かっこいい四字熟語一覧|難しい4文字の漢字/座右の銘/チーム名
更新:2021.04.19
難しい漢字の組み合わせや言葉の響きがかっこいい四字熟語を紹介します。4文字の漢字で構成される四字熟語にはそれぞれ大切な意味が込められています。気に入った四字熟語はぜひ座右の銘にしてみましょう。チーム名にすると美しい四字熟語も紹介します。
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INDEX
【その1】かっこいい四字熟語4選一覧
かっこいい四字熟語一覧①吟風弄月(ぎんぷうろうげつ)
かっこいい・難しい四字熟語一覧1つ目は「吟風弄月」です。「ぎんぷうろうげつ」と読みます。この言葉は自然の景色をテーマにして詩を作ること・読むことを意味します。「吟風」とは「風に吹かれて詩を吟じている様子」を表し「弄月」は「月を見て楽しんでいる様子」を表します。
四字熟語の漢字を見ているだけでも美しい情景が目に浮かんできますね。風に吹かれながら、月を眺めながら詩を作ると言う行為は昔の日本を思い浮かべることができます。お月見の時などに「今日は吟風弄月を楽しみます」と使うととてもおしゃれですね。
かっこいい四字熟語・座右の銘②天下無敵(てんかむてき)
かっこいい四字熟語2つ目は「天下無敵」です。「てんかむてき」と読みます。座右の銘にするととてもかっこいい言葉です。この世の中に自分の相手になる人が存在しないほど強いという意味があります。誰よりも強く、そして誰にも負けないという意味で使うことができます。自分を奮い立たせる言葉としてもいいですね。
かっこいい・難しい四字熟語・言葉③孔明臥竜(こうめいがりょう)
かっこいい・難しい四字熟語・言葉3つ目は「孔明臥竜」です。「こうめいがりょう」と読みます。素晴らしい才能を持っていて、まだ世間に知られていない人のことを指します。隠れた才能を持つ人に対しても「彼女は孔明臥竜な人だ」のように使うことができます。
この言葉は三国志から生まれた言葉で、「孔明」とは「諸葛亮」と言う人物を指します。家臣になる前、諸葛亮は粗末な家に住み質素な生活を送っていました。劉備にお願いされようやく家臣になることを承諾した諸葛亮はすぐに才能を発揮し、劉備の死後には蜀の天才軍師と呼ばれるようになりました。
質素な家でひっそりとした生活を送っていたことを「臥竜」という言葉で表すことができます。これは深いところに隠れている竜のことを指しています。こうして意味を知ると、まさに諸葛亮のことを指す四字熟語だということが分かります。
かっこいい四字熟語・チーム名に使える言葉④山紫水明(さんしすいめい)
かっこいい四字熟語・チーム名に使える言葉4つ目は「山紫水明」です。「さんしすいめい」と読みます。この言葉は自然の景色が美しいことを表現しています。澄み渡るような景色はまさに美しいという言葉が溢れるような情景です。日の光に当たった山が紫色に霞んでいて、水は明るく澄んでいる情景を表しています。
チーム名に使えば上品で美しく、自然の壮大さを感じられる言葉になります。美しさをテーマにしたいのならぜひおすすめのチーム名です。言葉の音の響きも柔らかいので、日本らしい古風さも感じられますね。
【その2】かっこいい四字熟語4選一覧
かっこいい・難しい四字熟語①英俊豪傑(えいしゅんごうけつ)
かっこいい・難しい四字熟語1つ目は「英俊豪傑」です。「えいしゅんごうけつ」と読みます。たくさんの人の中でもずば抜けて優れている才能を持っている人のことを指します。英は万人に一人・俊には千人に一人・豪には百人に一人・傑には十人に一人という意味が込められています。
座右の銘にしてもかっこいい四字熟語でおすすめです。難しい言葉に見えますが、それぞれの漢字の意味が「たくさんの人の中で1番」と一貫しているので明確な意志を感じることができます。
かっこいい四字熟語②天衣無縫(てんいむほう)
かっこいい四字熟語2つ目は「天衣無縫」です。「てんいむほう」と読みます。「天衣」は天に住んでいる人が着ている着物という意味があり、「無縫」は縫い目がない状態を意味しています。縫い目のない着物はとても美しいということから、何か工夫をした跡がなく自然のままの状態で完成していてそれが美しい様子を指します。
これは様々な芸術作品・文学作品に使える言葉です。飾り気や工夫のわざとらしさが感じられないのにとても美しいと思った時に「まさに天衣無縫である」と使うことができます。また、素直な人の人格を表現する時にも使うことのできる四字熟語です。クリエイティブな仕事をしているなら座右の銘にしてもいいですね。
かっこいい四字熟語・強い言葉③天下無双(てんかむそう)
