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簡単にできる煮洗いの方法!時間や洗剤は?重曹でもキレイになる?

更新:2019.06.21

煮洗いは手間がかかるものだと感じている方はいませんか?煮洗いの方法はとても簡単にできるだけでなく、除菌・漂白もできます。嫌な臭いがする布巾やタオルと煮洗いでさよならできます。今回は煮洗いの簡単な方法やかかる時間、使用する洗剤、重曹を使った煮洗いの方法をご紹介します。

煮洗いの方法とは?

臭いの原因

臭う

洗濯物が臭うときはありませんか?雑巾のような臭いや生乾きの臭いは、「モラクセラ菌」という細菌が原因です。モラクセラ菌によって、洗濯物の嫌な臭いが発生します。モラクセラ菌は、私たちの体内や空気中にもいるような菌なので、私たちが健康である限り無害です。しかし、免疫力が低下してるときは有害です。

モラクセラ菌は、紫外線に強い細菌なので、洗濯物の繊維に入ってしまったらなかなか死ぬことがありません。菌が死ななければ、いつまでも臭いが残ってしまいます。私たちが健康であれば無害と言われても、フェイスタオルが臭うと不快感がありますよね。臭いの原因である細菌を取り除くためには、「煮洗い」がおすすめです。

紫外線に強いモラクセラ菌ですが、熱に弱い性質があります。煮洗いは、文字通り「煮る」という方法でので、モラクセラ菌を熱によって死滅させることができます。臭いの原因となるモラクセラ菌が死滅してしまえば、タオルなどは臭わなくなります。めんどくさいと感じるかもしれませんが、「煮洗い」の方法はとても簡単です。

煮洗いの効果

洗濯物

嬉しい煮洗いの効果

  • 漂白剤を使わなくても白くなる
  • 殺菌効果がある

煮洗いには、上記の2つの効果が期待でします。まず漂白剤を使わなくてもタオルや衣服が白くなります。白い衣服は特に汗ジミや黒カビ、黄ばみが目立ちますよね。漂白剤を使えば、白くきれいになりますが、色柄物は塩素系漂白剤を使うことはできません。また、漂白剤を使うと衣類やタオルの繊維を傷める原因になります。

塩素系漂白剤は簡単な方法ですが繊維を傷めます。煮洗いは、方法さえ間違わなければ、衣類やタオルの繊維を傷めることは少ないです。肌が弱い人や子どもにとって煮洗いは汚れを落とすのに安全な方法です。大切な衣類を長く着るためにも煮洗いはおすすめです。塩素系漂白剤を使わなくても汚れがきれいに落ちてくれます。

次に殺菌効果があります。「煮」の漢字からわかるように、衣類やタオルを「煮」ます。熱湯で煮るので、細菌が死滅します。臭い原因となっていたモラクセラ菌も熱に弱いので、煮洗いで死滅します。正しい方法で行えば殺菌効果が期待できます。

煮洗いの方法で洗える素材と洗えない素材は?

綿は煮洗いできる

干す

煮洗いをする際には、衣類などの洗濯表示を確認しましょう。煮洗いで洗う方法が向いていない場合は、衣服をダメにしてしまう可能性があるので、気を付けたほうが良いです。煮洗いの方法で洗える素材ですが、「綿・木綿」はできます。また、「麻」も煮洗いができます。綿などの食物繊維は煮洗いの方法が使えます。

次に、「麻」も煮洗いをすることができます。麻を洗濯してしわが付いてしまった経験はありませんか?麻は通気性も良く夏場に着る方も多いでしょう。丈夫な素材なのですが、しわが付きやすいです。麻がしわにならないような方法は、煮洗いがおすすめの方法です。煮洗いであれば、しわができにくく気軽に着ることができます。

綿や麻のように植物性繊維は丈夫なので、洗濯方法として煮洗いに向いています。洗濯表示に綿や麻100%と表示されていれば、遠慮なく煮洗いの方法できれいにしましょう。ただし、煮洗いする場合色落ちがするものもあるので、白と柄物は分けましょう。特に重曹ではなく、洗剤を使って煮洗いする場合は注意が必要です。

おしゃれ着や化学繊維は煮洗いできない

おしゃれ

私たちが来ている服でよく見かけるポリエステルなどの化学繊維は洗濯方法として煮洗いには向いていません。化学繊維は熱に弱い性質があります。そのため煮洗いをすることで繊維を傷めてしまう可能性があります。ウールや毛など動物性繊維の洗濯方法に煮洗いは向いていません。理由は化学繊維と同じで熱に弱いからです。

おしゃれ着と言われるような「手洗い」や「ドライクリーニング」のような洗濯方法をするものは、基本的に煮洗いには向いていないことが多いです。素敵な服は専門家にお任せするほうが長持ちします。

