INDEX
どうして好きな人との妄想をするの?その心理とは?
好きな人とこうなりたいといった願望
好きな人との妄想をする心理の多くは「好きな人ともっと親しくなれたらいいな」「好きな人と付き合うことになったら、どんなに幸せだろう」と、好きな人とこうなりたいといった願望からきていると考えられます。
好きな人に想いを寄せている人の多くは、好きな人とあまり話したことがなかったり仲が良くても付き合うまでには程遠いなど、手の届かない存在であることも少なくありません。そのため、好きな人と話をしている場面を妄想し「好きな人からこんな言葉をかけられたら良いのに」と、期待を込めた妄想をしてしまうのです。
好きな人とのエピソードに浸りたい
「好きな人が笑いかけてくれた」「好きな人から嬉しいことを言われた」など、好きな人とのエピソードはちょっとしたことでも特別嬉しいものです。好きな人を目の前にしている時はもちろん嬉しいですが、この時は嬉しいというよりもドキドキして舞い上がっている状態に近いと考えられます。
そして、後になって改めて好きな人とのエピソードを思い出し、妄想に浸るのです。ふとした時に「あー、あの人の笑顔カッコよかったな」「あんな嬉しいこと言われたらもっと好きになっちゃうよ」と、好きな人の顔の表情や話の内容など、細かいところまで思い出し妄想の時間に浸ります。
POINT
妄想しながら脈ありを期待する
好きな人とのエピソードを思い出しながら「あの言葉は脈あり?」「あの人も私のこと好きなのかな?」と妄想しながら「もしかして脈ありかも?」と期待する人もいるでしょう。
妄想で現実逃避している
好きな人との妄想をすることで、現実逃避をしている人もいるでしょう。「好きな人ともっと親しくなりたい」「付き合いたい」という願望はあっても、現実はほとんど話せなかったり緊張から好き避けしてしまうなど、好きな人を目の前にすると思うように行動できない人も少なくありません。
すると「あー、今日も好きな人と話せなかった」「好きな人に近づきたいけど、こんな私じゃ迷惑だよな…」と自分に自信がないために落ち込んでしまうでしょう。そんなことを何度も繰り返すうちに「自分なんか好きな人に相手にされるわけがない」と思い込み、現実では好きな人に近づくことを諦めます。
その代わりに、妄想の世界でたくさん好きな人を考えるのです。妄想は、誰にも知られず自分が好きなようにストーリーを考えることができます。現実ではうまく話せず挙動不審になっていても、妄想では好きな人と談笑したりデートするなど理想の関係でいられます。
好きな人を妄想するのはどんな時?
恋愛ドラマを観た時
多くの人が、恋愛ドラマを観た時に好きな人を妄想するのではないでしょうか?「切ない片思い」「恋のライバル登場」など、恋愛ドラマは今置かれている自分の状況と似ている場面が多いですよね。そんな自分と重ね合わせて、ドラマの主人公になった気持ちで夢中になる人もいるでしょう。
また、恋愛ドラマは「初めは片思いでも次第に相手も惹かれていく」「実はお互いに両想いだった」など、嬉しくなるような展開になるパターンが多いため、「自分も好きな人とこうなりたい」とドキドキしながらドラマにハマるのです。
周りのカップルを見た時
学校や職場で身近にいるカップルを見た時や、街でデートしているカップルに遭遇した時など、好きな人を妄想してしまうものです。周りのカップルを見て、羨ましくもあり悔しくもあり、なんとも複雑な気持ちになるのが人の心理です。
「いいな、あのカップルみたいに私も好きな人とラブラブになりたい」と、目の前にいるカップルを自分と好きな人に照らし合わせて妄想する人もいるでしょう。また「私はずっと片思いなのに、カップルなんて見たくない」と苛立ちを覚える人もいるのではないでしょうか。
嫌なことがあった時
学校や職場の人間関係や、友人との間で嫌なことがあった時も、好きな人を妄想する人は多いでしょう。心理的には二つ考えられ、まず一つは「嫌なことがあった時は好きな人に慰めてもらいたい」といった心理が表れます。少しくらい嫌なことがあっても、好きな人に慰めてもらえればそれだけで元気になるものですよね。
そしてもう一つは、嫌なことがあったと同時にすべてに対しての自信を失い、好きな人を想う自分さえ嫌になるパターンです。人は落ち込むことがあると、何もかもが嫌になり敵に見えてしまうものです。そのため「こんな自分は好きな人にも嫌われる」とマイナスな妄想をしがちです。
イベント事があった時
誕生日やクリスマスなどイベント事があった時には、好きな人を妄想する人がほとんどではないでしょうか。カップルの多くは、誕生日やクリスマスを一緒に過ごします。「好きな人に誕生日祝ってもらえたらな…」「クリスマス一緒に過ごせたらどんなに幸せだろう」と、好きな人と一緒に過ごしている場面を妄想するでしょう。
一方、イベントにはマイナスな妄想が付きまとい憂鬱になる人もいます。「好きな人はいったい誰とクリスマスを過ごすのだろう…」と、好きな人が他の異性と過ごすことを勝手に妄想してしまい、イベント事が嫌いになっている人もいるでしょう。
眠りに付く前
人は眠りに付く前に、その日あった出来事や気になることを思い出す傾向があります。そのため、眠りに付く前には好きな人を妄想する人も少なくありません。また、ベッドに入った時にスマホを見る習慣がある人も多く、スマホで好きな人とのLINE履歴を見ながら妄想する人もいるでしょう。
また、眠りに付く前には、好きな人とのキスシーンやセックスしている所を想像する人も少なくありません。実際にキスやセックスはベッドで行われることも多く、自然と連想してしまうのだと考えられます。
POINT
寝具や縫いぐるみを好きな人に例える人も多い
ベッドに入り、近くに置いてある枕や布団・縫いぐるみなどを抱きしめながら、好きな人と抱き合っているシーンを妄想する人も実は多くいる。
好きな人とのどんな場面を妄想するの?
