
身内の意味とは?どこまでが身内の範囲なのかわかりやすくご紹介!
更新:2019.07.08
あなたは、「身内」という言葉の意味を知っていますか?この記事では、この言葉の意味と身内の範囲とはどこまでなのか?についても分かりやすくご紹介します。この言葉を使用した具体的な例文もまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。
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INDEX
身内の意味とは?
身内の意味①親戚・血族関係にある人

身内の意味の1つ目は、「親戚・血族関係にある人」です。これは、もっと簡単な言葉に直すと「自分と血が繋がった関係にある人」という意味ですね。自分の親はもちろんのこと、祖母や叔父など自分と血が繋がっている人が含まれます。
この1つ目の定義が身内という言葉を使用した際に一番狭い定義となります。血の繋がりがない人は一切含まないという定義なので、下記よりご紹介する2つ目の意味と定義とは大きな違いがあることが分かるでしょう。
身内の意味②親しい間柄の関係である友達や知り合い

身内の意味の2つ目は、「親しい間柄の関係である友達や知り合い」です。これは、1つ目の身内の定義のように、例え血縁関係になくても、例えば知り合ってからの期間が長く、親しい間柄である人や友達を身内と定義します。
1つ目の意味や定義と比べて、それが指す範囲がかなり広いことが分かりますよね。またその判断も「自分がその人と親しいと思っているか」に依ってくるので非常に主観的なものとなります。
身内の意味③体の内部・体中

身内の意味の3つ目は、「体の内部・体中」です。意外と思われる方もいるかもしれませんが、実は身内という言葉には1つ目、2つ目にご紹介したような自分と相手との関係を表す意味だけでなく、体にまつわる意味もあります。
その意味が、この「体の内部・体中」という意味です。読み方も「みうち」と他の意味で使用する際と同じですが、例えば「彼の優しさが身内に染み渡る。」などの形で使用するそうです。汎用性で言うとそんなに高くないですが、知識として頭の片隅に入れておくとどこかで役立つかもしれません。
身内の範囲とはどこまで?親戚の範囲とは?
身内の範囲は個人の判断によるので範囲は曖昧

「身内の意味は分かったけど、その範囲は一体どこまでなの?」と気になる方もいますよね。結論から言うと、身内の範囲は、「個人の判断によるので範囲は曖昧」ということになります。先述した通り、身内という言葉は血族関係にある人という限定的な意味から、知り合いや友達という広い意味にもなり得ます。
このことから考えると、その範囲は個人の判断によるもので、その範囲の定義がその都度違うので曖昧であるということになります。ベストなのはこの言葉が使用される際にどの範囲の言葉の意味で使われているのか?を考えることです。また、あまりに不明瞭な場合は相手に直接確認してみても良いでしょう。
親戚の範囲は「血縁・婚姻関係によって繋がりのある人」

「身内」という言葉に似た言葉で「親戚」という言葉があります。結論から述べると、親戚の範囲は「血縁・婚姻関係によって繋がりのある人」と定義されています。身内との違いは、身内のように血族・友達や知り合いどちらも含むことはなく、あくまで自分と血縁関係にある人のみを含む言葉だということです。
この言葉は、日常生活にも良く使用されており、例えば「私には海外に住む親戚がいます」などの形で用いられます。また、「親戚のおじさん」「親戚のおばさん」など少しカジュアルな文脈で使用されることも多いですね。
身内・親戚とよく似た親族の意味とその範囲とはどこまで?
親族の意味は民法で「六親等内の血族・配偶者・三親等内の姻族」

身内・親戚とよく似た言葉に、「親族」という言葉があります。この親族の意味は、民法で「六親等内の血族・配偶者・三親等内の姻族」と定義されています。「親等」とは自分がゼロと考えた際に、自分の親が「一親等」、自分の兄弟姉妹が「二親等」と血縁の近い人から数えていく方法のことです。
この六親等法で数えていって、例えば自分のいとこは自分から「四親等」に当たるので親族ですが、いとこの旦那さんは、「六親等外」となるので自分の親族には当たりません。このように、「親族」にはその関係をはかる明確な基準が定められています。
親族の範囲は親戚よりも狭い

「親族」という言葉と「親戚」という言葉は響きも似ているのでその意味や違いが分かりにくいと感じる方がいるかもしれません。簡単な覚え方は、「親族の範囲は親戚よりも狭い」と覚えることです。
先ほどの例を再度挙げて説明すると、例えば「いとこの旦那さん」は、自分から数えると六親等外なので親族ではありませんが、親戚です。このように、親族は親戚よりもその範囲が狭いのでこの違いを覚えておくととても便利です。
身内を使った例文5選!
身内を使った例文①彼の身内の家族に昨日不幸があったと聞いた

