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新人教育のコツは?イキイキとさせる方法とデキる部下にする育て方

更新:2019.06.24

新人教育。入社してある程度の年数になってくると誰でも経験したことあるはず。新人に仕事を教える、と一言で言ってしまうと簡単に聞こえますが、相手も人間。どうして自分が新人教育を任されることになったのか、理由が気になる人もいるでしょう。性格も持っているスキルも人それぞれ。そんな新入社員の上手な育て方のコツと、イキイキとした仕事のデキる部下にする方法をご紹介します。

新人教育の担当になった!まずは何をすればいい?

仕事の流れをまとめておく

仕事をまとめておく

新入教育を任されたら、まずは今の仕事の流れをまとめておきましょう。営業ならリスト化してアポをとり契約に至るまでを、サービス業なら一日の流れを、事務職なら締め日までの業務を時系列にまとめておきます。新入社員がそれを見て「ここの仕事はこんなことをするんだな」とわかるようにしてあげるためです。

社員の名簿、主な取引先の一覧を新人教育の前に準備

名簿を準備

入社したてのころは取引先の社名どころか社員の名前を覚えるのも大変。筆者も新人の頃、電話を受けてそれが顧客なのか社内の人なのかわからず、大事なお客様に「お疲れ様です」と言ってしまったことがあります。連絡を取ることの多い社員や、取引先の名前は教えておいてあげると来客や電話対応もスムーズにできますね。

いずれ任せたいこと、共同で進めることを決めておく

任せたことを決めておく

これはいずれ新入社員に任せたい、これは一人ではキツいので一緒に進めていきたい、これは社員みんなでやるもの、と新人教育する前にある程度分類しておくとよいでしょう。「この仕事はいずれ任せるから!」「この仕事は一緒にチェックする気負わなくて大丈夫」と言ってあげると新人さんも緊張の中にもホッとできます。

そもそも新人教育を任される理由とは?

新人教育を任される理由①新人の手本となるから

新人教育を任されるキャリアウーマン

勤務態度が良い、仕事との向き合い方を新入社員にも見習ってほしいといった理由で新人教育を任される人は多いです。上司とコミュニケーションを頻繁にとっていてコミュニケーション能力に長けている、業務の進め方や新しいプロジェクトの生み出し方が参考になる、といった点が評価されて新人教育に抜擢されたのでしょう。

仕事がバリバリできるキャリアウーマンは新入社員憧れの的です。新人教育を任されたら、せっかくならキャリアウーマンと評される女性になってから担当したいものですね。下記の記事でキャリアウーマンの特徴となるための大切なことを紹介しているので、ご参照ください。

新人教育を任される理由②新人教育を通じて仕事を見つめ直してほしいから

新人教育の準備をする女性たち

新人の手本になるから、といった理由だけで新人教育を任されるばかりではありません。誰かに仕事を教えるということは、仕事で大切なことなどを把握していないといけません。新人教育のための準備段階で、もっと効率的な仕事の進め方はないかなどに気づくかもしれません。

新入社員の教育スタート!最初の印象がコツ

この仕事は楽しくてやりがいがあることを伝える

楽しさやりがいを伝える

何もわからず不安と期待で入社してきた新入社員。まずは「この仕事は楽しいんだよ!」「大変だけどやりがいがあるんだよ!」ということを伝えましょう。先輩がつまらなそうに仕事をしていたら、新入社員だって頑張るぞという気持ちが滅入ってしまいます。新入社員は先輩の仕事している姿をとにかく目で追っているもの。

優しいだけの先輩にはならない

厳しい先輩なろう

新入社員に好かれようとおべっかばかり使ったり、甘やかし過ぎは新人教育にはタブーです。仕事とプライベートを分けることがまだできない新入社員も。職場は学校やバイト先とは違います。これから会社の看板を背負って責任を持って仕事をしてもうらうためにも、時には心を鬼にして厳しい先輩になることも新人教育のコツ。

居場所を作ってあげる

居場所を作ってあげる

入社したてのころは仕事もあまり任せてもらえず、先輩達の会話の輪にも入れず、孤立した思いをすることも多いもの。簡単な入力作業やファイリングなどの仕事をさせたり、同僚との会話中に新入社員にも話を振ってみたり、自分が仕事をしていたら「こんな仕事もするんだよ」と隣で見せるなど、居場所を作ってあげましょう。

報連相はしっかりとさせるのが新人教育のポイント

報連相

何が大事なことで何がそうじゃないのまだ判断ができない新人教育。とにかく報連相は徹底するように指導しましょう。小さなことでも報告する、何かあったら必ず連絡する、疑問点はどんなささいなことでも独断で判断せずに相談する。ちょっとしたことが大きなミスにつながらないようにするためにも報連相は大切な方法です。

