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簡単に缶バッジが自作できる!100均のキットを使った作り方を詳しく紹介♪

更新:2021.03.22

自作の缶バッジが100均のキットを使って簡単に作れることをご存知ですか?缶バッジキットも材料も全て100均で揃えて、好みの缶バッジを手作りしましょう。こちらでは缶バッジの詳しい作り方だけでなく、キットのサイズや写真を使ったアレンジ等も紹介します。

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自作缶バッジに必要な材料と道具

最低限必要な材料や道具

はさみとフェルト

最低限必要な材料と道具は、はさみ、ボンド、布や紙などの缶バッジにしたいものの3つです。ボンドの種類は、木工用、布用などの手芸用ボンドをおすすめします。瞬間接着剤は乾くのが早すぎて、缶バッジの接着が難しくなるので避けた方が無難です。

缶バッジに使用する布や紙は、必ず型紙よりも大きいものを用意します。例えば57mmの缶バッジを作る時には、約10cm四方程度の布や紙を用意してください。缶バッジは裏側に折りこむ分の生地が必要なため、57mm四方の布で57mmの缶バッジは作れないことに注意しましょう。

POINT

アレンジ素材はたくさん

基本は紙や布で作る缶バッジですが、土台になる素材はシールやマスキングテープ、皮やビニールなどアレンジはたくさんあります。布に刺繍を施したり、切り絵や折り紙を貼りつけたりしたものなど、好みの材料を用意しましょう。

できれば用意したい道具

マスキングテープ

できれば用意したい道具は、両面テープと素材に合ったペンです。両面テープは布や紙の固定に使います。缶バッジのパーツAと布の間に貼れば、滑りにくく作業がしやすくなるため、失敗が減るでしょう。ペンは、型紙の印をつける時に使います。布には専用のチャコペンなど、素材に合わせたペンを使うと作業がスムーズです。

印をつけるのにおすすめなアイテム

素材 アイテム
鉛筆、ペンなど
チャコペン、色鉛筆など
ヘラ、ペンなど

紹介した材料や道具は、全て100均で入手することができます。ダイソーやセリアなどの100均には缶バッジキット以外の手芸キットが豊富です。その他の手芸キットに興味がある方はこちらの記事もご覧ください。

自作缶バッジの作り方

作り方①型紙を切る


はさみ

最初に台紙から、型紙を切り取ります。台紙には2重の円が描かれていますが、外側の点線の方を切り取りましょう。基本的にこの型紙よりも大きい布や紙であれば、缶バッジにすることができます。型紙はおおよその大きさを測るために使うので、厳密に点線に沿って切れなくても大丈夫です。

作り方②型紙に合わせて台紙を切る

裁縫

2番目は、型紙に合わせて布や紙を切り抜きます。布の上に型紙を置いて、ペンや鉛筆で印をつけてから切りましょう。綺麗に円にならなくても、切った端は缶バッジの裏側に隠れるので大丈夫です。切るのを失敗した場合でも、型紙よりも小さくなりすぎなければ気にする必要はありません。

作り方③パーツAに素材をつける

3番目は土台であるパーツAに布や紙を当てて、裏側に折りこむ作業です。この作業は、缶バッチのできばえを左右する大事な手順なので、丁寧に行ってください。詳しいやり方は次の通りです。

パーツAに布を折りこむやり方

  1. 切り取った布や紙の表面を下にして置きます。
  2. 布や紙の真ん中に、パーツAの膨らんでいる面を下にして置きます。
  3. パーツAのふちに、薄くボンドを塗ります。
  4. 表面に皺が寄らないように気をつけながら、ボンドを塗った部分に張りつけるように隙間なく折りこんでいきます。

POINT

一度折り目をつけると失敗が減る

ボンドをつける前に、一度紙や布に折りこみの癖をつけてからボンドをつけると失敗が減ります。ボンドが乾く時間に焦って紙を急いで折ると、破れや浮きの失敗に繋がりかねません。折り目をつけて皺の寄らないことを確認してからボンドをつけると良いでしょう。

作り方④パーツBをはめこむ

針と糸

最後は、パーツBをはめこむ作業です。折りこんだ布や紙の上に、ボンドを円形に一周つけます。缶バッジの絵柄の上下を確認してから、パーツBをはめこみ、ボンドが乾けば完成です。この時つけるボンドが多すぎると、缶バッジの隙間から接着剤がはみ出すので注意しましょう。


基本的には、パーツAに素材を被せて裏側にパーツBをはめこむという簡単な作業で、缶バッジが完成します。パーツBの前に使うボンドはパーツ同士の接着を補うものなので、必ずつけましょう。文章だけでなく、動画で缶バッジの手作り手順を知りたい方は、こちらの動画をご参照ください。

セリア|100均の自作缶バッジキットの種類

セリアの缶バッジキットのセット内容

セリア製缶バッジキットのセット内容は台紙、パーツA、パーツBの3つです。台紙には型紙が印刷してあり、切り取って使うようになっています。パーツAは布等を貼りつけるための缶バッジの台座で、パーツBは安全ピンのついたパーツです。金属パーツはいずれもスチールで作られています。

5組入りの缶バッジセットなら、台紙が1枚、パーツAとBがそれぞれ5個ずつ入っているセットです。缶バッジキットの中にはボンドや缶バッジにする素材は入っていないので、別途用意する必要があります。

