「ココナッツオイル」ってどうなの?乾燥肌への効果や顔に塗る時の使い方を紹介!
更新:2020.06.17
人気のココナッツオイルは乾燥肌に良いと言われています。実際にココナッツオイルの効果ってどんなものがあるの?選ぶ際のポイントは?顔に使う際に気をつけることは?など、疑問点も多いですよね。本記事では、ココナッツオイルの魅力をはじめ効果や使い方など解説していきます!
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INDEX
ココナッツオイルの乾燥肌への効果は?
①高い保湿力
ココナッツオイルの中にある脂質は、肌に触れると分解され、最終的には高い保湿力を持つ「グリセリン」が生じます。この「グリセリン」は天然の保湿成分といわれており、肌の浸透を高めてくれ、乾燥してかたくなったお肌をしっとりと柔らかくしてくれる効果があります。
一般的にココナッツオイルは、お肌への浸透力が高いと言われています。また、保護膜としての役割も高く、しっかりお肌のうるおいをキープしてくれるのがココナッツオイルの魅力のひとつです。
ココナッツオイルは、顔だけでなく全身にも使えるので、使い方としては、乾燥肌が気になる場所にマッサージしながら塗るのがポイントです。オイルのベタベタが気になる方は、お肌に塗って浸透した後にさっと拭き取るのがおすすめです。
②紫外線カット
ココナッツオイルの魅力は、保湿力だけでなく、紫外線を約20パーセントカットしてくれる作用もあります。ココナッツヤシの原産地の太平洋の島々やアジアやアフリカ、中南米などの熱帯地域では、日焼け止めとしても使われているそうです。ハワイなどで売られている日焼け止めにココナッツの成分がよく使われれいます。
また、ココナッツオイルに含まれているビタミンEには、紫外線からお肌を守ってくれたり、メラニン色素の生成を抑制してくれる効果もあると言われています。日焼けは乾燥肌の原因のひとつでもありますので、太陽の光をたくさん浴びた日に日焼け肌のケアとして使うのも効果的です。
③抗菌作用
ココナッツオイルには、母乳に含まれている成分と同じ成分が豊富に含まれています。その作用は抗菌や抗ウイルス性、抗酸化作用があるといわれている魅力的な作用です。
その成分は、オリーブオイルやアルガンオイルには含まれておらず、ココナッツオイルには約50パーセントも含まれているのです。他のオイルには入っていない成分が豊富に含まれているのもココナッツオイルの魅力のひとつです。
顔編|乾燥肌さん向けココナッツオイルの使い方4選
①洗顔後のケア
使い方は簡単で、通常の洗顔を終わらせたら、乾いた状態のお肌にココナッツオイルをティースプーン1〜2杯分を顔全体に塗り、顔全体になじませていきます。優しくマッサージしていくのがココナッツオイルを浸透させやすい効果的な使い方です。次に塗る化粧水や乳液、クリームの浸透率がぐっと上がり保湿効果が高まります。
ポイントは、手に取ったココナッツオイルを両手で温め、オイルを柔らかくしてからお肌になじませまるのが効果的です。ココナッツオイルは低温で固まる性質があり、約25度以上で液状に溶け出します。手のひら全体でマッサージする感じで優しくなじませていきましょう。その際は、強く擦り過ぎないように注意しましょう。
②化粧水や美容液にプラス
普段使っている化粧水や美容液にプラスするだけで、魅力的なスキンケアが叶います。使い方は、化粧水や美容液にココナッツオイルをティースプーン1杯分くらいを手のひらで混ぜ、全体にココナッツオイルがなじんでから顔に塗っていきます。化粧水が浸透しやすいよう、優しくマッサージしながら塗るのがポイントです。
化粧水や美容液に混ぜることで、ココナッツオイルの保湿効果がより発揮され、乾燥肌を防ぐ効果が期待できます。使い方としては、デイリー使用よりは、全体的に乾燥が気になるときや、化粧水の浸透率が良くないと感じた時になど、乾燥が気になる箇所にプラスアルファで使うのがポイントです。
③クレンジングにプラス
乾燥肌の人にとって、洗浄力の強いクレンジングはお肌をより乾燥させてしまいがちです。使い方は、普段使っているクレンジング剤にココナッツオイルをティースプーン1〜2杯分を混ぜてクレンジングするのがポイントです。乾燥を防ぎつつ保湿しながらメイクを落とせるのが魅力のひとつです。
注意ポイントは、ゴシゴシ擦らないことです。メイクを落とそうと手や指に力が入りがちですが、摩擦によってお肌が逆に乾燥してしまいますので注意しましょう。マッサージをする感じで優しくゆっくりと、くるくる円を描いていくイメージで落としていくのがポイントです。洗顔後はしっとりしたお肌を実感できます。
④お風呂でパック
洗顔後の肌にココナッツオイルをティースプーン1杯分を顔に塗り、マッサージしながら顔全体になじませていきます。その後ラップで顔全体を覆い数分置きます。ココナッツオイルは免疫力があるといわれているため、パックで顔を覆うことでココナッツオイルの成分がお肌の表面からしっかり浸透していき、お肌を丈夫にします。
ココナッツオイルは温度が高いとより柔らかくなり、お肌に浸透率も上がるため、パックをするタイミングは体温が高くなる入浴時を選ぶのがおすすめです。また、パックをしている間に、首やデコルテなども一緒にマッサージするのもおすすめです。洗い流した後の化粧水の浸透率も良くなります。
また、ラップでは息苦しい方は、蒸しタオルで代用するのもおすすめです。あらかじめ温めたタオルを顔全体にかけて、お肌を温めながらココナッツオイルを効率良く浸透させることができます。無理のない自分に合った方法で試してみてくださいね。
ボディ編|乾燥肌さん向けココナッツオイルの使い方3選
①スクラブ
ココナッツオイルでスクラブも作れます。砂糖を1カップとはちみつを大さじ1杯にココナッツオイルを1/2カップを混ぜてスクラブを作ります。角質が硬くなった部分にくるくるとなじませるだけで、お肌がやわらかくなりツルツルになります。肌見せが多くなる夏の時期のボディケアとして取り入れるのもおすすめです。
②角質ケア
ココナッツオイルで肘やかかとなどの比較的皮膚が硬い部分に塗るとお肌が柔らかくなります。特に、かかとのガサガサが気になる場合は、オイルを塗ったあとに靴下を履いて寝ると、翌朝にはしっとりとしたかかとになります。肘には、オイルを塗った後にラップなどで数分保温するだけでも効果が感じられます。
③カミソリ使用時と使用後のケア
ココナッツオイルは大変滑らかなオイルなので、カミソリを使用する際に塗るとお肌を傷つけずにお手入れができます。また、カミソリは皮膚の角層も落としてしまうので乾燥肌になる原因でもありますが、乾燥を防ぎながらお手入れが可能です。お手入れ後にもココナッツオイルを塗ることで更に保湿もされるのでおすすめです。
乾燥肌さん向けココナッツオイルの使い方の注意点は?
