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五香粉の代用品5選!オールスパイスや八角は代わりになる?組み合わせのレシピも!

更新:2020.10.15

五香粉は5種類のスパイスを合わせた香り高い中国の調味料です。今回は、五香粉の代用品として使用できるスパイスをご紹介いたします。普段の料理にプラスするだけで、奥行きのある中華の味わいを楽しめますよ。代用品と相性の良いレシピもご紹介していますよ。

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五香粉とは?

①中国のスパイス

五香粉は、中華料理には欠かせないスパイスです。読み方は「ごこうふん」ですが、中国読みで「ウーシャンフェン」と読むこともあります。名前の通り、花椒やクローブ、シナモン、八角、陳皮(ちんぴ)などのスパイスを5種類組み合わせて作られています。

5種類ものスパイスが使用されているので、中華料理特有の深みを簡単に出すことができます。料理に五香粉を入れれば、一気に中華の香りに近付けることができますよ。

②炒め物や煮物に使える

五香粉は、炒め物や揚げ物、煮物の下ごしらえなど用途が多く、様々な料理に使うことができる万能の調味料です。肉の下ごしらえに使うと、肉の臭みを消すことができます。市販の調味料で中華料理を作った際にも、香り付けとして使えば、ワンランク上の味を楽しむことができますよ。

こちらの記事でも五香粉について詳しく解説しています。五香粉の特徴や効能、おすすめのレシピを紹介しているので、こちらも是非併せてお読みください。

五香粉の代用品5選

①オールスパイス

オールスパイスとは、ジャマイカが原産であるフトモモ科の植物から作られたスパイスです。1つのスパイスだけで、シナモン、ナツメグ、クローブの味わいを楽しめることからオールスパイスという名前が付けられています。


シナモン、ナツメグ、クローブの3つのスパイスは五香粉にも用いられるので、代用品として使えるでしょう。五香粉に比べて、味わえるスパイスの数は少ないので、さっぱりとした味わいにはなりますが、家庭料理では十分な深みを出すことができますよ。

②八角

八角は中国が原産のスパイスです。見た目が星の形に似ていることから、「スターアニス」という名称で販売されていることもあります。五香粉にも入っているスパイスなので代用品として使うことができます。五香粉が無い場合は、八角を入れるだけでも中華料理の雰囲気を出し、スパイスとしての役割をしてくれますよ。

③カレーパウダー

日本で販売されているカレーパウダーには、約20~30種類のスパイスやハーブが使用されています。カレーパウダーに使われているスパイスの中には、五香粉に使われているスパイスも入っているので、代用品として使うことができます。

カレーパウダーを五香粉の代用品として使う場合には注意が必要です。カレーパウダーはあくまでインド発祥のカレーの味を元に使われているものなので、入れすぎると中華ではなくインド寄りの風味になってしまいます。使用する量には注意しましょう。

④シナモン

シナモンは独特の甘みがあり、お菓子にもよく使われるスパイスです。五香粉に使用されているスパイスの1つなので、使用すれば風味を近づけることができますよ。

しかし、シナモンは甘みの強いスパイスなので、八角や花椒のような刺激的な味わいを出すことは難しいです。スパイシーさが足りない場合は、生姜を合わせて入れることで五香粉のスパイシーな役割を果たしてくれますよ。

⑤七味


七味は唐辛子を中心に、様々なスパイスを合わせた日本の調味料です。七味には、唐辛子の他に山椒や陳皮(ちんぴ)などが配合されており、五香粉の配合にとても似ています。五香粉のぴりっとした刺激的な味わいを再現することができます。

配合されているスパイスが五香粉にとても似ている七味ですが、刺激的な味わいのスパイスの配合が多いのが難点です。五香粉の出す甘みや苦みの奥深い味わいの代わりにならないので注意が必要です。

五香粉の代用品を使う時のポイント

①少量ずつ使う

スプーン

五香粉の代用品を使って料理をする際は、少しずつ加えて味を調整してください。同じスパイスが入っていたり、似たような味がしたりする代用品でも、普段使っている五香粉とは味の付き方が違うので注意しましょう。スパイスは料理の印象を大きく変えるものなので、慎重に使ってくださいね。

