
オーガニックカラーの効果とは?メリット・デメリットを徹底解説!
更新:2019.08.06
美容室で目にするオーガニックカラー。メリットやデメリットを知らなければ、試すのにも勇気がいりますよね。今回は、オーガニックカラーにはどのような効果があるのか、その利点と欠点を交えてご案内します。オーガニックカラーの意味を理解して、ヘアカラーを楽しみましょう。
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効果が注目されるオーガニックカラーの意味とは?
オーガニックカラーの意味①オーガニック成分が配合されたカラー剤

オーガニックカラーとは、化学肥料や農薬を使わずにつくられたハーブエキスが配合されているカラー剤を指します。オーガニックカラーに使われるハーブは複数あり、ザクロやラベンダー、ローズマリーなどのエッセンシャルオイルだけでなく、ヘナやハイビスカスが用いられることもあります。
ヘアカラーをするとどうしても髪が傷んでしまいますが、そのダメージを軽減し髪色や艶を大切にしたいという人が多いことから、オーガニックカラーが生まれました。オーガニックカラーの意味やデザインカラーとの違いについては、以下の記事を参考にしてみてください。
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オーガニックカラーの意味②ノンシリコンのものが多い

オーガニックカラーと一般的なヘアカラーの違いは、ノンシリコンのものが多いことです。一般的なファッションカラーの大半に、ジメチコンやシクロメチコン、シロキといったシリコンが含まれており、髪のキューティクルを守っています。これにより髪色を保つほか艶を出し、指通りもなめらかにしてくれるのです。
しかし、シリコンには重さがあるため、カールがダレてしまったり、パーマがとれやすくなるというデメリットがあります。ヘアカラーを長くもたせたいなら、ノンシリコンのものを使うのがおすすめです。また、頭皮を健やかに保てるという特徴もあります。
オーガニックカラーの意味③ハーブカラーともいわれる

オーガニックカラーは「ハーブカラー」といわれることもあります。一般的なヘアカラーと違いハーブが配合されていますが、化学成分が入っていないからといって、絶対に安全とは限りません。ハーブにアレルギーが合ったり、成分が体質に合わないことで、かぶれてしまうこともあるからです。
アレルギー体質という特徴がある人は、使用前にパッチテストを行うことをおすすめします。ハーブカラーの種類と特徴については、以下の記事を参考にしてください。
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オーガニックカラーの利点と欠点は?
一般のカラー剤と違うオーガニックカラーの利点①髪に優しい

一般のカラー剤と違うオーガニックカラーの利点の1つ目は、髪や頭皮に優しいことです。一般的なヘアカラーは、1剤と2剤を混ぜ合わせて使いますが、石油を合成した成分が使われています。オーガニックカラーでは、化学成分の代わりに植物由来のオイルが配合されています。
配合されているオイルも髪色を保つだけでなく、艶を与えてくれるものが配合されていることが多いです。そのため身体に優しく、乾燥することの多い頭皮や髪の環境を整えてくれます。
一般のカラー剤と違うオーガニックカラーの利点②白髪染めにも対応
一般のカラー剤と違うオーガニックカラーの利点の2つ目は、白髪染めにも対応してくれることです。オーガニックカラーは明るい髪色に染めるには向かないと思われていますが、白髪染め向きのものも用意されています。白髪をオーガニックカラーで染めてもしっかり発色してくれるので安心です。
一般のカラー剤と違うオーガニックカラーの利点③プラチナカラーに対応

一般のカラー剤と違うオーガニックカラーの利点の3つ目は、プラチナカラーにも対応していることです。プラチナカラーの特徴は、まるでプラチナのように艶や光沢、ハリがある髪色に仕上げてくれることです。プラチナカラーのなかでもアッシュや暗めのブラウンは人気の髪色ですが、それをオーガニックカラーで実現できます。
プラチナカラーと一般的なヘアカラーの違いは、カラーリングの際にトリートメント成分を入れるかどうかです。一般的なヘアカラーではコラーゲンやヒアルロン酸が含まれたトリートメントを使いますが、オーガニックカラーではハーブエキス配合のものを使用するという違いがあります。
一般のカラー剤と違うオーガニックカラーの欠点①色数が少ない
一般のカラー剤と違うオーガニックカラーの欠点の1つ目は、カラーバリエーションが少ないことです。ナチュラルカラーが好みの方であれば問題ありませんが、一般的なヘアカラーと違い選べる色数に限りがあることはデメリットといえるでしょう。
一般のカラー剤と違うオーガニックカラーの欠点②ハイトーンには向かない

一般のカラー剤と違うオーガニックカラーの欠点の2つ目は、ハイトーンには向かないことです。ハイトーンの髪色にするためには、カラーリングの前にブリーチをするか、一般的なカラー剤で髪色を明るくしてからオーガニックカラーを重ねる必要があります。
一般のカラー剤と違うオーガニックカラーの欠点③色落ちは抑えられない

