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フィンランドの男性に多い名前3選
フィンランドの男性に多い名前①北欧で人気!オリヴァー(Oliver)
フィンランドの男性に多い名前1つ目は、オリヴァー(Oliver)です。オリヴェールともいいます。オリヴァーはラテン語で「オリーブ」を意味し、人名として昔から変わらず人気の名前です。また大自然に囲まれているフィンランドでは、自然にちなんだ名前や妖精や精霊、ギリシャ神話に関わる名前もよく名付けられます。
オリヴァーは、ゲルマン語で「エルフの勇者」を意味し、北欧で古くから名付けられている名前でもあります。またオリヴァーは同じ意味でオリヴィア(Olivia)と女性に名付けられます。オリヴィアも北欧では女性につける人気の名前であり、フィンランドで昔から愛されています。
また次項では、北欧神話にまつわる神々や登場人物、物語をご紹介しています。日本に住む人からすればフィンランドに伝わる神話も北欧神話かのように思いますが、実はフィンランドはフィンランド神話といわれて北欧神話とは別の神話を持ちます。ぜひ次項の記事を参考にまずは北欧の神話について触れてみてください。
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フィンランドの男性に多い名前②アレクシ(Aleksi)
フィンランドの男性に多い名前2つ目は、アレクシ(Aleksi)です。アレクシという名前はギリシア語のAleksiusから由来しており「守護者」や「救済者」を意味します。フィンランドでは、男の子につける名前として男らしくたくましいイメージがありとても人気です。
またギリシア語に由来する名前はアレクシ以外にもフィンランド人によく名付けられています。例えばフィンランドでも名付けられる人名ニーロ(Niilo)です。ニーロはニコラス(Nicholas)と語源が同じであり、ギリシア語で「人々の勝利」を意味します。聖ニコラスとも同名なためフィンランドで人気の名前です。
フィンランドの男性に多い名前③ヨハンネス(Johannes)
フィンランドの男性に多い名前3つ目は、ヨハンネス(Johannes)です。ヨハンネスとはヘブライ語であり、旧約聖書に出てくる人名やラテン語での人名としてよく使用されている名前です。またヨハンネスには「神は恩寵を与える」という意味もあります。
フィンランド人はにかぎらず宗教をルーツとして名付けられることは世界でよくあり、ヨハンネス以外にもユハニやミカエル、エリアス、ヨーエルなど男性の人名に名付けられます。
フィンランドの女性に多い名前3選
フィンランドの女性に多い名前①エミリア(Emilia)
フィンランドの女性に多い名前1つ目は、エミリア(Emilia)です。エミリアはフィンランドだけでなくヨーロッパ全体の女性に多く名付けられています。またエミリアは、古代ローマの名家であるアエミリウスが由来となっており、ラテン語で「競争」や「ライバル」を意味します。
エミリアは外国の名にあるエミリーの女性形でもあります。エミリーは「よく働く」や「熱心な」という意味を持ちます。エミリアもエミリーもどちらも真面目な女性の雰囲気があります。エミリアという名前は日本ではあまり使用されませんが、エミリーはエミリとして日本語で名付けても素敵ですね。
フィンランドの女性に多い名前②スウェーデンにも多いハンナ(Hanna)
フィンランドの女性に多い名前2つ目は、ハンナ(Hanna)です。ハンナは預言者であるサムエルの母の名前でもあり、北欧のスウェーデンやドイツなどのヨーロッパでよく名付けられる人気の名前です。
フランスの女性名であるジャンヌという名前を聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。フランスの英雄ジャンヌ・ダルクが有名ですね!このジャンヌという名前もハンナのフランス語表現であり人気の人名です。
ハンナは「恩恵」や「恵み」を意味しており、女の子に名付ける縁起の良い名前です。フィンランド人だけでなく日本人も恵みのある人生をおくれるようにと「恵」などの漢字を利用してよく名付けられますね!
