妊婦だってオナニーしたい!妊娠初期・後期にオーガズムを得て大丈夫?
妊娠中って、意外と性欲が増加することがあるのです。でも、妊婦になってオナニーするのは、お腹の赤ちゃんにとってどんな影響があるのか不安になりますね。オーガズムと一緒にお腹も張ってしまうし…。そこで、妊娠初期から後期に渡って妊婦がオナニーすることが、赤ちゃんにどう影響するのか調べていきます。
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INDEX
妊婦には性欲がないって本当?
個人差がとても大きい
妊娠中は、体にいろいろな変化が起こります。まずはつわりに悩まされ、その後体型が変わって、徐々に今までの服を着ることができなくなってきます。しばらくすると、お腹の大きさで日常生活が不自由になり、腰などに痛みが出てくることもあります。
妊娠中の体の変化は誰にでも起こることですが、症状のあらわれ方は人それぞれ違います。つわりがひどくて何も食べられずに妊娠初期を寝て過ごす妊婦もいれば、食欲が異常に増進して、今までの倍以上の量を食べても空腹が治まらない妊婦もいるのです。
このように妊婦のからだは、一人ひとり全然状態が違います。これは、妊娠中の性欲についても同じことが言えます。妊娠中は性欲なんて一切なくなってしまって、夫に誘われるのがとてもつらくなってしまう人もいますし、何故か妊娠してから異常に性欲が高まって切実に悩んでいるという話もよく聞きます。
妊婦になると性欲が増加する人も多い
実は妊娠してから性欲が高まるというのは、本当によくある話なのです。例えば知恵袋で、「妊娠、性欲」と検索すると、奥さんが妊娠中で性欲に悩むご主人の投稿をはるかに超えて、自身の性欲を持て余す妊婦さんの投稿がずらーっと並ぶ状態なのです。
妊娠中はつわりが重かったり体調不良に悩む妊婦さんも多いので、そんな周りの妊婦さんと比べて「私は性欲がすごく強くて困っている」なんて、恥ずかしくて人に言い出せる状況ではないのかもしれません。
性欲がアップするのはホルモンの影響
妊娠前の女性の体は、エストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンが、月経周期に合わせて、交互に分泌されていました。月経後はエストロゲンの分泌が多く、排卵後はプロゲステロンが増えていく、というようにそれぞれの分泌の多い時期が異なっています。
しかし妊娠してからは、エストロゲンもプロゲステロンも両方量が一緒に増えていきます。妊娠を継続するためのプロゲステロンも、母乳を出す準備のためのエストロゲンも、両方同時に必要とされるからです。
ところで、女性の性欲は、エストロゲンと密接な関係があると言われています。エストロゲンが分泌されると、性欲が高まるようなのです。ということは、妊娠中は体内のエストロゲンが増えたまま長期間過ごすことになるので、妊婦さんの性欲も、高まってしまうのです。
悩みを抱えているなら恋愛相談をしてみよう!みんなは妊娠中のセックスどうしてる?
妊娠中もセックスしてる人が7割
意外と妊娠中にも性欲を感じている妊婦が多いということはわかりました。では、その性欲をどのように扱っているのでしょうか。まずは、妊娠中にセックスをする夫婦の割合を見てみましょう。
妊娠中にセックスをする夫婦の割合
- 妊娠中もセックスしていた 68.8%
- 妊娠中はセックスがなかった 31.2%
統計によると、約70%の夫婦は、妊娠中でもセックスをしているようです。しかし、セックスはあるけれど回数が減ったという回答がいちばん多く、妊娠中も今まで通りセックスしていた夫婦の割合はたったの11%でした。
セックスしたいけれどできない場合も多い
70%の夫婦が妊娠中にセックスをしているということは、逆に残りの30%の夫婦は、10か月もの長い期間をセックスなしで過ごすことになります。
セックスをしなくなってしまう理由としては、いちばん目立つのは、「女性が体調の変化で性欲を無くしてしまって」というものですが、意外に男性側の理由でセックスをしなくなることも多いようです。
「おなかの赤ちゃんが心配」と、不安でセックスをすることができないという男性が少なくないようです。女性側が求めても、男性がセックスをする気分になれなければ、結果セックスレスになってしまいます。
妊婦はオナニーして大丈夫?(初期・中期・後期)
安定した妊娠ならばオナニーしても大丈夫
妊娠中だっていつも通り性欲はあるのに、なかなかセックスできない女性はたくさんいます。この持て余す性欲をどうにかしようとオナニーのことを考えますが、セックスの刺激が心配なのだから、オナニーだってダメなのでは?と、不安が頭をよぎってしまいます。
実際、妊娠中のオナニーは安全なのかどうか調べてみました。結論から言うと、妊娠中にオナニーしても大丈夫です!妊娠したからセックスもオナニーも何もできない、なんて絶望する必要はないのです。
妊娠初期(1~3か月)のオナニーの注意事項
妊娠初期は流産がいちばん起きやすい時期で、全体の流産のうち90%は妊娠初期に起こります。しかし流産の原因は、胎児の染色体異常によるものがほとんどなのです。しかも全妊娠のうち、流産の起こる確率は10~15%と、かなりの割合になります。
