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ノックする回数でわかる意味とは?3回ノック来客のお茶出しマナー5選!

更新:2019.06.21

あなたは、ノックする回数それぞれに意味がある事を知っていますか?お茶出しの経験があるという方は知っていると思いますが、来客時には3回以上ノックするのがマナーだと言われています。今回は、お茶出しのマナーを5選紹介していきますのでぜひ、参考にしてみてくださいね。

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お茶出しのノックする回数は3回以上?

お茶出しの際のノックは3回以上

職場で来客があった場合、初めてお茶出しをするという時に知っておきたい事項の一つにノックする回数というものがあります。実は、社会人のマナーとしてノックする回数を知らないというのは恥ずかしい事なんです。よく、ノックする回数が2回の人がいますがそれだとトイレのドアをノックするのと同じ事になってしまいます。

プロトコールマナーという国際標準のノックする回数は4回ですがビジネスの場ではノックする回数は3回に省略してもOKとされています。しかしノックする回数が2回というのは先ほども説明したようにNGです。ノックする回数の意味を間違ってしまうと恥ずかしい思いをする事にもなってしまいますので注意してくださいね。

ノック後は緩急に行動する

ノックした後には、メリハリを付けたテキパキとした行動が求められます。その為には、お客様にお茶を出すタイミングを見極める事も大事な事です。話を遮らないような素早い対応をしなければその場の雰囲気も悪くしてしまう事にもなってしまいます。しかし、お茶出しというのは慣れるほかタイミングを掴むコツはありません。

どんなタイミングでお茶を出したらいいか、ノックする回数の意味など一連の流れを掴むまでには経験を積むしかありません。経験を積むと言ってもそんなに難しい事ではないので、気負いせず頑張ってください。

お茶の淹れ方のポイントは?

お茶の量は6.5分目を目印に


お茶というのは、自分で飲む為にはギリギリまで淹れたいところですが来客時にお茶を淹れる際には6.5分目が最適と言われています。その理由は、多めに淹れるよりも少なめに淹れる方が見た目にも美味しそうに見えるからです。プロから見れば茶器にたっぷり注がれたお茶は見た目にも不自然なんだそうです。

量が多めだとお客様も喜んでくれるかも、というサービス精神はここでは必要ありません。見た目にも美しさを追求したお茶の淹れ方を学びましょう。美味しいお茶の淹れ方を解説しているサイトを載せていますのでぜひ、参考にしてみてください。

【お茶(緑茶)のおいしい入れ方】知っているようで実は知らないコツ6つ

お湯の温度にもこだわろう

一般的に来客用として出すお茶の温度は70~90℃が最適と言われています。あまりに熱いお湯でお茶を淹れてしまうとお茶を飲んだ時にお客様が火傷してしまう可能性も否めませんので、温度管理には気を付けましょう。良いお茶の葉を使用する場合には、少し低めの温度でゆっくり抽出するのが美味しいお茶を淹れるコツです。

これらのお茶を淹れる際のコツや一つ一つの意味を充分理解し、美味しいお茶を淹れる事ができるようになる事も社会人としてのマナーを学ぶという意味では大切な事です。ノックする回数や美味しいお茶の淹れ方を理解し、社会人として恥ずかしくないように今一度きちんと学んでいきましょう。

茶器を扱う際には底と側面を持って


茶器を扱う際には、お客様の口が当たる部分は絶対に持たないように気を付けてください。お茶を淹れた後に、茶托に茶器を載せる際には、茶器の底と側面をしっかり持って移動させましょう。茶器を持って移動させる事で、底が濡れていないかも同時に確認できるという意味でも効率的な移動方法とも言えます。

ノックする回数やお茶出しのマナーのコツ

これさえ覚えておけば恥をかく事はない!

頬杖をつく女性

お茶出しのコツ5選

  • ①お客様の前では背筋を伸ばして
  • ②お盆を持つ際には片手は自由に使えるように
  • ③上座から先にお茶を出す
  • ④お客様を待たせているような場合に一言声を掛ける
  • ⑤時間を見計らって別の飲み物を出す

コツ①お客様の前では背筋を伸ばして

お茶を運ぶ時の姿勢というのも実は、お客様に見られている場合も少なくありません。やはり、見た目にも背筋をピンと伸ばし目線は上にした方が見た目にも美しく、見栄えもいいと言えます。足元を見ながら不安そうにして運んでくれば、お客様も気が気じゃないですよね?

