ショートバングの切り方のコツは？セルフカットで可愛いオン眉に！
近頃の前髪はショートバングがトレンドです。このショートバング、セルフでやるにはどんな切り方をしたらいいのでしょうか？初めて前髪を切る人は何を用意したらいいのかもわからないですよね。そこで、短いオン眉のショートバングの切り方と必要な道具や、その魅力と似合う顔型などをご紹介していきます。
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INDEX
オン眉の短い前髪、ショートバングの魅力とは？
ショートバングで洗練された大人の女性に
最近、タレントさんなどで前髪の短いオン眉の人をよく見ますよね。これは「ショートバング（短い前髪）」という前髪のスタイルです。そのまま眉の上あたりでザク切りにする切り方や、左右で長さが違うアシメントリーにする切り方があります。
前髪を眉毛より上の位置で切るオン眉は、1990年代頃に女性たちの支持を得るようになったスタイル。現在はショートバングと呼ばれていて、多くのおしゃれ女子から愛されています。前髪が短くなるぶん顔が明るく見えたり、洗練された大人の女性に見えるというメリットがあります。
セルフでもできるショートバング！
前髪はほんの少し伸びただけでも気になるものですが、髪型じたいは今のままでいい、というときは、ちょっと美容院には行きづらいですよね。気になったらすぐに切りたいのに予約するのもじれったいし、予約ナシで行ってみたらなんだか混んでる…なんていう経験がある人もいるのではないでしょうか？
そこで、前髪だけは思い切ってセルフでカットしてみましょう！前髪は見えやすく自分でもカットしやすいので、やってみると案外簡単にできるものです。もちろん上手く切るための切り方やコツはありますが、少しずつ切っていけばそれほど失敗もありません。
流行のショートバングを適切な長さにするには何を目安にしたらいいのでしょうか？そんなコツもお教えするので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね！
オン眉ショートバングの切り方はどんな顔の人が似合う？
ショートバングが似合う人には3つのパターンがある！
初めてオン眉のショートバングにする人は、とくに「私にショートバングが似合うかな？」と不安になると思います。オン眉ショートバングは、それほど顔立ちを選ぶスタイルではありません。しかし「ものすごく似合う顔立ち」というのはあります。
まずはどんな顔の人にショートバングが似合うのかを見ていきましょう。ここで見るべきポイントは3つあります。自分の顔を客観的に見て判断してみてくださいね。
丸顔の人なら迷わずオン眉ショートバングに！
丸顔の人は、顔の丸さがコンプレックスになっていることもありますが、オン眉ショートバングにするならベストな顔立ちといえます。前髪が短くなることで顔がスッキリと見えるんです。丸顔はショートバングが最も似合う顔の形です。
POINT
丸顔の人はショートバングが似合う！
丸顔の人は前髪が短いショートバングにすると、フェイスラインがきれいに見えるようになります。思い切ってチャレンジしましょう！
おでこが広い人はナチュラルに短い前髪を楽しめる
2つ目のポイントはおでこの広さです。オン眉のショートバングの切り方は、眉毛から上の位置で前髪を切るのが目安です。このとき、おでこが狭い人だと眉毛から前髪の生え際までの間隔が狭いので、短い前髪が不自然になってしまうことがあります。
その点、おでこが広い人なら、オン眉の前髪でもある程度の長さが確保できるので、毛流れが自然になります。筆者の知人でおでこの狭い人がショートバングにしたときは、前髪が浮いてしまって大変でした。
目が大きい人はショートバングがよく似合う！
オン眉のショートバングにすると、顔が明るくなってクッキリとした印象になります。つまり、目が大きい人は目の大きさが際立ってより美しく見えるということです。「似合うかどうかわからないから」と悩んでいる人は、目が大きかったら迷わずチャレンジしましょう！
目が細い人も、あきらめるのは早いですよ！ショートバングにしてみて、もし「何か違う」と感じたら、アイメイクを工夫することで似合うようになります。前髪はすぐに伸びるものなので、ためらっているなら、まずは一度試してみてもいいでしょう。
オン眉ショートバングの切り方にはどんなのがある？
ザクザク切りは毛先を遊ばせて
ひとくちにオン眉のショートバングといっても、いろいろな切り方があります。それぞれに異なった魅力があるので、前髪をショートバングにしたいと思ったら、どんな切り方をするのかを考えることから始めましょう。
