味が揃っているうえ、使用感が柔らかめになっているため、アクセサリーパーツ作りにおすすめです。


樹脂粘土の基本的な使い方は?

①水を加えて粘土をこねる

清潔な水

最初に、樹脂粘土に水を加え、粘土全体をこねましょう。袋から取り出したばかりの粘土は、少し固まった状態になっています。そのまま成形をはじめると、粘土が割れてしまうことがあるのです。そのため、粘土が少し柔らかくなるように、直接水を吹きかけたり、手を少し濡らしたりしてから、粘土をこねていきます。

②成形をする

粘土を成形する様子

次に、自分のイメージする形に粘土を成形していきます。手で触っているうちに、樹脂粘土はどんどん乾燥していきますので、ひび割れを防ぐためにも、適度に水を含ませながら成形していきましょう。カッターやはさみなどで余分な部分をカットしたい時や、彫刻をする場合は、粘土が柔らかいうちの方がやりやすいですよ!

③乾燥させる

乾燥中の粘土

最後に、樹脂粘土を乾燥させましょう。乾燥の際にはUVライトなどは必要なく、風通しの良い場所で休ませるだけでOKです。紙粘土などと比べると、樹脂粘土は比較的乾燥しにくい素材であるため、じっくり時間をかけて硬化させましょう。

薄く成形した樹脂粘土の場合は1~2日、分厚く作った作品の場合は1週間を目安に乾燥させましょう。表面を少し触ったりして、乾燥具合をチェックしながら乾燥させます。もっと早く乾燥させたい場合は、ドライヤーなどを粘土全体に当てるのもおすすめです。

【キーホルダー系】100均の樹脂粘土作品の作り方一覧!

①フェイクマカロンキーホルダー

1つ目は「フェイクマカロンキーホルダー」です。ダイソーやセリアで買える、カラー樹脂粘土を使うことで、簡単に可愛いフェイクマカロンも自作できます。つまようじでしっかり粘土を掻き出すことで、本物のマカロンのピエに近い質感に仕上げることができますよ!


お好みで、ビーズやフェイクフルーツなどのパーツで、アレンジするのも良いでしょう。デコレーションも自在にできるため「本格的なフェイクスイーツを作ってみたい」という方におすすめです。

材料

  • お好みの樹脂粘土(皮パーツ用)…3袋
  • ベビーオイル…適量
  • お好みのサイズの軽量スプーン…1本
  • エンジェルクレイ…1袋
  • カッターナイフ…1本
  • つまようじ…3本
  • キーホルダー用金具(9ピン・チェーン)…1個ずつ
  • アクリル板…1枚

作り方

  1. 皮用の樹脂粘土をこねたら、半分に分けて丸めておきます。
  2. 丸めた樹脂粘土を、それぞれベビーオイルを塗った軽量スプーンに敷き詰めたら、スプーンから粘土を取り出します。
  3. アクリル板(または透明な皿・フタでも良し)を押し当てて、平らにならします。
  4. 板を押し当てた面の反対側から少し上の部分に、カッターナイフで線を付けます。
  5. カッターナイフで付けた線の下を、束にしたつまようじで、粘土を外側に向かって掻き出します。
  6. もう片方の皮用樹脂粘土も、同じように作ります。
  7. 軽量スプーンに、エンジェルクレイを敷き詰めたら、取り出し、2枚の皮に挟みます。
  8. キーホルダー用金具を挿し込み、チェーンを繋げたら完成です。

②パンケーキキーホルダー

2つ目は「パンケーキキーホルダー」です。樹脂粘土を指で丸め、着色するだけで作れる、初心者向けのアイデアとなっています。半透明のレジンをシロップ代わりに使うことで、よりリアルな見た目にアレンジできる点が魅力です。UVレジンは、専用ライトを使わなくても、太陽光に当てることで硬化しますよ!

