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ハイビスカスティーの効能は?妊娠中の飲み方や注意は?

更新:2021.05.14

ノンカフェインで安心なハイビスカスティーに興味を持たれる方もいるでしょう。安心と言われるハイビスカスティーの効能はどうなのでしょうか。実は控えるべき時期があることをご存じでしょうか。今回はハイビスカスティーの概要をご紹介します。効能、飲み方、妊娠中、注意しなければいけない点をご説明していきます。

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ハイビスカスティーについて

ハイビスカスティーが広まったきっかけは?

ハイビスカスティーについて

ハイビスカスティーが世に広まったのは1964年東京オリンピックのマラソンにおいての金メダリストであるアベベ選手がスポーツドリンクとして愛用されていたのがきっかけです。東京オリンピックの前のローマオリンピックに彗星の如く現れた俊足のマラソン選手が愛用していると聞き凄いパワーを秘めている筈となりました。

ハイビスカスティーの原材料とは

ハイビスカスティーはハイビスカスと呼ばれていますが、ローゼルという植物の花の萼(がく)という部分です。原産地はアフリカで熱帯地方に育つ植物となります。一般的に花屋で見かけるハイビスカス(ローゼル)は観賞用に品種改良したものですのでハイビスカスティーには使用出来ません。

ハイビスカスティーの効能

働く女性の味方、ハイビスカスティー

働く女性

ハーブティーに興味を持たれている方にまずオススメしたいのが、ハイビスカスティーです。働く女性に嬉しい効能が期待できるハーブティーです。赤くて見た目も可愛いフォトジェニックでもあるハイビスカスティーについてお話しします。

ハイビスカスティーに含まれている嬉しい成分から紹介します。眼に優しいアントシアニン、そして貧血予防に良い鉄分、むくみ防止に良いカリウムが含まれています。この成分から現れる効能というのが、眼精疲労回復、むくみ防止、貧血予防などです。


ハイビスカスティーの他の効能ですが、代謝の促進、消化促進、利尿作用、肉体疲労の回復、食欲不振の回復、喉の炎症、緩下作用などたくさんの効能が期待できます。緩下作用は便秘の方が飲むとお通じが良くなるということです。お腹が弱い人は控えましょう。

ハイビスカスティーの効能を活かした美味しい飲み方

ハイビスカスティーの淹れ方

ハイビスカスティーの淹れ方

ハイビスカスティーの飲み方ですが、ハーブティー全般を美味しく飲むためのポイントが2つあります。まず、沸騰したての熱湯で淹れること、次にしっかり蓋をすることです。ティーポットで飲むのが一番なのですが、もしティーバッグの形でしたら少しの間上にコースターを乗せると良いです。

しっかり蓋をすることには3つの大事な理由があります。それは、香りを留める、有効成分を留める、保温するためです。こうすることによりとても美味しく、成分をより良く摂ることができます。成分を留める方がしっかり欲しい効能が得られます。

ハイビスカスティーの効能を引き出す美味しい飲み方

ハイビスカスティーを飲んだことがある方は分かるのですが、酸味のあるハーブティーです。その酸味が好きだという方も居られますが、大体は飲みにくいと感じます。そこでハチミツを入れて飲むと飲みやすくなります。ハチミツが入ると免疫力が上がったり、体が温まるため冬に嬉しいです。

ブレンドされたものの中でハイビスカスティーと最もよくペアになっているのが、ローズヒップティーです。何故かと言いますと、ハイビスカスティーの鉄分の吸収を良くしてくれるビタミンCが豊富に含まれているからです。貧血が気になる方はハイビスカスティーとローズヒップティーがブレンドされたものを選ぶのが良いです。

ハイビスカスティーとローズヒップティーが合わさったものも実は酸味があるままです。両方とも酸味があるのです。ここにハチミツを加えるとまろやかになります。この三つ合わさったものを冬場に飲めば良いことだらけです。


意外!ジュースで割っても効能が増す!

ハーブティーをジュースで割ると美味しいと知っていますか。実はそういう飲み方もあります。ハイビスカスティーはパイナップルジュースと相性が良いのです。二つとも夏のイメージですが、やはり相性は抜群です。

妊娠中に飲めるか、効能は?