そのなかのひとつ、ザクザク切りのショートバングは、名前の通り無造作にザクザク切ったような印象になる切り方です。オン眉で短い前髪の毛先が無造作に並ぶので、適度な抜け感があり、ナチュラルな感じに仕上がります。
毛先を遊ばせたり、ナチュラルなファッションを楽しみたい人は、このザクザク切りのショートバングが似合うでしょう。切り方も難しくないので、自分でもできますよ！
知的なアシメントリー
左右で長さが違うアシメントリーな前髪はショートバングの中でも人気の高い切り方です。アシメントリーにすると、どこか知的な雰囲気が漂って適度にキリリとした印象になります。ロングでもショートでも似合うので、アシメントリーは試しやすい切り方といえます。
オン眉の定番ぱっつん
もともとオン眉のショートバングといえば、ぱっつん切りが主流でした。毛先を揃えてぱっつんと切る切り方なので、そのまま「ぱっつん」と呼ばれて親しまれていますが、前髪を内側にふんわりと巻くととってもキュートになります。
ロングでも可愛くなりますが、ボブの人は特にこのぱっつんが似合います。やや前髪が厚めになって、可愛らしく若く見えるスタイルです。個性が光るので人とは違うヘアスタイルにしたい人は、ぱっつんの切り方を試してみてくださいね！
ショートバングの切り方道具編
ハサミは必ず髪専用のハサミを用意する！
初めてセルフで前髪を切る人は、まずスキバサキを手に入れるところから始めましょう。髪を切るときに紙を切るようなハサミは不向きです。髪もハサミも傷めてしまう原因になるので、セルフで前髪を切るときには、必ず髪を切るための専用のハサミを用意しましょう。
また、セルフカットはスキバサミがおすすめです。髪の長さを均一にしたいのでなければ、スキバサミのほうがきれいに仕上がります。毛先を少し揃えるだけ、というときでもスキバサミが1つあると少しずつナチュラルにカットすることができます。
最初にこれを準備しておこう！
スキバサミのほかにも、いくつか揃えておきたいものがあります。まずは以下のリストで確認してみてくださいね。ハサミ以外は普段使っているものでじゅうぶんです。
前髪を切るときに用意する物
- スキバサミ
- 髪をブロック分けするためのヘアピンもしくはヘアゴム
- コーム
基本的にはたったこれだけです。ショートバングのときだけじゃなく、どんな切り方でも、セルフカットするときにはこれが基本になりますが、場合によっては切った髪が服の中に入ってしまわないようにケープがあったほうがいいこともあります。
ショートバングの切り方実践編
これだけは守ろう！失敗しないコツ
実際に切り始める前に、失敗しないコツを確認しておきましょう。特に慣れない人はつい神経を集中させてしまうので、切っている途中では失敗に気が付かないものです。切り終わってから後悔することが多いので、念頭に置くようにしてください。
まず、髪は必ず乾いた状態で切ります。濡らした状態で切ると乾いてから髪がふんわりとなって、結局予想以上に短い前髪となり浮いてしまう原因となります。前髪を切るときは、必ず乾いた状態で、少しずつ長めに切るように心がけます。 次に顔を下に向けて切るのではなく、鏡を見ながら正面を向いて切るようにします。
このとき髪を引っ張りながら切ると、切りすぎて必要以上に短い前髪になる原因になります。自然に垂らした状態でハサミを縦に入れて切ります。前髪はどんな切り方をするときでも、これが基本となります。
最初に前髪を切る範囲を決めよう！
オン眉のショートバングは短いので、失敗するとなかなかごまかすのが難しいものです。そのため、前髪のどの範囲を切るかを決めるのがひとつの重要なポイントになります。まずは前髪を切る範囲の決め方から説明していきます。
ショートバングに切る範囲を決める方法
- ①前髪の頭頂部付近から両目の黒目の外側を結ぶ三角形を作る
- ②切らない両脇の髪をクリップかヘアゴムで固定する
この下準備をおろそかにすると、仕上がりに後悔することになります。①で頭頂部付近から両目の黒目の外側で三角形を作る、と書きましたが、ここが大きなポイントです。右目の黒目の外側から、左目の黒目の外側までの幅が前髪の幅です。
前髪の幅が広くなると、顔が大きく見えることになるので、これ以上の幅を切らないでください。切る幅を決めたら、両脇の髪は邪魔にならないようにクリップかヘアゴムで留めておきます。
POINT
前髪を切る幅は、黒目の外側が基準
前髪を切る幅を広くしてしまうと顔が大きく見えてしまう失敗のもとです。右目の黒目の外側から、左目の黒目の外側までの幅が前髪の幅です。
ぱっつん前髪の切り方
前髪を切る範囲を決めたら、ぱっつん前髪の切り方に入っていきます。ぱっつん前髪のときは、前髪を内側と外側の2つに分けて、内側を切って仕上がりを見てから外側を切るときれいに仕上がります。
