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簡単DIY!おしゃれなカウンターテーブルを自作しよう!作り方をご紹介!

更新:2021.07.07

DIYって面白そう。うちもDIYで何かと思って眺める狭い我が家。ここにカウンターテーブルがあれば、食事の度にノートパソコンを片づけなくていいわ。二人の写真も飾れるし。でも初心者でも自作できるのかしら?大丈夫!初めてでも簡単にできる作り方が、それも2種類もあるんです。

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DIYって難しいんじゃないの?

DIYって木工だけじゃない

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QUOTE

DIY・・・「Do It Yourself」の略語で「自分自身でやる」との意味。転じて、専門家に任せず自分自身で身の回りのものを作ったり修繕したりアレンジしたりすること、またはそのような生活概念のこと。 引用元:コトバンクー知恵蔵mini

DIYというとのこぎりや金槌片手に椅子を作るという日曜大工のイメージが浮かぶかもしれせん。確かに家具の手作りもDIYですが、木工に限らず生活に係ること全般を自分で行うライフスタイルを指します。

手造りジャム、キルティングの自作ベッドカバー、アクセサリー作り、家のペンキ塗りや壁紙補修にガーデニング、果ては手作りログハウス。規模にかかわらず全てDIYと言えます。

DIYはイギリスから始まった

DIYはアメリカから始まったというイメージを持っていませんか?確かにDIYの牙城、ホームセンターが日本に入ってきたきっかけは、アメリカでのホームセンターの繁盛ぶりだったそうです。

しかし、DIYの始まりは、実は第二時世界大戦後のイギリスです。1957年に刊行された女性雑誌「Do-It-Yourself」は、家の修繕や庭の手入れの実用書でした。その中で、夫婦が力を合わせて家のリフォームなどを行う新しい家庭のスタイルが提案され定着していきました。

それを見たアメリカの企業が自社のDIY用商品を一般消費者に広めるために関連商品を集めて作ったのが今あるホームセンターの原型です。DIYといえばホームセンター、ホームセンターと言えばDIY。ルーツはこんなところにありました。

DIYで自分好みの家にする

古い日本家屋に住んでいる人が洋風が好きだからと言って気軽に建て替えることはできません。けれど自分でコツコツと作業をして家の内外を洋風に変えていくことはできます。

もちろん専門業者に頼んでリフォームをすることもできます。家という入れ物を作るのは業者でもできます。けれどライフスタイルという中身はその家に住む人にしか作れないものなのです。

中身に合うように入れ物を変える。DIYの醍醐味は自分の手で自分のライフスタイルに合うように家=生活環境を変える過程にあります。とはいえ、あまり時間や手間、お金がかからないに越したことはありません。特に初心者には。

DIYのハードルは意外に低い

のこぎりすら満足に挽けないし、ペンキ塗りもしたことがない。だからDIYはできない。そう思い込んでいませんか?今まで説明してきたように、DIYは日曜大工ではありません。幼稚園かばんを手作りすることも立派なDIYです。

しかし、やはりDIYと言えば、ちょっとしたリフォームや自作家具のイメージが強いのも事実。ちょうど良いサイズで自分好みの家具を作るなんておもしろそうだけど木工はやったことがないし無理、そう思っているあなた。何も一から作らなくても良いのです。

お料理でさえ最近はスーパーでカット野菜や鍋セットを買ってきて火にかけるだけという便利な時代。DIYも既製品を上手に使えば驚くほど簡単にできる物も多いのです。ここではその中からひとつ、簡単にできるカウンターテーブルの作り方を説明します。さあ、手始めに作ってみましょう。

DIYでカウンターテーブルを自作する前にやること

どこにどんなカウンターテーブルを置くか

出来上がりをイメージする

  • どこにカウンターテーブルを置くか
  • 何色のどんなカウンターテーブルにするか
  • 天板位置の高さ、長さ、奥行きを測る

リビングの壁際のカウンターテーブルに向かって宿題をする子供たち。台所で調理中の作業台として活躍するカウンターテーブル。夜夫婦でゆっくりお酒を飲むバーカウンター。PCをしたり、ちょっとした書き物をするカウンターテーブル。

誰がいつどんな風に使うかをイメージすると、自然にこれから自作するカウンターテーブルの場所やデザインが思い浮かぶと思います。後は、自分のできる事できない事に合わせて実際の設計図を引くだけ。想像することは自由です。参考に、どのようなDIYカウンターテーブルがあるのか、ちょっと見てみましょう。

