INDEX
絶食系男子とは？
新登場の絶食系男子は肉食系とも草食系とも違う
近年、男性は大きく分けて2つのタイプに分けられていました。ちょっと好みの女性を見かけるとすぐにアピールして追いかける肉食系。このタイプはいわゆる「女好き」ですが、ある意味とても男らしい男性です。
本来、男性とは女を見たら追いかけたくなるものです。スキあらばすぐに女性に迫るのが男という生き物。それゆえ、女性は昔から「男と二人きりにならないように気を付ける」ように生きてきました。
ところが最近になって、女性に無理やり迫ることもなく、いつも女性の気持ちを優先してくれて、夜ふたりきりで過ごしても手をつなぐだけでOK…なんていうタイプが出てきました。これが草食系です。
草食系は性欲も薄く、あまり肉体的結びつきを求めません。肉食系が夜の街でナンパしまくる男性のイメージなら、草食系は図書館で知識を溜め込むインテリのイメージ。あなたの彼はどちらのタイプ…なんて言っているうちに、もうひとつ、新たなタイプが生まれました。それが「絶食系男子」です。
絶食系は女性と関わらなくても平気
絶食系男子は、女性を目の前にしても、まず、口説いたりしません。それどころか、夜ふたりきりになっても手を出すこともしません。女性にとって、これほど安全といえば安全な男性もいないのではないでしょうか。
なにしろ指一本触れないのですから。へたすると、グラマーな美人が目の前で裸になっても、勃起すらしないおそれがあります。でも男性には性欲があるはず…って思いますよね？
絶食系男子は、この性欲を上げる効果がある男性ホルモンが減少しているといわれます。男性ホルモンが減少すると、肌が女性のようにきれいだったり、ひげが薄かったりします。
どうでしょうか？あなたの周りに絶食系男子らしき人はいますか？もうひとつ絶食系男子の特徴として、彼らはかつては恋愛を経験したことがある、ということがあります。つまり童貞とは違うのですね。
ではなぜ絶食系になってしまったのでしょう？ここでは、こんな絶食系男子の特徴をご紹介するとともに、女性からのアプローチ法を解説していきます。
絶食系男子の特徴：女に興味ない編
恋愛に疲れた
かつては恋愛を楽しんでいた普通の男子が絶食系になるには、かつての恋愛で何らかの事情で上手くいかなかった経験が影響していることがあります。
仕事で忙しい人なら、うまく時間を作れなくて彼女に寂し思いをさせたり、それほど好きでもない女性と付き合っているうちに恋愛が苦痛になってしまったり、真剣に好きだったのに浮気されたり。
そんな経験が尾を引いているのでしょう。女性でもそうですが、恋愛で心が傷つくような経験をすると、「もう恋愛はいいや」っていう気になっちゃいますね。
バーチャル恋愛でじゅうぶん
インターネットの発達によって、実際には出逢うことはない女性と自由に会話を楽しむことができるようになりました。TwitterやSNSなどを利用すれば好みの女性と知り合ったり、簡単なやりとりが可能なので、疑似デート気分を味わうことも可能です。
インターネット越しなら自分にとって都合の悪いこと（容姿など）を隠すことができるし、お金もかかりません。これでじゅうぶん、という人もいます。
また、最近では恋愛ゲームで好みのシチュエーションを楽しむこともできるので、必ずしも現実の女性と恋愛しなくても不自由はないようです。
性欲はAVで発散
日本のAVって、ジャンルが豊富で映像も美しいそうです。AV女優さんもきれいな人が多いですよね。手軽に安価で入手出来て面倒な手間もかからないので、ハマる男性がいるのも無理ないかもしれません。性欲がないわけではなく、AVで発散できれば現実の女性との交渉は要らないと考えるのも絶食系男子の特徴です。
女性とも友人としてなら付き合える
絶食系男子は同性愛でもなく、童貞というわけではありません。しかし女性を恋愛対象として見ることもないのが絶食系男子の特徴です。たんなる友人としてなら、仲の良い女性も何人かいるかもしれません。信頼関係も築いて、なんでも相談できる間柄かもしれません。
しかし、それから先に進むことはありません。これはその女性に魅力がないというわけではなくて、とにかく異性としての女性に興味が持てないというのが真実です。女性の方が絶食系男子に恋心を抱いてしまったときは、ちょっとせつないですね。
絶食系男子の特徴：とにかく自分の時間を大切にしたい編
自分の時間がなにより大事
自分の時間をなにより大事にしている人は、デートなどでその時間が削られるのを嫌います。決して女性が嫌いというわけではなくて、とにかく自分の時間を無駄にしたくないのです。女性と付き合ってプランを練ったり記念日ごとにお祝いをしたりデートを重ねたりするのは、絶食系男子にとって無駄な時間です。
女性が嫌いというわけではないので、皆で集まったときなどは女性とも楽しく会話をすることができます。過去の恋愛で「得るより失うことが多かった」経験をすると、自分の殻に閉じこもってしまうようです。
趣味が最優先
何らかの趣味に熱中している男性は、それだけで生活が充実しているので、あえて恋愛をしようとは考えません。女性にお金や時間をかけるより、趣味に費やしたいと考えています。
恋愛はひとつの選択肢であって、必ず必要なものではありません。むしろ恋愛することで、今の充実した生活が乱れてしまうのではないかと思っています。
