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古い除光液の捨て方|ネイルリムーバーの瓶の処分や使い方は?

更新:2019.06.21

もう使わなくなった古い除光液や、ネイルリムーバーの捨て方を知っていますか?容器は燃えるゴミでOK、中身は水道に流せば良いと思っているなら要注意です。除光液以外の化粧品も含めて、正しい処分方法を知っておきましょう。また捨てる前に、再利用できないかもチェックです。おすすめの使い方も一緒にご紹介します。

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古い除光液や使いかけネイルリムーバーの捨て方|瓶の処分方法は?

除光液の中身を排水口に流す捨て方はNG!

様々なスキンケアアイテム

除光液の中身は、ネイルリムーバーとして使っている時からも独特の臭いがしますよね。しかし液体だからといってそのまま排水口に流す捨て方はNGです。そもそも臭いが残りますから、流した場所にいるのが不快になってしまいます。

POINT

除光液は環境破壊!公共料金もばかにならない

臭いを完全に消すにはたくさんの水が必要です。仮にトイレやお風呂場のように、排水の多い場所であっても、消臭には時間がかかるでしょう。またたくさん水を使えば、水道代の請求もあがります。そもそもゴミの分類上では、除光液は特別廃棄物と呼ばれます。自治体の方法に従って処分しないと環境破壊になることもあるんです。

さらに一軒家ならまだしも、マンションなどの集合住宅では排水管が近隣の部屋と共通になっているケースもあります。その場合、除光液の臭いが排水管を同じくするほかの部屋にも及ぶ可能性が高く、異臭騒ぎなどの迷惑になりかねません。中身の処分は安易に行わないようにしてください。

除光液の中身は布や紙で拭き取って処分する捨て方で

ネイルケアをしてもらう手

除光液やネイルリムーバーは、まず自治体ごとの捨て方を確認しましょう。その上で、もし可燃ごみとして出すことが可能なら不要な紙や布に除光液を浸す捨て方がおすすめです。処分の際は剥き出しだとやはり臭いが気になってしまいますから、密封できる容器に入れて出しましょう。容器が可燃なら容器ごと出しても良いですね。

もし除光液の分別や捨て方が面倒なら、今後は代用品でネイルケアを行うのも1つの手です。次に紹介しているページでは、9つの代用品が採り上げられています。うっかり除光液を買い忘れた時にも役立つので、どんなものが代用可能かチェックしておきましょう。

瓶はきれいに洗えたら処分でなくリサイクルする捨て方もあり


並んでいる瓶

容器が缶や瓶など、可燃以外の場合もまずは自治体の捨て方をチェックします。可燃と分別して出す場合は、除光液の中身をしっかり拭き取ってからにしてください。水だけでのすすぎ洗いは、流した水がやはり臭いの原因になってしまうため、不要になった布や紙でできる限り拭き取りましょう。

もし中身を残すことなくきれいに洗えたら、燃えないゴミの日に出すのではなく、リサイクル回収に出すことをおすすめします。リサイクルの場合は汚れがひどいと受け取ってもらえませんが、捨てるよりは再利用してもらう方が環境にも優しいです。

リサイクルは自治体のほか、専門業者への依頼やスーパーのリサイクルボックス利用などいくつか選択肢があります。また製造メーカーで容器を回収・同じ製品への再利用を行っていることもあるので、利用しやすいリサイクル方法を探してみましょう。

古い使いかけ除光液の使い道や使い方は?

ネイルパーツの再利用が可能

ネイルストーンでデコ

指や爪の洗浄としては使えなくても、古い除光液やネイルリムーバーはまだ様々な使い方が可能です。その1つが、ネイルに用いたパーツの再利用。マニキュアのような液体は洗い落としてしまいますが、ラインストーンなど個体のパーツは、きれいにすることで再び使うことができます。繰り返し使ってパーツを節約しましょう。

ネイルリムーバーはこびりついたシールやテープも剥がせる

除光液を垂らす女性

ネイルリムーバーは名前のとおり、爪に付着したマニキュアなどを剥がすアイテムです。しかし実はマニキュア以外にも剥がす使い方を可能としており、その代表格がシール。お子さんがいたずらで貼ったものや、部屋の掃除、模様替えなどで変えたい時に役立ちます。


ただし、ティッシュなどでこするように落とすため、剥がしたシールはもとの形やデザインと保てません。シールそのものを処分しても構わない時に使いましょう。

古い除光液でマジックペンが復活!