脚付きカウンターテーブル

テーブルと言えばこの形。天板を脚で支えるシンプルな作りです。一から木を切るとなると大変ですが、天板や脚は既製品も売っています。うまく組み合わせれば初心者でも何とか形になります。しかしきちんと水平を出すのは意外と難しいかもしれません。


壁に直に取り付けたカウンターテーブル

足元もすっきりして素敵ですね。問題は壁に直付なので、壁に穴をあけないといけないということと、壁の構造によっては取り付け場所が限られてしまうことです。支えの位置が石膏ボードしかなければ支えきれません。取り付け位置の正確さもコツが必要です。どちらかと言えば上級者向けかもしれません。

折りたためるカウンターテーブル

専用金具もあり、取り付け位置さえ間違えなければ意外と簡単に折り畳み式カウンターテーブルを作ることはできます。ただ天板の長いカウンターテーブルの場合は構造的に強度の問題がありますのでその点は設計時に注意してください。

カラーボックスを使ったカウンターテーブル

手軽に作れるので、初心者向け一押しのDIYカウンターテーブルです。え?これがカラーボックス?という驚きの声が上がるような物を作る事も可能です。ここでは、まずこのカラーボックスを使った作り方を説明します。

ディアウォールを使ったカウンターテーブル

壁面の有効利用にDIYで大活躍のディアウォール。壁面収納に限らずカウンターテーブルまで取り付けられるのです。上の空間も有効に使いたい方には特におすすめです。難しそうに見えますが意外と簡単なので、この方法も説明します。

カラーボックスを使ったカウンターテーブルの作り方

カラーボックスはカウンターテーブルの脚

カラーボックスはホームセンターの定番商品。色やサイズも様々です。同じ段数でもホームセンターによって微妙にサイズが異なります。特に高さは重要です。可能なら何軒か回って自分の希望に合うカラーボックスを揃えましょう。

必要な個数は、カウンターテーブルのデザインによって変わってきます。収納部分の使い勝手や見た目を考えてデザインを決めましょう。脚代わりですので、天板を支える強度も考慮に入れなければなりません。天板が長ければ両端だけではたわんでしまうかもしれません。

ただし丈夫にしたいからと天板の幅すべてをカラーボックスで埋めてしまうと座った時に足が入らなくなります。ただのカウンターではなくカウンターテーブルなので座る事も考えて天板との位置関係を決めましょう。

カウンターテーブル用天板の買い方

ほとんどのホームセンターには、カラーボックスと同じ色で天板に使えそうな厚さのカラー板を売っています。表面に色をつけているだけなのでカットはできません。ちょうど良い大きさのものを探して買いましょう。色は限られますが、加工済みのテーブル天板用の板もあります。

白木の板を買う場合は、集成材で充分です。厚みは、天板の長さにもよりますが、最低でも20~25mmは欲しいところです。ホームセンターでは木材カットサービスがありますので、その場でちょうど良い大きさにカットしてもらいましょう。店によっては、角を取ったり板を磨くサービスもあります。

並べて置くだけでカウンターテーブル完成?

作り方はいたってシンプル。カラーボックスを並べて、その上に天板を置くだけです。ただこのままだと天板が動いて危ないので、次に紹介する金具でねじ留めをします。天板を載せる前に木工用ボンドを塗っておくと更に安定度が増します。

自作カウンターテーブル安全のためにやること

【天板の固定】天板とカラーボックス本体をL字金具で固定しましょう。ねじ留めの前に、穴の位置を決めて先にねじ穴を少し開けておくと簡単にねじが入ります。ねじが天板を突き破らないようねじの長さに注意してください。

【角を丸める】小さいお子さんのいる家では、天板の角を丸めた方が安全です。四隅の角を小さく三角に落としてやすりをかけるだけです。ホームセンターによってはサービスがあります。ただしカラー板の場合、下の白木が見えてしまいますので、色を足す作業が必要になります。

見た目にも気を使う


カラーボックスを置く方向によっては背面が気になるかもしれません。そんな時は薄い化粧板を細い釘で背面に固定するなどして隠しましょう。写真のカウンターは背面に後で説明するリメイクシートを貼っています。

カラーボックスを使ったカウンターテーブルDIYまとめ

用意するもの

  • カラーボックス
  • 天板
  • 木工用ボンド(あれば)
  • L字金具
  • ねじ
  • ドライバー
  • カラーボックスの背面を隠す化粧板など(必要に応じて)

手順

①カラーボックスを位置を決めて置く
②天板を留めるためにカラーボックスの接着面に木工用ボンドを塗る(やらなくてもOK)
③天板を載せる
④L字金具でカラーボックスと天板を固定
⑤必要なら化粧板等でカラーボックスの背面をかくす
完成!