かっこいい四字熟語・強い言葉3つ目は「天下無双」です。「てんかむそう」と読みます。先ほど紹介した「天下無敵」と似た意味で使うことができます。世の中で釣り合うような人・物が存在しないほど才能に優れていることや人を意味します。
「無双」には、「2つとして存在しない」という意味があり「比べる対象もない」ということになります。「天下無敵」は「誰もかなう物がいない」という強さを表し、「天下無双」では「比べる存在すらいない」という孤高の存在を表すことができます。どちらもかっこよさが溢れる四字熟語です。
かっこいい四字熟語・座右の銘④高潔無比(こうけつむひ)
かっこいい四字熟語・座右の銘4つ目は「高潔無比」です。「こうけつむひ」と読みます。「高潔」とは欲や利益のために心を揺るがすことがなく、清い心を持っていることを意味します。また高く美しい品格があることも意味しています。「無比」は漢字の通りの意味で「比べるものがない」ということです。
そのため高潔無比には、他と比べられないくらい清い心を持っているという意味があります。私利私欲のために心が揺るぐようになりたくないと思うなら、この言葉を自分の座右の銘にするのも品があります。漢字からも清らかさをしっかり感じることができます。
【その3】かっこいい四字熟語4選一覧
かっこいい・難しい四字熟語①麟鳳亀竜(りんぽうきりょう)
かっこいい・難しい四字熟語1つ目は麟鳳亀竜です。「りんぽうきりょう」と読みます。伝説の霊獣である「麒麟(きりん)・鳳凰(ほうおう)・亀・竜」を示しています。この霊獣たちは平和の象徴とされ、世界が安定していることから現れると言われています。難しい漢字を使い意味もかっこいいのでチーム名にもおすすめです。
かっこいい四字熟語②諸行無常(しょぎょうむじょう)
かっこいい四字熟語2つ目は「諸行無常」です。「しょぎょうむじょう」と読みます。「平家物語」の冒頭に出てくる四字熟語のため、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。仏教の思想を表す言葉の1つでもあります。世の中は常に変化していて、人生も人の命にも「永遠」は存在しないという意味があります。
「変わって欲しくない」「なくなって欲しくない」と思うことは誰にでもありますが、そういったものは存在しないと示しているのが「諸行無常」という言葉です。一瞬でも同じ状態を維持しているものなどないという世の中の儚さを4文字で表現しています。
かっこいい四字熟語・チーム名で使える言葉③紫電一閃(しでんいっせん)
かっこいい四字熟語・チーム名で使える言葉3つ目は「紫電一閃」です。「しでんいっせん」と読みます。漢字からもかっこよさや勢いが伝わってきますね。一瞬や少しの時間を指します。また、短時間で変化・成長することも表します。「紫電」には刀剣を振った時の稲妻のような光・きらめきという意味があります。
「一閃」はキラリと光ること、一瞬のひらめきという意味があります。小説などにも用いられることが多いので、意味を覚えておくとより理解が深まります。「彼の戦いぶりはまさに紫電一閃であった」という文章なら「刀剣を一瞬振りかざしたほんの一瞬で試合の勝敗が決まった」という意味になります。
かっこいい四字熟語・仕事で使える言葉④聡明叡智(そうめいえいち)
かっこいい四字熟語・仕事で使える難しい言葉4つ目は「聡明叡智」です。「そうめいえいち」と読みます。生まれつき才能があって賢いことを意味します。また、知識を持っていて理解力に優れているという意味でも使えます。それぞれの漢字は聖人が持っている4つの徳を表しています。
聖人が持っている4つの徳を1つずつ見ていくと、「聡」は全てを聞き分ける「明」は全てを見分ける「叡」は全てに通じている「智(もしくは知)」は全てを知っていることという意味があります。仕事でも「我が社の社長はとても聡明叡智な方である」などと尊敬する人に向けて使えます。座右の銘として使うこともできます。
【その4】かっこいい四字熟語4選一覧
かっこいい4文字の漢字①景星鳳凰(けいせいほうおう)
かっこいい4文字の難しい漢字1つ目は「景星鳳凰」です。「けいせいほうおう」と読みます。「景星」は嬉しいこと、めでたいことの証と言われる星を指します。「鳳凰」という鳥は、伝説の霊獣の1つで聖人や賢人が現れる時に見ることのできる鳥と言われています。
そのため「景星鳳凰」という4文字の漢字は、何か喜ばしいこと・嬉しいこと・おめでたいことの前兆を示します。何か不思議な出来事や場面に遭遇した時に「これは景星鳳凰かもしれない」と言うのは「何か嬉しいことがある前触れかもしれない」という意味になります。
かっこいい4文字の漢字②水月鏡花(すいげつきょうか)
