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こし器がなくても裏ごし出来る代用品10選!ザルやふるい、ガーゼでも大丈夫?

更新:2021.01.07

こし器をほかの調理器具で代用できないか考えたことがある方は多いかもしれません。こし器を使う頻度が少ない場合、購入するのはもったいないと感じてしまいますよね。そこで今回は、こし器の代用品として使える調理器具10個や使い方、使い方のコツなどを紹介します。

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ザル編|こし器の代用品として使えるもの3選

①ザル

1つ目はザルです。ザルは網目の小さいものを使うのがおすすめです。大きい網目のザルだと、少し仕上がりが荒くなるかもしれません。

しかし、仕上がりにあまりこだわらないのであれば大きい網目のザルでも、十分代用可能です。普通のザルであれば、持っている方も多いので、こし器の代用品として一番使いやすいといえます。ザルは液体だけでなく裏ごしのために使うこともできます。

②粉ふるい

粉をふるう人

2つ目は粉ふるいです。粉ふるいは粉ものを細かくするための道具です。網目が細かいことから、なめらかな仕上がりになります。ザルと同じように裏ごしや卵液などをこすのに適しています。

裏ごしをする場合、粉ふるいは本物の裏ごし器と近い形をしていることから、ザルよりも安定するのが特徴です。お菓子作りをよくする方は、粉ふるいを持っている場合が多いのではないでしょうか。

③麺すくいザル

ラーメンの写真

麺すくい用のザルも代用可能です。麺すくい用のザルを代用品として使う場合、網目の大きさに注意が必要になります。大きい網目のザルだと、不純物も通り抜けてしまいます。

消耗品編|こし器の代用品として使えるもの4選

①ガーゼ

かぼちゃのスープ

ガーゼもこし器の代用品として使えます。ガーゼは目が細かいことから、こし器の代用品として適しているのです。卵液など液体をこす際に使用します。


しかし、ガーゼの目は非常に小さいので、こすのにとても時間がかかるのがデメリットです。時間が余っているときや、普段よりも手間をかけたい場合に、ガーゼを使用すると良いでしょう。

②ふきん

お菓子作りで生地を混ぜている写真

ふきんもガーゼと同じように、こし器の代用品として使えます。ガーゼと同様に、こすのに時間がかかるという欠点があります。また、衛生上の面から、ふきんは普段使っているふきんを洗濯したものではなく、新品のものを使いましょう。

③三角コーナー用のネット

代用品の5つ目は、三角コーナー用のネットです。三角コーナー用のネットは、容器にネットを取り付けて使います。主に、液体をこすのに適しています。仕上がりを滑らかにしたいのであれば、細かい網目のネットが良いでしょう。

④コーヒーフィルター

コーヒーフィルターでも代用可能です。サラサラとした液体をこすのに適しています。しかし、コーヒーフィルターは、一気にこすことができないため、時間がかかるのがデメリットです。下記の記事では、オイルポットの代用品を紹介しています。油こし器の使い方も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

その他|こし器の代用品として使えるもの3選

①あくすくい

食材

あくすくいもこし器として代用可能です。あくすくいで代用する場合は、材料を入れる量に注意が必要です。あくすくいはザルの部分が小さいので、一気に注ぐとあふれてしまいます。


②茶こし

お茶

5つ目は、茶こしです。茶こしは小さいので、それほど量が必要ない場合に適しています。たとえば、離乳食を作る際に使えます。茶こしを使って裏ごしをする場合、力がかかるので強度の高いものだとより良いです。

③ブレンダー

キッチン

意外かもしれませんが、ブレンダーでも代用できます。しかし、繊維のある食材をこすことには適していません。また、ブレンダーを使う場合は少量ではなく、ある程度量がある料理を作るときに適しています。

用途別!こし器の代用品の選び方は?