フィンランドの女性に多い名前③ソフィア(Sofia)
フィンランドの女性に多い名前3つ目は、ソフィア(Sofia)です。ソフィアは古代ローマ時代のギリシア語であるソピアーが語源であり、キリスト教徒の間で広く名付けられている名前です。ソフィアという名前には「叡智」や「賢明」「智慧」という意味があります。
また哲学を意味する言葉であるフィロソフィー(philosophy)もソフィアと同じソピアーが語源とされています。そのためフィンランド人もソフィアという名前には、知的で賢いイメージが備わっており、とても人気です。日本でも智・知・史・英などの漢字を使用して知的な名前を名付けますね!
フィンランドに多い名字は?
フィンランドに多い名字①フィンランド人に最も多い!コルホネン
フィンランドに多い名字1つ目は、コルホネン(Korhonen)です。コルホネンはフィンランド人の名字の中で最も多い割合を占めています。フィンランド人の名字には最後に「〜ネン」とつく人が多く、コルホネンもその中の一つです。
「〜ネン」には「小さい」という意味であり、前につく言葉を形容しています。元々はフィンランドの東部で名字に「〜ネン」と伝統的につけられていたのですが、いつしかフィンランドの三分の一をしめるほど多くの地域で使用されるようになりました。
コルホネンのコルホ(Korho)には「耳の不自由な」という意味があり難聴や老人を表しているといわれています。小さなという意味と難聴を表す意味の繋がりがわからないためコルホネンの由来は今でもはっきりと解明されていません。小さな集落に老人がたくさん住んでいたためにつけられたのかもしれませんね。
フィンランドに多い名字②ニエミネン
フィンランドに多い名字2つ目は、ニエミネン(Nieminen)です。ニエミ(Niemi)とは、「岬」や「半島」を意味しており、フィンランドに多く見られる名字です。ニエミネンは「小さな半島の人」という意味になり、そのまま住んでいた人の場所を表しています。
日本でも山・川・田・森・林など自然に関わる漢字を使用した名字を持つ人は多数いますが、これはフィンランドでも同じです。フィンランドでもニエミネンのように自然に関する名字は多く、その人の一族が昔どの辺りに住んでいたかなどを表しています。
フィンランドに多い名字③人名で2番目に多い!ヴェルタネン
フィンランドに多い名字3つ目は、ヴェルタネン(Virtanen)です。ヴェルタネンのヴェルタ(Virta)とは「流れ」という意味であり、ヴィルタネンは「小さな川の流れの人」という意味になります。
そのためこの名字を持つ人の一族は川の近くに住んでいたことがわかります。ヴェルタネンはコルホネンに続き2番目に多い名字とされており、大変ポピュラーです。
このようにフィンランドに多い名字はほとんど「〜ネン」とつきご紹介した名字以外にもティッカネン(Tikkanen )・ライネン(Laine)・コスキネン(Koskinen)など様々な名字があります。名字にネンが付いていればフィンランド人だと予想できるため覚えておくと面白いですよ!
日本とフィンランドの似ている名前4選
日本とフィンランドの似ている名前①ラテン語で獅子の意味のレオ(Leo)
日本とフィンランドの似ている名前1つ目は、レオ(Leo)です。フィンランド語でレオ(Leo)とはラテン語で「獅子」を意味します。レオという名前は日本人もライオンのイメージが浮かぶ人も多いですね!しかし日本でレオを漢字で表す場合は、それぞれ使用する漢字により意味が違います。
フィンランドと似ているライオンのイメージを名前にもたせたい場合には「怜王」や「玲王」がおすすめです。ここで使われている「王」は百獣の王ライオンを思わせフィンランドで使用される名前のレオと似た意味になります。また「怜」は賢さを表し、「玲」は透き通る美しさを表すため獅子の持つ凛とした姿を想像できます。
また漢字は違いますが、フィンランド語のレオを麗央・蓮音・蓮生などとも表せます。この場合の「麗」は「美しい」や「うるわしい」という意味があり、「蓮」は植物のハスの花を意味します。フィンランド語の名前にあるレオの意味「獅子」とは全く違いますが、こちらの漢字も素敵ですね!
