ハーブカラーの種類は?頭皮に優しくヘアケアしながら白髪も染まる
更新:2019.06.21
ハーブカラーにも色々な種類があります。オーガニック志向の女子ならぜひ試してほしいヘアカラーです。頭皮や髪にもやさしく、白髪を染めるには持ってこいのハーブカラーなのですが、色を明るくできないなどのデメリットもあるのです。ハーブカラーについて少し知識をつけてみませんか?
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INDEX
ハーブカラーの種類は?
ハーブ配合のヘアカラー3種類
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ハーブカラーとはハーブ配合のヘアカラーのことです。ハーブ100%のもの、ハーブ多め+化学染料少しのもの、ハーブ少し+化学染料多め、これらの総称をハーブカラーと呼んでいます。今回はこの3種類を紹介します。ハーブは血行促進・育毛作用があるとして色んな国でシャンプーや整髪料などで利用されてきました。
オーガニック志向の大人女子や肌の弱い方にハーブカラーが人気です。美容室ではもちろんセルフケアでもハーブカラーができます。髪にたっぷり塗って放置するものやトリートメントをすると染まるものなどハーブカラーでも種類がいろいろあります。
ハーブカラー①ハーブ100%「ヘナ」
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ハーブ100%の髪染めで使われるハーブは「ヘナ」と「インディゴ」です。髪色の仕上がりはヘナがオレンジ色・インディゴは青くなります。2つを合わすとブラウン系になり白髪染めの時に使われます。ヘナが主に使われている為インディゴが少し入っていても「ヘナ」と呼ばれていたりします。
ヘナの使い方はまずヘナの粉をぬるま湯でときペースト状にして髪に塗ります。独特な葉っぱの香りがします。ヘナは温度が高いとよく染まります。冬場は暖かい部屋で染めた方がいいですね。ヘナを空気に触れさせると色が入るのでラップで密封せずタオルなどを巻きます。トリートメント効果があり髪にツヤが出ます。
POINT
商品の成分表示をチェック
ヘナという表示があっても化学染料が入っているものがあるので、成分表示をよくチェックしてください。
ハーブカラー②ハーブ多め+化学染料少し
ハーブの割合が多めで化学染料が少し入ることによりハーブ100%よりも短い時間で染めることができます。ハーブ多めなので、頭皮や髪にもやさしいです。発色もきれいで、白髪はもちろんのこと黒髪も染まります。ただ色の種類は多くなく明るい色には向かないです。
ハーブカラー③ハーブ少し+化学染料多め
もうこれはほとんど一般で使われているヘアカラーと同じです。化学染料が多めのため髪への負担はありますが、ハーブが配合されているので負担が少し緩和されていると思われます。色んなバリエーションの色があり、暗くも明るくもできます。染める時間もそうかかりません。
ハーブカラーのメリットとデメリット4つ
メリット①髪にも頭皮にもやさしい
ハーブカラーのメリットはなんといっても髪や頭皮への負担が少ないということです。ハーブの天然成分がトリートメント効果をもたらし、髪にツヤだけではなくハリやコシも出るのです。カラーリングしている時に頭皮に刺激があったり、髪が傷んだりしません。ハーブ100%の場合なら何度も繰り返すほど髪がまとまります。
メリット②肌の弱い方でも使えます
最近では日本でも肌にヘナでタトゥーを入れる人がいます。ヘナタトゥーは1~2週間で消えます。天然のものなので肌に塗っても大丈夫なのです。化学染料のアレルギーで普通のヘアカラーができない方はヘナをおすすめします。今までアレルギーの出なかった方にもおすすめです。但し植物アレルギーの方はお気をつけください。
メリット③白髪が目立ちにくくなる
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ハーブ100%の場合、天然の色なのでパキッとした色が染まらないため白髪が伸びた時に染めた境目がふわっとした色で白髪が目立ちにくいです。白髪のキラキラがなくなります。ヘナ100%なら赤っぽいオレンジ色になります。白髪混じりの黒髪なら白髪だけがオレンジになってメッシュみたいにおしゃれですよ。
メリット④環境にやさしい
環境問題で色々ニュースになっていますよね。最近だとストローを紙・ワラ・竹に変えようという動きが出てきています。ヘアカラー剤も髪に塗ったらお湯で流してしまうものです。化学物質は環境汚染だけでなくアレルギーを引き起こす原因になります。天然由来のものを使うのは環境にやさしい、地球にやさしいことですね。
デメリット①施術時間が長い
1番のデメリットは施術時間です。髪にハーブカラーを塗ってから完全に染まるまでけっこう時間がかかります。髪に負担がかからない分ゆっくり髪に色が入っていくのです。1時間以内で染まる人もいれば2時間かかる人もいます。室内の温度にもよります。ハーブカラーでもハーブ少なめのヘアカラーなら小1時間で染まります。
デメリット②色を明るくできない
ハーブカラーは髪の色を明るくすることができません。アッシュなどの明るいヘアカラーは脱色してから色を浸透させています。ハーブカラーは脱色できないので明るくならないのです。明るくしたいなら化学染料が多めのハーブカラーならば明るくできます。残念なことに色持ちは1ケ月、もしくは1ケ月持たないときがあります。
デメリット③発色が不安定
人によって髪は違います。ダメージヘア、健康な髪、化学染料のヘアカラーを繰り返した髪、パーマの髪などコンディションは様々です。自分がイメージしていたカラーにならないことがあります。しかもハーブの割合が多いほど選べるカラーが少ないのです。化学染料の割合が多いならもう少し選べる幅が広がります。
デメリット④独特な香りがある
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カラーリングしている時から始まり数日間続くのがハーブカラー独特の香りです。草っぽいというか、濃い葉っぱの香りというか、本当に独特です。シャンプーしてもしばらくは取れませんし、すれ違っただけでわかる時もあります。自然の香りなので気にならない人もいますので人それぞれかもしれません。
ハーブカラーで仕上げたイメージ画像3選
ハーブカラーイメージ画像①明るく見えるミディアムレイヤーの髪
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これはハーブカラーのヘナで施術した髪です。オレンジ色になっているところでヘナを使ったとわかりますね。黒髪にもオレンジがのって赤茶色に見えますし白髪部分がオレンジなので明るく見えます。ツヤもありますね。仕上がりがきれいです!
