突っ張り棒が落ちる原因と対策6選!ちょっとした工夫で快適ライフを!
更新:2019.06.21
DIYやデッドスペース活用に大活躍なアイテム突っ張り棒ですが、いざ服などをかけるとドサッ!と落ちる…そんな経験あるのでは?今回はその原因を解説します。また、100均で売っているものを中心にちょっとした工夫でできる対策をご紹介。最後には進化した用途別突っ張り棒も紹介しちゃうのでそちらも要チェックです!
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INDEX
突っ張り棒が落ちるのには原因がある
原因①適切な長さの突っ張り棒を使用していない
さて、手軽に手に入るためにそこまで深く考えずに購入しがちな突っ張り棒ですが、みなさんが一番に気にするのは長さではないでしょうか。
当然、短い突っ張り棒を広い空間で使用するのはおかしい話ですが、狭い場所だから短いものをめいっぱい突っ張ってちょうどいい長さだ!…なんて、それもまた落ちる原因に。なぜなら限界まで突っ張ると棒の中心の耐性に欠ける上、棒がくの字に歪むので壁との接地面も減り落ちる要因になるのです。
また、長すぎるとこれはもはや落ちる落ちないの問題ではありません。大は小を兼ねるという言葉もありますが突っ張り棒にその言葉は通用しません。100均の突っ張り棒でさえ大中小と最低でも3種類は置いているはずなので、必ず設置場所の幅を確認して、突っ張り棒を最短まで縮めた長さと比較して購入しましょう。
原因②用途に合った突っ張り棒を使用していない
例えば、欲張ってどんどん服をかけていくと、最終的に重さに耐えきれず落ちるのは当然のこと。せっかくきれいに収納するつもりがそれでは二度手間ですよね。設置前に必ず、なにをどのくらいかけるのか、またはなにを乗せるのか、などの用途をしっかり考慮して落ちない対策をしましょう。
原因③設置する壁の素材と相性が悪い
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これはわたしの体験談ですが、押入れの天井の梁部分に突っ張って服をかけたかったのですが何度やっても時間が経つと落ちるのです…。これはかける量の問題の前に設置する壁の素材と突っ張り棒(プラスチック)の相性が悪いということが一番に考えられます。
部屋の壁紙などであれば接地面に凹凸がありそこで摩擦するので落ちることはないのですが、押入れの中の木材というのはかなりツルツルしています。ここに通常の突っ張り棒を使用してしまうと、それ単品では問題ありませんが何かしらかけたり乗せたりすると思うように機能しないのです。
ここまで突っ張り棒が落ちる原因について解説してきましたが、結局のところ突っ張り棒と壁との相性が最も重要なのです。ここからは、ちょっと工夫してぴったりと密着させるための優秀アイテムをご紹介!
優秀アイテムでちょっぴり工夫!落ちない対策6選!
これは定番!耐震マット<100均>
身近で手に入るアイテムといえば耐震マット。壁と突っ張り棒の間に挟むだけで抜群のグリップ力を発揮します。ちなみにおすすめは写真のような透明なもので、あとは必要に応じてカットして使用しましょう。見た目もきれいになります。
POINT
実際に使用してみました!
マットがペタペタしていて壁に張り付くので、設置の際に手間取らずよかったです。ただ難点もあり、グリップが強いので突っ張り棒を回して突っ張ろうとするとマットまでぐにゃっと巻き込んでしまいます。片方にぐっと寄せて回すという工程が必要。
意外と併用できちゃう吸盤<100均>
これは突っ張り棒の先端のプラスチックを外して、そこに吸盤のヒモなどかけられる部分を押し込んで使用します。ちなみに突っ張る際に突っ張り棒が回るように、接続部分にほんの少し余裕を持たせる工夫が必要です。吸盤を取り付けて壁に押し付けてしまうとそれ以上は動かなくなってしまうので注意。
また、吸盤は平らなガラスやプラスチック面でないと上手くつかないので、壁紙などにそのまま取り付けることはできません。そういった場合はマスキングテープなどを一度壁に貼り、その上に大きい幅のセロハンテープ、そしてそこに吸盤をくっつけると落ちる心配がないようです。
つっぱり棒の『あの使い方』で、落ちないハンガーポール完成!!わりと余りがち…化粧用パフ<100均>
何個かセットで購入して意外と余っていそうなのがこのお化粧用パフ。粘着性ではないので、適切な大きさにカットしたら両端を抑えながら設置します。
POINT
実際に使用してみました!