ディアウォールを使ったカウンターテーブルの作り方

ディアウォールって何?

DIYの世界では今、壁に穴をあけずに壁面収納ができるディアウォールが大人気。専用の器具を使い、突っ張り棒の要領で柱を立ててそこに様々な物を固定していきます。ディアウォールの設置方法等を知りたい方は下記の記事にディアウォールで棚を作る方法が紹介されていますのでこちらをご参照ください。

ディアウォール利用カウンターテーブルDIYに必要な物

ディアウォール器具とディアウォールの柱になる材木、天板、柱と天板をつなぐ金具を用意します。柱の長さは天井高より40mmほど短くしておいてください。ディアウォールの器具によって切る長さが変わりますから器具の説明書をよく読んでからカットしてください。

天板の長さによっては、真ん中にも柱を立てたり支えの脚もしくは脚代わりのカラーボックスを入れた方が良い場合もあります。天板の選び方は、カラーボックスの項を参照してください。

金具の形でカウンターテーブルをおしゃれに

机を支える金具は強度を考慮に入れて選びます。ホームセンターでは普通の形以外にデザイン性に富んだ物が様々売られています。金具一つでカウンターテーブルの雰囲気はかなり変わります。凝ってみると面白いでしょう。

カウンターテーブルをいざ作る

まず支えとなるディアウォールの柱を取りつけます。次にその柱に水平になるように高さを合わせて天板を載せる金具を取り付けます。金具の上に天板を載せてネジ留めすれば出来上がりです。

写真の場合は壁との間に隙間が空かないように天板に柱分の切れ込みを入れていますね。こういう場合柱との間にもうひとつ留め具をつけるとベストです。

ディアウォールを使ったカウンターテーブル作り方まとめ

用意するもの

  • ディアウォール用木材と部品
  • 天板
  • L字金具(天板を支えられる強度と長さのある物)
  • ねじ
  • ドライバー

手順

①ディアウォールを設置する
②天板を載せる金具を柱に取り付ける
③天板を載せる
④金具とねじで固定する
完成!

DIYカウンターテーブルの仕上げにもうひと手間

塗装不要!カウンターテーブルにリメイクシートを貼る


百均やホームセンターで売っているリメイクシート(別名インテリアシート)は、貼るだけで壁や家具がおしゃれに変身する優れものです。これをカウンターテーブルに貼るだけで、雰囲気が一変します。手軽に雰囲気を出すには最適です。

特に広い範囲を貼る場合、中に空気が入って泡のような皺ができることがあります。そうならないようにぴったり貼るのにはやり方に少しコツあります。下の動画は建具に貼っているものですが、参考にしてください。

実は簡単!カウンターテーブルにタイルを貼る

タイルを使ったカウンターテーブルは素敵ですよね。けれど小さなタイルを一つ一つ貼りつけるのは大変では?大丈夫。最近のホームセンターではシート式になった物も売っています。これなら苦労して均等に並べる必要もありません。

手間をかけるなら!カウンターテーブルを塗装する

学習机のように傷つきにくい天板にしたい、好きな色に塗りたいなどの場合は塗装するしかありません。手間はかかりますが、それだけに出来上がった時の愛着はひとしお。ぜひチャレンジしてみてください。

塗装手順

①周りを汚さないように新聞紙や養生テープで手当てをする
②塗る面の汚れを取る。丁寧にするならほこりを取り、紙やすりで磨く→雑巾で水拭き→磨く→水拭きをつるつるになるまで繰り返す
③塗装をする
④しっかり乾かす
※塗料によっては二度塗りが必要な物もあります。説明書をよく読んでから作業に入ってください
※塗装のやり方については下の動画も参考にしてください

折り畳み式テーブルにしたい

普段は畳んでおいて必要な時だけテーブルになる。可動式なのであまり重い物は載せられませんが、邪魔にならず便利なカウンターテーブルです。専用の金具と受け具で簡単に作ることができます。受け具がじゃまにならず、きれいに天板が下りるように考えて金具を設置してください。

下記の動画は、専用金具ではなく、受け具を平蝶番で留める作りになっています。こちらもとても分りやすい説明ですので参考にしてチャレンジしてみてください。

ホームセンターや百均はDIYの味方

木材加工までやってくれるホームセンター

ホームセンターは元々DIY需要の受け皿としてワンストップで全てが揃うというコンセプトの下に作られた店なので、DIYの味方なのは当然です。商品も豊富でDIY用品で揃わない物はないと言っても過言ではありません。