ハーブカラーイメージ画像②透明感のあるセミロングの巻き髪
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こちらはオリーブ系のハーブカラーです。ハイライトも少し入っています。そのおかげでとてもツヤ感があります。セミロングのすそだけ巻いた髪にぴったりな色です。ハイライトを入れると白髪が伸びてきてもなじむため白髪が目立ちにくくなります。
ハーブカラーイメージ画像③まぶしい!ツヤツヤボブ
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この写真はハーブカラーでイエローベースの栗色です。落ち着いた色でしかもツヤが素晴らしいですね。思わず触ってみたくなるような髪です。こういった丸みを帯びたヘアスタイルは白髪が目立ちにくいのです。白髪が目立ちにくいヘアスタイルについて書かれた記事があるのでこちらもチェックしてみてください。
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自宅でできるオーガニックカラーリング剤3種
市販のオーガニックカラーリング剤①テンスターカラートリートメント
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シャンプー後にこのトリートメントを毎日使うことで段々と色が染まっていくタイプの商品です。ヘナエキス・シアバターを配合しており加水分解ケラチンとともに髪にコシ・ボリューム・しっとりとしたツヤを与えます。塗ってからの放置時間は5分なのでお湯に浸かりながらできそうですね。色は5種類あります。
市販のオーガニックカラーリング剤②Naiad(ナイアード)ヘナ100%
農薬や人工肥料を用いないで育てたヘナ100%の商品で、化学染料などが一切入っていません。ヘナの粉をお湯でとき、マヨネーズぐらいの柔らかさのペーストにして髪に塗ります。髪に塗ると割と固くなってくるのでできれば誰かの手を借りて塗るとまんべんなく全体にいきわたります。オレンジ~赤褐色系に染まります。
市販のオーガニックカラーリング剤③テンスタースピーディーヘアカラー
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ヘナと他の染料を配合したヘアカラーです。塗ってから放置する時間が20分でキレイに染まります。ヘアダイにかぶれたことがある、髪のボリュームダウンが気になる、ツヤ・コシがなくペタンとしているという方で短時間で済ませたい方にぴったりです。色はダークブラウン・チャコールブラウン・ソフトブラックの3種類です。
市販のオーガニックカラーリング剤にはいろんな種類がある
市販のオーガニックカラーリング剤を3つ紹介しましたが、ハーブカラーはいろんなメーカーから発売されておりまだまだ山のようにあります。くし付きのもの・もうすでにペーストになっているもの・2度染めするタイプなどいろんな種類があります。お店でもネットでもたくさんあるのでチェックしてみてください。
ハーブカラーとあわせてやりたい白髪のヘアケアは?
大人女子の白髪ヘアケア①栄養バランス
大人女子のお悩みは伸びかけの白髪ですよね。白髪は加齢や栄養不足など色んな原因があってできます。白髪になるのを遅らせたり減らせたらいいですがなかなか難しいです。でも白髪の老人の方が病院からもらった薬や点滴のせいなのか黒い毛が少しずつ生えてきたということはあるようなのです。
栄養不足を補うならアミノ酸・ビタミンC・E・ミネラルなど栄養の種類をたくさん取りましょう。どんなものがあるかというと、卵・牡蠣・豆類・黒ゴマ・鶏肉・牛乳・かぼちゃなどです。これに限らずバランスよく食べることは髪だけではなく体にも良いことです。健康な体には健康な髪が育つのです。
大人女子の白髪ヘアケア②頭皮マッサージ
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冷え性の女子は多いのではないでしょうか?血行が悪いと髪にもよくないのです。せっかく栄養バランスのいい食事をしても血のめぐりが悪いために髪に栄養が行き渡らなくて抜け毛になったり色が作られなくなるのです。やっぱり適度な運動は必要ですね。運動の他、頭皮マッサージも有効です。
頭皮マッサージのやり方は、下から頭のてっぺんに向かって両方の指でクルクルと円を描きながら揉みこんでいきます。頭の側面、後頭部、前頭部すべてやってみてください。マッサージが面倒なら、シャンプーするときについでにマッサージをすればいいのです。あまり力を入れすぎないように気をつけてくださいね。
髪や頭皮にやさしいハーブカラーを試してみよう
ハーブカラーにもいろんな種類がありましたね。単色しかなくて放置時間が長いものから色のバリエーションがあってしっかり明るく染まるものまで、ハーブカラーには幅があります。その幅の中でどれを選択するかは、髪の状態と自分のイメージした髪がどういうものかによります。デメリットは天然のもの故です。
オーガニック志向の方やお肌が敏感な方、化学染料アレルギーをお持ちの方にとてもおすすめのハーブカラーをまだ試したことがないなら、ぜひ試してみてください。やさしい草の香りに癒されます。オーガニックがお好きな方にもう1つおすすめなのがオーガニックのヘアワックスです。こちらの記事もご覧になって下さいね。
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