告白される・告白する場面
好きな人ができると、初めは淡い恋心でも次第に想いが強くなり、付き合いたいと考えるようになるものですよね。積極的な人であれば「好きな人に告白したい」と思うでしょうし、受け身な人ならば「好きな人が告白してくれないかな」と期待します。
告白しようと思っている人は「いつ・どのタイミングで、どんな言葉で告白するのか」を考えます。そのため、告白のシュミレーションを妄想し作戦を練ります。また、告白を待つ人は「こんな言葉で告白されたいな」「あんなシチュエーションがいいな」といった理想を妄想するでしょう。
デートしている所
デートは好きな人との関係を発展させるための第一歩です。そのため、好きな人と食事している場面や手を繋いでショッピングしている所など、好きな人とのデートシーンを妄想する人は多いでしょう。
キスシーン
「好きな人はどんなキスをしてくるのだろう」「好きな人の唇の感触ってどんな感じかな」と、好きな人とのキスシーンを妄想する人も多いでしょう。
セックスしている時の状況
好きな人と妄想で何よりも気持ちが高まるのは、セックスしている妄想をすることでしょう。「好きな人とこんなセックスがしたい」「好きな人に抱かれたい」といった想いを張り巡らせ、妄想の中ではすでに好きな人とセックスしている人も少なくありません。
結婚し夫婦になった場面
好きな人ができると、その人との将来を夢見て結婚の妄想をする人もいるでしょう。挙式の時のウエディングドレス姿や指輪の交換シーンなどを妄想したり二人で暮らす新居を考えたりと、好きな人との憧れの結婚生活を期待するのです。
子供ができた時の場面
好きな人ができると、その人との子供ができた時のことを妄想する人もいるでしょう。「あの人に似たら子供は可愛いだろうな」「あの人は子煩悩な親になるのかな」と、子供の顔や好きな人が親になった時の妄想までします。そして、好きな人と一緒に育児をしているシーンも想像し、幸せな気分に浸るのです。
好きな人を妄想することによって起こるメリットとは?
二人のこれからをシュミレーションできる
好きな人との妄想をすることで、これから二人がどんな関係になっていくのかをシュミレーションできます。「どんなタイミングで告白するのか」「キスは付き合ってどのくらいでするか」「どこへデートに行くか」など、普段から妄想していることをそのまま実行に移しやすいでしょう。
ドキドキすることで美容効果アップ
好きな人を妄想すると気持ちが高揚します。そのドキドキ感がホルモンの働きを活発にし、美容効果がアップすると言われています。実際に付き合っていなくても、好きな人とのキスやセックスシーンを妄想することにより、美肌になったり艶っぽくなるなど魅力的になるでしょう。
テンションが上がる
好きな人の存在を妄想するだけで、幸せな気持ちになりテンションが上がるものです。何か悩みがあったりムカつくことがあっても、好きな人を妄想して元気をもらう人もいるでしょう。
好きな人を妄想することで起こるデメリットとは?
都合が良いように妄想してしまう
妄想は誰にも悟られず自由にできるため、つい自分に都合が良いように考えてしまう傾向にあります。好きな人と両想いだったり好きな人から猛烈に愛されるなど、実際にはほとんど会話もできないような関係なのにかかわららず「妄想の中ではすでに付き合っている」というパターンも少なくありません。
あくまで妄想のまま心に留めておければ問題ありませんが、妄想と現実の判断が付かなくなり、勝手に両想いだと思い込んでしまっては危険です。
現実とのギャップにガッカリする
妄想では、好きな人とデートしたりイチャイチャしたりとラブラブな関係でも、現実は話も出来なかったり場合によっては好きな人から嫌われているケースも少なくありません。あまりにラブラブな妄想をしてしまうと、現実とのギャップに傷つき「自分はなんて恥ずかしい妄想をしていたのだろう…」とガッカリするでしょう。
妄想の世界にハマってしまう
好きな人を妄想することにハマり過ぎて、妄想することだけが生きがいになってしまう恐れもあります。何があっても現実を見ようとせず、妄想の世界にばかり浸ってはそこから抜け出せなくなるでしょう。
好きな人とのキスやセックスを妄想する心理まとめ
いかがでしたか?このように、好きな人を妄想する理由にはさまざまな心理が隠されています。その多くが密かな願望であったり、日ごろの不安などから表れていると考えられます。ハマり過ぎは良くありませんが、適度に妄想することで片思いを乗り切るのもアリではないでしょうか。
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