日本とフィンランドの似ている名前②リサ(Lina)
日本とフィンランドの似ている名前2つ目は、リサ(Lina)です。リサはヨーロッパで広く名付けられている名前であり、ヘブライ語で「神の誓い」を意味します。日本は宗教をルーツとして名付けられることはあまりないためリサという名前は、フィンランドとは違う意味を込めて名付けられることの方がよくあります。
日本では理沙・梨沙・里沙と名付けられることがよくあります。りさに使用する漢字はこれだけではありませんが、ここで共通する「沙」という漢字には、海や砂浜のイメージがあり、「海のように広い心」を込められ、名付けに使いやすい漢字です。
しかし日本のリサとフィンランドのリサは似ていますが、意味だけでなくスペルも違います。日本ではローマ字書きでRISAと記載しますが、フィンランドではLISAと記載します。日本人にとってはどちらも同じりさと読めますが、フィンランドではRとLの違いにより読み方が変わるため注意しましょう。
日本とフィンランドの似ている名前③アリナ(Alina)
日本とフィンランドの似ている名前3つ目は、アリナ(Alina)です。アリナはゲルマン語で「高貴さ」を意味し、女性の人名としても人気の名前です。日本では意味が違いますが、読み方が同じ名前で有菜や有名と名付けられます。
日本とフィンランドの似ている名前④サラ(Sara)
日本とフィンランドの似ている名前4つ目は、サラ(Sara)です。サラは「王女」という意味をもつためフィンランドで女の子につける人気の名前です。サラはヘブライ語を由来としており、英語ではSarahと記載します。
そのため日本語でサラと表す場合は、聖良と書き「せいら」と読む名付けがおすすめです。「聖」という漢字には「徳の高い人」という意味があり「良」には「あらゆる面に優れた」という意味を込められます。またSarahは日本語でセーラと読めるためフィンランドでも似ている名前として使用できます。
日本人の命名に使える可愛いフィンランド語は?
かわいいフィンランド語|時間や素晴らしいを意味するアイカ(Aika)
日本人の命名に使える可愛いフィンランド語1つ目は、「時間」や「素晴らしい」を意味するアイカ(Aika)です。アイカは日本でも使用しやすい名前で、フィンランド語でも可愛いので女の子におすすめです。アイカのアイは、日本の漢字で「愛」と使うことで愛華・愛佳・愛香など愛情に満ちた名付けができます。
かわいいフィンランド語|言葉を意味するキエリ(kieli)
日本人の命名に使える可愛いフィンランド語2つ目は、「言葉」を意味するキエリ(kieli)です。キエリは日本語の漢字で「紀絵里・綺絵里・妃絵里」と名付けられ女の子におすすめの名前です。キエリという名前は、他の人ともかぶることも少ないため、同じ名前を持つ人が少ない名前をつけたい人にもぴったりです。
フィンランドで使われる素敵な名前を参考にしてみよう!
フィンランドで名付けられている名前には、ギリシア語やヘブライ語など様々な由来を持った名前や北欧らしさ溢れる素敵な名前が数多くあります。しかしフィンランドの名前は、フィンランド語の名前の響きや意味が気に入っても日本人の名前では子供に名付けにくい名前もよくありますよね。
そのためペットの名前や自分のアカウント名、ゲーム名など自由に名付けられる場面で、自分の気に入ったフィンランドで人気の名前やフィンランド語のかわいい名前などを活用してみてくださいね!
また次項では、子供への名付けをする場合に使わない方が良い漢字やその意味をご紹介しています。子供への名前は失敗したからといって後から気づいてもすぐに変えられるものではありません。そのため名付けには後悔がないよう素敵な名前をつける参考にしてみてください。
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