①裏ごしが必要な料理の場合

調理器具

裏ごしをする場合、ザルや三角コーナー用ネット、茶こしが適しています。三角コーナー用ネットは、食材を入れて絞るだけなので簡単です。茶こしは目が細かいため、使う際は力が必要です。

②プリンなど卵料理の場合

お菓子作り

プリンや茶碗蒸しなど、卵液をこす料理に適しているのは、ザルや粉ふるい、ガーゼです。卵液は目が細かいものを使うと、滑らかな仕上がりになります。ザルの目が粗い場合は、キッチンペーパーをザルに敷くのがおすすめです。卵液を使ったお菓子や料理は、口当たりや見た目にもかかわるので、こす作業がとても大切です。

③スープ料理の場合

スープ料理のイメージ

スープをこすときは、ガーゼやふきん、コーヒーフィルター、粉ふるいがおすすめです。ガーゼやふきんは、さらりとしたスープポタージュスープの両方に使えます。コーヒーフィルターは、サラサラとしたスープに適しており、粉ふるいはポタージュスープに適しています。

③油をこす場合

油のイメージ

油をこすときには、ふきんやガーゼ、コーヒーフィルターが適しています。受け皿とコーヒーフィルターを用意するだけで、簡単に油をこすことができます。

それぞれのこし器の代用品の使い方は?

①ザル・粉ふるいの使い方

小麦粉と材料

ザルの場合、ボウルを用意して、ボウルの上にザルをセットします。そして、木べらを使って裏ごしをしていきます。食材をつぶすときは、押しつぶすようにするのがコツです。食材をつぶし終えたら、ザルの裏についた食材を丁寧に取って行きます。食材を取る際は、ゴムベラを使うと取りやすいです。

粉ふるいを使って裏ごしをする場合も、基本的にはザルの使い方と同じです。だたし、粉ふるいはよりこし器と近い形をしているため、受け皿を用意してお皿にかぶせるようにして、セットをします。

②ふきん・ガーゼ・コーヒーフィルター・三角コーナーのネットの使い方

コーヒーフィルター

ふきんやガーゼは卵などの液体をこすのに適しているのです。ふきんやガーゼを使う場合は、ボウルにセットして食材を流し入れます。そして、ふきんやガーゼを絞ります。コーヒーフィルターは小さいので、ココット皿にセットするのがおすすめです。セットをしたら、液体が溢れないように注いでいきます。

三角コーナーのネットもふきんやガーゼと同じように、食材を入れたらネットと一緒に絞ります。三角コーナーのネットは、目が粗いので液体だけでなく固形物にも使えます。

③あくすくい・茶こしの使い方

お茶のカップ

あくすくいや茶こしは、形状から固形より液体をこすのに適しているといえます。あくすくいや茶こしは小さいので、一気に食材を流しいれるとあふれてしまいます。少しずつ食材を流し入れていくのがコツです。

④ブレンダーの使い方

食材と鍋

ブレンダーは、食材を細かくする調理器具のため、固形物をこすのに適しています。深めの鍋にこしたい食材を入れます。そして、ブレンダーのスイッチをオンにして、食材を潰していきましょう。ブレンダーは食材の量が少ないと上手くこせないので、ある程度まとまった量の食材をこすときに使うのがおすすめです。

【番外編】ザルや粉ふるいで代用する際のコツとは?3つのポイントで解説

①動かないようにしっかりと押さえる

料理をする人

ザルや粉ふるいを動かないようにしっかりと押さえるのが、うまくこすためのコツです。押さえるときは、手で押さえれば問題ありません。しっかりと押さえないとザルや粉ふるいが動いてしまい、つぶしにくくなってしまいます。

②ボウルの下に濡れたふきんを敷く

ボウルと果物

濡れたふきんを敷くことも上手くこすためのコツです。ボウルが滑ってしまうとうまく作業をすることができません。濡れたふきんを敷くことで、滑り止めの役割をしてくれます。

③少しずつ裏ごしする

料理をする人

何度かに分けてこすのがコツです。多くの食材を乗せてしまうと、へらを動かす範囲が狭くなり、作業がしにくくなります。そのため、少量の食材を乗せるのがポイントです。少しずつこすのは、手間に感じるかもしれませんが、作業がスムーズ進む方がストレスが少ないです。

こし器の代用品を活用すれば色々な料理に対応できる!

こし器の代用品をうまく使うことで料理の幅が広がります。こし器や万能こし器を買わなくても、普段私たちが使っているキッチン用品の中にこし器の代用として使えるものが多くありましたね。使い方は道具によって異なりますが、簡単に使えるものが多いです。

特に、卵料理やスープ料理などを作るときには重宝するので、今回紹介した使い方やコツを参考にして、ぜひ家にあるもので代用してみてはいかがでしょうか。

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