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ウロコ取りの代用品4選!包丁やスプーンなど家にあるもので簡単に取る方法を紹介!

更新:2020.08.12

魚料理を作る時に、ウロコ取りが無くて困っていませんか?この記事では、ウロコ取りの代用品をご紹介しています。ウロコ取りの代用品を使った簡単な取り方や、注意点についても知ることができますよ。アウトドアや彼氏の家で魚料理をする時に役立つので、ぜひご覧ください。

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ウロコ取りの代用品4選!

①包丁

置かれた包丁

1つ目の代用品は、包丁です。ウロコ取りが無くても、料理道具として欠かせない包丁はほとんどの家庭にあるのではないでしょうか。魚の大きさやウロコの位置に合わせて、包丁のサイズを変えるのがおすすめです。包丁の背を使ってウロコを取ることができるので、切れ味が悪いものでも使えますよ。

②スプーン

ステンレススプーン

2つ目の代用品は、スプーンです。食事をするのに欠かせない道具なので、ウロコ取りに比べ保有率が高いのではないでしょうか。深底タイプのスプーンですと、ウロコをキャッチして飛び散るのを防ぐことができます。計量スプーンやレンゲスプーンは、深底なので特におすすめです。

③ペットボトルキャップ

3つ目の代用品は、ペットボトルキャップです。コンパクトですがウロコ取りの代用として、とても便利な道具になりますよ。また、ウロコが飛び散りにくいので、キッチンをできるだけ汚したくないという人におすすめです。

④金属たわし

4つ目の代用品は、金属たわしです。金属たわしは鍋の焦げ付きを綺麗にする道具ですが、魚のウロコをしっかり取ることができます。金属たわしならではの弾力性のある素材が、魚のカーブにフィットするからです。

ただし、洗剤付きではなく、ボリュームがあるスタンダードタイプの金属たわしを選びましょう。柄付きやスタンプ型の金たわしだと、すぐに外れてしまいウロコを取ることができないからです。

魚の種類別|ウロコ取りの代用品4選!

①小さな魚の場合

サンマやイワシなどの小ぶりの魚のウロコ取りの代用品には、包丁が最適です。包丁を使うとその他の代用品に比べ、ウロコが飛びやすくなります。しかし、サンマは収穫時にウロコが取れるケースが多いです。


そのため、お店で販売されているサンマには少しのウロコしか残っていません。また、イワシにはしっかりウロコが付いていますが、小ぶりの魚なので包丁でも簡単に取れやすくなっています。

②ウロコが大きな魚の場合

真鯛やヒラセイゴなどウロコが大きな魚には、ウロコ取りの代用品としてスプーンが適しています。包丁でウロコを取ると、周囲に散らばりやすいからです。また、ペットボトルキャップをウロコ取りの道具に使うと、手元とウロコが近い位置にあるのでケガをする恐れがあります。

スプーンだと柄があるので、ウロコと手の距離が離れていて安心です。また、ウロコがスプーンの中に溜まっていくので、周囲に散らばりにくくなります。

③身が柔らかい魚の場合

カレイやメバルのウロコ取りの代用品には、ペットボトルキャップがおすすめです。ペットボトルキャップだと、身が柔らかい魚を傷めずに簡単にウロコを取ることができます。

④ぬめりがある魚の場合

粘りがある細かいウロコの魚には、金属たわしがおすすめです。サバ・アオハタ・ハマチ・ヒラメなどの魚には、ぬめりがあるので滑ってしまい細部までウロコが取りにくいです。

しかし、金属たわしなら魚を包み込むようにしてウロコを取るので、滑りにくくスムーズな処理ができますよ。背ビレのキワや胸ビレの付け根など、ウロコが取れにくい箇所も綺麗に落とせます。

包丁|ウロコ取りの代用品を使った簡単な取り方!

①ビニール袋を被せる

透明のビニール袋

ウロコ取りの代用に包丁を使う時は、ビニール袋を魚の頭に被せましょう。魚の頭にビニール袋を被せると、ウロコの飛び散りを防ぐことができます。

もう1つは、魚を丸ごと入れたビニール袋に手を入れてウロコを取る方法です。魚のサイズやウロコの状態に合わせて、ビニール袋を使ってください。厚手のビニール袋だと破れにくいので、ウロコが散らばったり魚の生臭い匂いがキッチンに充満するのを防ぐことができますよ。


②尾から頭に向けて削ぐ

果物ナイフ

魚にビニール袋を被せた後は、魚の尾から頭に向けて包丁でウロコを削ぎ落すように取ります。頭に被せてあるビニール袋がちり取り替わりになり、中にウロコがどんどん入っていきます。魚の部位ごとにウロコの固さが違うので、力を調整しながら取ることがポイントです。

背ビレなどのウロコが固い箇所は、包丁の柄に近い部分で削ぎ落すと力が伝わりやすいので綺麗な取り方ができます。ヒレの付け根や頭の部分などの細かい箇所は、果物ナイフやペティナイフなどの小さな包丁を使うと、ウロコが取れやすくなりますよ。

姿焼きを作る場合は、頭の部分までウロコを取ってください。ウロコを取ったら水で綺麗に洗い流して、キッチンペーパーやふきんで水分を拭き取ったら完成です。

スプーン|ウロコ取りの代用品を使った簡単な取り方!

①ビニール袋に入れる

ウロコ取りの代用にスプーンを使う時は、魚をビニール袋の中に入れましょう。ビニール袋に入れてウロコを取ると、ウロコが飛び散らずにすむからです。また、魚特有の生臭さが残りにくくなるので後から行うキッチン掃除が楽になりますよ。

②ウロコをすくうように取る

計量スプーン

魚をビニール袋に入れたら、袋の口に手を入れましょう。そして、下に向けたスプーンでウロコをすくうように取ってください。必ず、魚の尾から頭に向けてウロコをすくうように取ることが大切です。ウロコを取り終わったら魚をビニールから出して、丁寧にすすいでください。ふきんやキッチンペーパーで拭いたら完成です。

ペットボトルキャップ|ウロコ取りの代用品を使った簡単な取り方!