元々肌に滑らせる素材だけにグリップ力は期待していませんでしたが、無駄に引っ付かない分突っ張り棒が回しやすくてよかったです。ただし耐震マットと一緒で突っ張り棒を回しているとぐにゃっと巻き込んでしまうので、同じく片方にぐっと寄せて回すという工程が必要。また取り付けの際にパフが落ちるので何度かやり直しました…。あらかじめ両面テープなどで両先端に貼り付けるといいかもしれません。
View this post on Instagram気になってたシリコンパフ🎶 買ってみました☺️ これから、リキッドファンデに切り替えだから🙆 重宝するといいな🍀 #シリコンパフ #プチプラコスメ
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シリコンパフはここ数年で話題になって今では100均でも手に入るお化粧用品ですが、突っ張り棒のためにシリコンパフを購入…というのはちょっと考えものかもしれません。本来ファンデーションなどを塗るためのものなので突っ張り棒に使おうとするとお手頃サイズではないのです。もし使わず余っていたらお試しあれ。
見た目が面白い?!シリコンカップ<100均>
お弁当のおかずを入れたりお菓子作りに利用したり、繰り返し洗って使えるエコ商品。100均でも4個とか5個とかセットで販売していて、色や形も本当に種類が多いです。これを壁と突っ張り棒の間に挟むとなんともかわいい見た目になります。そこそこのグリップ力もあるので落ちる問題は解消できそうですね。
わりと種類がある捺印マット<100均>
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捺印マット・印鑑マットと呼ばれるこれは、従来の緑の印鑑マットよりも薄く、かわいいデザインや色で販売されています。もちろんこんなかわいいものを購入してきたらカットするのがもったいないので、無地の四角いものを購入すると良いですね。
突っ張り棒の先端より若干大きめの丸型にカットして使用すればすっきりとした見た目になり、グリップもちょうど良いので突っ張り棒もしっかりキープされます。
専用対策グッズ“突っ張り棒が落ちない君”
やはり突っ張り棒が落ちるという悩みはみんなが抱えているのですね…。わかりやすい商品名でこんな優秀アイテムも販売されていました。
小サイズ(上のリンク)は壁にホッチキスで固定して丸い窪みに突っ張り棒を設置します。両先端にそれぞれ1個ずつ使用すると耐荷重30kgとかなりの優秀アイテムです。ホッチキスは一般的に使用されている180度開くタイプのもので大丈夫です。針については専用のものが付属されています。
↑こちら↑は大サイズ。下の写真のような大きめの突っ張り棒に使用するものです。この大きな突っ張り棒も意外と落ちるんですよね…。取り付け方は小サイズと同じですが両先端が丸ではなく四角になっているタイプを引っ掛けて使用します。
もう落ちるなんて言わせない!用途別突っ張り棒
少々重量のあるものにはポール式突っ張り棒
さて、通常の突っ張り棒が落ちないための対策をご紹介したところで、実は壁との相性を気にせず突っ張り棒を固定できるものも販売されています。それがこちら。
突っ張り棒の支え棒です。1本でも使用できますが、これ2本で下から支えることで、落ちるという問題はほぼ解決したといっても過言ではありません。ポール自体そこまで場所を取らないと思うので、押入れなどでアウターのような重たい服をかけたいときなんかに使えます。
間仕切りに最適!パーテーション型突っ張り棒
View this post on InstagramI made snowboard a display. 冬に向けて。 あと2枚いけそう(^^) #display #snowboards #diy #パーテーション #念願の壁掛け #趣味部屋
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このパーテーション型だと間仕切りになるばかりでなく、カゴやラックを取り付けられるものも多いので、普通の突っ張り棒を横に設置してカゴなどを置くよりは重さにも強く落ちる心配がありません。工夫して見せる収納にしてみてはいかがでしょうか。
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カーテンレール用突っ張り棒
普通の突っ張り棒でもリングフックなどをつければ布を取り付けられられますが、カーテンフックがつく通常のカーテンをお持ちの場合はこちらの突っ張り棒とカーテンレールが合体したものを購入すると良いですね。これならある程度の幅の調整が可能なので、お好みの場所にカーテンを取り付けられます。
また、滑り止めストッパーとストッパー用ビス、両面テープもついているようなので、最初から落ちることが想定されている商品です。穴を開けても大丈夫な場所であればそれでしっかり固定すると良いでしょう。
デッドスペースに棚型突っ張り棒
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棚型の突っ張り棒はお手洗いや洗濯機の上部に取り付けられているのをよくみかけます。いずれも狭い場所だけど上は空いている、といったデッドスペース活用の良い例です。また製品によりますが、2本のポールがそれぞれで前後するタイプだと壁に段差があってもしっかり固定でき、落ちる心配がありません。
落ちる突っ張り棒とはもうさようなら!
突っ張り棒にはたくさんの種類があることがおわかりいただけたと思いますが、結局用途に合っていても壁がつるつるして落ちる…という場合は、やはり“突っ張り棒が落ちない君”のようなストッパーでの対策が必要ですよね。ですからそれぞれの状況に合った方法が各々ある、ということです。
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しかし今回紹介した商品や突っ張り棒をあれこれ併用して工夫することで、突っ張り棒が落ちる問題はすっきり解決します。ぜひこれを参考に今一度突っ張り棒の使い方を考え直してみてはいかがでしょうか。
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