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【DIY】ハンガーパイプを自分で取り付ける方法!【クローゼット編】

更新:2020.05.05

クローゼットにハンガーパイプを取り付けて、収納スペースを増やしましょう。ここでは自分でハンガーパイプを取り付ける方法をご紹介します。DIY初心者の方でも、簡単に取り付けることができるので、興味のある方はぜひチェックしてくださいね!

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クローゼットにハンガーパイプをDIY!取り付け方法は2種類!

①壁と壁の間に取り付ける

1つ目は、クローゼットや押入れの壁と壁の間に、ポールを壁付けする方法です。突っ張り棒タイプのものも価格も安く手軽で人気ですが、冬物のコートなど重さがあるものを掛けると落ちてしまうことがあるので、ビスで固定する方が安心です。

②枕棚から吊り下げ固定

2つ目の方法は、クローゼットや押入れにある枕棚を使って金具を吊り下げて固定し、ポールを設置する方法です。壁付けとは違い、普段目につかないところに金具を設置するので、後でハンガーパイプが不要になった時に取り外しても空いた穴を気にしなくていいのが利点です。

ハンガーパイプDIYの前に確認しておくこと

①下地はあるかどうか

壁の内側の構造は分からない

壁の下地があるかどうか確認することは必須です。日本で作られる家屋の壁は、ほとんどが間柱と呼ばれる柱に石膏ボードを取り付けて作られています。石膏ボードは、もろくて崩れやすいので、ここにビス止めをしてもしっかりと固定できません。

したがって、この間柱の位置を確認して、間柱にビスを取り付けます。間柱を探すには、クローゼットや押入れの壁をトントンと叩いて音で確認する方法もありますが、こちらは初心者には難しいので、ホームセンターに売られている下地センサーを使いましょう。

②ハンガーパイプの材質

ハンガーパイプは重さに耐えられるものを選ぼう

また、ハンガーパイプに使われている材質は様々ありますが、クローゼットや押入れに取り付けるなら、ステンレスを選びましょう。耐久性や耐荷重量が他の材質よりも優れているからです。

木製は見た目もおしゃれで、インテリアにぴったりの素材です。しかしクローゼットや押入れは、密閉空間で湿気がたまりやすい性質があり、湿気に弱いという点でおすすめできません。また、プラスチック製は他の材質のものに比べると、価格は安く手に入れやすいですが、耐久性の点で他の材質に劣ります。


アルミ製の製品は、価格も安くステンレス製に外見も似ていますが、錆が出やすいというデメリットがあります。錆が付くと、臭いが衣類についてしまう恐れもあります。材質的にも弱く、クローゼットや押入れに使うには不向きと言えます。

【壁付け編】ハンガーパイプDIYの準備と取り付け方

①必要なもの

DIYアイテムに必要なもの

壁付けのハンガーパイプDIYに必要なものとして、おすすめなのが電動ドライバーです。電動ドライバーは、電気の力でネジ止めや穴を開ける作業を簡単にしてくれます。これがあるのとないのとでは作業効率がかなり変わってきますので、DIY初心者の方には必須のアイテムと言えます。

また、壁付けの作業には、下地センサーがあると便利です。ビス止めは必ず下地のあるところに行いましょう。下地が見つからない、下地がないけどこの場所にビス止めしたい、という場合には、石膏ボード用のアンカーを取り付けましょう。

また、パイプカッターは、自分の好みのパイプの長さに簡単にカットできる便利なアイテムです。ポールを取り付ける位置をなるべく平行にするためにも、水平器があると便利です。これは100円ショップでも手に入るので、ひとつ持っていると他のDIY作業の際にも使えて便利なのでおすすめです。

壁付けハンガーパイプDIYに必要なもの

  • 電動ドライバー
  • 下地センサー
  • 下地用アンカー(下地のない場所にビス止めする際に必要)
  • パイプカッター
  • 水平器

②材料

ハンガーラックを作る材料とは

壁付けのハンガーパイプDIYに必要な材料は、壁に直接ビス止めしてポールを取り付けるソケットです。両壁にそれぞれ取り付けるので、1セット2個必要になります。

ステンレスポールは、あまり太かったり細かったりしても使いにくいので、25mmから32mm程度が適当です。ソケット分を考えて、測定した長さからマイナス5mm程度の長さにカットしましょう。あとは取り付け用のビスが必要になります。