つまり、オナニーやセックスしたせいで流産してしまうのではなく、もともと育つことのできない胎児だから流産するのです。もし妊娠初期に流産が起こっても、自分の性行動を必要以上に後悔する意味はありません。
ただ、妊娠初期の妊婦はつわりもいちばんきつく、胎盤が作られる大事な時期でもあるので、自分の体調と相談しながら、無理のないオナニーを心掛けてください。
妊娠中期(4~7か月)のオナニーの注意事項
妊娠中期の妊婦は、妊娠中の全期間を通していちばん安定している時期です。つわりもだいぶ軽くなってきて、性欲が戻ってくる時期でもあります。
妊娠中にオナニーなんて、と罪悪感に悩む必要はありません。オナニーしてかまわないのです。妊娠中はただでさえ、体型や体調の変化でストレスの多い時期です。さらに性欲まで抑えていては、そのストレス自体が赤ちゃんによくありません。
自分の体調と相談しながら、負担にならない範囲で自分の性欲をほどよく発散するためにオナニーすることは、赤ちゃんのためにも良いことです。
妊娠後期(8~10か月)のオナニーの注意事項
妊娠後期はの妊婦はお腹が大きくなって、何かとお腹が張りやすくもなってきます。特にオーガズムを感じた時には「キュウゥ」っと子宮が硬くなります。なので、オナニーして気持ちよくなっていて大丈夫なのか、不安にもなりますね。
妊娠後期にはオナニー回数を減らしたり、激しいオナニーはしない方がよいとは思いますが、基本的には安定した妊娠であれば、オナニー自体は大丈夫です。ただやみくもにオナニーしたりせず、少なめにソフトに行うように注意は必要でしょう。
妊婦がオナニー作法・オーガズムを得てもOK?
安定した妊婦ならばオーガズムも大丈夫
妊婦がオーガズムに達すると、お腹が張ってしまいます。特に妊娠後期には、おなかの張りをよく感じるようになります。オーガズムののち1~2分くらい子宮が締まって硬い感じになって、しばらくするとじわーっとお腹が解けて元通りになります。
このお腹の張りは、オキシトシンというホルモンによって子宮が収縮することで起こります。張りははっきり体感できるものなので不安も募りがちですが、健康な妊娠経過の場合には、この収縮が早産を引き起こすことはありません。
オーガズムの後、しばらく休めばおなかの張りがおさまってくるようならば、何も心配する必要はないのです。妊娠経過にトラブルがあって、切迫早産を起こしている場合などでなければ、必要以上にオーガズムによるおなかの張りを怖がらなくて大丈夫なのです。
楽な体位で、長時間・強すぎる刺激は要注意
実際に妊娠中にオナニーする場合には、体に負担のない体位を選んで行いましょう。妊娠後期になると、お腹が付きだしていて、自分で自分のクリトリスを触るのもなかなか難しい状態になってきます。上手に体位を選んで、快感を追及してみてください。
長時間に及ぶオナニーや強すぎる刺激にも注意してください。あまり無理をすると母体にも赤ちゃんにも負担になってきますので、適度な楽しみ方を心掛けてください。
衛生的にオナニーを
妊婦の体はデリケートです。膣も血流が増えているため、ちょっとした傷で出血しやすい状態です。また、妊娠中には免疫力も低下していて、小さな傷も治りにくかったりします。きれいな手で膣のあたりを触るようにしましょう。爪の状態にも気を配るとよいと思います。
膣にものを入れるタイプの道具は、妊娠中にはおすすめしません。刺激が強すぎてしまうこと、膣部を傷つけやすいことなど、衛生的に不安があることなどの要因から、妊婦のあいだは挿入型の道具は使わない方が安全だと言えます。
切迫早産など不安定な妊娠の時には
切迫早産とは、妊娠中の子宮口が開いてしまって、早産しそうになっている状態のことを指します。切迫早産と診断された場合には、早産しないで済むように入院したり、自宅で安静な生活をすることになります。
切迫早産になってしまった場合には、オーガズムを得るようなオナニーは控える必要があります。出産を早める刺激になりかねませんので、妊娠が再び安定するまでオナニーは控えて生活しましょう。
妊婦のオナニーについて、まとめ
以上、妊娠中のオナニー関連のことをまとめてみました。結論として、妊娠中でもオナニーして大丈夫です!オーガズムに達してもぜんぜん心配ないのです。妊娠中の自身の性について、おおらかにとらえてみてはいかがでしょうか。
妊婦のクセに性欲が強いなんて恥ずかしいしどうしようと悩んでいる方、それはホルモンが正常に働いている証拠なので、決して自分を責めないでください。自分の体の変化や欲求を受け入れて、ストレスをほどよく発散しながら赤ちゃんとの出会いを待ちましょう。
実際、妊娠中より出産後の方が、想像もできないくらいの多忙な生活が待っています。赤ちゃんが生まれたら、セックスやオナニーする時間もなかなか作れなかったりします。いざ、そのような生活に突入する前の貴重な今を、オナニーで発散しながら穏やかな気持ちで過ごしてみてはいかがですか。
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