①適量を守る
保湿力が高い!といっても、天然のオイルなので、つけすぎてしまうとベタベタになってしまいます。つけ過ぎることにより、皮脂が多くなり美肌になるどころか、逆にニキビやお肌のトラブルに繋がってしまう可能性もあるので注意しましょう。皮脂の多い箇所は少量にするなど、つける箇所を選ぶのもポイントです。
使い方としては、少量から試していくことをおすすめします。現在のお肌の乾燥具合を見ながら、少しずつ量を微調整していくことがポイントです。また、ココナッツオイルは香りも強めなので、顔に塗る際は特に量の調整に注意しましょう。
②クレンジングとしてのみの使用は避ける
ココナッツオイルは、クレンジングとしても代用できるともいわれていますが、実際はココナッツオイルのみでメイクを落とすのは控えた方が良いです。本来メイク落とし用に作られているものではないため、洗浄力もクレンジング剤と比べて低いです。無理に落とそうとゴシゴシ擦ったりすることでお肌の負担になってしまいます。
クレンジングに使用する際は、少量のココナッツオイルを混ぜて使うのがおすすめです。滑りもよくなり、スルスルとメイク落としがしやすくなりますのでお肌の負担も軽減されます。特に、オイルタイプのクレンジング剤は洗浄力も高いといわれているので、ココナッツオイルをプラスするとより効果を感じられます。
③香りが強い
ココナッツオイルは常夏を思われてくれる香ばしい香りも魅力のひとつですが、香りが強いのも特徴のひとつです。匂いが合わない人だと気持ち悪くなってしまうケースもありますので、まずは自分に合う香りかどうか、事前に確認しておくことをおすすめします。
ココナッツオイルの種類や商品よって香りも若干変わってくるため、顔につける前に、腕や手などに試したり、どんな香りが自分に合うのかを確認してから選ぶのがポイントです。
どうしても香りが合わない方には、RBDココナッツオイルを選ぶのもおすすめです。精製されたオイルなので香りは強くありません。しかし注意していただきたいのは、精製されている分、ココナッツオイルの本来の栄養素も除去されているものもあるので、効果も半減している可能性もありますので選ぶ際はよく注意しましょう。
乾燥肌さん向けココナッツオイルを選ぶポイントは?
選ぶなら魅力の多い「ヴァージンココナッツオイル」
ヴァージンココナッツオイルとは、加熱処理をしていない天然のココナッツオイルで、ココナッツに含まれている大切なな栄養素をそのまま取り入れることができるので大変魅力的なオイルといわれています。保湿効果をしっかり実感したい乾燥肌の方には、ヴァージンココナッツオイルを選ぶのがおすすめです。
他のオイルでも代替は可能
ココナッツオイルの種類は様々あります。例えば、エクストラバージンココナッツオイルや、比較的安価で購入できるRBDココナッツオイルもあります。しかし、その中でも一番、本来の栄養素をそのまま生かされているのはヴァージンココナッツオイルと言われています。
乾燥肌に良いココナッツオイルを上手に活用しよう
ココナッツオイルは、他のオイルにはない魅力的な美容効果が盛りだくさんのオイルだということがわかりましたね。そしてご紹介した通り、使い方もたくさんあります。クレンジングに合わせる使い方から、ブースターとしてや、パックや化粧水や美容液に合わせる際にも、マッサージしながら使うことが一番効果が高いです。
使い方の注意点をしっかり守れば、乾燥肌の方には心強い美容用品になりますね!夏の時期でもお肌は乾燥します。暑い日でも、ココナッツオイルの香りで保湿しながら気持ちもリフレッシュできると嬉しいですね。本記事が、少しでも乾燥ケアのお役に立てれば嬉しいです!
下記の記事では、ココナッツオイルを選ぶ際のポイントや、使い方やマッサージについて詳しく記載されていますので、是非合わせてご覧ください!
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