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結婚指輪と婚約指輪の重ね付けルール。普段使いもできる?

更新:2020.02.12

最近ではメジャーになってきている結婚指輪と婚約指輪の重ね付け。大好きな人に買ってもらった婚約指輪、タンスの肥やしにするなんてもったいないです。せっかくですから、結婚指輪と重ね付けして楽しんでみませんか?結婚指輪と婚約指輪、重ね付けのルールや選び方をご紹介します。

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結婚指輪と婚約指輪の「重ね付け」とは?

どちらを先に付ける?重ね付けの順番

迷っている女性

最近では主流になってきている、結婚指輪と婚約指輪の重ね付け。いざ2つを重ね付けしようと思ったものの、どの順番でつけるのか迷ったことはありませんか?考え方としては、大きく2通りあります。

1つは、サイズのゆるい指輪を先に着け、ぴったりの指輪を後に着けるという考え方です。指はむくみや体重の増減などで太さが変動しやすいため、購入したときはぴったりでも、後々ゆるくなることがありますよね。サイズがゆるい指輪の上に、ぴったりの指輪を重ねることで、指輪が抜けてしまうことを防ぐことができます。

もう1つは、結婚指輪を先に(内側に)着け、婚約指輪を後に(外側に)着けるのが正解、という考え方です。先に述べた、サイズによって順番を変える考え方よりも、こちらの方が一般的な答えとなります。

重ね付けの本来の意味

それではどうして、結婚指輪を先に着け、その上に婚約指輪を着けるという順番が決まっているのでしょうか。それは、永遠の愛を誓う契約の証である結婚指輪を、結婚を約束した証である婚約指輪でロックする、という意味を持つからです。つまり、結婚するふたりの永遠の愛を保証する、という意味が込められています。

結婚指輪と婚約指輪の重ね付け、普段何気なく取り入れている人が多いかと思いますが、こんなロマンチックな意味があるなんてご存知でしたか?

結婚を誓った時の大切な想いを、重ね付けした指輪を見る度に思い出せたらとっても素敵ですよね。単純におしゃれ感覚で着用するだけではなく、この意味を知った上で、結婚指輪と婚約指輪の重ね付けを楽しんでみましょう。

結婚指輪と婚約指輪、どんな時に重ね付けするの?

自分の結婚式で重ね付け

結婚式で手を取り合う新郎新婦

マイナビウエディングのアンケートによると、「自分の結婚式で婚約指輪を着用した」と答えた女性は59.0%いるという結果が出ました。理由は様々ですが、大切な婚約指輪を一番大切な日に身につけたい、という花嫁が多かったようです。


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逆に結婚式で婚約指輪を着けなかった約4割の女性からは、「結婚指輪があれば十分」という声や、「指輪の交換時に邪魔になってしまう」という声が挙がっており、結婚式では婚約指輪よりも結婚指輪を優先する傾向があるのがわかります。

挙式には「指輪の交換」という大事な瞬間がありますので、入場時から指輪を重ね付けすることはありません。結婚式で婚約指輪を着用していた女性の多くは、挙式の後半や披露宴の時から指輪を重ね付けするようです。

例えば、婚約指輪を右手に着用した状態で挙式を始め、左手に結婚指輪をはめてもらった後、その上に婚約指輪を重ね付けするという方法があります。せっかくの婚約指輪ですから、結婚指輪とセットでお披露目するのも素敵ですよね。

結婚式に招待された時

披露宴のテーブル風景

親族・友人などの結婚式に出席した際、結婚指輪と婚約指輪を重ね付けしている女性を見かけることがありますよね。実は結婚式において、重ね付けは正式なマナーとして認められています。

他にも、結婚指輪のみを着けている女性や、左手に結婚指輪・右手に婚約指輪を着用している女性など、色んな人がいるでしょう。しかし、既婚女性が結婚式に参列する際は、「左手の薬指に結婚指輪と婚約指輪を重ね付けする」というのが本来のマナーです。

最近では意外と知らない人も多いのですが、お母さんやお祖母ちゃんの世代なら常識というご家庭もあります。ご親族の結婚式などで取り入れられるよう、1つの知識として覚えておくといいかもしれません。

普段使いもOK?

デートをするカップル

結婚式やパーティーでしか婚約指輪を着ける機会がない、と言う人もいますが、もちろん普段から結婚指輪と婚約指輪を重ね付けしても問題ありません。せっかくなので、普段のデートやちょっとしたお出かけの時など、たくさん重ね付けを楽しむのがおすすめですよ。

婚約指輪と言えば「給料の3か月分」というイメージがありましたが、それは一昔前のお話。最近ではもう少しお手頃な婚約指輪を購入するカップルが多いのが現状です。また、デザインも立て爪の大きいダイヤがついたものばかりではなく、埋め込みタイプやエタニティタイプなど、多種多様。

大きなダイヤの指輪ですと服やカバンに引っかかったり、壁にぶつけたり、何かと気を遣ってしまいますよね。その点、埋め込みタイプや控えめなデザインなら、普段使いもしやすそうです。


結婚指輪と婚約指輪の重ね付け、メリットとデメリット

華やかさアップ!