商品を売るばかりではありません。木材カットサービスは今やホームセンターの定番サービスです。たいていの場合その店で購入するのが条件ですが、格安で切り口もきれいにカットしてくれます。木材を買いに行く時には必要な寸法を測ってから行きましょう。

店によっては、ブレーナー加工と言って表面をつるつるにする加工や、穴開け、面取りなどを行ってくれる所もあります。木材だけでなく、鋼材やパイプのカットサービスがある店もあります。のこぎりでぎこぎこ切っている場合ではありません。このサービスを利用しましょう。

意外と使える百均アイテム

百均と言えば文房具や食器類を始め生活雑貨全般を手軽に買えるので、老若男女誰にでもおなじみです。売れ筋商品だと見るやラインナップを次々展開してくれます。そんな百均の商品を使ってのDIY。100均DIYの書籍まで販売されているくらいです。

費用が安く済むので気軽に使え、特に初心者にはありがたい存在です。そんな百均はDIYの素材の宝庫です。いえ、素材に限らず工具や先に上げたリメイクシートのようなDIY用品そのものまで取り扱っています。

DIY教室もホームセンターで

ホームセンターやDIY専門店では、初心者のためのDIY教室を開催している所があります。「DIYスクール」などと打ち込んで検索してみてください。近所の店でやっているかもしれません。

またスクールだけではなく、自由に使えるDIYルームを備えている店もあります。木工ルームにペイントルーム、溶接、金属加工、デジタル加工など、自宅で作業場が確保できない人にはもってこいのスペースが用意されています。

それぞれ使うには一定の条件がありますが、専門家のアドバイスを受けられるところも多く、特に初心者にはお勧めの場所です。DIY仲間もできるかもしれません。

カウンターテーブル以外のDIYをもっと知りたい人の為に

カラーボックス利用DIYあれこれ

カラーボックスのDIY利用は無限大です。例えばこれはカラーボックスを横にして扉をつけ、色を塗ったものです。色味が統一されていて素敵ですね。

こちらは、高さの違うカラーボックスを組み合わせてデザイン性の高いリビングボードに変身です。カラーボックスのダークブラウンとレンガ柄のリメイクシートが相乗効果をもたらしていて素敵です。他にも下の記事ではカラーボックスでつくる収納ベンチの作り方を解説しています。

ディアウォール利用DIYあれこれ

次はディアウォール利用のDIYを見て行きましょう。こちらは間仕切り。すのこもうまく利用して作られています。時計のかけ方もしゃれています。

こちらは玄関の靴収納棚。壁の上の方まであるので収納力が高く、これなら賃貸マンションでも壁に傷をつけることなく背の高い収納を実現できます。靴の数が少なければ下は靴用、上は飾り棚としても使えそうです。

壁に穴をあけずにフックをつける方法。これなら不要になって取り外しても、壁はきれいなままです。模様替えも自由自在。応用すれば壁に絵を飾ったり時計をかけたりもできますね。ディアウォールの壁収納に関してはこちらの記事もご参照ください。

インテリアを自分好みにするDIY

室内のインテリアを統一したくても、なかなか合う家具がない。そんな時に活躍するのがDIYです。こちらは、家の外の手造り空調カバー。どこか外国の可愛い山小屋のような雰囲気になっています。きっちり合わせていない所もかえって良い雰囲気になっていますね。

家具のテイストに合わせて焼板風に色づけたすのこで間仕切りをDIY。暖かく癒されるコーナーになっています。カフェ風や和モダン、アジアンテイストなど自分の好みに合わせて自宅に少し手を加えてみませんか。

もっともっとDIYを知りたい

意外と簡単にできるDIY。もっといろいろ作ってみたいという欲がでてきませんか。そんな時には前述したDIY教室に通うのも良いですし、初心者向けの書籍を購入して作ってみるのも良いでしょう。

最近ではDIYを解説したサイトや動画がたくさん公開されています。「DIY初心者動画」などと検索して色々見てください。きっとあなたのDIY技術の向上に役立つでしょう。

まとめ

一見ハードルの高そうなDIYですが、カラーボックスなどの既製品を上手く利用すると思っているより簡単に楽しめます。この記事のようにのこぎりや金槌がなくてもカウンターテーブルが作れてしまうくらいです。これを機会に、DIYで自分好みの豊かな生活を構築していきませんか。

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