POINT

型紙は使いまわし

型紙は台紙についている一枚しかありません。パーツAとパーツBはセット数分入っていますが、型紙は一枚なので捨てずに使いまわしましょう。

セリアの缶バッジキットのサイズ展開

メジャー

セリアの缶バッジキットのサイズ展開は、5種類です。缶バッジの直径が、32mm、44mm、57m、77mm、100mmが用意されています。それぞれの缶バッジキットのセット数は、以下の表の通りです。

セリアの缶バッジキットのサイズ展開

直径 セット数
32mm 5組
44mm 5組
57mm 5組
77mm 2組
100mm 1組

ダイソー|100均の自作缶バッジキットの種類


ダイソーの缶バッジキットのセット内容

ダイソーの缶バッジキットのセット内容は台紙、パーツAとパーツBの3つです。台紙には缶バッジの型紙が印刷されており、切り取って使うようになっています。また、パーツAは布等を貼りつける缶バッジの台座で、パーツBは安全ピンのついたパーツです。金属製パーツは、いずれもスチールで作られています。

缶バッジセットに入っているパーツは、5組入りならパーツAとパーツBがそれぞれ5個ずつ入っています。型紙付きの台紙は一枚だけなので、使いまわしましょう。製作に必要なボンドや素材は別売りなので、別途好みのものを用意してください。

ダイソーの缶バッジキットのサイズ展開

ダイソーの缶バッジキットのサイズ展開は、5種類です。それぞれ缶バッジの直径が、32mm、44mm、58mm、74mm、100mmが用意されています。セリアの缶バッジとほぼ変わらず、違うのも数ミリなので店舗が近い方で購入すれば良いでしょう。それぞれのサイズのセット数は、以下の表をご確認ください。

ダイソーの缶バッジキットのサイズ展開

直径 セット数
32mm 5組
44mm 5組
58mm 5組
74mm 2組
100mm 1組

自作缶バッジの製作のコツとアレンジ

コツ①折りこみは細かく丁寧に

折り紙

1つ目のコツは、パーツAに布や紙を折りこむ時に、細かく丁寧にすることです。パーツAのフチの壁にしっかり沿うように布や紙を貼りつけておくことで、パーツBがスムーズにはめこめます。特に紙はフチに沿って折られていないと、パーツBをはめた時に破れることもあるので注意が必要です。

また、折りこみを細かくすることで、缶バッジの周囲を滑らかな円に仕上げられます。細かく織り込んだ方が表側に皺もよりにくくなるので、丁寧に折りこむことを心がけましょう。

コツ②厚すぎない素材を使う

写真

2つ目のコツは、厚すぎない素材を使って缶バッジを作ることです。缶バッジにする紙や布が分厚すぎると、裏側に折り返してパーツBをはめこむときに、失敗することがあります。例えばうまくはまらなかったり、はまってもすぐに外れたりなどの失敗です。

また、厚い素材は柔軟性が低いので折り返す時に、表側に大きな皺が寄りやすいので見栄えが悪くなります。写真や写真用の光沢紙のような厚い用紙は、一度薄い紙にコピーをしてから缶バッジを手作りすることをおすすめします。皮を使うのであれば安い合皮や、薄手の物が良いでしょう。

アレンジ①のびるラベルの利用

シール

アレンジ例として、シール素材の「のびるラベル」を使う方法があります。のびるラベルに写真や好みのイラストを印刷して、パーツAに貼りつけます。のびるラベルは、その名の通り引っ張れば少し伸びるので、パーツAの曲面に皺を寄せずに綺麗に貼りつけることができるのです。

パーツAに接着する際のボンドも必要なくなるので、作業を急ぐ必要もありません。ただしパーツBをはめる際には、ボンドが必要です。印刷しないと使えないので、プリンターが必要になる点がデメリットと言えます。しかし、薄いラベルなので、手作り缶バッジには適した厚みです。

アレンジ②ラミネートで防水

水

おすすめのアレンジとして、ラミネート加工する方法もあります。100均の缶バッジキットには防水のためのカバーが付属していないので、水濡れから保護するためにラミネートするのも手です。ただし、厚いラミネートは素材の柔軟さをなくして缶バッジを手作りしづらくするので、薄手のラミネートを使いましょう。

ラミネート加工機がなくても使える、シールタイプのラミネートフィルムも販売されています。ラミネートフィルムを買わずとも、幅広のクリスタルテープで手作りするのも手です。いずれも100均に販売されているので、簡単に手作りできます。100均のラミネートフィルムについては、こちらの記事をご参照ください。

缶バッジキットで簡単に好みのバッジを自作しよう

100均の缶バッジキットを使えば、誰でも簡単に好みの缶バッジを作ることができます。100均の手作り用缶バッジキットには丸型のみで四角がない点や、32mm以下の缶バッジキットは販売されていません。くるみボタンキットでくるみボタンにした上で安全ピンをつければ、簡単に小さな缶バッジが手作りできます。

写真などの厚い素材も、コピーなどで簡単に缶バッジにすることができ、アレンジは多いです。また、防水加工もラミネートだけでなく撥水のシール素材を使う方法や、缶バッジ自体にカバーをかける方法もあります。布に刺繍をしたり、好みの飾りをつけたりして、あなた好みの缶バッジを手作りしてみてください。

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