一般的には、結婚指輪はシンプルなもの、婚約指輪はダイヤのついたデザイン性の高いものが選ばれることが多いです。2つを重ね付けすることで、結婚指輪だけを着けている時より、手元がぱっと華やかになるという点が大きなメリットと言えるでしょう。

普段見慣れている自分の手も、お気に入りの結婚指輪と婚約指輪を着けていると、自然と気分が上がってウキウキしますよね。イベント時にしか婚約指輪を着けてはいけない、なんてルールはありません。

ちょっと気分を変えたい時でもいいですし、おしゃれをする時や、もちろん毎日でも構いません。いつもの結婚指輪に婚約指輪を重ね付けして、キラキラした手元を楽しんでみませんか?

指輪に傷がつく恐れも

ゴールドの婚約指輪

結婚指輪と婚約指輪を重ね付けするデメリットとして、指輪に傷がつきやすくなることが挙げられます。重ね付けするとどうしても指輪同士がぶつかってしまうため、表面に多少の傷や凹みができることは避けられません。

しかし普通に重ね付けする分には、それほど大きく欠けるようなトラブルはないでしょう。指輪同士がぶつかる面積は非常に小さく、人から見て傷が目立つこともありませんので、気にせず楽しむのが良いかと思います。

それでも、お気に入りの指輪なら絶対に傷をつけたくないという場合もありますよね。どうしても気になるようでしたら、普段の重ね付けは避けた方がいいかもしれません。このようにメリット・デメリットを考えた上で、結婚指輪と婚約指輪を重ね付けする頻度や場面を選ぶといいでしょう。

重ね付けできる指輪の選び方は?

同じブランドでセット購入する

指輪を選ぶカップル

最近では、結婚指輪と婚約指輪を重ね付けするのがトレンドになってきていますので、重ね付けを前提にデザインを作るジュエリーブランドが多く存在しています。同じブランドでセット販売されているものを選べば、重ね付けした際に不格好な隙間ができることもなく、より綺麗に指輪を着用できます。

また、結婚指輪と婚約指輪を別々に買うよりも、セットで購入した方がお得になることも多いです。新婚生活は何かとお金が必要になりますから、お財布に優しいというのは嬉しいポイントですね。

指輪の形を揃える

指輪にはストレート・ウェーブ・V字など様々な形がありますよね。重ね付けすることを前提に指輪を選ぶなら、結婚指輪と婚約指輪の形を統一するのがおすすめです。

例えばウェーブの結婚指輪に、V字の婚約指輪を重ねたらちぐはぐになってしまいがちです。同じ形ならぴったりとフィットして、おしゃれで上品な手元に見せる効果が期待できますよ。

色を合わせる

結婚指輪と婚約指輪は、同系色を選ぶのが無難です。例えばゴールド系の結婚指輪にシルバー系の婚約指輪を重ねると、両方が目立ちすぎてしまってしっくりこないことも。

その点同系色を選べば、重ね付け初心者さんでもトライしやすいのではないでしょうか。ただし、普段からファッションリングを重ね付けしているようなおしゃれ上級者さんなら、あえて異なる色を組み合わせてみても、もちろんOKです。

また、結婚指輪の素材と言えばプラチナかゴールドが定番ですが、どちらを選ぶか悩むこともありますよね。そういう時は、普段使っている時計やアクセサリーと同系色を選ぶと、普段のコーディネートにしっくり馴染むのでおすすめですよ。

タイプ別!結婚指輪と婚約指輪、重ね付けのデザイン例

ストレート×ストレート

最もシンプルで、売られてる本数も一番多いストレートの指輪。どんな指でも似合いやすく、重ね付けも簡単です。ダイヤの輝きがプラチナの結婚指輪に反射して、華やかな印象になりますね。周りと差をつけたい場合は、エタニティの結婚指輪×王道の立て爪ダイヤの婚約指輪で、さらに輝きをプラスするのも素敵です。

ウェーブ×ウェーブ

女性らしく繊細な印象のウェーブの指輪。ただし、少しでも指輪同士のカーブが異なると、隙間ができたり傷がつきやすくなる点は注意が必要です。結婚指輪と婚約指輪がセットで販売されているものなら、カーブの形がぴったり合うのでおすすめですよ。

V字×V字

V字の指輪は指を長く見せてくれるため、指にコンプレックスがある人や、手をより綺麗に見せたい人におすすめのデザインです。ウェーブと同様、V字の指輪を選ぶ際もセット購入がおすすめ。Vの形が揃っていることで、より洗練された印象になります。

V字×ストレート

異なるデザイン同士の組み合わせの中で最も合わせやすいのが、V字の結婚指輪×ストレートの婚約指輪の組み合わせ。婚約指輪の立て爪ダイヤが、結婚指輪のV字の部分にパズルのようにフィットし、隙間もなく綺麗に組み合わせることができます。

まとめ

結婚指輪と婚約指輪の重ね付けには、お呼ばれ時のマナーであるというだけではなく、永遠の愛を保証するというロマンチックな意味もあります。

結婚指輪と婚約指輪は、大好きな人からもらう一生に一度の宝物です。その指輪をどちらか1つしか着けないなんて非常にもったいないですよね。お気に入りのデザインを選んで、普段使いにもパーティーにも、たくさん重ね付けを楽しみましょう。

プロポーズの思い出、結婚式の思い出、新婚生活の思い出。きっと指輪を重ね付けした手元を見るたびに、素敵な思い出がよみがえってきますよ。永遠に変わらない夫婦の愛を、重ね付けで表現してみませんか?

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