②組み合わせる

香辛料

五香粉の代用品であるスパイスを組み合わせて使うのもおすすめです。五香粉は元々、5種類ものスパイスを合わせている調味料なので、代用品を使用する場合も2種類以上のスパイスを組み合わせた方が五香粉の深みのある味に近付けることができますよ。

スパイスを組み合わせる場合は、スパイスの形状に注意しましょう。スパイスはホールスパイスと言って、実や種の形状のままで販売されているものがありますが、組み合わせる場合は粉末状のものがおすすめです。ご自宅にあるものがホールスパイスの場合は、コーヒーミルやすり鉢で粉末にすることができますよ。

③好みに合った味を見つけよう

様々な種類の調味料

代用品のスパイスの組み合わせや配分量を変えることで、自分好みの五香粉を楽しむことができます。スパイスはそれぞれ特徴が異なるので、少しずつ量を調整して、好みの味を見つけてくださいね。

スパイスは、お手頃価格のアイテムが揃うコストコでも購入することができます。こちらの記事では、コストコのスパイスのおすすめを紹介しているので、是非ご覧ください。

五香粉の代用品のおすすめの組み合わせ

①オールスパイス×八角

八角とスパイス

シナモン、ナツメグ、クローブの味わいを持つオールスパイスに中華の香りを出す八角を組み合わせることで、五香粉に入っているスパイスの役割をほぼ再現することができます。

②シナモン×七味

シナモンとスパイス

甘みを出す役割のシナモンと、刺激的な味を出す役割の七味を組み合わせる事で、五香粉の味わいに近付けることができます。それぞれ単独で使用すると、甘みが足りなかったり、刺激が足りなかったりして物足りなさを感じてしまいます。組み合わせて欠点を補い合うことで、深みのある味わいのスパイスになりますよ。

③八角×シナモン

八角とシナモン

八角とシナモンは、どちらも独特の過去りが特徴のスパイスです。癖のある味や風味が好みの方には、この組み合わせがおすすめです。八角とシナモンをレシピに加えるだけで、中華の風味を引き立たせることができますよ。

五香粉の代用品を使ったおすすめレシピ

①チャーハン

おすすめのレシピの1つ目はチャーハンです。いつものチャーハンに五香粉の代用品であるスパイスをかけるだけで、メリハリのある味わいになります。通常のレシピの工程の最後に香り付けとして全体に振りかけて混ぜましょう。特にオールスパイスや八角は、パンチのある中華の味を出す事ができるのでおすすめですよ。

②唐揚げ

おすすめのレシピの2つ目は、中華料理でも親しまれる唐揚げです。鶏肉に下味を付ける際に、五香粉の代用品であるスパイスを一緒にもみ込むと、スパイシーで美味しい唐揚げが出来上がります。オールスパイスやカレーパウダーは肉との相性が良いのでおすすめですよ。

スパイスは、鶏肉の臭みを消したり、肉を柔らかくしたりする役割があるので、普段のレシピにプラスして入れてみてくださいね。下味として代用品を使用する場合には、味見はできないので入れる量には注意が必要です。味付けと言うよりも、香り付けである事を意識し、より慎重に量を調整しましょう。

五香粉の代用品で楽しく料理しよう!

五香粉を料理で使用すれば、簡単にワンランク上の味わいを楽しむことができます。五香粉を切らしてしまった時やすぐに用意できない場合は、代わりになる調味料を使うことで、五香粉をつかったような料理の味を楽しむことができます。

カレーパウダーや七味など、常備している物も五香粉の役割をしてくれるので、是非お試しください。使用する際には、入れすぎに注意しましょう。少量ずつ加えて、味を調えてくださいね。代用できるスパイスを組み合わせて使うのもおすすめです。オリジナルのブレンドだからこそ、好みの味わいを作り出すことができますよ。

スパイスは、料理の味の幅を一気に広げてくれる優秀な調味料です。こちらの記事でおすすめのスパイスを紹介しています。五香粉の代用品となるオールスパイスやカレーパウダーについても解説しているので、是非参考にしてください。よく使うスパイスは常備して置いても良いですね。

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