壁付けのハンガーパイプDIYに必要な材料

  • ソケット2個(ポールの太さに見合ったもの)
  • ステンレスポール1本(太さは25mm~32mmが適当)
  • 取り付け用ビス

③取り付け方

DIYは大変だけど楽しい

壁付けの場合、まず壁に取り付ける位置をマーキングします。しっかり位置を決めたら、片側の壁にソケットを取り付けます。もうひとつのソケットは、ポールを通してから設置します。両側のソケットをビス止め後にポールを通そうとしても通せませんので、ここは注意してください。

また、ビス止め前に水平器でポールが水平になっているか確認しましょう。確認してからもう片側にソケットを壁付けしましょう。この作業は、高さがあればあるほど一人で行うのは難しいので、二人以上で作業を行ってください。

【吊り下げ編】ハンガーパイプDIYの順備と取り付け方

①必要なもの

DIYに必要なのは自分に合った工具

枕棚から吊り下げ固定するハンガーパイプのDIYに、一番必要なものは電動ドライバーです。特にDIY初心者には必須のアイテムです。枕棚へ金具を取り付ける作業は、狭いクローゼットや押入れの中に入っての作業になりますので、できるだけ小回りの利くコンパクト仕様のものをおすすめします。

パイプカッターも、自分の好みのサイズに自由にカットできるので便利です。価格もさほど高いものではありませんので、ひとつ持っていると安心です。水平器は必要ありません。

枕棚ハンガーパイプDIYに必要なもの

  • 電動ドライバー(なるべくコンパクトなものがよい)
  • パイプカッター

②材料

吊り下げラックに必要な材料とは

枕棚に設置するハンガーパイプには、ポールを吊り下げるためのF型ブラケットが必要です。F型ブラケットは、ホームセンターで価格も安く売られているので、すぐに見つけることができますが、一般的なサイズである90mmまでしか置いてないことがほとんどです。

90mmのサイズは、実際にポールを取り付けると分かるのですが、枕棚との隙間がほとんどありません。隙間がないと、ハンガーをかけられないので意味がありません。ネットでなら、90mm以上の首の長いサイズもあるので、150mm程度を選ぶのがベストです。

ブラケットの数は、ポールの長さによって変わります。ポールの長さ90cmに対して、間に「通し」と呼ばれるブラケットが1個必要になります。ポールの全長は、枕棚の長さより10mm程短いものを用意しましょう。

枕棚ハンガーパイプDIYに必要な材料(ポール90cmの場合】

  • 150mmサイズのF型ブラケット2個
  • ステンレスポール1本(径25mm~32mmが適当)
  • 取り付け用ビス
  • 通し1個

③取り付け方


DIYはきっちりと長さを図るところから始まる

吊り下げタイプのハンガーパイプの取り付けは、枕棚のどの部分に金具を取り付けるかをマーキングする作業から始まります。マーキングが終わったら、壁側に設置する左右どちらかの「止まり」となるF型ブラケットを、電動ドライバーで固定します。寸法が90cm以上ある場合は、「通し」と呼ばれるブラケットを固定します。

用意していたポールをブラケットに通し、最後に「止まり」のF型ブラケットを、もう片方の壁側に固定すれば完成です。奥行きのスペースが広いのなら、もう1本平行にハンガーパイプを設置すれば、収納場所をより確保できますよ。下にスペースがあるのなら、2段収納にしてもいいですね。

枕棚ハンガーパイプの取り付け方

  1. 枕棚にブラケットを設置する場所をマーキングする
  2. 1つ目のブラケットを電動ドライバーで設置する
  3. ブラケットにポールを通してから、枕棚に全てのブラケットをビス止め固定する

下記の記事では、ハンガーラックの他にも収納スペースを作るためのアイテムをご紹介しています。ハンガーラックと合わせれば、より効率的に収納スペースを確保することができますよ。興味のある方は、ぜひご覧くださいね。

ハンガーパイプDIY!便利なアイデアをご紹介!