新卒の新入社員の育て方ポイント

簡単に仕事を辞めてしまう今どきの子たち

仕事を辞めてしまう子たち

新卒の新入社員はまだ学生気分が抜けずにいるもの。皆さんも当時は同じでしたよね?何もわからないのが当たり前な新入社員。社会人としての基本的なルールは守るように指導しつつ、最初は少しだけ大きな目でみてあげることも新人教育のコツ。少しづつ社会人へシフトさせるような育て方を。

学生気分から社会人へとシフトさせる

学生から社会人へ

上司と合わない、自分のしたい仕事ができそうにない、などと言ってすぐに辞めていった新入社員の話をよく聞きます。どこに行ってもいろいろな上司はいるし、やりたくない仕事をさせられることもあるし、理不尽なことだってたくさん。それをわからせてあげるのが上手な育て方。自分のそんな経験を話してあげるのも方法。

案外難しいマナーの新人教育

マナー教育

新人教育の一環としてマナー教育を取り入れる企業が多くあります。お辞儀一つから言葉遣いや電話対応など。どうしても普段の癖が出てしまいなかなか難しいところ。電話対応をさせてダメ出ししてしまうと電話に出るのが怖くなってしまう新人が多いとか。〇〇さんの対応が上手だから聞いててみて、とアドバイスするのもコツ。

働くことのの楽しさと厳しさを知ってもらう

働く楽しさ厳しさ

電話対応で先方にお礼を言われた、作った書類が見やすいと褒められた、そんな小さなことが新人教育のやる気につながります。逆に、言葉遣い一つで信用を失ったり、数字一つのミスで大きな損失になったりすることも指導しましょう。どんな小さな仕事でも、丁寧に責任を持ってやることを教えることがいい部下の育て方のコツ。

とにかくいろいろ仕事をやらせてみる

いろいろやらせてみる

新入社員が少し仕事に慣れてきたら、どんどんいろいろな仕事を回してみましょう。小さな仕事でも一つ一つクリアしていくことで自信につながります。そんな中で得意そうな仕事があれば「これは今度からあたなの担当ね!」と任せてあげると、新入社員も認められたという気持ちになり仕事へのモチベーションもあがるでしょう。

仕事を与えすぎてキャパオーバーにしてはダメ

キャパオーバー

いろいろな仕事をさせてみることは大切ですが、新入社員は同時にいくつもの仕事を抱えるとキャパオーバーになりパニックになってしまうもの。焦ってしまい「私は仕事ができない」とネガティヴになってしまうことも。一つの仕事が終わりそうな頃を見計らって次の仕事を与えるようにしてあげましょう。

新入社員がキャパオーバーにならないよう気をつけることはもちろんですが、新人教育に張り切ったり、自分の業務を抱え込み過ぎて自身がキャパオーバーになることも考えられます。下記の記事でキャパオーバーになった時の対処法を紹介しているので、ご参照ください。

中途で入ってきた新入社員への新人教育のコツ

年上の新入社員

年上の新入社員

時には中途採用で自分より年上の人に新人教育することになることもあります。それでもその人はここでは新入社員です。年上だからと遠慮はせずに指導することです。相手もそれはわかっているはず。仕事の上では先輩だけど人生の上では後輩ですね!な柔軟な対応で上手にコミュニケーションも取って

経験豊富で高いスキルを持つ新入社員

スキルの高い新入社員

社会経験が豊富で仕事の上で高いスキルを持つ人の新人研修を任された場合。なかなか難しそうですが、やはりここでは新卒と同じ新人です。高いスキルを持っていても仕事の流れはわかりません。きちんと仕事を教えつつ、高いスキルを発揮できるところは発揮してもらえるように仕事を任せていきましょう。

ここでのやり方を教えつつプライドを気付つけない

プライドを傷付けない

いくら高いスキルを持っていたとしても、その会社によって仕事のやり方は違います。勝手に仕事のやり方を変えられて他の社員が困ってしまうことも。だけど高いスキルはぜひ発揮してもらうのも方法。パソコンが得意ならエクセルデータを簡単に計算できるように仕様を変えてもらうなど、一緒に仕事を良くしていく育て方で。

年上の新入社員との付き合い方

ランチ

仕事上では先輩だけど年上。敬語を使うべき?会計時にこちらが払ったら嫌がる?悩みますね。臨機応変で良いと思います。相手が敬語を使わないならこちらも砕けた言い方をしてみるとか、ランチも「たまには奢ります〜!」くらいで。相手もきっと同じように気を遣っているでしょうし「敬語はやめません?」と提案してみても。

新入社員の性格と個性を上手く生かす新人教育の方法

人見知りな新入社員

人見知りな新入社員

自分から話しかけられない、人見知りで大人しい新入社員の育て方。わからないことも人に聞けずに一人で困ってしまうタイプ。そんな新入社員には時々声をかけてあげるに尽きます。「わからない箇所はメモを貼って持ってきてね」と伝えてから仕事をさせるのも方法。話すことが苦手なら最初は書いてもらえばいいんです。

