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彼の飲み会に、女の子もいた。それを本人からではなく、友達から聞いた。しかも、同じことはこれで3回目です。
前の晩のけんかの勢いのまま、わたしは渋谷・道玄坂の占い館「雨照(アメテラス)」で、繭(まゆ)先生に見てもらいました。つきあって3年になる彼と、このまま続けていいのか。占い師さんにダメと言われたら、もう彼はダメなんだと思う。正直、そのくらいの気持ちでした。
鑑定が終わるころ、わたしの手元に残っていたのは「別れなさい」でも「我慢しなさい」でもなく、怒っている自分の中にある、彼への気持ちでした。
#### この記事の中身
- 繭先生の鑑定の雰囲気と、タロットの読み方
- 「女の子のいる飲み会」に行く彼の本音
- 怒ってしまう自分を、責めずに見つめなおすヒント
- 繭先生に会いに行くときの料金と予約
手相とタロットで見る、繭先生の鑑定
繭先生は、手相とタロットを使い分ける占い師です。話しているうちに感じる雰囲気や直感で、その日どちらを使うかを決めるのだそう。わたしのときはタロットでした。
得意な相談は、仕事、人間関係、結婚、相性。プロフィールには「見た目や印象だけで決めつけずに伺います」とあって、その言葉どおり、勢いまかせのわたしの話も、まずは静かに受け止めてくれました。
話し方はおっとりとやわらかく、ひとつずつ相づちを打ちながら聞いてくれます。
繭先生が大切にしていることや、いつお店にいるかは、[雨照の繭先生のページ](https://ametelas.jp/salon/people/103)にまとまっています。
「彼と別れたほうがいい?」勢いのままの相談
女の子のいる飲み会、しかも3回目
鑑定がはじまると、わたしは一気に話しはじめました。
前の晩、彼は「友達と飲みに行く」と出かけていきました。ところが、7〜8人の飲み会のうち2人ほどが女の子だったと、彼本人からではなく、友達から聞いたのです。
朝帰りしてきた彼に怒ると、「女の子は終電で帰ったし、別に俺が怒られる筋合いはない」。しかも、こういうことはもう3回目くらいです。
「もう占い師さんになんかダメって、もう鑑定で言われたら、もう私は、もうやつはダメなんだと思うし」
半分やけになっていたわたしに、先生はひとこと。
「そうですね。落ち着いてください。」
そこから、彼の気持ちと2人の相性を見てもらうことになりました。
カードを切る前に、先生はつきあってどれくらいか、結婚は考えているのかを、ゆっくり聞いてくれました。3年になること。なんとなく、この人と結婚するんだろうなと思っていたこと。でも、こんなことが3回もあると、もう大学生じゃないんだから、と思ってしまうこと。
「私もちょっと、切れ性なのもあるかもしれないんですけど」
ついそうこぼしたとき、先生はやさしく返してくれました。
「それだけ彼のことを思ってるってことなんですよね」
「それだけ彼のことを思ってるってことなんですよね、多分ね。」
怒っている自分を、先生は少しも責めませんでした。怒りの奥には、それだけ大事に思う気持ちがある。そう言い換えてもらえたことが、心に残りました。
「なんかめっちゃ波動いいですよね」と思わず口にしたほどで、さっきまで怒っていたのが、ちょっとばかみたいに思えてきました。
「でもそういうときにね、ここ利用していただくとすごくいいかなと思うんですけど。」
怒りでいっぱいのときこそ、だれかに話してみる。繭先生の鑑定は、そのための場所なんだと感じました。
タロットで見えた、彼の本音
いよいよ、彼の気持ちをカードで見てもらいます。
「バランスを一生懸命取ろうとしてるんですよね」
「基本的には、あの、あまり気にしてないタイプで。」
「あの、女の子がいても、男の子がいても、平等というか、変わらない。」
先生によると、彼は楽しいことが大好きな人。だからこそ、こんなふうに動いてしまうのだそうです。
「だからね、あの、なんかバランスを一生懸命取ろうとしてるんですよね。」
「だから、女の子にも嫌われたくない。」「男の子にも嫌われたくない。」