自己投資型
女性とデートをするということは、自分のお金と時間をその女性のために使うということになります。しかしデートを重ねた女性とだって別れてしまう可能性はあるわけで、そうなると費やした時間とお金がもったいないと感じてしまいます。それならその時間をお金を自分に投資した方がいい、というのが絶食系男子の考え方です。
絶食系男子は群れる
どんな人でもそうですが、自分と共通点がある人とは理解し合え、仲間意識を持ちやすいものです。絶食系男子も当然人間ですので、同じ絶食系男子と行動をともにしたほうが居心地がよく、楽しいと感じます。
もしも同じグループの人間が女性と交際など始めたら、仲間外れにしてしまうかもしれません。同じ価値観がある人と集まっていると安心感を覚えるのは、どんなタイプの人でも同じですね。
絶食系男子の特徴：どっちでもいい編
恋愛したいような女性に出会えていないだけ
絶食系男子は女性に対する理想が高い傾向があります。そのため、たまたま近くにいたからとか、告白されたからとか、そんな理由で交際を始めることはありません。自分の理想にかなった女性でなければ交際しようと思わないのです。
そのため、妥協して理想とは程遠い相手と無理して付き合うことはなく、理想の女性に出会えないなら、いっそ恋人なんていなくていい、という考え方にいたります。
とりあえず友達としてなら
あまり女性に対して期待をしていない絶食系男子は、女性に対して何かを求めることはきわめて少ないです。気の向いた時だけ話し相手になってもらったり、一応連絡先だけは確保しておいたりしますが、それは「誰でもいい」という感覚です。
男同士の付き合いだけでは偏ってしまうので、たまには女性と話をするのもいいかな、と思った時は連絡しますが、あくまでも一時的な暇つぶしのようなものです。
平和にスルー
絶食系男子は争いを好みません。平和主義なので相手に嫌な思いをさせるようなこともしませんが、女性からアプローチされても、気づかないフリをしてスルーしてしまうことが多いです。
もちろん天然で気づいていない、ということもありますが、そもそも恋愛には興味がないので、女性から可愛いしぐさでアプローチされたり、誘惑するようなボディタッチをされてもなんとも思いません。
かといって女性から強引にグイグイ来られては、引いてしまいます。相手の女性が嫌いというわけではないのですが、恋愛することが面倒なので気づかないフリをして自分も相手も傷つかないようにします。
絶食系男子の攻略法
まずは友達として付き合っていこう！
好きになってしまった相手が絶食系だった場合、いつものように可愛く迫ってみても反応がないので女性としては攻略が難しいものです。そこでまずは、友達としての関係をしっかりと築いていきましょう。
絶食系男子は女性が嫌いというより、恋愛の意欲がないだけなので、友達としてなら女性とも上手く付き合うことができます。共通の趣味を見つけて、一緒に盛り上がれる話題があると、友情をはぐくみやすくなります。時間をかけてつきあっていくうちに、強い信頼関係で結ばれていくこともあるでしょう。
「めんどくさい女」にならない！
絶食男子は女性と一緒に過ごすより、一人で過ごすほうが好きです。たまには男友達とは遊びますが、違う人種である女性とは、いろいろとめんどくさいのです。そんな絶食系男子がかまってオーラを出した女性からアプローチされても嬉しいはずがありません。
一緒にいるとき、女性特有の会話を持ち出されても理解できないし、そんな時間は無駄に思えてなりません。そこで、こんな絶食系男子と話すときは、共通の話題を提供するようにしましょう。
建設的な話ができれば無駄な時間にならないし、彼も楽しいと感じてくれるはずです。ストレスになるような話題は厳禁です。もともと恋愛に興味がないので女らしさを感じさせる言動は逆効果です。
恋愛を勧めない
絶食系男子は過去の恋愛で傷つくような経験をしています。そんな彼に「恋人がいると楽しいよ」などと恋愛を勧めるような発言はご法度です。誰だって嫌いな食べ物を無理に食べるように言われたら不愉快ですよね。
勧められれば勧められるほど、さらに避けるようになっていきます。片思いしてしまった彼女からするともどかしいのですが、少しでも距離を近づけたいなら、あるがままの彼を受け入れ、認めてあげることです。自分の存在を認めて許容してくれる相手には好感を持ちやすいものなので、あせってはいけません。
まとめ
草食系男子という言葉が流行り始めた頃、「女に興味がない男なんているの！？」と驚いたものですが、そこからさらに時代は進み、今や完全に女性がいなくてもいいという「絶食系男子」まで登場しました。
恋愛したい女性には寂しいことですが、恋をする気も結婚をする気もなく、性欲もひとりでコントロールする男性は実は少なくないようです。しかし彼らだってかつては恋愛を楽しんでいた時代はあったはずです。
そこからさまざまないきさつがあって現在に至るのですから、女性からの無理強いはよくありません。女性と一緒に過ごすのも悪くないよ、と思い出させるためには、相手が嫌がることをしないのが一番でしょう。こちらでご紹介した特徴を参考に、ゆっくりと関係を築いていってくださいね！
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。