下記の記事では人見知りの特徴を紹介しています。人見知りの心理が分かれば、人見知りの新入社員との接し方が分かるでしょう。人見知りの克服方法も紹介しているので、人見知りなのに新人教育を任されたという人も参考にしてみてください。

目立ちたがりな新入社員

目立ちたがりな新入社員

時たまいますね、目立ちたがりの元気な新入社員!パワーがあっていいと思います。外回りに連れて行きたい貴重な人材です。そんな新入社員には他の新入社員を引っ張ってもらう役割を任せてみましょう。その新入社員を中心にミーティングをさせて仕事の疑問点などを話し合わせることもこちらの新人教育をスムーズにする方法。

新入社員の個性を上手に使う

個性を上手に使う

人それぞれ個性が違います。得手不得手も違います。その個性を見抜いて活かせるように持っていくのが新人教育のコツ。いろいろな人と接させてみたりいろいろな仕事をさせてみるのも方法です。その中でこの人にはこれが合うなという仕事があればどんどん任せればいいし、苦手そうならそこを重点的に教えてあげましょう。

「褒める」「叱る」どう使う?

新入社員の教育に「褒める」ことは必須

褒める

誰でも褒めれらたら嬉しいし、もっと頑張ろうと思うもの。特に、入社したてのまだ不安な新入社員は褒められたらなおさら嬉しいものです。「今の電話対応、すごく感じ良かった!」「この書類上手にまとまってるね」などと小さなことでも褒めて育てましょう。次はもっと良くしよう!と思わせるのも新人の育て方の方法。

注意すること指摘してあげることも大切

注意してあげる

もちろん、仕事のミスや間違ったことをしたら注意することは当たり前です。仕事のやり方を見てやりやすい方法を指摘してあげることも大切です。誰でもミスはするもの。頭ごなしに叱らずまずは丁寧に指導してあげましょう。ミスが多い新入社員なら、メモを取るよう促したり日報を書かせることも方法。

叱る時は逃げ道を作ってあげる

叱る

社会人としてのルールを守らない、同じミスを繰り返し改善しようとしない。そんなときはきちんと叱るべき。「これくらいは平気だろう」と軽い気持ちでしてしまったことかも知れませんが、守るべきところはしっかりと指導しましょう。重大な違反なら別ですが、「次はこうしてね」と最後に逃げ道を作ってあげることも必要。

ちょっとした一言が新入社員を救うことも

一言が新入社員を救うことも

毎日が不安の新入社員たち。少しのことに一喜一憂してナイーブになっているもの。ちょっとしたことで心が折れそうになったりもします。そんなときアドバイスと一緒に「大丈夫だよ」「気にしない!」「私も最初はそうだったんだよ」と一言添えてあげましょう。何気ない一言が新入社員の心を救うこともあるんです。

新人教育しながら自分も「◯◯できる先輩」になろう!

仕事のデキる先輩になる

仕事のできる先輩

そばにいる先輩が毎日楽しそうに仕事をこなしていたら「自分もこうなりたい」「この人に教われば自分もこんなふうになれるかも」と思うことでしょう。教育する側の自分も、自信と誇りをもって仕事をしたいですね。時には失敗しても挽回を繰り返す、そんな先輩も素敵なものです。

何でも相談できる先輩になる

何でも話せる先輩になる

仕事にしてもプライベートにしても、心を割って話せる先輩がいたら心強いもの。会社は友達をつくる場所ではないなんて言われたりもしますが、社内の人間関係はやはり重要。退職の理由の上位にはいつも『人間関係』が上がります。落ち込んでいたり元気のなさそうな新入社員を見かけたらさりげなく声をかけてあげましょう。

憧れの先輩になる

笑顔と気遣い

憧れの先輩というと完璧に仕事をこなしてプライベートも充実している、そんな先輩や上司を想像しますが、気遣いができる、いつも笑顔で仕事をしている、後輩たちはそんなあなたのちょっとした姿を見て目標にし成長していくことでしょう。あなたがお手本になることが新入社員の育て方の方法でもあります。

新人教育でイキイキとした仕事のデキる部下に!

部下の評価は自分の評価

部下の評価はあなたの評価

自分が新人教育を担当した子たちがいろいろ失敗しながらもどんどん育っていくのを見るのは嬉しいもの。新人たちが誰かに褒められていたら、自分が褒められているような気持ちにもなりますね。そして、「人を育てる力」「まとめる力」は社内でも高く評価されます。新人教育をすることであなたもスキルアップできます。

いずれは仕事のパートナーになるかも!

いずれは仕事のパートナーに

新入社員たちがイキイキと楽しそうに働いていたら、新人教育は半分成功と言えるでしょう。新入社員たちはこれからいろいろな失敗や成功を繰り返し、どんどん仕事を覚えていつかはあなたの仕事の良きパートナーになるかもしれません。それを目標にあなたの知識と思いをこれからも新入社員たちに伝えていきましょう!

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BELCY編集部

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