ぱっつん前髪の切り方
- ①前髪を内側と外側の2つに分けて、外側部分はヘアクリップで上に上げておく
- ②内側の前髪を、ハサミを縦にして切っていく
- ③内側の前髪が切れたら、上げていた外側の前髪を下ろして同じ要領で切っていく
コツは内側と外側の2つに分けることです。最初に全体にハサミを入れてしまうと、万一切りすぎてしまったときにごまかしがききません。内側だけを切ってみてコームでとかして好みの長さになったことを確認出来たら、外側の髪を切ります。
また、切るときは必ずハサミを縦にして切ります。真横に一直線に切ると不自然な仕上がりになるので、少しずつ縦に入れるようにしてください。ショートバングは短い前髪なので、とにかく切りすぎないように長めに少しずつ切っていくようにしてください。
ザク切りの前髪の切り方
毛束感が魅力のザク切りの前髪にするときは、前髪を内側と外側に分けるのではなく、横に4つぐらいのブロックに分けます。前髪の量じたいはそれほど多くないのですが、少しずつ丁寧に切っていくことがきれいな仕上がりのコツです。
ザク切りの前髪の切り方
- ①前髪を横に4つぐらいのブロックに分けてヘアクリップかヘアゴムで留める
- ②1つのブロックごとに、いくつかの毛束に分けてハサミを縦に入れてカットする
- ③毛束ごとに先端がV字になるようにする
- ④すべての前髪をこの要領でカットして出来上がり
前髪がかなり長い人は、ブロック分けする前に、長めに前髪を切りそろえておくといいでしょう。このときもスキバサミが活躍します。前髪は引っ張って切ると思ったより短い仕上がりになってしまうので、引っ張らず、垂らしたまま切るのがコツです。
ザク切りの魅力は前髪に毛束感があって、それぞれが個性的なV字の先端になっているところです。毛束ごとに髪の量をわずかに変えたり長さを微妙に変えてみたりと、遊び心を持たせながら切ってください。
アシメ（斜め）なショートバングの切り方
短いのが魅力のショートバングでも、アシメにすると知的な印象になります。ショートバングにしつつも、軽くない雰囲気を演出したい人は、斜めに切ってアシメなショートバングにしてみるとキリリと知的に見えます。
最初に左右どちらを短くしてどちらを長くするか決めます。長い方は眉毛ちょうどぐらいの長さ、短い方は眉毛から1.5cmぐらい上の長さが目安になります。
アシメ（斜め）なショートバングの切り方
- ①前髪を斜めに切っておおよその形を作る
- ②前髪を横に4つぐらいのブロックに分けてヘアクリップかヘアゴムで留める
- ③1つのブロックごとに、いくつかの毛束に分けてハサミを縦に入れてカットする
- ④毛束ごとに先端がV字になるようにする
- ⑤すべての前髪をこの要領でカットして出来上がり
後半はザク切りの切り方と同じですが、最初に斜めのラインを作ってから切っていきます。このときにあまりに短い切り方をしてしまうと仕上がりはそれより更に短くなってしまうので、斜めのラインを作る段階では、やや長めにカットしたほうがいいでしょう。
佐々木希風前髪の切り方を、こちらの動画で実演しながら解説しています。わかりやすいので、ぜひ参考にしてみてくださいね！難しそうに思える前髪カットもそんなに難しくありません。
みんなはどうやってるの？ショートバングの切り方例
ドキッとするロングのぱっつんショートバング
こちらはロングヘアのショートバングです。毛束感があると透け感が出てセクシーにも見えます。サラサラのストレートの人はぱっつんが映えますよね。
透け感のあるザク切りは遊び心を
このぐらいのザク切りだと、毛束感とともに透け感も効いてますね。毛先がゆれるたびに表情をやわらかく見せてくれます。キッチリ感よりも自然体を表すならザク切りはいかが？
きりっとした魅力のアシメ
こちらはやや段差が大きいアシメですが、それほど違和感がなく、ナチュラルに見えますね。アシメは思ったよりも自然に顔になじみます。オフィスでもそれほど抵抗はないでしょう。
まとめ
セルフカットでオン眉のショートバングの作り方をご紹介してみました。短い前髪にしようとしたら、つい切りすぎてしまって、出来上がってから後悔した！という声をよく聞きます。切るときには髪を濡らさないことと、少しずつ慎重に切ることが切りすぎを防ぐためのコツです。
自分で切るのは難しそうに見えますが、やってみると案外簡単なものです。スキバサミがあれば特別な道具も必要ないので、慣れてしまえば簡単にイメチェンできますよ。今の髪型に飽きたけどまだ美容院に行きたくない、という人は、ぜひセルフカットで試してみてくださいね！
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