①ゴム手袋や軍手をはめる

ゴム手袋

ウロコ取りの代用にペットボトルキャップを使う時は、ゴム手袋や軍手をはめましょう。ペットボトルキャップを使った取り方だと、指先とウロコの距離が近いので擦れる恐れがあります。ビニール手袋は摩擦に弱いので、頑丈なゴム手袋や軍手を使ってください。

②クッキングシートを敷く


まな板

ゴム手袋や軍手をはめたら、まな板を用意します。まな板の上に直接魚を置くと生臭くなるので、クッキングシートなどを敷くのがおすすめです。クッキングシートが無い人は、牛乳パックを開いたもので代用することができます。

以下の記事では、クッキングシートの代用品についてご紹介しています。用途別でクッキングシートの代用品について知ることができますよ。魚のウロコ取りをする時にクッキングシートが無い場合の参考になりますので、ぜひご覧ください。

③キャップですくい取る

ペットボトルキャップ

クッキングシートの上に魚を置いたら、ペットボトルキャップを下向きにして魚に当てます。ペットボトルキャップを少し斜めに傾けて、尾から頭に向け滑らせるようにウロコを取るのがポイントです。ペットボトルキャップの中にウロコが溜まったら、その都度捨てましょう。

尾から頭まで綺麗にウロコが取れたら、流水で綺麗に洗い流してください。キッチンペーパーやふきんで、しっかり拭いたら完成です。ウロコを取った後の魚の身はとてもデリケートなので、優しく拭くようにしましょう。

金属たわし|ウロコ取りの代用品を使った簡単な取り方

①シンクの中にまな板を入れる

キッチンシンク

ウロコ取りの代用に金属たわしを使う時は、シンクの中にまな板を入れましょう。そして、まな板の上に魚を置いてください。臭いや汚れが気になる人は、少量の水を流して魚に当てながらウロコを取ると良いですよ。

②金属たわしで優しく擦る

金たわし

まな板の上に魚を置いたら、尾から頭に向けて金属たわしで優しく擦りましょう。擦るだけで、ウロコが簡単に取れて行きます。金属たわしは、調理道具の焦げ付きを取る役割があります。そのため、力を入れ過ぎると魚を傷めてしまうのであまり力を入れないのがポイントです。

また、金属たわしを使った取り方だと、ウロコが飛び散らないのでおすすめです。ウロコは魚の頭の方に溜まったり、金属わたしの中に絡み入っていきます。絡まったウロコを取るのは大変なので、使った後はそのまま金属たわしを捨てるようにしましょう。

細かい箇所のウロコ取りには、ちぎれるタイプの目の細かい金属たわしを使いましょう。細かい汚れを落とす道具として最適なものですが、魚の顔やヒレの付け根のウロコ取りに便利だからです。ウロコを綺麗に取った後は、水で丁寧に洗い流して拭いたら完成です。

ウロコ取りの代用品を使う時の注意点

①ヒレでのケガ

沢山の魚

1つ目の注意点は、ヒレでのケガです。特に、ウロコが大きな魚はヒレが尖っている傾向があるので注意してください。そのため、ヒレが尖っている魚のウロコを取る時は、先にキッチンバサミでカットしておくと良いですよ。ヒレを切っておくと、細かい箇所のウロコまでスムーズに取ることができます。

ヒレを切る時は、できるだけ厚手のゴム手袋をはめるのがおすすめです。魚には独特のぬめりがあるので、ヒレを持った状態で滑ってしまうとケガをする危険性があります。タイ類やスズキは、背ビレや胸ビレまで針のように尖っているので注意してください。もし、キッチンバサミで切れない時はニッパーを使いましょう。

②毒がある魚

2つ目の注意点は、毒がある魚です。ミノカサゴやオニカサゴには毒針があり手に刺さるととても痛いので、ウロコを取る時は注意しましょう。特に、ミノカサゴにはナヌカバシリという別名があります。

ナヌカバシリという名前の由来は、「痛過ぎて7日間走り続ける」という恐ろしいものなのです。死んだ後でも毒が消えることはないので、キッチンバサミなど毒針をカットする道具を用意しておきましょう。毒ビレや毒針を持つ魚のウロコを取る時は、金属たわしよりも包丁やスプーンを使うのがおすすめです。

③身崩れ

3つ目の注意点は、魚の身崩れです。魚はお腹の部分の身がとても柔らかいので、ウロコを取る時に力を入れ過ぎないように注意しましょう。ウロコ取りの代用に包丁を使う時は、魚のお腹の部分は包丁の背を当てると良いですよ。

スプーンやペットボトルキャップ・金属たわしを使う時は、あまり魚のお腹に強く当てないように注意してください。身崩れすると、歯ごたえや味わいが落ちてしまいます。

ウロコ取りが無くても代用品で簡単な取り方ができる

ウロコを綺麗に処理しないと、魚料理を美味しく作ることができません。知り合いから釣った魚をもらったり、バーベキューで魚料理を作ることもあるでしょう。ウロコ取りが無くても、身近にある道具で代用することができますよ。ウロコを取るのに慣れていない人でも簡単に取れるので、ぜひお試しください。

以下の記事では、サンマやイワシのはらわたの取り方をご紹介しています。魚を美味しく食べるには、ウロコ取りだけでなくはらわた処理を行うことも大切です。魚を調理する時の参考になりますので、ぜひご覧ください。

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