かっこいい4文字の漢字2つ目は「水月鏡花」です。漢字からも美しさが伝わってきます。「すいげつきょうか」と読みます。水面に映る月、鏡に映る花はどれも目で見ることはできますが手に取ることはできません。そこにあるのに触れることができないという儚さ、幻を表しています。
また何か芸術作品に触れた時に、その作品から様々なものを感じ取ることはできても言葉で表現ができない気持ちを「水月鏡花の味わい」と表現することができます。4文字の漢字の配置を変えて「鏡花水月」と書くこともあります。
かっこいい4文字の漢字③泡末夢幻(ほうまつむげん)
かっこいい4文字の漢字3つ目は「泡末夢幻」です。「ほうまつむげん」と読みます。人の命の儚さを表す言葉です。漢字の雰囲気からも幻想的で美しく儚い様子が伝わってきます。「泡沫」は「うたかた」と読むこともできます。泡沫は水面に浮かぶ泡を示しており、もろく儚く消えやすいことを意味しています。
「あれは泡沫の恋だった」といえば「儚くもろく消えてしまった恋」という意味になります。水の泡のように消えてしまう恋と聞くと童話「人魚姫」を連想させられますね。とても幻想的で、悲しさも感じる言葉です。「夢幻」は漢字のままの意味で「夢と幻」を意味します。
この2つの熟語が組み合わさって4文字になることで「夢も幻も水の泡も、儚くいつ消えてしまうか分からない」となり、命の儚さを例える言葉になりました。
かっこいい4文字の漢字④和風慶雲(わふうけいうん)
かっこいい4文字の漢字4つ目は「和風慶雲」です。「わふうけいうん」と読みます。温厚で徳のある人格者を表す言葉です。「和風」は穏やかに吹く風・柔らかいそよ風を意味しており、「慶雲」はこれから良いことがあるという暗示を示す雲を指しています。このような存在はまさに尊敬したくなる人物のことですね。
おすすめの四字熟語辞典は?
おすすめの四字熟語辞典①新明解・四字熟語辞典
おすすめの四字熟語辞典1つ目は「新明解・四字熟語辞典」です。関連する書籍の中では最も多い6,500個の四字熟語が収録されています。四字熟語それぞれに詳しい解説がついており、類義語・対義語まで調べることができます。調べやすさ・読みやすさを共に兼ね備えています。
試験勉強でもとても使いやすく重宝するので、一家に一冊置いておきたい辞典です。索引も便利で、読み方・漢字だけでなく「使う場面や用途別」にも調べられるようになっています。「こんな時にどんな四字熟語を使えばいいのかな」と悩んだ時もサッと適切な言葉が見つけられます。価格は税込3,456円(定価)です。
おすすめの四字熟語辞典②四字熟語ときあかし辞典
おすすめの四字熟語辞典2つ目は「四字熟語ときあかし辞典」です。実際に文章を書く時に使うことのできる四字熟語を例文・類語を交えて詳しく解説しています。例文はどれも日常的に使うような言葉ばかりで、実用性もバッチリです。また、類語はそれぞれの四字熟語の使い方の違いまで説明されています。
解説も分かりやすく丁寧なので、読んで楽しむこともできます。辞典として調べ物をするだけでなく、多彩な知識・実践的な使い方のスキルが身につきます。仕事でも役立つ四字熟語が多いので、ぜひ正しく使えるようになりたいですね。座右の銘も見つかります。価格は税込2,376円(定価)です。
おすすめの四字熟語辞典③賢い人だと思われる四字熟語辞典
おすすめの四字熟語辞典3つ目は「賢い人だと思われる四字熟語辞典」です。挿絵が可愛く文字も大きいのですらすら読めます。四字熟語は日常生活や仕事の場で使いやすい例文になって紹介されているので、そのまま会話に組み込むこともできます。まさに「賢い人ですね」と思われるようになる辞典です。
辞典としてだけでなく読み物としても楽しめるので、移動中の読書にもぴったりです。面接でも使える四字熟語が掲載されているので、就活中の読書に取り入れてもいいですね。価格は税込1,080円(定価)です。
かっこいい四字熟語を覚えておこう!
かっこいい四字熟語を一覧で紹介しました。使われている漢字の難しさも、かっこよさをより引き立ててくれます。どの四字熟語にも素敵な意味があり、日常生活で使えるものもありました。座右の銘にしたいほどかっこいい意味や、チーム名にしたい美しい言葉なども豊富でしたね。ぜひ知識として身につけておきましょう。
また、仕事の場でも四字熟語をうまく使うことで「知性のある人」という印象を抱いてもらうことができます。四字熟語を使って、ぜひ会話もスマートにかっこよくしてみてくださいね。他にもおすすめの記事を紹介します。合わせて読んでみてください。
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