①自作枕棚×吊り下げ収納

枕棚がないクローゼットや押入れには、自分で棚板を取り付ければ枕棚の代わりになります。自作した枕棚に吊り下げタイプのハンガーパイプを設置すれば、しわになりやすいシャツなどの収納スペースとして利用できます。

自分の好みのハンガーパイプに仕上げたいなら、ペイントするのもおすすめです。棚受けの黒色に合わせて、黒に塗装するのもいいでしょう。統一感を出しながらも、錆も抑えることができて一石二鳥です。

②塩ビパイプを黒く塗装しておしゃれに!

インダストリアルな材料を使って、見た目にもかっこいい男前なインテリアが作れると人気なのが、パイプDIYや、配管DIYです。基本的な作り方は壁付けの方法と同じで、DIY素材を変えたり、色を黒く塗装したりするだけで、おしゃれなハンガーラックに変身します。

パイプDIYで価格を抑えて作りたいという方におすすめなのが、塩ビパイプを使ったDIY法です。黒い塗料で加工する手間はありますが、黒がインテリアに映えておしゃれです。パイプ素材は価格もとても安く、耐久性にも優れています。ポリ塩化ビニルという材質は、軽くて扱いやすい素材で初心者にも扱いやすいです。

本格的なガス管を使う場合は、重いので取り付ける位置に注意しましょう。壁付けの場合は、下地の確認が必須です。下地の有無が分からない時や、付けたい場所に下地がない場合には、石膏ボード用アンカーを使って取り付けましょう。重さがある分丈夫なので、しっかり壁付けできれば、重たいコートも安心して収納できます。

③ガチャ柱×ハンガーパイプ

ハンガーパイプ

ガチャ柱と呼ばれる棚柱を使えば、高さを自由に変えられる可動式のハンガーパイプが作れます。ガチャ柱はビスで直接壁付けします。ステンレス製の素材なら、耐久性もあるので長期間の使用にも安心です。

最近は黒いアイテムが人気で、事前に黒く塗装してあるアイテムも多いです。インテリアに合わせて、DIYアイテムの色を選べるのも嬉しいですね。また黒の塗装は錆も目立たず、高級感のある雰囲気を出してくれますよ。

ガチャ柱を使ったハンガーパイプの材料

  • ガチャ柱(棚柱)2個
  • ハンガーポール1本
  • 棚受けブラケット2個
  • 電動ドライバー
  • ビスなどの止め具

ガチャ柱を使ったハンガーパイプの取り付け方

  1. 電動ドライバーを使ってガチャ柱をビス止めする
  2. ガチャ柱にポールを通した棚受けを設置する

④ブランコハンガーで収納力を2倍に!

簡単に収納方法を増やせると人気なのが、ブランコハンガーです。作り方は、設置したハンガーパイプにロープやチェーンを通したポールを吊り下げるだけです。

金具不要の簡単DIYなので、電動ドライバーがの扱いに慣れていない方やDIYが苦手な方も安心です。必要なものはポールとチェーンだけで、誰でも簡単に価格を抑えて収納スペースを増やすことができます。

ブランコハンガーの材料

  • ステンレスポール1本
  • 吊り下げ用のロープ又はチェーン

ブランコハンガーの取り付け方

  1. ステンレスポールにロープ又はチェーンを通しておく
  2. ハンガーパイプに吊り下げる

下記の記事では、おしゃれな生活用品が揃う無印良品やIKEA、ニトリの様々なハンガーラックをたくさんご紹介しています。ハンガーラックは簡単に収納スペースを増やすアイテムとしても人気ですが、部屋の中をすっきりと見せてくれ、おしゃれな雰囲気にしてくれますよ。気になる方はぜひご覧くださいね。

ハンガーパイプDIYは簡単!クローゼットをすっきり整理しよう!

ハンガーパイプでクローゼットをすっきり整理!

ハンガーパイプDIYは、クローゼットや押入れの収納スペースを効果的に増やすことができる便利なDIY法です。家族が増えて収納スペースを増やしたい方、自作して価格も抑えたい方にもおすすめです。ぜひ挑戦してみてくださいね。

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