みんなでわいわい飲んでいれば、彼女に悪いことをしているわけではない。彼の中ではそういう理屈なのだろう、と先生は読みます。
「それめっちゃ言うんですよ」。2人きりじゃないから浮気じゃない。彼からは、これまで何度もそう言われてきました。
先生は、こう添えてくれました。
「彼女さん的には辛いかもしれないけど、そこは許容範囲で見てあげるのもいいかなって。」
わたしの気持ちを否定するのではなく、彼の側の見え方を知ったうえで、どこまで受け止めるかはわたしが選べばいい。そんな言い方に聞こえました。
言われてみれば、わたしも薄々気づいていました。悪気はなさそうだし、嫌がらせをされている感じもない。3回言ってもこうなるのは、きっと本当に悪いと思っていないからなんだろう、と。
「こういうペアのカードも出てるので」
そして先生は、出ているカードに話を移します。
「本人は悪気があってやってるわけではないし、でも彼女さんのことすごく好きで。」
「こういうペアのカードも出てるので、」「全然ね、あの、気にしなくても大丈夫だと私は思うんですよね。」
飲み会にいた女の子に、気持ちがあるわけではない。先生の読みを、わたしはそう受け取りました。
「ただただワイワイ。」「彼のストレス発散?でもあるのかな?」
この一言に、わたしはすかさず聞き返していました。
「え、私がストレス作ってます?もしかして」
「違います。違います。違いますよ、全然。」
思わず笑ってしまうやりとりでしたが、ここから話は、彼のことからわたし自身のことへ移っていきました。
「彼女さんも少し落ち着いたほうが」
「結構なんか、あの、3日に1回ぐらいは切れるんですよ、私が」
激しい言い合いになるというより、わたしが一方的に怒っていて、彼が「はい、ごめんなさい」と受け止めている。そう打ち明けました。
「あ、そうだね。そこもちょっと出てるね。」
先生はカードを見ながら、彼の側の気持ちを伝えてくれました。
「安定をやっぱり求めてるから、少しね、彼女さんも少し落ち着いたほうが。」
彼が求めているのは、安心していられる関係。わたしを責めるのではなく、こちらから少しだけ歩み寄れることがある、という伝え方でした。
「今は遊びたいんですよ、多分」
では、彼は結婚をどう考えているのか。
「でもね、なんか結婚もね、ちょっと考えてるんじゃないかな、少し。先の未来で。」
「あ、やつがですか」と聞き返すと、先生は続けます。
「だから、今はこう、楽しんで、遊んでるだけで、」「ちゃんと結婚された後は、きちんと、彼女さんのことを見てくれると思いますよ。」
「今は遊びたいんですよ、多分。」「遊びたいって言っても、女性遊びではなくて。」「仲間内でワイワイするのが大好きっていう。」
彼が仲間との時間を大事にしているのは、いまの時期だから。彼にも結婚を考えている部分があるのでは、と先生は読み取ってくれました。
怒ってしまう自分と、どう向き合うか
「私、人の人生クラッシャーなんじゃないか」
ここで、ぽつりと本音が出ました。
前の彼にも、思い返せば怒りすぎて愛想を尽かされたこと。こんなに怒っていて3年続いたのは、言われてみれば奇跡かもしれないこと。
「なんか、今の彼と仮に結婚したとして、なんか、私、人の人生クラッシャーなんじゃないかって、今、なんか、冷静になって思ってきました」
最初の相談は「彼と別れたほうがいいか」でした。でもその奥には、怒ってしまう自分で大丈夫なのかという不安もあったのだと、このとき気づきました。
先生は「ちょっと見てみましょうか、じゃあ」とカードに向かい、こう伝えてくれました。
「そんなことは全然ないと思うんですよね。」
「私はなんか、結婚する感じはすごくしますけどね。」
先生は、彼のことを「大人子供って言うのかな」と表しました。まだ遊びたい気持ちと、結婚を考えている気持ちが、半分ずつ。だからこそ、いまは少し見守ってあげてもいい時期なのだそうです。
「でも、恋人のカード出てるから」
先生は、わたしの強さもそのまま言葉にしてくれました。
「確かにね、強いんだよね。皇帝っていうカードが出てるから、強いんだよね。」
「でも、恋人のカード出てるから、全然、あの、やっぱり、思ってらっしゃるんですよ。」