妊婦に優しいハイビスカスティー

妊娠中に飲めるかについて

妊娠中は胎児への悪影響について気になるものです。ハイビスカスティーについてですが、寧ろ飲むことをオススメしたい飲み物です。前述でむくみの改善に良いとお話ししましたが、それに加えて妊娠高血圧症と言われている妊娠中毒の改善にも良い飲み物です。この効能は実はこちらも先ほど紹介したローズヒップにもあります。

ブレンドされたものより単体のハーブティーの方が効果的ですが、飲みにくい方は無理をせずブレンドをお飲み下さい。継続は力なりですので、続けやすいものを飲むのが重要です。単体の効能が欲しいという方は単体にハチミツを加えて様子を見て下さい。

効能が妊婦に牙を剥くことも?

妊婦に牙を剥く

実は、効果的であるという裏で飲用を控えるべきという意見も出ています。何故そのような意見が出てくるかと言いますと、ハイビスカスティーは体を冷やす効能があります。妊娠中体を冷やすのは胎児に良くないです。また母乳にハイビスカスティーの成分のビタミンCが含まれてしまうと乳児に刺激が強すぎると言われています。


ハーブティーを飲む基本は、自分が何を欲しているかです。体に悪いと言われていても、多少なら問題ありません。自分の飲みたいと思ったハーブティーは自分の必要なものを補う役目を果たしてくれます。逆に飲みたくないものを無理に飲むのは体に悪いですのでやめましょう。妊娠中も飲みたいと思ったときに飲みましょう。

ハイビスカスティーの効能での注意点

低血圧の方は注意

めまい

ハイビスカスティーは利尿作用があります。これがむくみ防止に働いてくれるのですが、低血圧や血圧を下げるお薬を飲んでいる方には血圧を下げすぎてしまう可能性があり、注意が必要です。めまいや吐き気があるようでしたら、飲むのはやめておきましょう。

稀にですが、ハイビスカスティーでアレルギー反応が確認されています。眼のかゆみ、充血、鼻炎の症状が現れた場合すぐに飲むのを止め、医師にご相談下さい。

もう一つ、ハイビスカスティーを大量に飲むとお腹が緩くなることがありますので量を加減して飲むようにしましょう。少量でも体調が変だと思った場合はそれは自分に合っていないと思い、飲むのはやめておいて下さい。

医師に相談する

医師

ハイビスカスティーに不安がある方、持病で通院されている方はお薬との兼ね合いなどがありますので必ず医師と相談の上飲むようにして下さい。効能が裏目に出ることがあります。

ハイビスカスティーをブレンドして効能を補う

ブレンドで効能を補う

ハイビスカスティーをブレンドしてみたい方へ

ハーブティーに凝り出すとブレンドしてより効果的に飲みたいという方が多く見られます。そこで、ハイビスカスティーを使ったブレンドティーをご紹介します。せき・喉の痛み、筋肉の疲労、夏バテに効果的なブレンドを挙げます。上記で挙げた貧血にはハイビスカスティーとローズヒップティーというのも押さえておいて下さい。

せき・喉の痛みに

咳

カラオケで盛り上がって喉を酷使してしまい、喉が痛くて仕方がなかったりせきが出てしまうことが誰しもあります。そんな時に有効なのが、ハイビスカスティーとマロウティーの組み合わせです。喉がすっきりします。ただ、こちらは風邪の時は効果を発揮しませんのでご注意下さい。

筋肉の疲労に

スポーツ

スポーツをした後、歩き回って筋肉痛になったときにおすすめのハイビスカスティーのブレンドはハイビスカスティーとルイボスティーです。市販でもこのブレンドのものは売っているのでとてもオススメです。アベベ選手が愛飲していたのはこの効能も考えてでしょう。

夏バテ予防に

だるい

夏バテ予防のブレンドはハイビスカスティー、ローズヒップティー、レモンバームティーの3つをブレンドします。ミネラルを含むハイビスカスティーを支援してくれるハーブティーを合わせたブレンドです。お湯で作って冷まして水筒で持ち歩くのにぴったりです。

ハイビスカスティーのおさらい

ハイビスカスティーが有名になったきっかけ、効能、飲み方などご紹介してきました。淹れ方によって味も美味しさも変わります。そして、注意する点をおさえて飲めばとても体に良い飲み物です。くれぐれも間違えないように有効に利用して美味しく楽しみましょう。

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