お客様に不安な気持ちにさせないためにも、堂々とした行動が求められます。このようなテクニックは、接客にも応用できますのでこの事を知っておけば色々なビジネスマナーに使えそうですよね。

コツ②お盆を持つ際には片手は自由に使えるように


来客が2~3名の時には、お盆も比較的そんなに重くはないと思いますので、応接室などの前までは両手でお盆を胸の高さで持ちドアの前まで行ったら片手に持ち替えてノックしましょう。この時、お盆を片手で持つ際にはベッタリと手のひらに載せて持った方が安定するので試してみて下さいね。

慣れるまではなかなか難しいと思いますし来客の人数が多い時などは片手で持つと不安定になって落としそうになってしまうかもしれないので人数が多い場合には、片手でお盆を持つ際にはできるだけお盆の中心を持つように意識してみましょう。そしてノックする回数も先ほど言ったように3回以上を目途にするようにしましょう。

コツ③上座から先にお茶を出す

お分かりだと思いますが、お茶を出す順番は来客が先で自社の社員は後になります。そして、来客に出す順番も上座から順に出していかなければなりません。上座というのは、入り口から一番遠くにいる人になります。しかし、机の位置や向きなどによって上座の位置が真ん中になったりするため注意が必要です。

そして、お茶を出す時も相手の右側に立ち可能であれば、両手で茶器を持って出すのが一番好ましいとされています。一応、お茶を出す際には、一言『どうぞ』『失礼します』などと添えるとより丁寧になりますが、商談などが始まっている場合には、話の邪魔をしてはいけないので声を掛けずに、目礼などで出すようにしましょう。

場合によっては、狭くて両手で出す事が出来ない場合もあると思いますのでそういう場合には『片手で失礼します』等と一言添えて片手で出すようにしましょう。書類が広げてある場合などにはお茶を出したい旨を相手に伝え支持を待ちましょう。上座の場所などを説明しているサイトを載せておきますので参考にしてみてください。

マナーはこころ

コツ④お客様を待たせているような場合に一言声を掛ける

ノックする回数に気を付けながら応接室などでお客様を待たせているような時には、一言『ご苦労様です』などと労いの言葉を掛けて出すと印象良く相手に写ります。もし、雨天時などの場合には相手の服などが濡れている事もあるかもしれませんのでそういう場合にはサッとタオルを一緒に渡すなどの心遣いを忘れずに。

コツ⑤時間を見計らって別の飲み物を出す

商談が長引いているような時には、だいたい60分~120分を目安に飲み物の交換をしましょう。特に、120分以上経過しているのに飲み物の交換をしない会社というのは社員教育が行き届いていない風に見られる可能性も高いと言えます。

そういう事を考慮して上司などにどのくらい商談に掛かりそうかなどあらかじめ支持を仰いでおくのもいいでしょう。その指示通りに頃合いを見て飲み物の交換に行くのが一番最適だと思います。そして2杯目を出す際には商談の邪魔をしないように気を付けながら1杯目に出したカップを下げて2杯目を出すのが一番スマートです。

そして、次にポイントになるのが1杯目と違う飲み物を2杯目には出すという事です。1杯目にお茶を出したのであれば2杯目にはコーヒーを、等といった風に違う飲み物を出すといいでしょう。

ノックする回数の意味を理解し来客時も恥をかかない行動を

今回は、来客時のお茶出しのマナーやノックの回数の意味などをご紹介してきましたがいかがでしたか?ノックする回数も3回以上ノックするというのを初めて知った、という人も中にはいるのではないでしょうか。ノックする回数に意味があるという事はなかなかそういう立場にならなければ知ろうとも思わないと思います。

ノックする回数を知っているのと知らないのとでは大きな差ができてしまいます。ノックする回数などのマナーは基本でもあり、お茶出しの基本を知っておけば恥をかかずに済むという事を紹介したお茶出しの際のポイント5選もお茶出しをする際には知っておきたい事ばかりです。

ノックする回数はもちろんの事、お茶の正しい淹れ方などもまとめていますので、あなたがお茶出しをする際にはこの記事を読めば基本のマナーは知る事ができると思います。今回のノックする回数という記事があなたのお役に立てれば幸いです。

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