力強さを表す「皇帝」のカードと、想い合う気持ちを表す「恋人」のカード。強いところも、好きな気持ちも、どちらもわたしの中にある。
強いところは、まわりからもよく言われます。強さは悪いものではなく、使い方しだい。先生の言葉は、そんなふうに聞こえました。
「謝ってあげてください。でも、別に謝らなくてもいいんですよ」
鑑定の終わり、わたしはこう話しました。
「なんか、おかげさまで、冷静になってきました」
「あとで、なんか、あの、プリンでも買って謝ろうと思います」
「謝ってあげてください。でも、別に謝らなくてもいいんですよ。」
この返しに、わたしも「確かに」と応じました。
謝ることも、謝らないことも、どちらも正解になりうる。どちらか一方が悪いと決めずに、2人で少しずつ歩み寄ればいい。最後のひとことを、わたしはそんなふうに受け取りました。
帰り道に考えたこと
鑑定のはじめ、わたしはかなり怒っていました。それでも繭先生は、別れる・別れないの白黒をつけるようなことは言いませんでした。
彼が何を大事にしている人なのか。いまはどんな時期なのか。そして、怒ってしまうわたしの中に、どれだけ彼を思う気持ちがあるのか。カードから読み取れることを、ひとつずつ、ゆっくり手渡してもらった時間でした。
繭先生は、鑑定への想いとして「心に残るのが、自分を責める言葉ではなく、見つけた魅力を信じる言葉であってほしい」と語っています。怒っていた自分を責めるのではなく、「それだけ思っている」と受け取りなおせたこと。それが、この日持ち帰ったいちばん大きなものでした。
鑑定のはじめに「やつはダメなんじゃないかと」と話していたわたしが、帰るころには、プリンでも買って謝ろうかな、と思っていました。
帰り道に考えていたのは、彼が悪いかどうかより、わたしがこれからどう話すかということ。まずは、怒ったことだけでなく、何がいやだったのかも伝えてみようと思います。
繭先生に聞いてほしい話があるなら、[渋谷にある占い館 雨照の店舗ページ](https://ametelas.jp/salon/shibuya)から、空き状況をのぞいてみてください。
繭先生に話してみてほしい人
#### たとえば、こんな人
- 恋人とのけんかが続いて、気持ちの整理がつかない方
- 相手の本音が分からず、もやもやしている方
- 怒ってしまう自分に、ちょっと疲れている方
- 結婚や相性について、落ち着いて見てもらいたい方
- 白黒をつけるより、自分で納得して決めたい方
繭先生に会いに行くなら
繭先生がいるのは、渋谷駅から歩いて6分ほど、道玄坂を上がった先にある「雨照(アメテラス)」です。[株式会社GOGON](https://gogon.co.jp/)が営む対面の占い館で、神泉駅からなら3分ほどで着きます。話す場所は壁とカーテンで区切られた小さなブースで、まわりの目を気にせずにいられます。
料金は20分3,500円から。30分なら5,000円、60分なら10,000円です(税込)。Web会員になっておけば、まだ見てもらったことのない先生を選んでも指名料は0円。ゲストのままの利用や、同じ先生の2回目以降は、先生のランクに応じた指名料が加わります。
友達や恋人と一緒に行くなら、1組3名まで。鑑定を受ける人の分だけ時間と料金がかかり、そばで聞いているだけなら料金はいりません。予約はWebか電話で。先生の手が空いていれば、予約なしでも見てもらえます。
お店は13時から22時まで。住所は東京都渋谷区道玄坂1-19-13 トップヒル並木4Fです。繭先生の出勤日は[雨照の渋谷店のページ](https://ametelas.jp/salon/shibuya)で、ほかの先生たちのことは[雨照 占い館アメテラス](https://ametelas.jp/salon)で見られます。
※プライバシーに配慮して、設定の一部を変えて書いています。鑑定の内容は、その日のカードから先生が読み取ったもので、この先を約束するものではありません。
文・BELCY編集部
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