身内を使った例文の1つ目は、「彼の身内の家族に昨日不幸があったと聞いた。」です。「不幸がある」とは、「誰かが死去した」という意味の表現です。したがって、この例文は「彼の親戚や血縁関係にある人が昨日死去したというのを聞いた」という意味となります。
この例文のような形で「身内」という言葉が使用される場合、もう一つの身内の定義である「親しい友達・知り合い」という可能性もないとは言い切れませんが、普通は「親戚・血縁関係にある人」を指して使用する場合が多いでしょう。
身内を使った例文②彼女とは付き合いが長くお互い身内のような付き合いだ

身内を使った例文の2つ目は、「彼女とは付き合いが長くお互い身内のような付き合いだ。」です。これは、「彼女とは付き合いが長く、お互い親戚や血縁関係にあるかのような付き合いだ」という意味になります。
あなたにも、不思議なご縁で出会ってからずっと繋がっていて付き合いが長い人がいませんか?そんな人がまさに例文のような人物です。仲が深まるにつれてまるで親戚や家族のような感覚になるご縁というのも素敵ですよね。
身内を使った例文③彼には身内が多くどこまでがその範囲かはっきりしない

身内を使った例文の3つ目は、「彼には身内が多くどこまでがその範囲かはっきりしない。」です。これは、「彼には親戚のような関係の友達や知り合いが多くて、それがどこまでの範囲かがはっきりしない」という意味です。
どこに行ってもすぐに相手と打ち解けて友達や知り合いになり、身内と呼べるような間柄になってしまう人がいますよね。そんな人は、はたから見るとどこからが家族でどこからが友達なの?とその違いや範囲が分かりにくいかもしれません。
身内を使った例文④彼女の身内には芸能人がいるらしい

身内を使った例文の4つ目は、「彼女の身内には芸能人がいるらしい。」です。これは、「彼女の親戚には芸能人がいるらしい」という意味になります。こんな人が知り合いだったら自分も何だかラッキーな気分!と思う方もいるかもしれません。
本人は直接会ったことはなくても、遠い親戚や身内が芸能人だったというのは割と良くある話のようです。気になる方は、自分の親戚との関係図を調べてみるとおもしろい新事実が発覚するかもしれませんね。
身内を使った例文⑤彼はその子供を自分の身内のようにかわいがった

身内を使った例文の5つ目は、「彼はその子供を自分の身内のようにかわいがった。」です。これは、「彼はその子を自分の親戚のようにかわいがった」という意味です。血の繋がりがなくても、例文のように誰かを自分の親戚のように世話をするということがあります。
ここまで、身内と親戚、親族の意味や範囲の違い、また身内使った具体的な例文もご紹介してきました。記事を読んでいて、「家族にまつわる話題は苦手だな」と感じた方も多いかもしれません。下記関連記事では、家族が嫌い・苦手な人の克服方法を分かりやすくまとめています。気になる方はぜひ参考にしてみてください。
身内や親族など近い関係にある人と上手く付き合うコツは?
身内や親族など近い関係にある人と上手く付き合うコツ①良い距離を保つ

身内や親族など近い関係にある人と上手く付き合うコツの1つ目は、「良い距離を保つ」です。身内や親族など近い関係にあるとは言え、プライバシーは大事です。あまりにべったりとした付き合いを強要してくる相手とは適度な距離を保つようにしましょう。
身内や親族とは言え、性格の不一致や好みの違いなどは必ずあります。まずはそこを否定せず、認めてから相手を見れるようになると心理的な距離も適度に保ちやすいでしょう。
身内や親族など近い関係にある人と上手く付き合うコツ②思いやりを持つ

身内や親族など近い関係にある人と上手く付き合うコツの2つ目は、「思いやりを持つ」です。相手に思いやりを持って接するようにしましょう。たとえ嫌いな相手だったとしても、何かのご縁で家族になった人です。できるだけ思いやりを持った行動を取って良い関係を築くように心掛けましょう。
身内や親族など近い関係にある人と上手く付き合うコツ③時間を共有する

身内や親族など近い関係にある人と上手く付き合うコツの3つ目は、「時間を共有する」です。初対面の印象だけでは相手がどんな人物かを知るのは難しいでしょう。ぜひ積極的に一緒の時間を共有するようにします。パーティーや食事会を開くのも良いアイディアですね。何かを一緒に楽しむ時間を設けてみましょう。
身内の意味やその範囲がどこまでかをしっかり認識して日常生活に生かそう!

当記事では、「身内」という言葉の意味とその範囲、そして親戚や親族とのその違いなどについて詳しくご紹介してきました。今まで、身内という言葉の使い方がいまいちはっきりしない、という方も当記事で情報をすっきり整理できたと思います。ぜひその理解を日常生活の会話や関係構築に積極的に生かしてみてください。
下記関連記事内では、面倒な親戚付き合いについて分かりやすくまとめています。親戚づきあいが苦手な人、嫌いな人、めんどくさい人の特徴について学ぶことができます。自分はそうではないとい方も、親戚の中に親戚付き合いに積極的でない人について知る良いきっかけになるかもしれません。ぜひチェックしてみてください。
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