一般のカラー剤と違うオーガニックカラーの欠点の3つ目は、色落ちは抑えられないことです。一般的なカラー剤と違い、オーガニックカラーは色落ちしにくいといわれているようですが、そうした効果はありません。カラーリングの色落ちは髪質や染めた時の状態、ヘアカラーの色などにより決まるので、覚えておきましょう。
オーガニックカラーの効果とは?
オーガニックカラーの効果①髪に優しいのでくり返し使える

オーガニックカラーの効果の1つ目は、髪にも頭皮にも優しいので、くり返し使えることです。ダメージを最小限にしながら、髪の艶と色を保ってくれるのは、オーガニックカラーの効果といえるでしょう。
オーガニックカラーの効果②ノンシリコンなのでエイジングケアになる

オーガニックカラーの効果の2つ目は、ノンシリコンなので、髪のエイジングケアに役立つことです。シリコン入りのカラー剤を使い続けると、どうしても毛根にシリコンが貯まってしまいます。その結果、抜け毛や薄毛を引き起こしてしまいがちで、髪の根元が立ち上がらなくなってしまいます。
ノンシリコンのオーガニックカラーを使えば、髪にも頭皮にも余計なストレスがかかりません。その分、艶のある髪を維持できるので、アンチエイジング効果があります。ノンシリコンシャンプーについては、以下の記事が参考になります。
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オーガニックカラーの効果③毛髪のダメージを抑えてくれる

オーガニックカラーの効果の3つ目は、毛髪のダメージを抑えてくれることです。実は一般的なカラー剤には、パラフィンと呼ばれる石油でできた成分が含まれています。このパラフィンが、頭皮や髪を傷める原因となります。オーガニックカラーはノンパラフィンという特徴があるので、頭皮や髪の老化を防ぐ効果があります。
オーガニックカラーの効果④天然成分なので安心で安全

オーガニックカラーの効果の4つ目は、合成着力料や香料が不使用で、天然成分が配合されているので安心で安全です。アトピーや喘息の原因を避けるという意味では効果が期待できます。ただし、前述したように植物アレルギーに反応する人もいるので、注意は必要です。パッチテストで安全を確かめ、効果を実感してください。
オーガニックカラーの効果⑤環境にも優しい

オーガニックカラーの効果の5つ目は、環境にも優しいことです。化学成分のカラー剤を使った後ですすぎを行うと、下水処理でろ過はしても、地球によくない成分が少なからず自然に流出することになります。天然成分を配合するという特徴を持つなら、自然の中で微生物が分解してくれるので、環境への負担を軽減できます。
オーガニックカラーを使うメリットとは?
オーガニックカラーを使うメリット①髪や頭皮への刺激が少ない

オーガニックカラーを使うメリットの1つ目は、髪や頭皮への刺激が少ないことです。シリコンやパラフィンが含まれたカラー剤を使い続けると、頭皮や髪が角化して老化を速めてしまいまいます。それが抜け毛や薄毛の原因となるので、避けた方が無難です。頭皮や髪への刺激を減らし、健康で艶のある髪を目指しましょう。
オーガニックカラーを使うメリット②ヘアカラー特有の匂いが軽減される

オーガニックカラーを使うメリットの2つ目は、カラーリング特有の匂いが軽減されることです。一般的なカラー剤の匂いは、配合されている石油由来成分によるものです。その点オーガニックカラーは植物由来成分しか使われていないので、合成された刺激臭がありません。
オーガニックカラーを使うメリット③自然な艶に仕上がる

オーガニックカラーを使うメリットの3つ目は、髪が自然な艶に仕上がるというものです。一般的なカラー剤は色がハッキリしているため、不自然なほどの艶を出すものが少なくありません。しかしオーガニックカラーはい色味が淡く、自然な艶に仕上がるという特徴をもっています。
オーガニックカラーを使うデメリットとは?
オーガニックカラーを使うデメリット①料金が割高になる

オーガニックカラーを使うデメリットの1つ目は、料金が割高になることです。天然由来の植物成分を使うため、カラー剤の価格が高くなってしまうからです。また、一般的なカラー剤と色持ちも変わらないので、切り替えると維持するコストが増える可能性があります。
オーガニックカラーを使うデメリット②明るい色に染めるのは不向き

オーガニックカラーを使うデメリットの2つ目は、明るい発色のカラーリングには適さないことです。そのため、明るい髪色にしたい人には向きません。
オーガニックカラーを使うデメリット③アレルギーが出る可能性は残る

オーガニックカラーを使うデメリットの3つ目は、アレルギーを発症する可能性があることです。植物由来の成分が使われていますが、その成分にアレルギーを持っている人が使うと反応が出てしまいます。その場合は、アレルギー反応の特徴であるかゆみや赤みが出ます。
あらかじめ自分がアレルギーを持っている植物がわかれば、成分の違いを確認して購入することはできます。しかしその場合も、パッチテストを行ってから使うかどうかを判断することをおすすめします。
効果とメリット・デメリットを理解して、オーガニックカラーを使おう!

今回は、オーガニックカラーにはどのような効果があるのか、その利点と欠点を交えてお話しました。長くカラーリングを続けるなら、身体によいものがおすすめです。オーガニックカラーの効果と欠点を踏まえて、上手に活用する参考にしてみてください。
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