蓋のあいたペン

再利用はネイルパーツだけでなく、マジックペンに対しても行えます。油性のペンの場合、書けなくなる主な理由は、インク切れかインクの乾燥の2通りです。このうち後者が除光液で対処できるます。除光液の使い方はペンにつけるだけです。インクは正確に言うと、乾いて固まった状態なので、除光液で溶かせばまた使えます。

除光液の使い方次第で鏡の掃除も可能

手鏡を覗いている女性

除光液の意外な使い方では、鏡の掃除もあります。特に洗面台やお風呂場の鏡は、白い汚れがこびりついて見えなくなりがちです。もし自宅の鏡が同じ状況なら、まず鏡を乾かしてからティッシュや雑巾などに除光液をつけ、気になる場所を磨きましょう。ピカピカの鏡が復活します。臭いがこもる場所は換気も忘れでないください。

ただし、洗面台やお風呂場の素材によっては、除光液やネイルリムーバーの使用がNGの場合もあります。使えない場合は洗面台やお風呂場、また備え付けられている各パーツに「除光液不可」のようなの注意書きが記載されています。鏡の掃除を行う前に、予め確認しておいてください。

下の記事では、ほかにもある鏡の掃除方法が記載されています。汚れ落としだけでなく曇防止策、またうろこ汚れのような、お風呂場全体の洗浄方法も紹介しているんです。次のお風呂掃除は、以下の方法を参考に、悩んでいる汚れをまとめて対処してしまいましょう。

プラスチック製品への利用は本体を溶かす可能性に注意


驚いている女性

ただし上記の使い方において、1つだけ注意してください。除光液やネイルリムーバーは、性質上プラスチック製品を溶かしてしまいます。例えば剥がしたいシールを貼っている場所がプラスチック素材だと、シールだけでなくプラスチックにも影響が出ます。心配なら無理に使わず、ほかの方法で対処しましょう。

除光液によっては容器がプラスチック製のものもありますが、だからといってほかのプラスチック製用品を溶かさないとは断言できません。容器を溶かしていないのだから大丈夫だろうと除光液を使って、お気に入りのプラスチック用品にダメージを与えないよう、気をつけてください。

除光液以外の古い使いかけ化粧品の捨て方は?

使いかけで残っている化粧品は中身を紙や布に吸収

スキンケアアイテム

除光液の捨て方でも、中身を要らなくなった紙や布に吸わせて処分するとしました。これはほかの化粧品にも共通する捨て方なんです。容器が可燃タイプなら、やはり除光液同様、一緒に捨てて構いません。

もし瓶やペットボトルなど分別が必要な場合は、可燃で不要の容器か、ビニール袋などに紙や布をいれ、そこに化粧品の中身を流し込みましょう。その後容器は洗って、該当するごみ捨ての日にそれぞれ出せば完了です。

半液状の化粧品はお湯で溶かして出す

クリームを塗る女性

化粧水など完全に液体の製品は取り出しやすいですが、乳液や美容液、ジェルなどはペースト状で、流れ出てくるまでに時間がかかることもあります。さっさと出してしまいたいなら、お湯を入れて溶かしましょう。予め容器を傾けておき、処分時に中身を出しやすくしておくのもおすすめです。

固形の化粧品はくだいて燃えるゴミに

チークとブラシ

パウダーファンデーションなど、液体ではなく固体の化粧品の捨て方はより簡単です。容器から出し、くだいたら不要の紙・布に包んで燃えるゴミに出しましょう。染み込ませる必要はないので、直にビニール袋でも良いですね。ただし固体とはいえ、剥き出しのまま処分はしないように気をつけてください。

ちなみにもし手元にあるのが、使わないからくだくのではなく、くだけて使いづらくなってしまった固形の化粧品なら、捨てるのはまだ早いかもしれません。以下ではアイシャドウやチークに対して、粉々になっても再利用できる方法を紹介しています。除光液だけでなく、ほかの化粧品もまずはリサイクルを考えましょう。

固まったマニキュアは古い除光液で溶かして処分

マニキュアを塗っている手

再び除光液が役立つのが、マニキュアを捨てる時です。もともと除光液はマニキュアを溶かすためアイテムですから、瓶に入ったまま固まってしまったマニキュアの処分時にも役立ちます。除光液を瓶に入れてマニキュアを液体に戻し、あとは除光液と同じように要らない紙や布で拭き取ってしまえばOKです。

除光液の捨て方とエコな使い方をマスターして無駄のない生活を送ろう

ハッピーな女性

除光液やネイルリムーバーを始め、化粧品は好み、また年齢や肌悩みなどで使うアイテムが変わりやすいです。無くなるまで使うのが本来は正しいのでしょうが、難しい状況もあります。しかし不要になったからと言って、全て可燃ごみなんて捨て方をしてはいけません。

容器と中身の分別、リサイクルに出せるかなど、環境に配慮した捨て方を選んでください。また古いとはいえ、除光液は汚れ落としなど再利用の機会も多いです。すぐ処分するのではなく、次の掃除に使えないか考えてみましょう。せっかく購入した除光液、最後まで無駄なく使ってエコ&節約に役立ててください。

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