材料

  • ビビットカラー樹脂粘土(白)…1袋
  • アクリル絵具(黄色・黄土色・茶色)…それぞれ少々
  • ローラー…1本
  • 針・つまようじ…1本ずつ
  • アイシャドウチップ…1本
  • カッターナイフ…1本
  • ダイソーUVカラーレジン(オレンジ)…少々
  • 手芸用ボンド…少量
  • キーホルダー用金具(9ピン・チェーン)…1個ずつ

作り方

  1. 樹脂粘土を袋から取り出し、全体を指でこねたら、樹脂粘土に、黄色のアクリル絵具を乗せ、全体が色付くまでこねます。
  2. パンケーキの枚数分、樹脂粘土を分けます。この時、小指の先程度の量をちぎって、別で残しておきます。
  3. ローラーで樹脂粘土を平たくのばし、縁の部分を指でなだらかにします。
  4. 粘土の表面と縁に、針・つまようじを軽く刺して跡をつけます。
  5. アイシャドウチップに、黄土色のアクリル絵具を乗せ、粘土の表面を軽く叩くように色付けします。
  6. 同様に、茶色のアクリル絵具をチップに乗せ、叩くように色付けします。
  7. 作りたい枚数分作ったら、それぞれをボンドで貼り合せます。
  8. 残った樹脂粘土を、カッターで四角くカットしたら、パンケーキの一番上にボンドで接着します。
  9. 9ピンを縁部分に挿し込み、チェーンを取り付けます。
  10. UVレジンを、つまようじに取って、少しずつパンケーキの上に垂らしたら、乾燥させて完成です。

ここでは、樹脂粘土を使ったキーホルダーの作り方を紹介していますが、他にも様々な手作りアイデアが存在しているのです。関連記事では、手作りキーホルダーの作り方アイデアを、まとめた記事を掲載しています。

【アクセサリー系】100均の樹脂粘土作品の作り方一覧!

①樹脂バラピアス

1つ目は「樹脂バラピアス」です。指で広げた樹脂粘土を重ねていくだけで作れる、簡単なハンドメイドアイデアとなっています。重ねた花びらを、外側に軽く曲げることで、より生花に近い見た目に作れますよ!ここではピアス金具を付けていますが、パーツを替えるだけで、イヤリングやネックレス用パーツにもなります。

材料

  • お好みの色の樹脂粘土…1袋
  • つまようじ…1本
  • ラップ…適量
  • 手芸用ボンド…少量

作り方

  1. 樹脂粘土を手でしっかりこねたら、1.5cm程度の大きさになるように12等分し、それぞれ丸めます。
  2. 1つを残し、乾燥しないようにラップに包んで保管します。
  3. 指で雫の形にのばし、花の芯を作ったら、つまようじを中心に刺します。
  4. ラップから1枚ずつ粘土を取り出し、指で1.5cm幅の花びらになるように広げ、上部を潰さないように芯を包みます。
  5. 先程巻いた粘土の巻き終わり部分を隠すように、同じ手順で次々と花びらをつけていきます。
  6. 上から見た時のバランスを見ながら、花びらを付けたら、反り具合を調整し、つまようじを外し、根元をボンドで固定します。
  7. 最後に、ピアス金具をボンドで取り付けて完成です。

②おゆプライヤリング

2つ目は「おゆプライヤリング」です。おゆプラの透明感を活かした、簡単でおしゃれな手作りアクセサリーアイデアとなっています。お湯で柔らかくしたおゆプラを、成形するだけで作れるため、初心者にも挑戦しやすいアイデアです。

材料

  • お好みの色のおゆプラ…2本
  • お好みの型…1つ
  • 9ピン…2個
  • イヤリング金具…1セット
  • お湯…150ml

作り方

  1. おゆプラを取り出し、沸騰させたお湯に浸します。
  2. 柔らかくなってきたら、菜箸などで取り出し、水気を取ります。
  3. おゆプラが柔らかいうちに型に敷き詰めて成型し、9ピンを挿し込みます。
  4. しばらく乾燥させたら、イヤリング金具を取り付けて、完成です。

100均の樹脂粘土を使ってハンドメイドを楽しもう!

100均には他にも、様々なハンドメイド作品に使える樹脂粘土がたくさん販売されているのです。「自分オリジナルの作品を作ってみたい!」という方は、ぜひ今回ご紹介した100均の樹脂粘土を使ってみましょう。

100均では、樹脂粘土だけでなく、様々な種類の粘土を扱っています。関連記事では、100均でおすすめの粘土を、まとめた記事を掲載していますので、ぜひこちらもご覧ください。

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