煮洗いをする前に準備するもの

合成洗剤ではなく洗濯石鹸を使う

石鹸

<用意するもの>

  • ステンレス製orホーロー製鍋
  • トングor菜箸
  • 洗濯石鹸(6ℓに対し大さじ1)or重曹、酸素系漂白剤

鍋やトング、菜箸は家にあるもので構いません。普段料理に使っているもので、問題はありませんが、気になる方は煮洗い専用のものを用意しましょう。私の経験上ですが、菜箸よりもトングの方がおすすめです。つかむ部分がシリコン製のトングであれば、タオルなどがつかみやすくやけどの心配も少ないです。

煮洗いに使う洗剤についてですが、合成洗剤は避けましょう。汚れが良く落ちるとされているのは洗濯石鹸です。固形と粉末対応がありますが、粉末の方がお湯に溶かしやすいのでおすすめです。日常生活のほとんどの汚れが「酸性」です。酸性の汚れは「アルカリ性」で落ちます。

洗濯石鹸はアルカリ性なので、日常生活の汚れであれば洗濯石鹸で煮洗いすればきれいに落ちます。どうしても落ちない場合は、重曹や酸素系漂白剤と合わせて使うと効果が期待でします。

簡単!!煮洗いの方法と使う洗剤と重曹

軽い汚れは重曹を使って煮洗い

重曹

掃除で重曹を使っている方もいるでしょう。煮洗いには重曹を使った方法もあります。重曹はアルカリ性なので、軽い汚れであれば十分落ちます。掃除用でも構いませんが、気になるようであれば食品グレードの重曹を使うと良いです。食品グレードであれば、粒子も細かいので、繊維の奥まで入って汚れを落としてくれます。

<重曹の煮洗いの手順>

  1. 1、鍋に水を入れて沸かす。
  2. 2、ぬるま湯になったら重曹を入れて溶かす。
  3. 3、重曹が溶けたら洗濯物を入れて5~20分煮る。
  4. 4、火を止めて触れるぐらいまで冷ましすすぐ。

重曹で洗う際のポイントですが、「よく溶かすこと」です。洗濯物を入れてから振りかけて放置してしまうと、直接重曹が付いている繊維が傷んでしまします。必ず溶かすようにしてください。また、重曹で洗うとゴワゴワすることがあります。気になる場合は、酢を入れるとゴワゴワが軽減されます。

汚れがひどい場合は洗濯石鹸を使って煮洗い

汚れ

<煮洗いの手順>

  1. 1、鍋に適量の水を入れ沸かす。
  2. 2、お湯がぬるま湯になったら洗濯石鹸を入れよく溶かす。
  3. 3、洗濯石鹸が溶けたら洗濯物を入れる。
  4. 4、洗濯物をお湯につけ5~10分ほど煮る。
  5. 5、火を止めて30分ほど放置する。
  6. 6、触れるぐらいに冷めたら、洗濯物をよくすすぎ干す。

洗濯石鹸で洗うときのポイントは「よく溶かす」ことです。夏場などは水でも溶けますが、冬など寒い時期は水だと溶けにくいので、ぬるま湯で溶かすときれいに溶けます。洗濯石鹸は50度前後の温度が一番汚れが落ちやすいのであまりにすぎないようにしましょう。

どうしても汚れが落ちない場合は、2の時点で重曹や酸素系漂白剤を足すと良いです。決して煮る時間を長時間にしましょう。繊維が傷む原因になります。

すすぎに関しては手洗いの要領でよくすすいでください。気になる場合は、洗濯機で仕上げのすすぎをすると良いでしょう。また、干す場合は、煮沸殺菌がされているので部屋干しでも十分ですが、晴れていれば天日干しだとより殺菌効果が期待できます。

煮洗いでNGなのは?煮洗いの時間は?

鍋はステンレスかホーロー製のものを使う

鍋

煮洗いで使う鍋はステンレスかホーロー製のものを使いましょう。アルミ製の鍋は最悪穴が開く可能性があります。煮洗いに使う洗濯石鹸や重曹、酢はアルカリ性になります。アルミ鍋の原料であるアルミニウムはアルカリ性に弱いです。化学反応を起こし穴が開く可能性があるので、アルミ鍋は使わないようにしましょう。

長時間は煮ない

ランドリー

洗濯石鹸や酸素系漂白剤は、50度前後が一番汚れが落ちやすくなります。煮洗いは、長時間煮たからと言って汚れが落ちるわけではないので、長時間煮ないようにしましょう。また、長時間煮ることで生地の繊維が弱いところから傷んでいきます。少しでも長持ちさせるためには、長時間煮ずに短時間煮るようにしましょう。

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